JPS598110B2 - コタイサツゾウソウチ - Google Patents

コタイサツゾウソウチ

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JPS598110B2
JPS598110B2 JP50128698A JP12869875A JPS598110B2 JP S598110 B2 JPS598110 B2 JP S598110B2 JP 50128698 A JP50128698 A JP 50128698A JP 12869875 A JP12869875 A JP 12869875A JP S598110 B2 JPS598110 B2 JP S598110B2
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哲雄 安藤
武夫 橋本
博司 山崎
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電荷結合素子CCD等の固体撮像素子を使用し
た固体撮像装置に係る。
固体撮像素子としてCCDを使用した撮像装置は一般に
第1図で示すように構成される。
図の例はフレームシフト方式を採る場合であつて、撮像
装置IORは撮像部20Rと、フレームシフト方式にお
いては通常蓄積部と称されている垂直レジスタ部30R
と、そして読出しレジスタ40Rとで構成され、撮像部
20Rは被写体像の光学情報を二次元の電気的情報に変
換するためのものであつて、絵素となる複数の受光部2
を有する。すなわち、水平方向及び垂直方向に夫々所望
とした数の絵素1、一、、11−2・・・・・・1m−
nが所定のピッチτHをもつて配列形成され、夫々は例
えば3個の受光部2で構成される。従つて、これらの受
光部2には3個の電極φを〜φ3が対応して設けられる
。すなわち、3相のCCDとして構成される。垂直レジ
スタ30Rは撮像部20Rで得た電気的情報つまり光情
報に基づくキャリヤを水平走査線毎に順次並列転送し、
対応する水平走査線の位置に蓄積するためのものである
。このため、垂直レジスタ30Rは撮像部20Rとほぼ
同じ構成を採る。従つて、対応する部分には「,」を付
してその説明は省略する。なお、3はチヤンネルストツ
パを示す。
一方、蓄積された電荷は並列的に読出し用のレジスタ4
0Rに転送されたのち、レジスタ40Rに印加される互
に120たの位相差を有する読出しクロツクパルスにて
直列的に読出される。
4はその出力端子を示す。
レジスタ40Rは図示のように水平方向の絵素数nに対
応した読出領域5a〜5nのみを有し、その読出しは上
述したように互に1200の位相差をもつ3相のクロツ
クパルスφA〜φcで行なわれるから、前述したと同様
に1つの絵素に対応して3つの領域RAl〜RA3が形
成されている。
ここで、入力光情報は絵素毎にサンプリングされた状態
で電気信号に変換されるため、周知のピジコン管などを
使用したときとは異り、絵素毎にサンプリングされた形
の出力信号(撮像信号)がこのCCDから得られる。す
なわち、今サンプリング周波数をFcとした場合、各絵
素を水平区間毎に走査することにより、その1水平区間
で得られる出力映像信号SYは第2図で示すように輝度
信号SYの直流成分SDCのほかに、サンプリング周波
数Fcをキヤリヤとするサンプリング周波数F。
が直流成分SDOで変調された側波帯成分SM(交流成
分)が得られることになる。但し、図示する例はそのう
ちの基本波のみ示してある。この場合、交流成分SMに
はサンプリング周波数Fcを中心として上下の側波帯が
生ずるので、解像度の劣化を防止すべく直流成分SDC
の帯域を十分に採ると、第2図で示されるように直流成
分SDCの高域成分SDlI中にサンプリング周波数F
cの側波帯成分が重なり、斜線の部分が折り返し歪とな
つで生起される。
この状態のまま画像を再生すると、再生画面にちらつき
現象となつて現われる。なお、SDLは直流成分SDO
