JPS5985816A - 高硫黄粗フエロニツケルを脱硫製錬する方法 - Google Patents
高硫黄粗フエロニツケルを脱硫製錬する方法Info
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- JPS5985816A JPS5985816A JP57196393A JP19639382A JPS5985816A JP S5985816 A JPS5985816 A JP S5985816A JP 57196393 A JP57196393 A JP 57196393A JP 19639382 A JP19639382 A JP 19639382A JP S5985816 A JPS5985816 A JP S5985816A
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- Japan
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- ferronickel
- desulfurization
- slag
- cao
- sulfur
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/52—Manufacture of steel in electric furnaces
- C21C5/5264—Manufacture of alloyed steels including ferro-alloys
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は硫黄含有量が2〜20重量%と高い粗フェロニ
ッケルを電気炉でCaO+ MgO+ S +02系の
高塩基性スラグと適量のCaF2の如き融剤および還元
剤を用いて熔解・脱硫し有利にフェロニッケルを製造す
るものである。
ッケルを電気炉でCaO+ MgO+ S +02系の
高塩基性スラグと適量のCaF2の如き融剤および還元
剤を用いて熔解・脱硫し有利にフェロニッケルを製造す
るものである。
現在の7エロニツケルの製法はニッケル鉱石を全量海外
から輸入し、これを電気炉、熔鉱炉などで還元・熔解し
て粗フェロニッケルとし、この溶湯を炉外で脱硫して製
品としている。
から輸入し、これを電気炉、熔鉱炉などで還元・熔解し
て粗フェロニッケルとし、この溶湯を炉外で脱硫して製
品としている。
電気炉又は熔鉱炉で製造された粗フェロニッケル中の硫
黄は通常0.2〜04%であり、フェロニッケルJIS
規格S=0.03%以下まで脱硫するため利フェロニッ
ケル溶湯を取鍋等に受は生石灰CaO、カーバイドCa
C2の如き脱硫剤を添加し、攪拌等の方法で脱硫を行っ
ている。この際脱硫可能な硫黄含有量は1%以下である
。
黄は通常0.2〜04%であり、フェロニッケルJIS
規格S=0.03%以下まで脱硫するため利フェロニッ
ケル溶湯を取鍋等に受は生石灰CaO、カーバイドCa
C2の如き脱硫剤を添加し、攪拌等の方法で脱硫を行っ
ている。この際脱硫可能な硫黄含有量は1%以下である
。
現在のフェロニッケル製錬における電気炉スラグは(M
gO+CaO%)/5in2%=0.6〜0.7で塩基
度が低く、かつ脱硫力の強いCaOが1〜2%と低いた
め、硫黄の分配比(スラグ中の8%)Aフェロ。
gO+CaO%)/5in2%=0.6〜0.7で塩基
度が低く、かつ脱硫力の強いCaOが1〜2%と低いた
め、硫黄の分配比(スラグ中の8%)Aフェロ。
ニッケル中の8%)=0.1であり、スラグの脱硫能力
は極めて小さい。したがって高硫黄粗フェロニッケル原
料を従来のスラグ組成で電気炉製錬した場合、溶湯中の
硫黄チは必然的に上昇し、炉外脱硫が困難と々る。
は極めて小さい。したがって高硫黄粗フェロニッケル原
料を従来のスラグ組成で電気炉製錬した場合、溶湯中の
硫黄チは必然的に上昇し、炉外脱硫が困難と々る。
本発明はこのような要請からなされたもので、高硫黄粗
フェロニッケルを炉外脱硫範囲硫黄1%以下、望むらく
は0.5%以下まで電気炉で有利に脱硫熔解するフェロ
ニッケルの製造する方法な提供するものである。
フェロニッケルを炉外脱硫範囲硫黄1%以下、望むらく
は0.5%以下まで電気炉で有利に脱硫熔解するフェロ
ニッケルの製造する方法な提供するものである。
この目的を達成するため、高硫黄粗フェロニッケルの電
気炉脱硫熔解製錬においてCaO+ MgO+5i02
系のスラグの塩基度と脱性性能について検討し、前記S
分配比が20以上を満足し、フェロニッケル中のS =
0.5%以下とするためには少くともCaO+MgO
/8102 (114量チ比)が4以上必要であること
が判明[7た。
気炉脱硫熔解製錬においてCaO+ MgO+5i02
系のスラグの塩基度と脱性性能について検討し、前記S
分配比が20以上を満足し、フェロニッケル中のS =
0.5%以下とするためには少くともCaO+MgO
/8102 (114量チ比)が4以上必要であること
が判明[7た。
この際塩基度が高くなるとスラグの融点が上昇するので
融点を下げ脱硫反応速度を上げるため併行C&F2 f
