JPS5982072A - 小麦胚芽油入り飲料 - Google Patents

小麦胚芽油入り飲料

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Publication number
JPS5982072A
JPS5982072A JP57192702A JP19270282A JPS5982072A JP S5982072 A JPS5982072 A JP S5982072A JP 57192702 A JP57192702 A JP 57192702A JP 19270282 A JP19270282 A JP 19270282A JP S5982072 A JPS5982072 A JP S5982072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheat germ
germ oil
fruit juice
oil
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP57192702A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Ogoshi
大越 進
Masayuki Nagano
永野 正幸
Hajime Kubota
久保田 肇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON SEIFUN KK
NIPPN Corp
Original Assignee
NIPPON SEIFUN KK
Nippon Flour Mills Co Ltd
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Publication date
Application filed by NIPPON SEIFUN KK, Nippon Flour Mills Co Ltd filed Critical NIPPON SEIFUN KK
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Publication of JPS5982072A publication Critical patent/JPS5982072A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な小麦胚芽油入シ飲料に関するものである
小麦胚芽油は、ビタミンE、リノール酸、リルン酸その
他のビタミン類を豊富に含む健康食品としてよく知られ
ており、ゼラチンソフトカプセル又は油液状タイプのも
のが市販されている。カプセルタイプは摂取する際の簡
便性、保存性の点ですぐれているが、食品としてみた場
合、食品本来の持つべき嗜好性に欠は味気ないものであ
り、1回の摂取量も少量に抑えられてし1うという欠点
がある。また、油液状タイプのものは、一般の食用油た
とえばサラダオイルなどとくらべると小麦胚芽油特有の
油の臭味、癖が強く残っているため、摂取するのに抵抗
があり好ましくない。
ところで従来より市販されている各種飲料の素材として
は多種多様のものが用いられてきているが、脂溶性物質
、即ち小麦胚芽油も含め動植物油あるいは魚油等を主要
素材として使用した例はなく、わずかにオレンジオイル
、レモンオイル等の精油類が凡そ十分の一程度乳化香料
として添加されているに過ぎない。これは飲料に仕上げ
た段階で油の臭味あるいは水と油の分離が大きな障害と
なっているためと考えられる。
本発明者等はこのような状況を解決するために小麦胚芽
油を飲料素材として利用することについて鋭意研究を重
ねた。その結果小麦胚芽油、梅等の果汁または発酵乳、
キサンタンガム等の天然ガム類、糖類等を所定の比率で
配合し、更にpHを調整して得られる小麦胚芽油を含む
濃縮タイプの飲料は、乳化安定性がよく、しかも小麦胚
芽油の臭味が最小限に抑えられることを見い出し、この
知見に基いて本発明を完成するに至った。
したがって本発明は、小麦胚芽油、果汁または発酵乳、
糖類、天然ガム類を配合したことを特徴とする小麦胚芽
油入り飲料である。本発明の飲料は必要に応じて更に、
酸味料、水溶性ビタミン類、ミネラル類のみならず脂溶
性ビタミン類を配合することもできる。本発明は、これ
を要約すれば、梅等の果汁寸だは発酵乳に糖類を混合し
、この液にキサンタンガム等の天然がム類を加えて粘性
を高め、小麦胚芽油を加えてこれを微細粒子に乳化し安
定化させ且つpHを4.0以下、好捷しくけ3.0以下
に調整して、小麦胚芽油特有の臭味、癖を除き、飲みや
すい小麦胚芽油入シ飲刺としたことを特徴とするもので
ある。
本発明の好捷しい態様では、小麦胚芽油1〜15重量係
