JPS598256Y2 - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
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- JPS598256Y2 JPS598256Y2 JP19708281U JP19708281U JPS598256Y2 JP S598256 Y2 JPS598256 Y2 JP S598256Y2 JP 19708281 U JP19708281 U JP 19708281U JP 19708281 U JP19708281 U JP 19708281U JP S598256 Y2 JPS598256 Y2 JP S598256Y2
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- Japan
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- support tube
- distraction
- tube
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- wire
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、照明装置に係り、とくに照明灯支柱が起倒・
伸縮可能に構或された照明装置に関する。
伸縮可能に構或された照明装置に関する。
一般に、工事用に用いられる照明装置は、1又は複数の
照明灯と、この照明灯を高い位置に設立して広範囲な照
明を行なうための照明灯支柱及び必要な場合に付設した
電源(例えばエンジン発電機)とを備えている。
照明灯と、この照明灯を高い位置に設立して広範囲な照
明を行なうための照明灯支柱及び必要な場合に付設した
電源(例えばエンジン発電機)とを備えている。
そして、各現場に移動設置される関係から、前記照明灯
,照明灯支柱,電源等がトレーラ上に装備されるととも
に、前記照明灯支柱が伸縮自在に形威され、かつ、起倒
可能に戊っている。
,照明灯支柱,電源等がトレーラ上に装備されるととも
に、前記照明灯支柱が伸縮自在に形威され、かつ、起倒
可能に戊っている。
これは、照明装置を移動する際、照明灯支柱を縮小し、
更にトレーラ上に略水平に倒置して、搬送に便ならしむ
るためであり、逆に照明灯を使用する場合、前記照明灯
支柱を起立・伸延して照明灯を高く掲げる必要があるた
めである。
更にトレーラ上に略水平に倒置して、搬送に便ならしむ
るためであり、逆に照明灯を使用する場合、前記照明灯
支柱を起立・伸延して照明灯を高く掲げる必要があるた
めである。
このため前記照明灯支柱は、支持管及びこの支持管内に
挿嵌された1又は複数の伸延管によって構或されている
。
挿嵌された1又は複数の伸延管によって構或されている
。
そして、従来は、前記照明灯支柱の起倒・伸縮を以下の
ように行なっていた。
ように行なっていた。
即ち、前記支持管の略中央部を支点として、該支持管が
垂直面内で回動自在となるように軸支し、かつ、この支
持管の下端にワイヤー(索条)の一端を固定し、該ワイ
ヤの他端を前記支持管の回動方向に巻取・又は巻出して
、前記照明灯支柱を起倒していた。
垂直面内で回動自在となるように軸支し、かつ、この支
持管の下端にワイヤー(索条)の一端を固定し、該ワイ
ヤの他端を前記支持管の回動方向に巻取・又は巻出して
、前記照明灯支柱を起倒していた。
一方、この照明灯支柱の起倒手段とは別に前記支持管及
び伸延管の先端部に伸縮滑車機構を装備し、この伸縮滑
車機構に巻掛けられたワイヤの端を巻取又は巻出して前
記照明灯支柱の伸縮を行なっていた。
び伸延管の先端部に伸縮滑車機構を装備し、この伸縮滑
車機構に巻掛けられたワイヤの端を巻取又は巻出して前
記照明灯支柱の伸縮を行なっていた。
前記伸縮滑車機構は、例えば、伸延管が一つの場合、支
持管の先端に伸縮用ローラを装着し、かつ、この支持管
に挿嵌した前記伸延管の下端部に、ワイヤーの一端を固
定連結し、このワイヤの他端を前記伸縮用ローラに巻掛
けたのち、該支持管の下端方向に巻取・巻出して該伸延
管を昇降するものである。
持管の先端に伸縮用ローラを装着し、かつ、この支持管
に挿嵌した前記伸延管の下端部に、ワイヤーの一端を固