スラグに対して数%〜20%(重量%)添加し、さらに
効率よく脱硫反応を行わせるため還元剤として炭材を籾
フェロニッケルに対して数%〜30%添加する。
融点を下げ脱硫反応速度を上げるため併行C&F2 f
スラグに対して数%〜20%(重量%)添加し、さらに
効率よく脱硫反応を行わせるため還元剤として炭材を籾
フェロニッケルに対して数%〜30%添加する。
以下に実施例を示し、本発明をさらに具体的に説明する
。
。
実施例1
硫黄5.6チの粗フェロニッケルに対し、生成するスラ
グの硫黄チが13程度になるようにCaO+810゜等
の造滓剤を配合し、又相フェロニッケルの重量に対し約
10%のコークスを添加して電気炉で熔解したものであ
る。
グの硫黄チが13程度になるようにCaO+810゜等
の造滓剤を配合し、又相フェロニッケルの重量に対し約
10%のコークスを添加して電気炉で熔解したものであ
る。
分析イ直(車量%) NI CSi
S Fe坤料和フェロニッケル 33.2 −
− 5.6 Bat成品 32.52.0
1.70.2 BatCaOMgOSiOS Ca
F2 そCイ巾生成スラグ 58.48.315.4.
]、3.33.6 ]、、O8分配比;67
CaO+ MgO/ S 1o2=4.3実施例2 実施例1と同様に硫黄13.2%の粕フェロニッケルに
造滓剤を配合し約20%のコークスを添加して電気炉で
溶解したものである。
S Fe坤料和フェロニッケル 33.2 −
− 5.6 Bat成品 32.52.0
1.70.2 BatCaOMgOSiOS Ca
F2 そCイ巾生成スラグ 58.48.315.4.
]、3.33.6 ]、、O8分配比;67
CaO+ MgO/ S 1o2=4.3実施例2 実施例1と同様に硫黄13.2%の粕フェロニッケルに
造滓剤を配合し約20%のコークスを添加して電気炉で
溶解したものである。
分析値(重量%) Ni 。 Si
S Fe原料相フェロニッケル 31.6
− − 132 Bat成 品
35.8 2.4 2.8 0.I Ba
tCaOMgO8102S CaF、、その他生成ス
ラグ 59.38,214..312.74.70
.8S分配比=127 CaO+MgO/5iO
2= 4.7実施例3 倫黄17.8%の粗フェロニッケルに対し生成するスラ
グの硫黄が約15%と々るように造滓剤を配合し、コー
クスを25%添加して熔解した。
S Fe原料相フェロニッケル 31.6
− − 132 Bat成 品
35.8 2.4 2.8 0.I Ba
tCaOMgO8102S CaF、、その他生成ス
ラグ 59.38,214..312.74.70
.8S分配比=127 CaO+MgO/5iO
2= 4.7実施例3 倫黄17.8%の粗フェロニッケルに対し生成するスラ
グの硫黄が約15%と々るように造滓剤を配合し、コー
クスを25%添加して熔解した。
分析値(重量%) Ni CSi S
Fe原料相フェロニッケル 53.7 − − 1
7.8 Bit成 品 59.8 0
.9 7.0 0.4 BitCaOMgO5iO
z S CaF2その他生成スラグ 54.75
.79.615.7 +3.21.LS分配比=39
、 CaO+MgO/5i02=6.3比較例 硫黄132%の粗フェロニッケルに対し、CaO十Mg
O(%)/5102(%)=3を目標とし、かつ生成す
るスラグ中の硫黄が約13%となるように造滓剤を配合
し、粗フェロニッケルに対しコークスを約20チ添加し
て電気炉で溶解した結果硫黄の分配比は9.8.成品中
の硫黄は1.2%であった。
Fe原料相フェロニッケル 53.7 − − 1
7.8 Bit成 品 59.8 0
.9 7.0 0.4 BitCaOMgO5iO
z S CaF2その他生成スラグ 54.75
.79.615.7 +3.21.LS分配比=39
、 CaO+MgO/5i02=6.3比較例 硫黄132%の粗フェロニッケルに対し、CaO十Mg
O(%)/5102(%)=3を目標とし、かつ生成す
るスラグ中の硫黄が約13%となるように造滓剤を配合
し、粗フェロニッケルに対しコークスを約20チ添加し
て電気炉で溶解した結果硫黄の分配比は9.8.成品中
の硫黄は1.2%であった。
(5)
分析値(重”’ Ni CSt S
Fe原料相フェロニッケル 3]、、6 − −
132 Bit成 品 35.5 2
.3 3.1 1.2 BatCaOMgO5in
2S CaF2その他生成スラグ 57.2632
1.311.83.30.IS分配比= 9.8
CaO+MgO/ S to2= 3.0以上の実施
例の如く、高硫黄粗フェロニッケルの脱硫熔解において
、CaOを主体として、CaO十MgO/ S lo2
が4以上となるような高塩基性スラグを作り、適量の還
元剤を添加することにより、炉外脱硫可能範囲まで安定
した脱硫が可能となった。
Fe原料相フェロニッケル 3]、、6 − −
132 Bit成 品 35.5 2
.3 3.1 1.2 BatCaOMgO5in
2S CaF2その他生成スラグ 57.2632
1.311.83.30.IS分配比= 9.8
CaO+MgO/ S to2= 3.0以上の実施
