JPS5986022A

JPS5986022A - 内視鏡用外装チユ−ブ

Info

Publication number: JPS5986022A
Application number: JP57197271A
Authority: JP
Inventors: Nobuyuki Matsuura; 伸之松浦; Masahiro Kawashima; 川嶋　正博; Kunio Ono; 大野　国男; Toshiyuki Takara; 寶　敏幸; Hitoshi Watanabe; 均渡辺; Osamu Komiya; 小宮　修; Hiroyuki Furuhata; 降「はた」　広行; Yasuhiro Ueda; 康弘植田; Koichi Karaki; 幸一唐木; Masahito Kitamura; 北村　正仁
Original assignee: Olympus Corp; Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1982-11-09
Filing date: 1982-11-09
Publication date: 1984-05-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本光明は防水性の油又はグリースを包むチュー□ブによ
って被覆することによって水分が入り込まないようにし
た内視鏡用外装チューブに関する。

近年、体腔内に細長の挿入部を挿入することにより、体
腔内臓器等を観察したり、必要に応じ鉗子チャンネル内
を挿通した鉗子を用いて生体内組織を採取して患部を詳
しく診断したりすることのできる医療川内視鏡が広く用
いられている。又、工業用分野においても、ボイラ、化
学プラン１へ類等の管内の状態を！ｉＫ！察あるいは管
内表面の付着物を採取して検査する等保守面にも内？′
Ａｉｉが利用されている。

上記内ン９鏡には挿入部が軟性で、湾曲できる措造の軟
性内視鏡と、押入部が硬性で略直線状の硬性内視鏡があ
る。

これらの内視鏡においては、押入部を挿入した際、手元
側に供給された照明光を伝達し・て押入部先端側から対
象物側に照明光を出射する照明光学系と、該照明光学系
によって照明された対象物を結像して手元側の接眼部後
方からＦＡ察できる観察光学系とが配設されている。

上記内？！鏡は、体腔内等に挿入して使用されるので、
使用前後に洗浄したり、消毒あるいは滅菌処理が施こさ
れる。従来の内視鏡においては、防水機能が充分でなく
、内？！鏡を消毒液に浸漬したり、熱した水蒸気等で滅
菌したりすることを繰り返して行ったり、長時間にわた
って消毒あるいは滅菌処理を行うと、しばしば水蒸気等
の水分が内視鏡内に配設されている照明光伝達用のライ
トガイドあるいは像伝達用のイメージガイド等の光伝達
手段を形成する可撓性のファイバ・バンドル側に入り込
んでしまうことがあった。

上記水分がファイバ・バンドル側に入り込むと、ファイ
バ・バンドル外周面と、該ファイバ・バンドルを被Ｐす
るデユープ内周面との接触が水分によって密着するよう
になり、接触の際の摩擦抵抗を小さくするために両部材
間に塗布されている二硫化モリブデン、カーボングラフ
ァイト等の減摩剤がその機能を失い、摩擦抵抗が大きく
なってしまう。そのため、湾曲した場合にファイバ・ハ
ンドル外周面がチューブ内周面を円滑にすべらないで、
ファイバを折損してしまうことがあった。又折損に至ら
ない場合においても、大きな密着面積のための摩擦抵抗
によって、湾曲操作を円滑に行いにくくなるという問題
かあった。

又、内視鏡内に挿通されているワイヤ等の金属性の部材
が侵入した水分によって錆つく等して寿命が低下すると
いう問題があった。

本発明は上述し−た点にかんがみてなされたもので、外
套デユープ及びファイバ・ハンドルを被覆するチューブ
を防水性の油又はグリースを被包する構造にすることに
より、消毒Ｐｙ、等に浸漬したりしても水分が侵入しな
いようにして、ファイバ・バンドルの折損を防止したり
、ワイヤ等の金属製の部材が錆つくのを防止し１ｑる内
視鏡用外装チューブを提供することを目的とする。

以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。

第１図は本発明の第１実施例が適用された軟性内視鏡を
示し、第２図は第１図の横断面を拡大して示す。

これらの図において、軟性内視鏡１は細長で可撓性の挿
入部２と、該挿入部２１Ｍ！端を太くして湾曲操作用ノ
ブ３を設けた操作部４と、該操作部４の後端に設けた接
眼部５と、操作部４側部から外部に延出した可撓性のラ
イトガイドケーブル６とより構成されている。