定連結し、このワイヤの他端を前記伸縮用ローラに巻掛
けたのち、該支持管の下端方向に巻取・巻出して該伸延
管を昇降するものである。
しかしながら、かかる従来技術にあっては、照明灯支柱
の起倒・伸縮を行なうために各々別個のワイヤ及び巻取
手段を装備しなければならず、装置の構戒が複雑となり
、かつ、照明灯の起倒・伸縮作業に時間と手間を要する
という欠点を有していた。
の起倒・伸縮を行なうために各々別個のワイヤ及び巻取
手段を装備しなければならず、装置の構戒が複雑となり
、かつ、照明灯の起倒・伸縮作業に時間と手間を要する
という欠点を有していた。
本考案は、上記従来技術の欠点に鑑みなされたものであ
って、構或を小型,簡略化でき、かつ、起倒・伸縮作業
に要する時間の短縮及び手数の軽減を図ることのできる
安全な照明装置を提供することを、その目白勺とする。
って、構或を小型,簡略化でき、かつ、起倒・伸縮作業
に要する時間の短縮及び手数の軽減を図ることのできる
安全な照明装置を提供することを、その目白勺とする。
本考案は、支持管を、鉛直面内で起倒回動自在に軸支す
るとともに、この支持管の下端部に起倒用ローラを装着
し、伸縮滑車機構の、索条をこの起倒用ローラに巻掛け
たのち支持管の起倒回動方向に巻取・巻出しを行なうよ
うに構戊し、更に、前記支持管に、起立回動時の伸延動
作を拘束する伸延動作拘束機構を装備したことにより、
前記目的を達或しようとするものである。
るとともに、この支持管の下端部に起倒用ローラを装着
し、伸縮滑車機構の、索条をこの起倒用ローラに巻掛け
たのち支持管の起倒回動方向に巻取・巻出しを行なうよ
うに構戊し、更に、前記支持管に、起立回動時の伸延動
作を拘束する伸延動作拘束機構を装備したことにより、
前記目的を達或しようとするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は、本考案に係るエンジン発電機付照明装置を示
す正面図である。
す正面図である。
図に於て1は照明装置本体を運搬移動するためのトレー
ラであり、このトレーラ1の上に、筐体で固繞されたエ
ンジン発電機2と電動式の巻取機3及び照明灯4,4を
保持した照明灯支柱(以下、単に支柱という)5が装備
されている。
ラであり、このトレーラ1の上に、筐体で固繞されたエ
ンジン発電機2と電動式の巻取機3及び照明灯4,4を
保持した照明灯支柱(以下、単に支柱という)5が装備
されている。
前記トレーラ1には、前輪6,後輪7,7が設けられて
おり、このトレーラ1のけん引で照明装置を各現場に移
動できるようになっている。
おり、このトレーラ1のけん引で照明装置を各現場に移
動できるようになっている。
また、トレーラ1は、前端に設けられた,ピンの係脱で
垂直及び水平方向に回動・固定可能な補助器8と、該ト
レーラの前後端部に設けられた,横方向にスライド可能
なアウトリガ9,9とを有し(第2図参照)、これらの
補助器8、アウトリガ9,9に昇降自在に装備された脚
10.10・・・・・・を第1図の如く地面に押下する
ことにより、照明装置を所定の場所に設置固定出来るよ
うになっている。
垂直及び水平方向に回動・固定可能な補助器8と、該ト
レーラの前後端部に設けられた,横方向にスライド可能
なアウトリガ9,9とを有し(第2図参照)、これらの
補助器8、アウトリガ9,9に昇降自在に装備された脚
10.10・・・・・・を第1図の如く地面に押下する
ことにより、照明装置を所定の場所に設置固定出来るよ
うになっている。
前記トレーラ1上の、エンジン発電機2の前後側に、台
形枠体から戊る前部及び後部スタンド11.12が植設
固着されている。
形枠体から戊る前部及び後部スタンド11.12が植設
固着されている。
この前,後部スタンド11.12は、いずれの上端も前
記エンジン発電機2の上端面より高く形威されるととも
に、更に、後部スタンド12は前部スタンド11より幾
分高くなるよう上方へ延設されている。
記エンジン発電機2の上端面より高く形威されるととも
に、更に、後部スタンド12は前部スタンド11より幾
分高くなるよう上方へ延設されている。
この2つの前,後部スタンド11.12は前記エンジン
発電機2を挾み込む形でこれを固定するとともに、該前
,後部スタンド11.12上に支持5を保持するための
ものである。