の低域成分を示す。この現象は上述したように、折り返
し歪が生ずるためであるから、例えば、サンプリング周
波数FOの1/2以下に直流成分SDCの帯域巾を制限
すれば、当然折り返し歪は起らず、画面のちらつきは防
止できる。
しかしこのように直流成分SDCの帯域巾を制限するこ
とは解像度の劣化を来すものであるからあまり得策とは
言えない。一方、解像度の劣化を来たさないように直流
成分SDCの帯域巾(この例では3.5MHz程度)を
とり、かつ折り返し歪が生じないようにするにはサンプ
リング周波数Fcを充分高く採ればよい。ところで、サ
ンプリング周波数F。
はCCDにおける水平方向の絵素数Nと水平走査周波数
FHの積F。=N−FH(具体的には水平走査方向の有
効走査時間が考慮される)で求められるから、上述した
ように折り返し歪を除去すべくサンプリング周波数Fc
を高くするには、それに伴つて絵素数Nを増加しなけれ
ばならず、従つてこの方法ではCCDの製造上の困難性
を惹起する。これらの問題は以下述べる構成で解決でき
る。
この具体的な解決手段は本出願人がすでに提案したもの
であつて、例えば3個のCCDを用い、これらに投影さ
れる被写体像の関係にあつて、一の投影像は他の投影像
に対して夫々τH/3だけずれるように被写体像とCC
Dとの相対的な位置関係が選定されるものである。例え
ば、被写体像6を基準にした場合には第3図で示すよう
にCCDlOR〜10BをτH/3だけずらして配置す
る。このように空間的にτH/3だけずらして投影する
と、夫々のCCDlOR〜10Bから得られる撮像出力
を合成することによつて、夫々のサンプリングキャリヤ
W1〜W3の位相関係は第4図のように互に120Wの
位相差を有することになる。この場合、キヤリヤ成分W
1〜W3のレベルはすべて同じになるから、合成するこ
とによつて夫々のCCDlOR〜10Bから得られる側
波帯成分SMは相殺されることになり、極めて簡単な構
成をもつて、初期の目的を達成できるものである。なお
、実際の信号処理にあつては、空間的には勿論であるが
、時間的にも120、の位相を付与した状態で信号の合
成を行う必要がある。
同一のクロツクパルスφ。〜φoで上記目的を達成する
ためには、第5図で示すようにパルスの供給位置を1個
ずつ順次ずらし、例えばパルスφぃは夫々斜線で示す異
なつた領域RAl〜RA3に印加されるように結線する
。他のクロツクパルスφB,φcについても同様である
。このようにすれば、垂直シフトレジスタ30R〜30
Bからは常に斜線で示す領域にのみ電荷が転送されるこ
とになる。
複数の領域RAl〜RA3間は夫々について120複の
位相差があるから、この状態で夫々のCCDlOR〜1
0Bから順次撮像出力を得ると、時間的にも120Bの
位相関係を満足することになる。7は信号加算器を示す
ところで、読出しレジスタ40Rに設けられた複数の領
域RA,〜RA3にクロツクパルスφA〜φcを供給す
るには第6図で示すように構成される。すなわち、領域
RAl〜RA3に隣接する半導体基体11の主平面11
a上には読出し方向bに向つて延長された互に並行する
3本の導電層12A〜12Cが被着形成される。そして
、各領域RAl〜RA3と夫々対応する導電層12A〜
12Cとの間の電気的な接続は、半導体基体11中に形
成された領域13a〜13cによつて行なわれる。これ
ら領域13a〜13cは基体11がP型ならこれと異な
る領域、つまりN型の領域として形成される。なお、図
中「x」印はコンタクト部分を示す。このようにすれば
、夫々所望とする電気的な接続を行なうことができる反
面、次のような問題を惹起する。
今、結線用の領域として13b及び13eの2つの領域
を考えた場合、これら一対の領域13b,13cが形成
された基体11の上面11aにはこれらの領域に跨つて
導電層12Aが延長されているため、両領域13b,1
3eがソース又はドレインの領域として働いてしまう場
合がある。