、梅等の果汁または発酵乳10〜70重量係、好ましく
け30〜70重量係、キサンタンガム等の天然ガム類0
.1〜5重!: % 、糖類(果汁中の糖分を含まない
)40〜60重量係、酸味料0〜1.5重量係から成り
、pl−1が4.0以下、好捷しくは3.0以下の飲料
が提供される。
本発明の飲料をこれらの素材を使用して作るには、たと
えば、寸ず糖類中にキサンタンがム等の天然ガムを混合
し、次いで梅等の果汁せたけ発酵乳中にこれを加え攪拌
して完全にとかす。さらに攪拌しながらこの液に小麦胚
芽油を徐々に滴Fし分散乳化させた後に、高圧ホモジナ
イザーを用いて均質化すれば乳化安定性のよいものがで
きる。
着香料、酸味料は必要により適宜添加すればよい。
液の粘性が高いため、この高圧ホモジナイザーを用いて
の均質化に際し、その処理圧を少くとも150 ky/
cm2以上にし、これによって乳化粒子の径をできるだ
け細かく、たとえば数ミクロン程度にするのが好捷しい
。この操作により液の乳化安定性が増し又小麦胚芽油の
臭味を大きく減じる効果があられれる。しかも小麦胚芽
油粒子が小さいため、体内での吸収性も、従来の乳化し
ない状態で摂取する場合とくらべて一段と優れている。
小麦胚芽油はそれ自身が含有する栄養成分特にビタミン
E、リノール酸、リルン酸その他の微量栄養成分を本発
明の飲料に供給する最も重要な素材である。小麦胚芽油
は、必要に応じて添加される他の脂溶性物質を溶かす作
用もある。従来のいわゆる健康飲料では水溶性ビタミン
類を添加したものが一般的であり、脂溶性ビタミン類を
添加したものは、その乳化安定性が低いため、添加量は
数’V%が限度とされその例も少ない。とれに対して本
発明に係る飲料は比較的多量の小麦胚芽油を含んでいる
ので、これに脂溶性ビタミン類が容易かつ豊富に溶解し
、脂溶性ビタミン類を多事・に含む飲料を提供すること
が可能となる。
本発明に用いる小麦胚芽油は通常の精製品が好ましく、
未精製の才まであると臭味が強く飲用に耐えない場合が
ある。ここに精製品とは、油の精製工程である脱酸、脱
色、脱ガム、脱臭処理を経たものをいい、未精製品とは
これらの操作を行っていないものをいう。
小麦胚芽油の配合量は1〜15重量係が好寸しぐ、1重
量係よシ少ないと栄養的にみて乏しく、15重重量上シ
多いと油・の臭味の抑制が困難になり又粘性も犬きくな
って飲料としての品質が劣ってくる。
果汁は糖抽出したあるいけ搾汁した梅果汁が最もよいが
、その他みかん、オレンジ、レモン、プラム、リンゴ果
汁等も使用できる。その配合量、け10〜70重量係が
好捷しく、配合量が多くなるほど一般に味が濃く旨いも
のが出来る。小麦胚芽油の臭味を減じるには前述の如く
、高圧ホモソナイザーによって油の粒子を数ミクロン程
度寸で微細に均質化するのが有効であるが、更に飲料の
pHを3以下に下げると臭味を一層減じることができる
。l)Hの低い梅果汁についてはその調整の必要ばない
が、プラム、リンゴ果汁のような比較的酸味の弱い果汁
あるいは果汁の配合率をFげた時には酸味料を添加し、
p)(を4以下、好ましくは6以下に下げることにより
臭味を一層減じることが出来る。
使用される酸味料としてはクエン酸、酒石酸、フマール
酸、リンゴ酸等が挙げられ、これらは単品又は組み合わ
せて用いられる。
ところで小麦胚芽油は不飽和脂肪酸を多く含むだめビタ
ミンE含量が多いにも拘らず酸化され易く変質し易いも
のである。ここで用いる果汁特に梅果汁はクエン酸を多
く含むので、これがビタミンEのシネルギストとなシ相
乗作用により小麦胚芽油の抗酸化能を高めこれを安定化
させる作用をしている。又飲料中にビタミンCが存在す
る場合、あるいはこれを加えた場合、一般に溶液中では
殊に不安定といわれているビタミンC自体の安定性もよ
くなる。
また、上記果汁の代りに、あるいはこれに加えて、発酵
乳を使用することもできる。この場合にもpH3,0以
下に調整することが好捷しい。
本発明に使用する天然ガム類の例としては、キサンタン
ガム、タラガントガム、カラギナン、アラビアガム、4
クチン等がある。これらの天然ガム類の内では、耐熱耐
酸性が強く温度差による粘度の変動が殆んどなく且つ高
い粘性を示すことがらキサンタンガムが最も好捷しい。
これらがム類の作用は小麦胚芽油を乳化すると共に液に
粘性を与えてその安定性を良くすることにある。使用量
I″i0・1〜5重量係が適当であり、飲料の粘度範囲
は1〜4 poise (25℃)程度とするのが好ま
しい。一般にキサンタンガムは少量で粘性が上がるため
0.1〜0.3重量係でよいが、アラビアガムでは3〜
5重量係程度使用する必要がある。
乳化剤との併用も可能で酸性溶液でも安定なグリセリン
脂肪酸エステル類を、小麦胚芽油に対して0.1〜0.