発電機2を挾み込む形でこれを固定するとともに、該前
,後部スタンド11.12上に支持5を保持するための
ものである。
この支柱5は、3重管から戊り、最外部の支持管13と
、この支持管13の先端開口部に順次伸縮自在に挿嵌さ
れた第1伸延管14,第2伸延管15とによって構或さ
れている。
、この支持管13の先端開口部に順次伸縮自在に挿嵌さ
れた第1伸延管14,第2伸延管15とによって構或さ
れている。
前記支持管13は、軸方向中央部よりやや下方位置に固
着された断面コ字状の支持プレート板16を介して、前
記前部スタンド11上に設けられた軸受17に軸支され
ており、この軸受17を支点として、該支持管13が鉛
直面内で回動自在になっている。
着された断面コ字状の支持プレート板16を介して、前
記前部スタンド11上に設けられた軸受17に軸支され
ており、この軸受17を支点として、該支持管13が鉛
直面内で回動自在になっている。
前記軸受17の軸支点は、縮小された状態における前記
支柱5(照明灯4,4を保持した場合)の重心より下側
(第1図の左側)となるように設定されている。
支柱5(照明灯4,4を保持した場合)の重心より下側
(第1図の左側)となるように設定されている。
一方支柱5を縮小した状態で後方へ倒していくと、前記
後部スタンド12上に第2伸延管15の先端部近傍が当
接し、これによって、支柱5を水平から僅かに上方へ傾
斜した状態に倒置でき、かつ、安定に保持することがで
きるようになっている。
後部スタンド12上に第2伸延管15の先端部近傍が当
接し、これによって、支柱5を水平から僅かに上方へ傾
斜した状態に倒置でき、かつ、安定に保持することがで
きるようになっている。
前記支持管13及び第1,第2伸延管14.15は第3
図,第4図に示すように、支持管13及び第1伸延管1
4の内径側に各々軸方向に沿って刻設された案内用の長
溝18,19と、前記第1伸延管14及び第2伸延管1
5の外径側に、各々半径方向に突設し、軸方向に沿って
延設された、前記長溝18.19と嵌合する突条体20
,21によって、互いに軸回りの回転を拘束した状態で
、第3図の左右方向に摺動可能に形或されている。
図,第4図に示すように、支持管13及び第1伸延管1
4の内径側に各々軸方向に沿って刻設された案内用の長
溝18,19と、前記第1伸延管14及び第2伸延管1
5の外径側に、各々半径方向に突設し、軸方向に沿って
延設された、前記長溝18.19と嵌合する突条体20
,21によって、互いに軸回りの回転を拘束した状態で
、第3図の左右方向に摺動可能に形或されている。
また前記第2伸延管15の先端には横板22が固着され
ており、この横板22に装着された支持アーム23.2
3に複数の照明灯4,4が取付られている。
ており、この横板22に装着された支持アーム23.2
3に複数の照明灯4,4が取付られている。
この照明灯4,4は前記支持アーム23.23に対し、
垂直面内における取付角度を調節できるようになってい
る。
垂直面内における取付角度を調節できるようになってい
る。
前記支持管13及び第1伸延管14の先端部には、伸縮
用滑車機構30が装備されている。
用滑車機構30が装備されている。
即ち、第3図に示すように、前記支持管13と第1伸延
管14の先端部に、それぞれ固定滑車としての伸縮用ロ
ーラ31,32が回転可能に装着されており、また伸縮
用ローラ31の右側の前記支持管13の端面に固定具3
3が固着されている。
管14の先端部に、それぞれ固定滑車としての伸縮用ロ
ーラ31,32が回転可能に装着されており、また伸縮
用ローラ31の右側の前記支持管13の端面に固定具3
3が固着されている。
更に、前記支持管13,第1伸延管14の内径側軸方向
に沿った前記伸縮用ローラ31,32の延長線上に、該
支持管13,第1伸延1管14の先端から下端にかけて
刻設された長溝34,35が設けられており、一方、前
記第1,第2伸延管14.15の外径側下端部に、前記
長溝34.35に突設したピン36 .37が固着され
ている。
に沿った前記伸縮用ローラ31,32の延長線上に、該
支持管13,第1伸延1管14の先端から下端にかけて
刻設された長溝34,35が設けられており、一方、前
記第1,第2伸延管14.15の外径側下端部に、前記
長溝34.35に突設したピン36 .37が固着され
ている。