Ｆ配転性内視鏡１には、ライトガイドケーブル６の５１
哨部に取り１寸（プた］ネクタ７を図示しない光源装置
に装Ｎｉ１ｌることにより、光源装置側から照明光が供
給され、その照明光はライ１〜ガイドケーブル６及び挿
入部２内を押通された可撓性のファイバ・バンドルで形
成したライミルガイド８を経て挿入部２の先端部９のラ
イトガイド８のファイバ端面から外部の対象物側に出射
される照明光学系が形成されている。

しかして、上記照明光学系によって照明された対に！物
を押入部２の先端部９内に配設された対物レンズにて結
像し、像伝達手段として可１尭性のファイバ・バンドル
で形成したイメージガイド１１１こよって接眼部５側に
伝達し、・接眼部５後方から観察できるようになってい
る。

上記挿入部２の先端部９は全屈等硬性の部材で形成され
、それぞれ図示しない口金で結束固定されたライトカイ
ト８及びイメージカイト１１の先端側が先端部９に形成
した透孔に嵌装固定され、これら口金の後端側にはライ
トガイド８及びイメージガイド１１の各ファイバ・バン
ドルを保きする軟性のチ１−ブ１２，１３の前端側がそ
れぞれ固定されている。

上記先端部９の１η端側には可撓性で防水性の外套チュ
ーブ１４の前端側が固定され、先端部９に隣接する外套
チューブ１４内には、例えば環状の関節駒が押入部２の
軸方向に湾曲自在となるように縦続接続されて湾曲部１
５が形成されている。

この湾曲部１５は、湾曲操作用ノブ３を回動することに
よって、上下、あるいは左右等湾曲方向に応じて挿入部
２内を押通されたワイヤ１６，１６゜１６．１６が牽引
・弛緩されて、湾曲できるように構成されている。

上記外套チューブ１４で＊ｍされた挿入部２内には、鉗
子を押通可能とする鉗子チャンネル１７が、軟性のチュ
ーブ１８の中空部によって形成されている。

さらに、上記外套チューブ１４で被覆された挿入部２内
には、軟性のチューブ１９．２０が配設され、これら各
チューブ１９．２０の中空部によって送気・送水用及び
吸引用の各チャンネル２１゜２２がそれぞれ形成されて
いる。

本発明の第１実施例においては、外装チューブとしての
上記外套チューブ１４の内側にシリコンチューブ等軟性
のチューブ２３が該軟性チューブ２３外周而と外套チュ
ーブ１４内周面との間に防水用の油２４若しくは防水性
のグリースを被包′！ｌ−るように配設して防水用の油
層若しくはグリース層を形成するようにしである。

さらに−上記軟性の各デユープ１８．１９．２０にお【
ノる押入部２内側となる（径の大きい）各内部側表面に
は防水用の油２５．２６．２７　（あるいはグリース）
が塗布されている。尚、これら軟性のデユープ１８．１
９．２０を外套チューブ１４側のようにそれぞれ二重の
デユープＷＩＩ造にして、それぞれ二重の間に油を被包
づる構造にしても良い。

尚、上記防水用の油２４，２５．２６．２７は、例えば
合成油系のものとしてフロロカーホン、シリコン、動植
物油系のものとしてヒマシ油、オリーブ油、鉱物油系の
ものとしてスピンドル油、ダイナモ油等油層を形成する
ことによって水分の侵入を防ぐものであれば良く、その
油層の成分によって制限されるものでない。

このように（を成された本弁明の第１実施例によれば、
軟性内視鏡１を消毒液等に漫潰しても、浸漬された挿入
部２の表面を被覆づる夕１套チューブ１４あるいは軟性
のチューブ１８，１９．２０の内部側表面には被包され
た油２４層あるいは塗布された油２５．２６．２７層が
形成して（ちるので、挿入部２内に水が侵入するのを充
分防止てさる。

又、ｉ！ＩＩ　２４を被包しているため、長！Ｌワにわ
たり、防水する機能を維持Ｊることができるので、ライ
トガイド８及びイメージガイドの各ファイバ・バンドル
側に水分か侵入することがなく円滑に湾曲することがで
きると共に、湾曲した際ファイバを折損することを解消
できる。又、ライＦ１６等の金属が錆つくのを防止でき
る。

第３図ないし第５図は本発明の第２実施例に係り、第３
図は第２実施例が適用された内視鏡の挿入部先端側を示
し、第４図は第３図の断面を拡大して示し、第５図は第
２実施例に係るライ１〜ガイドを示す。