このような場合にはこれら一対の領域13b,13cに
よつて寄生MOSが形成されてしまうので、導電層12
B又は12Cに印加されたクロツクパルスが寄生MOS
を形造る領域13b,13e間のチヤンネル部分を通し
て導電層12A側に洩れてしまう。寄生MOSは領域1
3b,13c間だけでなく、そのほかの領域間において
も形成され、同様に電流の洩れが生ずる。そのため、ク
ロツクパルスの電力損失が大きくなることに加えて、ク
ロツクパルスを印加しても正常に動作しなかつたりして
、読出し動作が不安定になる欠点がある。本発明はこの
ような欠点を一掃せんとするもので、寄生MOSの完全
除去をその主目的とするものである。以下図面を参照し
て本発明装置を説明する。第7図は本発明による固体撮
像装置における要部の一例を示す平面図である。
同図Aは読出しレジスタ40Rに設けられた導電層部分
が斜線で示され、同図Bは半導体領域関係のみが斜線で
示されている。垂直レジスタ部30Rは従来と同様、複
数の受光部2に対応して複数のレジスタ1″1−1〜V
m−。を有し、これらレジスタ1′1−1〜1′.一。
の間は垂直方向に延びるチヤンネルストツパ3にて相互
が隔絶され、又水平方向には3相からなる並行電極φ″
1〜φ″3が被着されている。本例では垂直レジスタ3
0Rを構成する半導体基体11が延長され、ここに読出
しレジスタ40Rの各領域が形成される。第7図Aにお
いて2重斜線で示す領域が上述した読出し領域RAl〜
RA3に対応するもので、第6図と同様に1個のレジス
タに対して3個の読出し領域が設けられるも、これらの
領域は周知のように半導体基体11上に被゜着された導
電層にてその面積、形状等が定められる。領域RAl〜
RA3は垂直レジスタ30Rに設けられた電極φ′3と
近接して配置されると共に、レジスタ1′.−oに対応
する読出し領域5aにあつて、中央の領域RA2はレジ
スタ1′n]−。
の直下に位置するようその相対的な位置関係が選定され
る。このほかのレジスタと各読出し領域5a〜5nとの
関係も同様であるから、その説明は省略する。なお、以
後の説明は装置10の各部の断面図を夫々参照して説明
することにしよう。但し、第8図A及びBは装置10の
縦断面図、第9図A及びBはその横断面図を夫々示す。
領域RAl〜RA3を構成する夫々の電極の取出しは次
のようになされる。
すなわち、本発明では3相構成の電極のうちの1つの電
極の引出し方向は、残りの電極の引出し方向とは異なる
ように選定されるものであつて、本例では中央に存する
領域RA2を形成するための電極の引出し方向が異るよ
うになされた場合である。すなわち、図で示すように領
域RA2に対応して設けられる導電層12Bは垂直レジ
スタ30Rに設けられた最後の電極φtと上述した複数
の領域5a〜5nとの間に位置する如く被着形成され、
そのため中央領域RA2における電極の引出し方向は上
方になる(第8図A参照)。
これに対し、左右に存する一対の領域RAl,RA3に
おける電極の引出し方向は従来装置と同様下方である。
その構成を次に述べる。夫々の領域RAl,RA3にお
ける導電層12A,12Cはこれら領域RAl,RA3
の下側に所定の距離を隔てて水平走査方向に対し並行状
態をもつて被着形成されるも、内側に存する導電層を1
2Cとしたときには、この導電層12Cと領域RA3と
の間は直接導電層によつて結線される。依つてこの場合
には、領域RA3を形造る電極から導電層12Cまでは
一体的に形成されるは言うまでもない。左側の領域RA
lと導電層12Aとの間は半導体基体11中に形成され
る半導体領域によつてその相互が電気的に結線されるも
のである。すなわち、第8図Bで示すように基体11の
所望とする位置に形成された半導体領域15にて結線さ
れる。16a,16bは夫々窓孔を示す。
複数の半導体領域15の間には第8図A及び第9図Bで
夫々示すようにチヤンネルストツパ一用の領域16が形
成される。
領域15,16の導電形式は、基体11がP型であるの