そして、まず一端を前記ピン37に固定連結した索条と
してのワイヤ38が前記長溝35内に延設され、かつ、
前記伸縮用ローラ32に巻掛けられたのち、該ワイヤ3
8の他端が前記支持管13の先端に設けられた固定具3
3に連結固定されている。
してのワイヤ38が前記長溝35内に延設され、かつ、
前記伸縮用ローラ32に巻掛けられたのち、該ワイヤ3
8の他端が前記支持管13の先端に設けられた固定具3
3に連結固定されている。
たま一端を前記ピン36に固定連結したワイヤ39が長
溝34内を枚設され、かつ、前記伸縮用ローラ31に巻
けられたのち前記支持管13の外側面に沿って下方(第
3図の左方)へ延設されている。
溝34内を枚設され、かつ、前記伸縮用ローラ31に巻
けられたのち前記支持管13の外側面に沿って下方(第
3図の左方)へ延設されている。
このワイヤ39は支持管13の側面に固着した脱離防止
用の案内環部材40.41内に遊挿されるようになって
いる(第1図参照)。
用の案内環部材40.41内に遊挿されるようになって
いる(第1図参照)。
このように構威された伸縮用滑車機構30において、前
記ワイヤ39の、伸縮用ローラ31へ巻掛後の他端部を
、第3図の左方へ引張ると、伸縮用ローラ31を介して
該ワイヤ39が前記第1伸延管14を右方へ移動し、こ
のとき同時に、伸延管14に装着された伸縮用ローラ3
2が右方へ移動するため、前記支持管13の固定具33
に連結されたワイヤ38が第2伸延管15を右方へ移動
せしめ、これにより、支柱5の伸延動作を行なうことが
できるようになっている。
記ワイヤ39の、伸縮用ローラ31へ巻掛後の他端部を
、第3図の左方へ引張ると、伸縮用ローラ31を介して
該ワイヤ39が前記第1伸延管14を右方へ移動し、こ
のとき同時に、伸延管14に装着された伸縮用ローラ3
2が右方へ移動するため、前記支持管13の固定具33
に連結されたワイヤ38が第2伸延管15を右方へ移動
せしめ、これにより、支柱5の伸延動作を行なうことが
できるようになっている。
一方、伸延した支柱5が鉛直又は斜め上向きに設立され
た状態で(第1図の2点鎖線A参照)、前記ワイヤ39
を引き戻すと、前記第1,第2伸延管14.15の自重
によって前述とは逆に該第1,第2伸延管14.15か
第3図の左方へ移動し、これにより支柱5が縮小するよ
うになっている。
た状態で(第1図の2点鎖線A参照)、前記ワイヤ39
を引き戻すと、前記第1,第2伸延管14.15の自重
によって前述とは逆に該第1,第2伸延管14.15か
第3図の左方へ移動し、これにより支柱5が縮小するよ
うになっている。
前記支持管13の下端底面には、第5図に示すように、
軸受50により軸支された大径の起倒用ローラ51が装
着されている。
軸受50により軸支された大径の起倒用ローラ51が装
着されている。
この起倒用ローラ5]には、前記伸縮用滑車機構30に
設けられた前記ワイヤ39が巻掛られるようになってお
り、このワイヤ39は更に、前記前部スタンド11の下
端近傍に備えられたガイドローラ52を経て端部が前記
トレーラ1に装備した巻取機3に連結されるようになっ
ている。
設けられた前記ワイヤ39が巻掛られるようになってお
り、このワイヤ39は更に、前記前部スタンド11の下
端近傍に備えられたガイドローラ52を経て端部が前記
トレーラ1に装備した巻取機3に連結されるようになっ
ている。
前記ガイドローラ52は、前部スタンド11の中央上下
方向に、広定の間隔隔てて平行に配設された垂直フレー
ム56 .57の下端部に軸支されるようになっている
。
方向に、広定の間隔隔てて平行に配設された垂直フレー
ム56 .57の下端部に軸支されるようになっている
。
前記巻取機3は、モータ53,ギヤボックス54及び巻
胴55から或り、前記ワイヤ39の巻取・巻出を行なう
機能を有している。
胴55から或り、前記ワイヤ39の巻取・巻出を行なう
機能を有している。
従って、この巻取機3が前記ワイヤ39を巻取ると、前
記起倒用ローラ51に、該起倒用ローラ51と前記ガイ
ドローラ52とを結ぶ線上方向の引張力が作用し、前記
支持管13に、軸受17を中心とする反時計回りのモー
メントが働くようになっている。
記起倒用ローラ51に、該起倒用ローラ51と前記ガイ
ドローラ52とを結ぶ線上方向の引張力が作用し、前記