これらの図において挿入部３１の先端部３２には透孔が
形成され、一方の透孔の前端はカバーガラス３３で閉塞
され、該カバーガラス３３の奥に対物レンズ３４を取り
付けたレンズ枠３５が透孔内壁に介装部材を介して固定
され、さらに対物レンズ３４の奥に該対物レンズ３４に
よって対急物の光学像が結像される１η置にその前端面
が位置でるようにしてイメージガイド３６が配設されて
いる。このイメージガイド３６の前端側は口金３７によ
って結束固定され、該口金３７は介装部材を介し゛（透
孔内壁に同定されている。

上記口金３７の後端外周には、イメージガイド３６のフ
ァイバ・ハンドルを被’ｉＮ　１’る軟性のチューブ３
８の前端が接着等で固定されている。

一方、上記イメージガイド３６の両側に形成した透孔は
開口する前端が各カバーガラス３つて閉塞され、その輿
に各ライトカイト４０の前端側が結束固定された各口金
４１か透孔内壁に固定されている。各口金４１の後端外
周にはライ１〜カイト４０のファイバ・ハンドルを被覆
゛する軟性のチューブ４２の前端が接着等で固定されて
いる。

上記先端部３２の後端側外周は若干細径にさｈ、可撓性
の外套デユープ４３の前端が固定されている。この先端
部３２に饋接づる外套デユープ４３内には関ｖＩＦＡが
１１ス容されて湾曲部が形成されている。

上記外套チューブ４３でＷ’Ｊ、ｍされた押入部３１内
には第１実施例で述べたように、湾曲操作用のワイヤ４
４．４４，４４，４４、鉗子チャンネル４５用！５：性
のデユープ４６．送気・送水用及び吸引用の各チャンネ
ル／１７．４８用の軟性のチューブ４９．５０がそれぞ
れ配設されている。

この第２実施例においては、上記イメージガイド３Ｇ及
び各ライトガイド４０の各ファイバ・バンドルを１１１
１１１する軟性のチューブ３８．４２の外周面をさらに
軟性のチューブ５１．５２でそ・れぞれ被覆し、二重の
各チューブ３８．５１及び４２゜５２の間には防水用の
油層が形成されるようにそれぞれ油５３．５４が充ｔハ
されて〈前述のようにグリース状のものでも良い。）外
装チューブが構成されている。

上記油５３．５４として前述したような成分のものを用
いることができる。

又、上記６油５３．５４をそれぞれ密封する手段は、第
３図に示す第２実施例においては、各口金３７．４１の
後端外周に内側の各チューブ３８゜４２を固定し、各デ
ユープ３８．４２の各端部外周に接着剤５５を６油５３
，５４の層の厚さ程度付け、その外側の各チューブ５１
．５２の各端部外周に銅線等の金属線その他、糸状部材
５６．５７でそれぞれ締めつけるよう給酸されている。

この場合接着剤５５は各糸状部材５６．５７を締めつけ
るよう巻きつけると、第３図に示すよりはむしろ第５図
に示すようになる。

さらに、６油５３，５４を密封するには、第６図に示′
？ｌ第３実施例のようにすることもできる。

即ち、例えばライトガイド４０のファイバ・バンドル外
周の内側チューブ４２の端部が固定される部分の各口金
４１外周を若干細径にして！５！Ｉｌｌ径部にデユープ
４２を外嵌さｌ、その外周を各糸状部材５７で柿め付け
、油５４囮外周の外側デユープ５２を内側のチューブ４
２より若干長くして各端部を各口金４１外周に糸状部材
５７を締めつけるよう巻きつけて固定するよう給成する
こともてきる。

上記第２あるいは第３実施例は、各二重のデユープ３８
．５１及び４２．５２の間に油５３，５４を密封した構
造にしであるので第１実施例と同様に各ファイバ・バン
ドル側に水分が侵入することを長期にわたり防止できる
。

尚、上記第２あるいは第３実施例において、各ワイヤ４
４の表面に油あるいはグリースを塗布すればより有効で
ある。

尚、上述における各実施例において、各二重のデユープ
１４，２３；３８．５１及び４２．５２の間にそれぞれ
油２４．５３．５４をそれぞれ密封して防水用の油層を
形成しであるが、６油２４゜５３．５４の代りに油を含
浸させた発泡性チューブとづ゛ることができる。この油
を含ンフさせた発泡性チューブ６１を用いた第１実施例
の変形例を第７図に示す。

