JPS5984920A - ポリジハイドロジエンシロキサンの製法 - Google Patents
ポリジハイドロジエンシロキサンの製法Info
- Publication number
- JPS5984920A JPS5984920A JP19329682A JP19329682A JPS5984920A JP S5984920 A JPS5984920 A JP S5984920A JP 19329682 A JP19329682 A JP 19329682A JP 19329682 A JP19329682 A JP 19329682A JP S5984920 A JPS5984920 A JP S5984920A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dialkoxysilane
- alcohol
- polymerization
- carried out
- polycondensed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Silicon Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)技術分野
本発明はポリジハイドロジエンシロキサン(以下P D
HSという)の製法、特に重合度の高いPDH8の製
法に関する。
HSという)の製法、特に重合度の高いPDH8の製
法に関する。
(2)技術の背思
シラノール末端基を有するPDH8は不安定なので、シ
リル化するが、シリル基に有機基が含まれているときに
、ポリマーの重合度が低い場合は、無機ポリマーとして
のPDI−18の特徴を損ない、耐熱性の低下または被
覆膜中のピンホールの発生の原因となる。
リル化するが、シリル基に有機基が含まれているときに
、ポリマーの重合度が低い場合は、無機ポリマーとして
のPDI−18の特徴を損ない、耐熱性の低下または被
覆膜中のピンホールの発生の原因となる。
(3)従来技術と間四点
ジアルコキシシランの加水分解工程
Hz 5i(OR) 2 + 2 Hz O−’ H2
81(OH) 2 + 2 ROH(1)の次に、続い
てシラノールの縮重合工程nH2si (OI()2
→トi0− (Si H,、−0) −H+ (n−1
11−120(2、)がおきる。
81(OH) 2 + 2 ROH(1)の次に、続い
てシラノールの縮重合工程nH2si (OI()2
→トi0− (Si H,、−0) −H+ (n−1
11−120(2、)がおきる。
このとき反応時間を20時間としても、重合度nは4〜
5に過ぎなかった8 (4)発明の目的 本発明の目的は短時間で重合圧の高いPDH8k得る製
法を提供することである。
5に過ぎなかった8 (4)発明の目的 本発明の目的は短時間で重合圧の高いPDH8k得る製
法を提供することである。
(5)発明の構成
本発明の上記目的は、一般式L12 S i(0R)2
で表わされ、式中1(、が−価の脂肪族炭化水素基であ
るジアルコキシシランを加水分解した後に縮重合させル
、シラノール末端基を有するポリジハイドロジゴニンシ
ロキザンの製法であって、ジアルコキシシランの加水分
解において、生成する一価の脂肪族アルコールを除去し
ながら縮重合させることを特徴とする、ポリジハイドロ
ジェンシロキザ7(7)%法によって達成することがで
きる。
で表わされ、式中1(、が−価の脂肪族炭化水素基であ
るジアルコキシシランを加水分解した後に縮重合させル
、シラノール末端基を有するポリジハイドロジゴニンシ
ロキザンの製法であって、ジアルコキシシランの加水分
解において、生成する一価の脂肪族アルコールを除去し
ながら縮重合させることを特徴とする、ポリジハイドロ
ジェンシロキザ7(7)%法によって達成することがで
きる。
縮重合反応を減圧100+馴HP以下で行ない、かつ温
度50℃以下で行なうことが好ましい。
度50℃以下で行なうことが好ましい。
ジアルコキシシランの加水分解工程(1)の平衝定にお
いて、生成するアルコールROHを除去すれば、ミ5i
OH濃度を高めることができ、これによって、シラノー
ル末端基を有するPDI8の重合度を高めることができ
る。
いて、生成するアルコールROHを除去すれば、ミ5i
OH濃度を高めることができ、これによって、シラノー
ル末端基を有するPDI8の重合度を高めることができ
る。
出発物質のジアルコキシシランは通路、溶剤に溶解した
溶液として加水分解するが、出発物質の濃度を高めた場
合には、ROHの濃度も高くなるので、重合度を高める
ことができない。また縮重合工程において反応温度を高
めると、ミSi II結合が不安定となって、脱水素、