支持管13に、軸受17を中心とする反時計回りのモー
メントが働くようになっている。
このため、前記ワイヤ39の巻取に応じて、前記支持管
13は、軸受17を中心にして反時計方向に緩やかに回
動し、該支持管13を鉛直に起立せしめることができる
(第5図の二点鎖線C参照)。
13は、軸受17を中心にして反時計方向に緩やかに回
動し、該支持管13を鉛直に起立せしめることができる
(第5図の二点鎖線C参照)。
またこれとは逆に、前記ワイヤ39を巻出すと、前記支
柱5等の自重で生じる前記支持管13の時計回りのモー
メントで、該支持管13が徐々に時計方向に回動し、こ
の支持管13を前記後部スタンド12上に倒置すること
ができる。
柱5等の自重で生じる前記支持管13の時計回りのモー
メントで、該支持管13が徐々に時計方向に回動し、こ
の支持管13を前記後部スタンド12上に倒置すること
ができる。
この回動倒置動作は、前記ワイヤ39の張力によって緩
やかに行なわれるようになっている。
やかに行なわれるようになっている。
前記支持管13の下端部には、前記ワイヤ39の反対側
に、支柱5の伸延動作拘束機構60が装備されている。
に、支柱5の伸延動作拘束機構60が装備されている。
この伸延動作拘束機構60は、Z形に形或された係止部
材61と、この係止部材61の垂直部62を回動自在に
軸支するため前記支持管13に固着された軸受63とか
ら或る。
材61と、この係止部材61の垂直部62を回動自在に
軸支するため前記支持管13に固着された軸受63とか
ら或る。
また、前記係止部材61は、垂直部62と前記支持管1
3との間に張設された引張ばね64によって、該係止部
材61の一方の水平部65の先端が常時支持管13側に
回動付勢されるようになっており、これにより、該水平
部65の先端部66が前記支持管13,第1,第2伸延
管14.15の全てを貫挿する状態で穿設された透孔6
7.68.69から戊る透孔部70(第3図参照)内に
挿通されて、該第1,第2伸延管14.15を係止し、
伸延を拘束するようになっている。
3との間に張設された引張ばね64によって、該係止部
材61の一方の水平部65の先端が常時支持管13側に
回動付勢されるようになっており、これにより、該水平
部65の先端部66が前記支持管13,第1,第2伸延
管14.15の全てを貫挿する状態で穿設された透孔6
7.68.69から戊る透孔部70(第3図参照)内に
挿通されて、該第1,第2伸延管14.15を係止し、
伸延を拘束するようになっている。
一方、前記前部スタンド11の垂直フレーム56 .
57には、前記係止部材61の,他方の水平部71の回
動当接位置に係脱板72が固着されている。
57には、前記係止部材61の,他方の水平部71の回
動当接位置に係脱板72が固着されている。
これがため、前記支持管13が回動起立し前記係止部材
61の水平部71が係脱板72に当接して押圧されると
該係止部材61が第5図における時計方向に回動し、こ
れにより前記一方の水平部65の先端部66が前記透孔
部70から外れ、前記第1,第2伸延管14.15を伸
延可能とするようになっている。
61の水平部71が係脱板72に当接して押圧されると
該係止部材61が第5図における時計方向に回動し、こ
れにより前記一方の水平部65の先端部66が前記透孔
部70から外れ、前記第1,第2伸延管14.15を伸
延可能とするようになっている。
(第5図の二点鎖線D参照)。
従って、予め、前記支柱5が縮小され後部スタンド12
に倒置されており、かつ、透孔部70に係止部材61が
嵌込まれているとき、前記巻取機3によってワイヤ39
の巻取を行なうと、前記第1,第2伸延管14.15の
伸延移動が拘束されているので、まず前記支持管13の
回動起立動作のみが行なわれる。
に倒置されており、かつ、透孔部70に係止部材61が
嵌込まれているとき、前記巻取機3によってワイヤ39
の巻取を行なうと、前記第1,第2伸延管14.15の
伸延移動が拘束されているので、まず前記支持管13の
回動起立動作のみが行なわれる。
そして、支持管13が鉛直に起立すると前記係止部材6
1が透孔部70から外れるため、前記ワイヤ39の継続
した巻取により、前述した伸延管14.15の伸延動作
が行なわれることとなる。
1が透孔部70から外れるため、前記ワイヤ39の継続
した巻取により、前述した伸延管14.15の伸延動作