例の如く、高硫黄粗フェロニッケルの脱硫熔解において
、CaOを主体として、CaO十MgO/ S lo2
が4以上となるような高塩基性スラグを作り、適量の還
元剤を添加することにより、炉外脱硫可能範囲まで安定
した脱硫が可能となった。
しかも高硫黄粗フェロニッケルにはC、Siなどの製鋼
用有効成分は含有されていないが、本発明による製錬に
より、現状フェロニッケルと同等成分のフェロニッケル
の製造が可能である。
用有効成分は含有されていないが、本発明による製錬に
より、現状フェロニッケルと同等成分のフェロニッケル
の製造が可能である。
(6)
Claims (1)
- 硫黄含有率2〜20重量%の粗フェロニッケルを電気炉
で脱硫製錬する方法において、CaOを主にCaO+M
gO(%) / s t O2(%)が4以上でかつア
ルカリ弗化物を含肩するスラグをつ<シ、還元剤を添加
して製錬することを特徴とするフェロニッケルの製錬方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57196393A JPS5985816A (ja) | 1982-11-09 | 1982-11-09 | 高硫黄粗フエロニツケルを脱硫製錬する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57196393A JPS5985816A (ja) | 1982-11-09 | 1982-11-09 | 高硫黄粗フエロニツケルを脱硫製錬する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5985816A true JPS5985816A (ja) | 1984-05-17 |
JPS6241308B2 JPS6241308B2 (ja) | 1987-09-02 |
Family
ID=16357118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57196393A Granted JPS5985816A (ja) | 1982-11-09 | 1982-11-09 | 高硫黄粗フエロニツケルを脱硫製錬する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5985816A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61284549A (ja) * | 1985-06-10 | 1986-12-15 | Ooita Nickel Kk | 脱硫方法 |
JP2006199981A (ja) * | 2005-01-18 | 2006-08-03 | Hyuga Seirensho:Kk | フェロニッケルの脱硫方法 |
CN106350636A (zh) * | 2016-10-21 | 2017-01-25 | 柳州钢铁股份有限公司 | 无间隙原子钢顶渣改质方法 |
JP2018141178A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-13 | 株式会社日向製錬所 | 脱硫剤添加設備 |
JP2020193363A (ja) * | 2019-05-28 | 2020-12-03 | 株式会社日向製錬所 | フェロニッケル鋳造片の黒色化抑制方法、及び、フェロニッケル鋳造片の製造方法 |
-
1982
- 1982-11-09 JP JP57196393A patent/JPS5985816A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61284549A (ja) * | 1985-06-10 | 1986-12-15 | Ooita Nickel Kk | 脱硫方法 |
JP2006199981A (ja) * | 2005-01-18 | 2006-08-03 | Hyuga Seirensho:Kk | フェロニッケルの脱硫方法 |
JP4540488B2 (ja) * | 2005-01-18 | 2010-09-08 | 株式会社日向製錬所 | フェロニッケルの脱硫方法 |
CN106350636A (zh) * | 2016-10-21 | 2017-01-25 | 柳州钢铁股份有限公司 | 无间隙原子钢顶渣改质方法 |
JP2018141178A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-13 | 株式会社日向製錬所 | 脱硫剤添加設備 |
JP2020193363A (ja) * | 2019-05-28 | 2020-12-03 | 株式会社日向製錬所 | フェロニッケル鋳造片の黒色化抑制方法、及び、フェロニッケル鋳造片の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6241308B2 (ja) | 1987-09-02 |
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