JPS598562Y2 - サンダル - Google Patents
サンダルInfo
- Publication number
- JPS598562Y2 JPS598562Y2 JP13185580U JP13185580U JPS598562Y2 JP S598562 Y2 JPS598562 Y2 JP S598562Y2 JP 13185580 U JP13185580 U JP 13185580U JP 13185580 U JP13185580 U JP 13185580U JP S598562 Y2 JPS598562 Y2 JP S598562Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insole
- edge
- rear opening
- vicinity
- sandals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はサンダルに関する。
従来、人の足の前半部を被覆する甲皮を有するサンダル
は、その甲皮の外周端縁部を中敷と底部との間に挾着し
て構或されていた。
は、その甲皮の外周端縁部を中敷と底部との間に挾着し
て構或されていた。
いわゆるつりこみ構造とされていたが、接着剤を多量に
塗布して上記の挾着を行なう作業は、熟練を要し非能率
なものであった。
塗布して上記の挾着を行なう作業は、熟練を要し非能率
なものであった。
本考案はこのような従来の問題を解決し、能率的に、か
つ熟練を要さず高品質なものを容易に、製作することが
出来るサンダルの提供を目的とする。
つ熟練を要さず高品質なものを容易に、製作することが
出来るサンダルの提供を目的とする。
そこで本考案の特徴とする処は、人の足の前半部を被覆
する甲皮を有するサンダルに於て、甲皮の後方開口部近
傍を除き該甲皮の端縁部を内倒状として中敷の端縁部に
重合して縫合せ、さらに該甲皮の後方開口部近傍は該中
敷とヒール部上面との間に挾着状としてかつ外倒状とし
て構威した点にある。
する甲皮を有するサンダルに於て、甲皮の後方開口部近
傍を除き該甲皮の端縁部を内倒状として中敷の端縁部に
重合して縫合せ、さらに該甲皮の後方開口部近傍は該中
敷とヒール部上面との間に挾着状としてかつ外倒状とし
て構威した点にある。
以上、図示の実施例に基づき本考案を詳説する。
第１・２・３図は一実施例の完或品の状態を示し、第４
・５・６図はその製造途中の状態を示すが、図で明らか
な如く、人の足の前半部を被覆する５甲皮１を有し、底
部２は、底皮３とヒール部４及び中敷５とから戒り、ヒ
ール部４の上面に当接状に対応する中敷５の後部の左右
端縁近傍に、前後方向のスリット６，６が左右一対開設
されている。
・５・６図はその製造途中の状態を示すが、図で明らか
な如く、人の足の前半部を被覆する５甲皮１を有し、底
部２は、底皮３とヒール部４及び中敷５とから戒り、ヒ
ール部４の上面に当接状に対応する中敷５の後部の左右
端縁近傍に、前後方向のスリット６，６が左右一対開設
されている。
しかして、甲皮１は、第４・５・６図のようにまず中敷
５と一体的に結合されるのであるが、甲皮１の後方開口
部７近傍を除き該甲皮１の端縁部８を内倒状として中敷
５の端縁部９に重合して、両端縁部８，９を側方から抱
持状として縁取片１０を当て、糸１１にて縫合せ、一体
化する。
５と一体的に結合されるのであるが、甲皮１の後方開口
部７近傍を除き該甲皮１の端縁部８を内倒状として中敷
５の端縁部９に重合して、両端縁部８，９を側方から抱
持状として縁取片１０を当て、糸１１にて縫合せ、一体
化する。
他方、甲皮１の後方開口部７近傍は、挿嵌片部１２を突
出状に形或し、第４・６図のように中敷５の前記スリッ
ト６に該挿嵌片部１２を貫挿し、その後第６図中の矢印
と仮想線で示すように下端部１２ ａを内方に倒して中
敷５裏面に当接させ、中敷５裏面全体と該下端部１２ａ
等に接着剤を塗布し、第２図のように、挿嵌片部１２の
下端部１２ａを中敷５裏面とヒール部４上面との間に挾
着状として、一体化する。
出状に形或し、第４・６図のように中敷５の前記スリッ
ト６に該挿嵌片部１２を貫挿し、その後第６図中の矢印
と仮想線で示すように下端部１２ ａを内方に倒して中
敷５裏面に当接させ、中敷５裏面全体と該下端部１２ａ
等に接着剤を塗布し、第２図のように、挿嵌片部１２の
下端部１２ａを中敷５裏面とヒール部４上面との間に挾
着状として、一体化する。
従って、甲皮１の後方開口部７近傍は、第６図の仮想線
と第２図のように外倒状となる。
と第２図のように外倒状となる。
そして、前述のように甲皮１の前大半部は内倒状として
第５図の実線の状態となる方向に内部応力が作用し、後
方開口部７近傍は外倒状として第６図の仮想線の状態と
なる方向に内部応力が作用する。
第５図の実線の状態となる方向に内部応力が作用し、後
方開口部７近傍は外倒状として第６図の仮想線の状態と
なる方向に内部応力が作用する。
このように甲皮１自体は前大半部と後部とが内倒状と外
倒状に夫々なろうとする力が釣合って、第２図のように
後方開口部７は大きく円形に近く拡大し、また第３図の
ように前大半部は半円形を丸味をもって彎曲する。
倒状に夫々なろうとする力が釣合って、第２図のように
後方開口部７は大きく円形に近く拡大し、また第３図の
ように前大半部は半円形を丸味をもって彎曲する。
このようにして甲皮１の全体は足を挿込みやすい大きい
開口部７を有する美しいふっくらとした形状となる。
開口部７を有する美しいふっくらとした形状となる。
なお、内倒状となる部分と外倒状となる部分の中間変化
部１３が折曲がらずにゆるやかに変化させるべく、中敷
５との間に横開口部１４が左右夫々に設けられ、かつ縁