が行なわれることとなる。
また、支柱5が起立伸延した状態で(第1図の二点鎖線
A参照)、前記ワイヤ39を巻出すと、前述とは逆にま
ず第1,第2伸延管14.15の自重による縮小動作が
行なわれ、次に、支柱5等の自重で生じる時計回りのモ
ーメントで支持管13が時計方向に回動し始める。
A参照)、前記ワイヤ39を巻出すと、前述とは逆にま
ず第1,第2伸延管14.15の自重による縮小動作が
行なわれ、次に、支柱5等の自重で生じる時計回りのモ
ーメントで支持管13が時計方向に回動し始める。
このとき前記係脱板72による係止部材61の押圧力が
解除されるため、前記引張ばね64に付勢されて、前記
係止部材61の一方の水平部65が再び透孔部70に嵌
込まれる。
解除されるため、前記引張ばね64に付勢されて、前記
係止部材61の一方の水平部65が再び透孔部70に嵌
込まれる。
そしてワイヤ39の継続的な巻出しにより前記支持管1
3の回動倒置動作が緩やかに行なわれることとなる。
3の回動倒置動作が緩やかに行なわれることとなる。
前記前部スタンド11の垂直フレーム56 .57には
、更に、支持管13の係止機構80が装備されている。
、更に、支持管13の係止機構80が装備されている。
この係止機構80は、支柱5を起立伸延した際に、該支
柱5の回動を防止し、照明灯4,4を固定するためのも
のである。
柱5の回動を防止し、照明灯4,4を固定するためのも
のである。
即ち、前記前部スタンド11の垂直フレーム56.57
には凹部81,82及びこの凹部81,82を覆う形で
前記垂直フレーム56.57に帖着された保護プレー}
83.84が設けられており(第2図参照)、この凹
部81,82にそれぞれ一組の係止用爪部材85.86
(内、一方は図示せず)が装備されている。
には凹部81,82及びこの凹部81,82を覆う形で
前記垂直フレーム56.57に帖着された保護プレー}
83.84が設けられており(第2図参照)、この凹
部81,82にそれぞれ一組の係止用爪部材85.86
(内、一方は図示せず)が装備されている。
この内、係止用爪部材85は、前記垂直フレーム56と
この垂直フレーム56に貼着された保護プレート83と
の間に回動自在に軸支されており、かつ、第5図の左方
延設端部に、下方に向けて緩やかに湾曲した傾斜面87
を有する爪部88が形威されている。
この垂直フレーム56に貼着された保護プレート83と
の間に回動自在に軸支されており、かつ、第5図の左方
延設端部に、下方に向けて緩やかに湾曲した傾斜面87
を有する爪部88が形威されている。
前記係止用爪部材85の第5図における右端部には、該
係止用爪部材85を反時計方向に付勢ずる引張ばね98
が設けられており、この引張ばね98の一端が前記垂直
フレーム56に固着された固定ボルト89に固定される
ようになっている。
係止用爪部材85を反時計方向に付勢ずる引張ばね98
が設けられており、この引張ばね98の一端が前記垂直
フレーム56に固着された固定ボルト89に固定される
ようになっている。
また、前記保護プレート83の,係止用爪部材85の下
側には、突片90が植設されており、この突片90によ
り、該係止用爪部.材85の爪部88が、水平方向より
下方へ下がらないよう制限されている。
側には、突片90が植設されており、この突片90によ
り、該係止用爪部.材85の爪部88が、水平方向より
下方へ下がらないよう制限されている。
他の係止用爪部材86についても全く同様に形或されて
いる。
いる。
一方、このように構或された係止機構80に対応して、
前記支持管13の外側面両側に、ピン91.92が植設
されている。
前記支持管13の外側面両側に、ピン91.92が植設
されている。
そして、前記支持管13が回動起立すると、前記ピン9
1.92が係止用爪部材85,86の傾斜面87.95
(内、一方は図示せず)に当接して時計方向に除々に押
上げ最後に該ピン91.92に爪部88,93(内、一
方は図示せず)が係合し、当該支持管13を係止できる
ようになっている。
1.92が係止用爪部材85,86の傾斜面87.95
(内、一方は図示せず)に当接して時計方向に除々に押
上げ最後に該ピン91.92に爪部88,93(内、一
方は図示せず)が係合し、当該支持管13を係止できる
ようになっている。
