JPS598549Y2 - 魚貝類等加工装置 - Google Patents
魚貝類等加工装置Info
- Publication number
- JPS598549Y2 JPS598549Y2 JP10223380U JP10223380U JPS598549Y2 JP S598549 Y2 JPS598549 Y2 JP S598549Y2 JP 10223380 U JP10223380 U JP 10223380U JP 10223380 U JP10223380 U JP 10223380U JP S598549 Y2 JPS598549 Y2 JP S598549Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- workpiece
- shellfish
- fish
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Processing Of Meat And Fish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、生又は加熱処理したイカ等の魚貝類、肉類等
の加工装置に関するものである。
の加工装置に関するものである。
イカその他の魚貝類、肉類等の調理に当っては、柔みを
出し、見た目の良さを作出し、あるいは熱の通りを良く
するために、平行のないし交錯する切れ目(筋目)を入
れることがある(鹿の子切り、花切り)。
出し、見た目の良さを作出し、あるいは熱の通りを良く
するために、平行のないし交錯する切れ目(筋目)を入
れることがある(鹿の子切り、花切り)。
そして、冷凍食品、インスタント食品等の製造過程、な
いしレストラン等大量にその切れ目入れ作業を行なう必
要がある場合のために、その作業を機械的に行なう装置
が種々考えられている。
いしレストラン等大量にその切れ目入れ作業を行なう必
要がある場合のために、その作業を機械的に行なう装置
が種々考えられている。
例えば、一定の間隔を置いて対置したロールカッターと
受ロールとの間に加工物を送り込み、ロールカッターで
切れ目を入れるとか、ベルトで搬送されてくる加工物に
スライドする刃で切れ目を入れるとかいったものである
。
受ロールとの間に加工物を送り込み、ロールカッターで
切れ目を入れるとか、ベルトで搬送されてくる加工物に
スライドする刃で切れ目を入れるとかいったものである
。
これら従来の装置においては、いずれも刃と受ロール、
ベルト等との間が一定間隔で設定されていて、加工物の
形状に対応してその都度間隔が変化するような工夫はな
されていない。
ベルト等との間が一定間隔で設定されていて、加工物の
形状に対応してその都度間隔が変化するような工夫はな
されていない。
したがって、中盛形状のものが多いイカ等の加工物の場
合、従来の装置によって切れ目入れ加工をすると、第1
図に示すように肉厚部は深い切れ目ができるが、肉薄部
は浅い切れ目しかできず、ときには切れ目かで゛きない
こともある。
合、従来の装置によって切れ目入れ加工をすると、第1
図に示すように肉厚部は深い切れ目ができるが、肉薄部
は浅い切れ目しかできず、ときには切れ目かで゛きない
こともある。
このような場合は外観上中途半端な感じがするだけでな
く、切れ目に沿って肉が反り上がるという花切りの効果
も生じない。
く、切れ目に沿って肉が反り上がるという花切りの効果
も生じない。
そこで本考案は、加工物の断面形状に関係なくその全域
にわたってほぼ同じ深さの切れ目を入れることができ、
また切れ目入れ加工をスムーズになしうる魚貝類等加工
装置を提供することを目的とするものである。
にわたってほぼ同じ深さの切れ目を入れることができ、
また切れ目入れ加工をスムーズになしうる魚貝類等加工
装置を提供することを目的とするものである。
本考案に係る魚貝類等加工装置は、回転する、スライド
する、あるいは固定した刃の必要部分のみを露出させる
ための長孔を透設した抑止板を、刃と加工物を刃方向に
押圧する押圧部材との間に定置し、押圧部材をスポンジ
、ゴム等十分な弾性を有する資材を以て構或したことを
特徴とするもので、第2図ないし第4図はその実施例を
示すものである。
する、あるいは固定した刃の必要部分のみを露出させる