なら、領域15はN型、他の領域16はp+型である。
17はSiO2等の絶縁層を示す。
以上のように電極の引出し方向を選定すれば、半導体領
域15と導電層12Cとによつては寄生MOSは形成さ
れなくなる。
つまり、左右に存する半導体領域15を跨いで導電層1
2Cが被着されていても、これら領域15は夫々電気的
に結線された状態にあるので、左右の領域15は同電位
となり、従つて左右の領域間にはチャンネルが形成され
ない。すなわち、寄生MOSは発生しない。ところで、
垂直レジスタ30Rに蓄えられた電荷を読出しレジスタ
40Rに転送するには、以下述べるような電位関係に選
定されたクロツクパルスを使用すればよい。この転送状
態を第10図を参照して説明するも、この図は第7図の
V−V線上における断面図を示す。従つて、垂直及び読
出しの各レジスタ30R,40Rの一部が表われている
。第10図Aは電極φ″3直下に電荷が蓄えられている
状態を示し、依つて基体11がP型であるなら、電極φ
tに正の電圧(以下「1」の電圧という)を印加し、他
の電極を零電位(以下「O]とする)に保持すれば、同
図Aで示す如く、電極φ(直下のみにポテンシヤルウエ
ル18が形成され、図の如き電荷が蓄積される。
従つて、この電荷を読出しレジスタ40Rにおける中央
の領域RA2に転送するには、領域RA2における導電
層(以下電極と呼称する)12Bに[1」のクロツクパ
ルスφ8を供給する。
こうすると、そのポテンシヤルウエル18は第10図B
のように広がるため、電荷を読出しレジスタ40R側(
矢印b方向)に転送できる。一方、同一の内部構造を有
するCCDを3個用いて、先に述べた様な構成のカメラ
を考えた場合には、電極φ″3及び領域RAl,RA2
及び凡!に印加するクロツクは全く同一であることが望
ましいが、従来技術にて示される構造のCCDを3個用
いた場合、1つのCCDでは正しく転送が行なわれるが
、他の2つのCCDにあつては電荷が基板自体に注入さ
れてしまつたり、望ましくない方向に拡散したりする(
第10図C)。
この問題を解決するためには、更に垂直レジスタ部30
Rと読み出しレジスタ40Rで形成されるポンテンシヤ
ルウエル18に差を与えれば良い。
即ち、読出しレ―ジスタ40R下に形成されるポテンシ
ヤルウエルの深さを、垂直レジスタ部30R直下に形成
されるポテンシヤルウエルよりも深くすれば第10図B
の状態において、電極φ23を「1」より「O」とする
ことなく電荷を読出しレジスタ40R側に完全に転送し
得るものである。但し、この場合は領域RA2が「1]
の時であるが、領域RA2が「O」の状態にあるCCD
については、電極12B直下のポテンシヤルは電荷に対
してバリヤーとして働き、電極12Bに「1」のクロツ
クパルスが印加されるまで、電荷は電極φt直下に保存
されることになる。
従つて、電極φCが「1」の状態を充分に長く(読み出
しレジスタ用クロツクの少なく共1周期以上)すれば、
3個のCCDlOR〜10Bに関し、1200の位相差
を付与した読み出しが可能となる。
両レジスタ30R,40Rの各ウエル18に差を与える
具体的な手段は以下に示す4つの手段が考えられる。1
読出しレジスタ40R側に埋込みチヤンネルを形成する
こうすると、この埋込みチヤンネル直下に形成されるウ
エルが表面チヤンネル(垂直レジスタ30R側)の場合
よりも深くなるからである。2夫々のレジスタ30R,
40Rに供給するクロツクパルスの電位に差を与える。
図の例のように基体11がP型の場合には、レジスタ3
0Rに加えるクロツクパルスの電圧レベルよりも読出し
用のレジスタ40Rに供給するクロツクパルスの電圧レ
ベルの方を大きくすれば、読出しレジスタ40R側のウ
エルの方が一層深くなる。
3基体11の不純物濃度をレジスタ30Rと40Rとで
変える。
読出し側のレジスタ40Rのそれを低くすればよい。4
Si02層17の厚みを変える。
すなわち、読出しレジスタ40R側のSiO2層17の
