JPS5984076A - 反射炉への溶解材投入方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は反射炉へ溶解材料を投入する方法に関する。特
に本発明は、反射炉へ大３しの溶解材料を小さく分割す
ることなく、そのまま投入する方法に関する。

棹銅鋳造用の鋳型は１つの重さが例えば約２５００に、
もめる銅製の大形鋳型であるが、この鋳型は使用中に肌
荒れや割れが生じ易く、ある程度使用した後には、得ら
れる棹銅の外観や品位を維持するために、鋳型を更新す
る必要があシ、使用が不適となった使用済の鋳型は反射
炉へ投入し書溶解する。この場合、反射炉の投入口は炉
の横方向に設けられているだめに、重量や大きさの制約
から、このような大形の鋳型の投入作業が困難であるば
かりでなく、さらにこのような鋳型を投入し得たとして
も、投入時の衝撃のために反射炉の炉床を損傷し、反射
炉の寿命を短かぐする結果になる。

この対策として、鋳型を２つ又は数個に分割したシ切断
してチャージングトラックの先端に載せ反射炉内に投入
する方法も提案されているが、このような方法を採用す
ると設備が大型になシ、ｋ済的にも満足すべきものでは
ない。

従って、本発明の目的は、比較的簡単な装置を用いて、
上記の使用済の鋳型の如き大形の溶解材料を、分割や切
断等の手段を要すると七なく、シかも炉床に損傷を与え
ることなく、反射炉内へ投入する方法を提供することに
ある。

すなわち、本発明は、反射炉の投入口に横方向から挿入
可能に保持されている投入部材の先端に、反射炉内の温
度で溶解するループによって大形の溶解材を直接又は保
持部材と共に下方に移動可能に保持し、投入部桐の先端
部を反射炉内に挿入した後に、溶解材又は保持部材があ
る場合にはこれと共に溶解材を炉床に吊り降ろし、ルー
プを溶解させて溶解材のみ又は保持部材と溶解材を反射
炉内に供給することを特徴とする反射炉への溶解材投入
方法である。

以下、図面を参照しつつ本発明を説明する。

第１図は本発明を実施するだめの装置の１汐１１を示す
説１明図である。

図示の例においては、本発明を実施するだめの装置は反
射炉９の投入口に対して矢印方向に移動ｉｉＪ’能な′
電動台車１、電動台車１に取り付けられ、該台車と同様
に移動し得る天井クレーン４により吊り移動する吊りア
ーム３の如き投入部材、及び吊りアーム３上に矢印方向
に移動可能な電動シリンダー２よりなっている。吊ジア
ーム３はその先端部に鋳型の如き大形の溶解材を保持し
た場合にアームを水平方向に保つように天井クレーンに
よって支持されているが、支持する位置は、図示のよう
に吊りアーム３の先端部が反射炉内の所定位置に挿入さ
れた時にも投入口６の外側にあるように選定する。

反射炉の外部において、使用済の棹銅鋳造用鋳型の如き
大形の溶解材８を直接か、過当な保持部材１０に載せて
吊りアーム３の先端部の下方に置き、荒引銅線の如き大
型溶解材を支える強度はあるが反射炉内の温度で溶解す
るような月料のループ５によって、溶７ＩＪ！１８月８
又は溶解材８を載せた保持部材１０と電動７リンダ２と
を前者が上下方向に移動可能となるように連結する。次
いで、電動７リンダー２を吊りアーム３上に沿って電動
台車１則に移動させ、溶解材８又は支持部ＡＡ１０を上
方に吊り上げ、吊りアーム３の先端の下側に保持する。

次いで電動台車１をクレーン４と共に反射炉に向って移
動させ、図示したように吊ジアーム３の先端部と炉内の
所定の位置まで挿入し、次に電動７リンダーを吊りアー
ムの先端方向に移動させてＷｉ　ｌ’ｌ！ｉ月８父は溶
岸ｒ材を載せた支持部材１ｏを炉床７の」二に静かに降
下させる。この時、炉内の熱によって溶解材又は支持部
材を吊っていたループ３が溶解し、溶解材又は溶解材を
載ぜている支持部月はアームからはずれて炉内に供給さ
れる。

溶ＨＣ材を解放した後に、′電動台車１及び天井クレー
ン４の操作によって吊ジアーム３を炉の投入口から引き
出す。

上ｄピの方法で、支持部材１０を用いる場合に０１支持
部利は溶解材と共に反射炉内に供給されるから、溶解材
を溶解して再使用するのに差支えない材料、なるべくは
同じ祠料のものを用いることが望ましい。

以上、棹鉋１６１１造用飴型を反射炉に投入する場合を
例にとって酸１明したが、本発明はこのような鋳型にの
み眼側されず、大形又は長尺の重覇物からなる溶解材ｔ
［を反射炉に投入するのに画用することができる。

まだ、吊りアームを支持するのに天井クレーンを用いた
がクレーンの代りに台車によって吊りアームを支持して
もよく、又電動シリンダーの代りにループを巻き取る方
式等を採用してもよい。

以上のように、本発明によれば、大形な溶解材をそのま
ま反射炉の炉床に衝撃を与えずに投入でき、まだ、溶ｗ
１利を分ν］するだめの設備や費用と節減でき、技術的
にも経済的にも極めて効果的な方法ということができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施する装置の１例を示す説明図であ
る。 １・・・・電動台車、　　　２・・・−・電動シリンダ
ー、３・・・・・・吊すアーム、　　４・・・・天井ク
レーン５・・・・・・ループ、　　　　６・・・・投入
口、７・・・・・・炉　床、　　　　８・白・溶解材、
９・・・・・反射炉、　　　１ｏ・・・・・支持部拐。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）反射炉の投入口に横方向から挿入可能に保持され
   ている投入部材の先端に、反射炉内の温度で溶解するル
   ーズによって大形の溶解材を直接又は保持部材と共にＦ
   方に移動可能に保持し、投入部拐の先端部を反射炉内に
   挿入した後、溶解利又は１呆持部材がある場合にはこれ
   と共に溶解拐を炉床に吊シ降ろし、ループを溶解させて
   溶解拐のみ又は溶解材の保持部材を反射炉内に供給する
   ことを特徴とする反射炉への溶解材投入方法。