ための長孔を透設した抑止板を、刃と加工物を刃方向に
押圧する押圧部材との間に定置し、押圧部材をスポンジ
、ゴム等十分な弾性を有する資材を以て構或したことを
特徴とするもので、第2図ないし第4図はその実施例を
示すものである。
図中1は抑止板であり、刃2を露出させるための長孔3
を所定間隔置きに透設する。
を所定間隔置きに透設する。
第2図Aに示す抑止板1では長孔3を単に並設してある
か゛、これは主として第3図におけるロールカッター4
のように回転する刃2を用いる場合に使用するものであ
る。
か゛、これは主として第3図におけるロールカッター4
のように回転する刃2を用いる場合に使用するものであ
る。
第2図B及びCに示す抑止板1は主として固定した刃を
用いる場合に使用するものである。
用いる場合に使用するものである。
固定した刃を用いる場合にこのように刃の位置をずらし
て数列に配するのは、次のような理由による。
て数列に配するのは、次のような理由による。
即ち、単に並置しただけの場合は一度に全部の刃が切り
込みに入り、また刃2の厚さ分を加工物5が吸収しなけ
ればならず、換言すれば刃2と刃2の間の加工物5が刃
2の厚さ分だけ圧せられ、その結果切り込み抵抗が大と
なり、切れ目入れ作業をスムーズに行なうことができな
いがらである。
込みに入り、また刃2の厚さ分を加工物5が吸収しなけ
ればならず、換言すれば刃2と刃2の間の加工物5が刃
2の厚さ分だけ圧せられ、その結果切り込み抵抗が大と
なり、切れ目入れ作業をスムーズに行なうことができな
いがらである。
そこで、刃2の取付位置をずらして2列にすればその抵
抗は半分近くに、また、3列にすれば3分のl近くに軽
減されることになる。
抗は半分近くに、また、3列にすれば3分のl近くに軽
減されることになる。
6は押圧部材の一種としてロールカッター+4に設置し
た押圧ロールを示しており、押圧ロニル6の表面はスポ
ンジ、ゴム等十分な弾性を有する資材で構威する。
た押圧ロールを示しており、押圧ロニル6の表面はスポ
ンジ、ゴム等十分な弾性を有する資材で構威する。
7は加工物5を押圧しながら搬送する押圧体で、押圧ロ
ール6同様表面を弾性資材で構戊する。
ール6同様表面を弾性資材で構戊する。
刃を固定する方法による場合、通常刃2は円弧状ないし
弓形とする。
弓形とする。
その場合第4図においてイの部分で切り込みが行なわれ
、口の部分は切れ目の曲り防止ガイドとして機能する。
、口の部分は切れ目の曲り防止ガイドとして機能する。
第2図Dに示す抑止板1はスライド刃用のもので゛ある
。
。
なお、刃を固定させる場合あるいはスライドさせる場合
、刃を傾斜させれば斜めの切れ目が入り、いわゆる花切
りとすることかで゛きる。
、刃を傾斜させれば斜めの切れ目が入り、いわゆる花切
りとすることかで゛きる。
そして、刃を固定させる場合にあっては刃を微動(パイ
プレート)可能になせば、切り込み抵抗が少なくなって
スムーズに切れ目入れを行なうことができるようになる
。
プレート)可能になせば、切り込み抵抗が少なくなって
スムーズに切れ目入れを行なうことができるようになる
。
本考案の作用を説明するに、第3図に示す実施例の場合
、ロールカツター4と押圧ロール6の間に加工物5を機
械的にあるいは手作業で供給すれば、加工物5は押圧ロ
ール6によって刃側に押され、全域にわたって抑止板1
に接圧する。
、ロールカツター4と押圧ロール6の間に加工物5を機
械的にあるいは手作業で供給すれば、加工物5は押圧ロ
ール6によって刃側に押され、全域にわたって抑止板1
に接圧する。
その際、加工物5の肉厚部は押圧ロール6を圧して凹ま
せ、その結果、加工物5の押圧ロール6側表面もほぼ全
域にわたって押圧ロール6に接圧することになる。
せ、その結果、加工物5の押圧ロール6側表面もほぼ全
域にわたって押圧ロール6に接圧することになる。
そして一方、刃2の露出部、即ち切り込み部は抑止板1
によって制限されているがら、加工物5に対してほとん
ど同じ深さの切れ目を入れることができる。
によって制限されているがら、加工物5に対してほとん
ど同じ深さの切れ目を入れることができる。
他の実施例においても、抑止板及び弾性押圧部材の果た
す作用、効果は同一である。
す作用、効果は同一である。