それに続いてケ゛ル化がおきるので、反応温度は50℃
1以下、好ましくは40℃以下とする。
溶液として加水分解するが、出発物質の濃度を高めた場
合には、ROHの濃度も高くなるので、重合度を高める
ことができない。また縮重合工程において反応温度を高
めると、ミSi II結合が不安定となって、脱水素、
それに続いてケ゛ル化がおきるので、反応温度は50℃
1以下、好ましくは40℃以下とする。
溶剤としてメチルイソブチルケトン(以下MIBK)沸
点115.9℃を使用するときは、工程(1)で副生ず
るエチルアルコール、またはメチルアルコールの沸点は
78.3℃、64.5℃で/)9、・内式的に、アルコ
ール対MIBKの重量比1:1の(h液を減圧蒸溜する
と、残液中のアルコール敏朋ハ、エチル、・′ルコール
の場合は57ft i %以下、メチルアルコールの場
合は1係以下とすることができる。なお副生アルコール
がグロビルアルコール、ブチルアルコールのように沸点
が97.2℃、117.7℃であるときは、溶剤として
沸点が1700、または202℃であるメチルシクロヘ
ギサノンまたはアセトフェノンを溶剤とすることができ
る。
点115.9℃を使用するときは、工程(1)で副生ず
るエチルアルコール、またはメチルアルコールの沸点は
78.3℃、64.5℃で/)9、・内式的に、アルコ
ール対MIBKの重量比1:1の(h液を減圧蒸溜する
と、残液中のアルコール敏朋ハ、エチル、・′ルコール
の場合は57ft i %以下、メチルアルコールの場
合は1係以下とすることができる。なお副生アルコール
がグロビルアルコール、ブチルアルコールのように沸点
が97.2℃、117.7℃であるときは、溶剤として
沸点が1700、または202℃であるメチルシクロヘ
ギサノンまたはアセトフェノンを溶剤とすることができ
る。
ただし出発物質がジェトキシシラン沸点約90℃の場合
は、縮重合開始直後から減圧にすると、単量体が蒸発し
て収率が低下するので、暫ら〈反応させた後に減圧にし
て反応させる。減圧は100mmH7以下、好ましくは
60間Hf以下とする。このとき、モノマー篩度は、濃
度が高すぎることによるゲル化を防ぐために60重舒チ
以下、好捷しくけ50重耽係以下とする。
は、縮重合開始直後から減圧にすると、単量体が蒸発し
て収率が低下するので、暫ら〈反応させた後に減圧にし
て反応させる。減圧は100mmH7以下、好ましくは
60間Hf以下とする。このとき、モノマー篩度は、濃
度が高すぎることによるゲル化を防ぐために60重舒チ
以下、好捷しくけ50重耽係以下とする。
(6)実施例および比較例
実施例1
還流管、攪拌棒、温度計、漏斗を設けた四つロフラスコ
にジェトキシシランi 2 r < o、iモル)、M
IBI(108fを採取し、温度5℃以下に氷冷しつつ
、水18F(1モル)を滴下し、滴下後、浴温を35℃
として、2時間、常圧で櫂拌を続けた。
にジェトキシシランi 2 r < o、iモル)、M
IBI(108fを採取し、温度5℃以下に氷冷しつつ
、水18F(1モル)を滴下し、滴下後、浴温を35℃
として、2時間、常圧で櫂拌を続けた。
次に漏斗を取去り、ドライアイス冷却エタールをトラッ
プとする減圧系に接続し、減圧50+nmFlfで浴温
35℃のまま13時時間型合させた。トラップされた溶
剤の量は50fであった。
プとする減圧系に接続し、減圧50+nmFlfで浴温
35℃のまま13時時間型合させた。トラップされた溶
剤の量は50fであった。
得られた縮重合液を水洗、脱水後、有機層を傾写して得
、ジメチルクロロシラン9.51を加えてシリル化し、
水5(1’に滴下して過剰のシリル剤を分解させ、水洗
し、1.5+nm1Jj’で織縮し、アセトニトリルお
よびベンゼンで精製し、粉末状のPDI (84,11
を得た。赤外線吸収測定による重合度は約9であったー 実施例2゜ 縮重合時の減圧重合時間を2時間とした他は、実施例1
と同様にして粉末状のPDI(83,9f を得、その
重合度は5であった。
、ジメチルクロロシラン9.51を加えてシリル化し、
水5(1’に滴下して過剰のシリル剤を分解させ、水洗
し、1.5+nm1Jj’で織縮し、アセトニトリルお
よびベンゼンで精製し、粉末状のPDI (84,11
を得た。赤外線吸収測定による重合度は約9であったー 実施例2゜ 縮重合時の減圧重合時間を2時間とした他は、実施例1
と同様にして粉末状のPDI(83,9f を得、その
重合度は5であった。
比較例1゜
縮重合時に減圧とぜず、その時間を20時間とした他は
、実施例1と同様にして、粉末状の)’1)1184.
01を得、その重合度は約5であった。
、実施例1と同様にして、粉末状の)’1)1184.