第７図においては、各チューブ１８．１９．２０の外周
にもそれぞれ油を含浸させた発泡性チューブ６２．６３
．６４が用いである。この変形例は′に４１実施例と略
同様の作用ダノ果を有するが、上述のようにデユープ１
８等の外周に油を塗布しただけのものよりは油の散逸が
少くより有効である。

尚、上述の各実施例（変形例も含む）を組み合わせたも
のも本発明の範ちゅうに入るものであるし、本発明の実
施例を部分的に用いるのも同様である。例えば、ライト
ガイド８．４０あるいはイメージガイド１１．３６の一
方のみに本発明を適用したり、第１実施例において外套
チューブ１４側のみを二重のチューブ１４，２３１Ｍｆ
ｆ１にして、二重のデユープ１４．２３の間に油２４を
充填し、他のグコーブ１８等については油層を形成しな
いものが、その例である。又、上述の各実施例を内視鏡
における挿入部、あるいはライトガイドケーブル部等に
柴定して用いる場合も本発明の範ちゅうに入るものであ
る。

さらに上述にお【プる防水用の油が特別の演毒沿に対し
て防波性がない９合等に対して（Ｊ、さらにその液体に
対して防液技！能を有するデユープとか油体あるいはグ
リース状部ｔイを♂らに密封ダる三重のチューブ（ｌ造
（勿訣四臣以上でもｎい。）等にでることもできる。

以上述べたように本発明によれば、防水用の油層若しく
はグリーヌ層が密封（Ｉば形成しであるので、長期にわ
たって防水機能を右づる。（・［つで、長期にわたって
保守づることもなく、湾曲操作を円滑に行うことができ
るし、湾曲の際ファイバを折損することも防止できる。

【図面の簡単な説明】

第゛１図及び第２図は本発明の第１実施例に係り、第１
図は第１実施例が適用された較性内ンｑ鏡の概略を示す
側面図、第２図は第１図の拡大横断面図、第３図ないし
第５図は本光明の第２実施例に係り、第３図は第２実施
例が適用された軟性内視鏡の挿入部先端部周辺を示す縦
断面図、第４図は第３図の拡大横断面図、第５図は第２
実施例に係るライトガイド部分を示す縦断面図、第６図
は本発明の第３実施例におけるライトガイドを示すｌｆ
７所面図面図７図は８Ｊ１実施例の変形例における内視
１ｑ挿入部を示す横断面図である。１・・・軟性内視鏡２．３１・・・挿入部８．４０・・・ライ１へガイド９．３２・・・先端部１１．３６・・・イメージガイド１２．１３，２３．３８，４２．５１．５２・・・チュ
ーブ１４．４３・・・外套チューブ２４．５３．５４・・・油３７．４１・・・口金６１・・・発；包１生チューブ〆′−・第３図第４図第５図第６図第１頁の続き０発　明　者　渡辺均東京都渋谷区幡ケ谷２丁目４３番２号才リンパス光学工業株式会社内０発　明　者　小宮修東京都渋谷区幡ケ谷２丁目４３番２号才リンパス光学工業株式会社内［相］発　明　者　降籏広行東京都渋谷区幡ケ谷２丁目４３番２号才リンパス光学工業株式会社内＠）発　明　者　植田康弘東京都渋谷区幡ケ谷２丁目４３番２号才リンパス光学工業株式会社内０発　明　者　唐木幸− 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目４３番２号才リンパス光学工業株式会社内（７′２−発゛明　者　北村正仁東京都渋谷区幡ケ谷２丁目４３番２号才リンパス光学工業株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

（１）軟性のチューブによって被覆された可撓性のファ
イバ・へン１ニルを用いて形成した光伝達手段を可撓１
１の外套チューブ内に配設した内祝１１におい′Ｃ１前
記外套チューブ若しくは光伝）ヱ手段を被ｒＲするチュ
ーブが防水性の油層若しくはグリース層を被包する楢造
に形成されていることを特徴と覆る内？Ｍ　８１用外装
チユーブ。
（２）前記油層若しくはグリース層を被包する（を造は
、二手のチューブの間に油若しくはグリースを充１４１
１　Ｊるか、二組のチューブの間に油若しくはグリース
を含浸した発泡性デユープを配設して形成されることを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の内視鏡用外装チ
ューブ。