第4図に示すように刃を固定させておき、その上を(場
合によってはその下を)押圧体7で押圧しながら移動さ
せて加工物5に切れ目を入れる場合には、刃2の位置を
ずらして数列にすれば、切り込み抵抗が軽減されて切り
込みをスムーズになしうる。
合によってはその下を)押圧体7で押圧しながら移動さ
せて加工物5に切れ目を入れる場合には、刃2の位置を
ずらして数列にすれば、切り込み抵抗が軽減されて切り
込みをスムーズになしうる。
また、刃を固定する場合ないしスライドさせる場合にお
いて刃を傾斜させれば、いわゆる花切りをすることがで
きる。
いて刃を傾斜させれば、いわゆる花切りをすることがで
きる。
本考案は上述した通りであるから、たとえ加工物に起伏
があるような場合であっても、その全域にわたってほは
゛同じ深さの見た目のよい切れ目を入れることができ、
また切れ目入れ加工をスムーズになしうる効果がある。
があるような場合であっても、その全域にわたってほは
゛同じ深さの見た目のよい切れ目を入れることができ、
また切れ目入れ加工をスムーズになしうる効果がある。
第1図は従来の装置によって切れ目を入れた加工物の側
面図、第2A,B,C,Dはそれぞれ異なった形状の抑
止板を示す平面図、第3図は本考案の一実施例を示す平
面図、第4図は他の実施例を示す側面図である。 1・・・・・・抑止板、2・・・・・・刃、3・・・・
・・長孔、4・・・・・・ロールカッター、6・・・・
・・押圧ロール、7・・・・・・押圧体。
面図、第2A,B,C,Dはそれぞれ異なった形状の抑
止板を示す平面図、第3図は本考案の一実施例を示す平
面図、第4図は他の実施例を示す側面図である。 1・・・・・・抑止板、2・・・・・・刃、3・・・・
・・長孔、4・・・・・・ロールカッター、6・・・・
・・押圧ロール、7・・・・・・押圧体。
Claims (3)
- (1)回転する、スライドする、あるいは固定した刃の
必要部分のみを露出させるための長孔を透設した抑止板
を、刃と加工物を刃方向に押圧する押圧部材との間に定
置し、押圧部材をスポンジ、ゴム等十分な弾性を有する
資材を以て構或したことを特徴とする魚貝類等加工装置
。 - (2)固定した刃を用いる場合において、刃を微動可能
になした実用新案登録請求の範囲第1項記載の魚貝類等
加工装置。 - (3)固定した刃を用いる場合において、抑止板の長孔
をずらして数列に配した実用新案登録請求の範囲第1項
又は第2項記載の魚貝類等加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10223380U JPS598549Y2 (ja) | 1980-07-19 | 1980-07-19 | 魚貝類等加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10223380U JPS598549Y2 (ja) | 1980-07-19 | 1980-07-19 | 魚貝類等加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5725585U JPS5725585U (ja) | 1982-02-09 |
JPS598549Y2 true JPS598549Y2 (ja) | 1984-03-16 |
Family
ID=29463659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10223380U Expired JPS598549Y2 (ja) | 1980-07-19 | 1980-07-19 | 魚貝類等加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598549Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-19 JP JP10223380U patent/JPS598549Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5725585U (ja) | 1982-02-09 |
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