厚みを薄く形成する。本例では1の手段を例示する。
読出し領域5a〜5n直下に形成したN+型の領域19
(第7図以下参照)がこの埋込みチヤンネル形成用の領
域で、この例では読出し領域5a〜5nのうちの約2/
3の領域を占めている。埋込みチヤンネルを形成した場
合の転送状態を第11図に示す。
同図Aは第10図Aに対応し、同図Bは第10図Cに対
応あるが、電極φ′3のクロツク電位が「1」で、電極
12Bが「O」のときには同図Aのようなポテンシャル
ウエル18が形成される。埋込みチャンネル直下のウエ
ルは電極φ53直下のそれよりも浅い。しかし、電極1
2Bのクロツク電位を[0」より「1」に変えると、そ
のとき埋込みチヤンネル直下に形成されるウエル18b
の方が電極φ′3直下のそれ18aよりもΔWだけ深く
なるので、ウニル18bの電荷は完全に他方のウエル1
8bに転送されるようになる。
なお、3個の固体撮像装置10R〜10Bを使用して目
的とする撮像装置を構成する場合で、第5図で示すよう
に夫々の読出しレジスタ40R〜40Bに供給するクロ
ツクパルスの位相を120ずつ異ならせるようにしたと
きにおける他の2個の固体撮像装置10G及び10Bの
電位関係は第11図C及びDで夫々示すようになつてい
る。
そのため、クロックパノレスφ8のみに注目すれば、こ
のパルスφ8では1個の固体撮像装置10Rのみ領域1
2Bに電荷が転送されるようになるから、上述した12
0電の位相関係を満足する。ところで、第5図では各固
体撮像装置10R〜ノ10Bに夫々供給されるクロツク
パルスφ。
〜φcを共用する構成が示されているが、固体撮像装置
を第7図で示すように構成した場合には次のような問題
が生ずる。つまり、電荷を領域RAl,RA3に転送す
るには、必ず中央の領域RA2を介して行なわなければ
ならない。ところが、クロツクの共用構成を採ると、第
12図で示す如く結線する関係上、例えば第1の固体撮
像装置10Rのレジスタ40Rの領域RA2にクロツク
パルスφ、が印加されている場合(第11図A)、例え
ば第2のそれ10Gは隣りの領域RA3に印加され(第
11図C)、そして最後の撮像装置10Bは第11図D
で示すように残りの領域RAlに印加されることになる
ので、第2及び第3の固体撮像装置10G,10Bにお
いては読出しレジスタに電荷を転送しえないことになる
。この問題を解決するには第13図で示すように、垂直
レジスタの電極φに供給するクロツクパルスφ3Cのパ
ルス巾を読出し用のクロツクパルスφぃ〜φcのパルス
巾Tの少くとも3倍以上に選定する。
こうすることによつて、3個の読出しレジスタ40R〜
40Bに夫々存する中央の領域RA,に転送用の最初の
クロツクパルスφA〜φcが供給されるまでの間、少く
とも垂直レジスタ30R〜30Bを電荷転送状態に保持
するものである。従つて、まず最初に第1の読出しレジ
スタ40Rを考察するに、期間Taにおいて垂直レジス
タ30Rから中央の領域RA2に電荷が転送され、次の
期間Tb以後はクロツクパルスφC,φAにて水平方向
に転送されるため、読出し状態に至るは容易に理解でき
よう。
次に、第2の読出しレジスタ40Gについて考察するが
、この場合垂直レジスタ30Gからの電荷転送はクロツ
クパルスφBで行なわれるだけであとは前述したと同様
の動作が繰り返えされる。
従つて、第3の読出しレジスタ40Bにおいては最後の
クロツクパルスφ。にて転送が行なわれる。そして、こ
れらの転送領域はいずれも中央の領域RA2である。し
かし、120ずの位相差が賦与された状態にあるは云う
までもない。以上説明したように本発明では領域RAl
〜RA3の各電極引出し方向を第7図のように選定した
ため、複数の半導体領域15に跨る導電層12Cがあろ
うとも、これらの領域15によつて寄生MOSは発生し
ない。
そのため、クロツクパルスが洩れることによつて生ずる
電力損失や、クロツク動作が不安定になるようなことが
ないから、それだけ信頼性に富み、かつ経済的な斯種固