5重量係添加すると乳化の際の操作を容易にする。
糖類としては砂糖、異性化糖(果糖、ブドウ糖液糖)あ
るいはグルコース、マルトース、フラクトース、カップ
リングシュガー、糖アルコール類いずれでも支障はなく
、これらを単品又は組み合わせて用いることができる。
糖類は一般に40〜乙O重量%程度用いるのが好捷しく
、果汁に含まれる糖分を含めて糖濃度として50係以上
となるように配合することが好寸しい。これによって、
この飲料の水分活性が下がp(AwO,85以下)、低
pH(3以下)と相捷って菌類の繁殖を抑制する効果を
だしている。
本発明の飲料は、従来飲料素材として考慮されたことの
ない栄養分の豊富な小麦胚芽油を主要素材とする新規な
飲料であシ、小麦胚芽油特有の臭味、癖を軽減して飲み
やすくするとともに、安定で長期保存が可能であるとい
う特徴を有するものである。本発明の飲料は水、湯等で
3〜6倍程程度希釈して飲用するのが好捷しい。
以下本発明を実施例によって説明する。
実施例/〜乙 表/に示す各材料を均一になる壕で以下に述べる手順で
混合乳化して本発明の小麦胚芽油入り飲料(濃縮タイプ
)を得た。
表  1 飲料製造に当っては、上記材料を次の4工程によって、
混合均一化する。
1 第2工程:これを0群へ加え40〜50℃に加温して完
全に溶解させる。
第3工程:標準的食品用高速ミキサー(50011〜8
000rpm)で攪拌しながらこの溶液に0群を徐々に
加え、次いで0 群を加える。
第4工程:この乳化液を更に均質化するため高圧ホモミ
キサーを用いて150kg/ crn2以上で処理する。
第5工程:増結後65℃10分以上で殺菌する。
なおA 4 、 A、 5 、扁6において、酸味料を
添加する前OpH値はそれぞれ5.7.6.4.4.1
であった。
実施例7 表2に示す各材料を用いて、実施例1〜6と同様にして
小麦胚芽油入り飲料を調製した。
2 表    2 3

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)小麦胚芽油、果汁または発酵乳、糖類、天然ガム
    類を配合したことを特徴とする飲料。
  2. (2)  吐 が6.0以下である特許請求の範囲第1
    項記載の飲料。
  3. (3)更に酸味料を含んでいる特許請求の範囲第1項記
    載の飲料。
  4. (4)小麦胚芽油1〜15重量%、果汁または発酵乳1
    0〜70重量%、糖類40〜60重量%、天然ガム類0
    .1〜5重量%、酸味料0〜1.5重量係を含む特許請
    求の範囲第1項記載の飲料。
JP57192702A 1982-11-02 1982-11-02 小麦胚芽油入り飲料 Pending JPS5982072A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4834990A (en) * 1987-12-23 1989-05-30 Amer Moh S Non-dairy liquid health food
WO1995021542A1 (en) * 1994-02-08 1995-08-17 Vioryl Chemical And Agricultural Industry, Research S.A. A natural and healthy juice
CN104382170A (zh) * 2014-11-27 2015-03-04 苏州嘉禧萝生物科技有限公司 一种含有gaba的健康饮品

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US4834990A (en) * 1987-12-23 1989-05-30 Amer Moh S Non-dairy liquid health food
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