取片１５にて縫取られて腰を強めている。
部１３が折曲がらずにゆるやかに変化させるべく、中敷
５との間に横開口部１４が左右夫々に設けられ、かつ縁
取片１５にて縫取られて腰を強めている。
また、中敷５の後部にまで前記縁取片１０を延設して意
匠的に統一感を与えている。
匠的に統一感を与えている。
本考案は上述のように、人の足の前半部を被覆する甲皮
１を有するサンダルに於で、甲皮１の後方開口部７近傍
を除き該甲皮１の端縁部８を内倒状として中敷５の端縁
部９に重合して縫合せ、さらに該甲皮１の後方開口部７
近傍は該中敷５とヒール部４上面との間に挾着状として
かつ外倒状として構或したサンダルであるから、甲皮１
の前半部と後縁部がバランスして、前半部は第５図の実
線のように内倒状となって中央部が折曲がるようなこと
はなくなり、同図仮想線及び第３図のようにふっくらと
したゆるやかな山形彎曲面が得られた。
１を有するサンダルに於で、甲皮１の後方開口部７近傍
を除き該甲皮１の端縁部８を内倒状として中敷５の端縁
部９に重合して縫合せ、さらに該甲皮１の後方開口部７
近傍は該中敷５とヒール部４上面との間に挾着状として
かつ外倒状として構或したサンダルであるから、甲皮１
の前半部と後縁部がバランスして、前半部は第５図の実
線のように内倒状となって中央部が折曲がるようなこと
はなくなり、同図仮想線及び第３図のようにふっくらと
したゆるやかな山形彎曲面が得られた。
そして後方開口部７は第２図のように大きく開口して人
の足を円滑に挿込むことが出来るため、非常に意匠的に
も、使いやすさの面からも、優れたサンダルとなる。
の足を円滑に挿込むことが出来るため、非常に意匠的に
も、使いやすさの面からも、優れたサンダルとなる。
また、従来のように甲皮と中敷とは分離した状態にて、
該中敷と底皮等との間に甲皮の端縁部をつりこむ作業は
熟練を要し面倒であったのに比較し、本考案では予め、
甲皮１を中敷５に一体的に結合出来、しかも接着剤を用
いずに糸１１にて縫着出来るから、作業はやりやすく能
率が向上し、甲皮１の中敷５との接着は容易迅速に作業
が出来る。
該中敷と底皮等との間に甲皮の端縁部をつりこむ作業は
熟練を要し面倒であったのに比較し、本考案では予め、
甲皮１を中敷５に一体的に結合出来、しかも接着剤を用
いずに糸１１にて縫着出来るから、作業はやりやすく能
率が向上し、甲皮１の中敷５との接着は容易迅速に作業
が出来る。
第１図は本考案の一実施例を示す斜視図、第２図と第３
図は第１図の夫々Ｂ−Ｂ，Ａ−Ａ断面図、第４図は製造
途中状態の斜視図、第５図と第６図は第４図の夫々Ｃ−
Ｃ，Ｄ−Ｄ断面図である。 １・・・・・・甲皮、４・・・・・・ヒール部、５・・
・・・・中敷、７・・・・・・後方開口部、８，９・・
・・・・端縁部。
図は第１図の夫々Ｂ−Ｂ，Ａ−Ａ断面図、第４図は製造
途中状態の斜視図、第５図と第６図は第４図の夫々Ｃ−
Ｃ，Ｄ−Ｄ断面図である。 １・・・・・・甲皮、４・・・・・・ヒール部、５・・
・・・・中敷、７・・・・・・後方開口部、８，９・・
・・・・端縁部。
Claims (1)
- 人の足の前半部を被覆する甲皮１を有するサンダルに於
て、甲皮１の後方開口部７近傍を除き該甲皮１の端縁部
８を内倒状として中敷５の端縁部９に重合して縫合せ、
さらに該甲皮１の後方開口部７近傍は該中敷５とヒール
部４上面との間に挾着状としてかつ外倒状として構或し
たことを特徴とするサンダル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13185580U JPS598562Y2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | サンダル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13185580U JPS598562Y2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | サンダル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5755304U JPS5755304U (ja) | 1982-03-31 |
| JPS598562Y2 true JPS598562Y2 (ja) | 1984-03-16 |
Family
ID=29492120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13185580U Expired JPS598562Y2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | サンダル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598562Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59152284A (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-30 | 株式会社新潟鐵工所 | 多段式竪型発酵装置 |
| JPS605089A (ja) * | 1983-06-18 | 1985-01-11 | 株式会社新潟鐵工所 | 竪型発酵装置 |
-
1980
- 1980-09-16 JP JP13185580U patent/JPS598562Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5755304U (ja) | 1982-03-31 |
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