また前記保護プレー} 83.84の下端部の間には、
ストップパー94が装着されており、このストップパー
94によって、起立後の支持管13の時計方向の回動を
制限するようになっている。
ストップパー94が装着されており、このストップパー
94によって、起立後の支持管13の時計方向の回動を
制限するようになっている。
前記係止用爪部材85 .86は爪部88,93を外部
から押上げ回動することにより前記ピン91.92から
簡単に外すことができるようになっている。
から押上げ回動することにより前記ピン91.92から
簡単に外すことができるようになっている。
また、前記保護プレート83.84は誤って係止用爪部
材85.86がピン91.92から離脱しないようにす
るためのものである。
材85.86がピン91.92から離脱しないようにす
るためのものである。
又、前記照明灯4,4及び巻取機3は、前記エンジン発
電機2により電源の供給がなされるようになっている。
電機2により電源の供給がなされるようになっている。
次に、上記実施例の全体的動作を説明する。
予め、支柱5は縮小されて後部スタンド12に倒置され
ており、かつ、透孔部70に伸延拘束用の係止部材61
が嵌合しているものとする。
ており、かつ、透孔部70に伸延拘束用の係止部材61
が嵌合しているものとする。
この状態で前記ワイヤ39を巻取機3で巻取ると、前記
伸縮用滑車機構30は動作することなく、前記起倒用ロ
ーラ51に引張力が加えられる。
伸縮用滑車機構30は動作することなく、前記起倒用ロ
ーラ51に引張力が加えられる。
この引張力により、前記支持管13は、軸受17を支点
として反時計方向に回動する。
として反時計方向に回動する。
そして、この支持管13が起立すると前記係止部材61
が透孔部70から離脱し第1,第2伸延管14.15が
伸延可能となり、これがため継続したワイヤ39の巻取
に応じて前記伸縮用滑車機構30が稼動し支柱5の伸延
が行なわれる。
が透孔部70から離脱し第1,第2伸延管14.15が
伸延可能となり、これがため継続したワイヤ39の巻取
に応じて前記伸縮用滑車機構30が稼動し支柱5の伸延
が行なわれる。
また、前記支持管13の起立の際、係止機構80が該支
持管13の固定を行なう。
持管13の固定を行なう。
これとは別に、前記支柱5を縮小倒置する作業を行なう
場合、前記巻取機3を逆転して前記ワイヤ39の巻出し
をする。
場合、前記巻取機3を逆転して前記ワイヤ39の巻出し
をする。
このとき、まず、前記伸縮用滑車機構30の作用で第1
,第2伸延管14.15の縮小がなされる。
,第2伸延管14.15の縮小がなされる。
縮小完了後、前記係止機構80を外すと、今度は支柱5
等の自重によって前記支持管13が時計方向に回動し始
め、同時に前記係止部材61が透孔部70に嵌合する。
等の自重によって前記支持管13が時計方向に回動し始
め、同時に前記係止部材61が透孔部70に嵌合する。
そして、引き続きワイヤ39の巻出しを行なうことによ
り、前記支持管13は徐々に回動し、遂には前記後部ス
タンド12上に倒置される。
り、前記支持管13は徐々に回動し、遂には前記後部ス
タンド12上に倒置される。
この実施例によれば、従来の支柱伸縮手段に、単に、起
倒用プーりを付設するのみで、支柱の起立伸延又は縮小
倒置を連続的に行なうことができ、従って簡単な構威で
、照明灯の設立又は折畳み作業を短時間に、かつ、少な
い労力で行なうことができる。
倒用プーりを付設するのみで、支柱の起立伸延又は縮小
倒置を連続的に行なうことができ、従って簡単な構威で
、照明灯の設立又は折畳み作業を短時間に、かつ、少な
い労力で行なうことができる。
また、支柱の起立回動動作を、該支柱を縮小せしめた状
態で行なうことができるため、巻取機の負担を軽減して
小型化することが可能となると同時に、作業環境に対す
る安全性を確保できる。
態で行なうことができるため、巻取機の負担を軽減して
小型化することが可能となると同時に、作業環境に対す
る安全性を確保できる。
尚、上記実施例に於ては、伸延管を2段設ける場合につ
き説明したが、本考案は何らこれに限定されるものでは
なく、1段又は3段以上設けてもよい。
き説明したが、本考案は何らこれに限定されるものでは
なく、1段又は3段以上設けてもよい。
また、支柱の起立回動の際に該支柱の伸延を拘束するた