01を得、その重合度は約5であった。
実施例3゜
ジェトキシシラン36r(0,3モル)、へ1.031
(842、水54F (3モル)としたことの他は実施
例1と同様にして、粉末状のPJJH810、31−f
f:得、その重合度は約19であった。
(842、水54F (3モル)としたことの他は実施
例1と同様にして、粉末状のPJJH810、31−f
f:得、その重合度は約19であった。
比較例2
縮重合時に減圧としないことの他は、実施例3と同様に
して、オイル状のPDI−183,8r ’Th得、そ
の重合層は約2.8であった8 (力 発明の効果 上ej12よシ明らか々ように、本発明の製法によって
得たP I)HSは重合度が高く、従って耐熱性が良好
であり、刀・つ被慎欣のピンホールも少なく、半導体用
の配器層間絶縁1漠または保1換膜として使用すること
ができる1、 特訂出願人 冨士通株式会社 特許出願代理人 弁叩士り′木 朗 弁理士西舘和之 弁理士内田幸男 弁理士 山 口 昭 之
して、オイル状のPDI−183,8r ’Th得、そ
の重合層は約2.8であった8 (力 発明の効果 上ej12よシ明らか々ように、本発明の製法によって
得たP I)HSは重合度が高く、従って耐熱性が良好
であり、刀・つ被慎欣のピンホールも少なく、半導体用
の配器層間絶縁1漠または保1換膜として使用すること
ができる1、 特訂出願人 冨士通株式会社 特許出願代理人 弁叩士り′木 朗 弁理士西舘和之 弁理士内田幸男 弁理士 山 口 昭 之
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式F1□5i(OR)2で表わされ、式中Rが
一価の脂肪族炭化水素基であるジアルコキシシランを加
水分解した後に縮重合させる、シラノール末端基を有す
るポリジハイドロジエンシロキサンの製法であって、ジ
アルコキシシランの加水分解において、生成する一価の
脂肪族アルコールを除去しながら縮重合させることを特
徴とする1、]?リジハイドロジエンシロキサンの製法
。 2、縮重合反応を減圧100 mm1−1r以下で行な
う、特許請求の範囲第1項記載の製法。 3、縮重合反応を温度50℃以下で行なう、特許請求の
範囲第1項または第2項記載の製法6
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19329682A JPS5984920A (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | ポリジハイドロジエンシロキサンの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19329682A JPS5984920A (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | ポリジハイドロジエンシロキサンの製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5984920A true JPS5984920A (ja) | 1984-05-16 |
Family
ID=16305551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19329682A Pending JPS5984920A (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | ポリジハイドロジエンシロキサンの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5984920A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008035820A1 (fr) * | 2006-09-21 | 2008-03-27 | Jsr Corporation | Composition de résine de silicone et procédé de formation d'une isolation de tranchée |
JP2008101206A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-05-01 | Jsr Corp | シリコーン樹脂、シリコーン樹脂組成物およびトレンチアイソレーションの形成方法 |
JP2008266119A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-11-06 | Jsr Corp | シリコーン樹脂、シリコーン樹脂組成物およびトレンチアイソレーションの形成方法 |
US8097690B2 (en) | 2005-08-05 | 2012-01-17 | Dow Corning Toray Company, Ltd. | Cyclic dihydrogenpolysiloxanes, hydrogenpolysiloxanes, processes for their production, silica type glass moldings and a process for their production, optical elements and a process for their production |
WO2022080105A1 (ja) * | 2020-10-13 | 2022-04-21 | 日本板硝子株式会社 | 光学フィルタ、光学装置、及び光吸収性組成物 |
-
1982
- 1982-11-05 JP JP19329682A patent/JPS5984920A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8097690B2 (en) | 2005-08-05 | 2012-01-17 | Dow Corning Toray Company, Ltd. | Cyclic dihydrogenpolysiloxanes, hydrogenpolysiloxanes, processes for their production, silica type glass moldings and a process for their production, optical elements and a process for their production |
KR101303852B1 (ko) * | 2005-08-05 | 2013-09-05 | 다우 코닝 코포레이션 | 사이클릭 디하이드로겐폴리실록산, 하이드로겐폴리실록산,이의 제조방법, 실리카계 유리 성형체 및 이의 제조방법,광학 소자 및 이의 제조방법 |
WO2008035820A1 (fr) * | 2006-09-21 | 2008-03-27 | Jsr Corporation | Composition de résine de silicone et procédé de formation d'une isolation de tranchée |
JP2008101206A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-05-01 | Jsr Corp | シリコーン樹脂、シリコーン樹脂組成物およびトレンチアイソレーションの形成方法 |
JP2008266119A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-11-06 | Jsr Corp | シリコーン樹脂、シリコーン樹脂組成物およびトレンチアイソレーションの形成方法 |
WO2022080105A1 (ja) * | 2020-10-13 | 2022-04-21 | 日本板硝子株式会社 | 光学フィルタ、光学装置、及び光吸収性組成物 |
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