めの伸延動作拘束機構は、前述した実施例の構或の他に
、第6図に示すように、支持管13の外部に設けたハン
ドル100を回して、該ハンドルのねじ部(図示せず)
を前記第1,第2伸延管内に進退自在に挿通して行なう
ように形威してもよい 以上のように、本考案によれば、構戒を小型・簡略化で
き、かつ、起倒・伸縮作業に要する時間を短縮し,手数
を軽減することのできる安全な照明装置を提供できる。
めの伸延動作拘束機構は、前述した実施例の構或の他に
、第6図に示すように、支持管13の外部に設けたハン
ドル100を回して、該ハンドルのねじ部(図示せず)
を前記第1,第2伸延管内に進退自在に挿通して行なう
ように形威してもよい 以上のように、本考案によれば、構戒を小型・簡略化で
き、かつ、起倒・伸縮作業に要する時間を短縮し,手数
を軽減することのできる安全な照明装置を提供できる。
第1図は本考案に係るエンジン発電機付照明装置を示す
正面図、第2図は第1図の左側面図、第3図は第1図の
一部に係る支柱の一部省略した断面図、第4図は第3図
のIV一IV線に沿った断面図、第5図は第1図の一部
に係る拡大詳細図、第6図は、第5図の一部に係る伸延
動作拘束機構の変形例を示す概略図である。 3・・・・・・巻取機、4・・・・・・照明灯、5・・
・・・・照明灯支柱、13・・・・・・支持管、14・
・・・・・第1伸延管、15・・・・・・第2伸延管、
17・・・・・・軸受、30・・・・・・伸縮用滑車機
構、51・・・・・・起倒用ローラ、60・・・・・・
伸延動作拘束機構。
正面図、第2図は第1図の左側面図、第3図は第1図の
一部に係る支柱の一部省略した断面図、第4図は第3図
のIV一IV線に沿った断面図、第5図は第1図の一部
に係る拡大詳細図、第6図は、第5図の一部に係る伸延
動作拘束機構の変形例を示す概略図である。 3・・・・・・巻取機、4・・・・・・照明灯、5・・
・・・・照明灯支柱、13・・・・・・支持管、14・
・・・・・第1伸延管、15・・・・・・第2伸延管、
17・・・・・・軸受、30・・・・・・伸縮用滑車機
構、51・・・・・・起倒用ローラ、60・・・・・・
伸延動作拘束機構。
Claims (1)
- 支持管と、この支持管に順次伸縮自在に挿嵌された少な
くとも1つの伸延管とから或る照明灯支柱と、前記支持
管及び各伸延管の先端部に、索条の巻取・巻出により該
伸延管の伸縮を行なう伸縮滑車機構とを備えた照明装置
に於て、前記支持管を、鉛直面内で起倒回動自在に軸支
するとともに、この支持管の下端部に起倒用ローラを装
着し、前記索条をこの起倒用ローラに巻掛けたのち支持
管の起倒回動方向に巻取・巻出しを行なうように構威し
、更に、前記支持管に、起立回動時の伸延動作を拘束す
る伸延動作拘束機構を装備したことを特徴とする照明装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19708281U JPS598256Y2 (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19708281U JPS598256Y2 (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58101420U JPS58101420U (ja) | 1983-07-09 |
JPS598256Y2 true JPS598256Y2 (ja) | 1984-03-14 |
Family
ID=30110302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19708281U Expired JPS598256Y2 (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598256Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP19708281U patent/JPS598256Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58101420U (ja) | 1983-07-09 |
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