体撮像装置を具現しうる特徴を有するものである。又、
垂直レジスタにおいて形成されるポテンシヤルウエルに
対し、読出しレジスタで形成されるポテンシヤルウエル
の方が深くなるように選定してあるため、電荷の転送残
しが完全になくなる。そのため、転送効率がよく画像の
S/Nの向上を図りうると共に、画像を忠実に再現でき
る効果を有するものである。更に、垂直レジスタに対す
るクロツクパルスの巾を少くとも3Tに選定してあるた
め、クロツクパルスを共用することができる。
依つて、装置を安価に構成しうる効果に加え、3個の固
体撮像装置相互間における読出しのタイミングを考慮す
る必要がないから、正確な合成画像を得ることができる
。なお、上述した実施例において、CCDとしてはフレ
ームシフト方式のものに適用した例を述べたが、インタ
ラインシフト方式やその他のトランスフア方式のCCD
に適用しうる勿論である。
又、第7図の例では複数の導電層12A〜12Cは夫々
所定の距離を隔てて被着形成したが、導電層12B,1
2Cはオーバーラツプ構成でも勿論よい。
【図面の簡単な説明】
第1図は固体撮像体の一例を示す構成図、第2図は撮像
信号の周波数スペクトル図、第3図は被写体と固体撮像
体との相対的な位置関係を示す図、第4図は複数の固体
撮像装置から得られる撮像信号におけるサンプリングキ
ヤリヤの位相関係を示す線図、第5図は撮像信号の合成
方法を示す構成図、第6図は従来の固体撮像装置におけ
る要部の構成図、第7図は本発明による固体撮像装置の
一例を示す要部の構成図、第8図はその縦断面図、第9
図はその横断面図、第10図及び第11図は本発明装置
の説明に供する断面図、第12図は本発明装置の信号処
理系の一例を示す図、第13図はクロツクパルスの波形
図である。 10R〜10Bは固体撮像装置、30R〜30Bは垂直
レジスタ、40R〜40Bは読出しレジスタ、5a〜5
nは水平方向の絵素に対応した領域、RAl〜RA3は
読出し領域、18はポテンシヤルウエル、φ′,a〜φ
′3c及びφA〜φcはクロツクパルス、19は埋込み
チヤンネル用の領域である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被写体像の光学情報を二次元の電気的情報に変換す
    る絵素となる複数の受光部を有した撮像部と、この撮像
    部よりの電気的情報を各走査線毎に並列に順次転送する
    垂直レジスタ部と、この垂直レジスタ部よりの出力を並
    列に受けこれを直列に読出す3相駆動の読出しレジスタ
    とを備え、上記垂直及び読出しレジスタは夫々転送クロ
    ックパルスにて上記電気的情報の転送が行なわれると共
    に、上記読出しレジスタは、それが形成される半導体基
    体の表面に上記3相の転送クロックパルスが夫夫供給さ
    れ、水平転送方向に延在する3本の導電層と上記各絵素
    に対応して設けられた3個の読出し領域を形成する3個
    の電極とを有し、上記3本の導電層のうちの1本は上記
    垂直レジスタ部と上記3個の電極群間に配され、上記3
    個の電極のうちの第1の電極と接続され、他の2本の導
    電層は上記3個の電極群の上記垂直レジスタ部とは反対
    側に配され、そのうちの1本の導電層は上記3個の電極
    のうちの第2の電極と導電層により接続され、他の1本
    の導電層は上記半導体基体中に設けられた半導体領域に
    よつて上記3個の電極のうちの第3の電極と接続される
    ようにしたことを特徴とする固体撮像装置。 2 上記読出しレジスタに形成されるポテンシャルウェ
    ルは上記垂直レジスタに形成されるポテンシャルウェル
    よりも深くなるようになされたことを特徴とする上記特
    許請求の範囲の第1項に記載の固体撮像装置。 3 上記垂直レジスタに印加される転送クロックパルス
    の巾は上記読出しレジスタに供給される転送クロックパ
    ルスの少くとも1周期分を包含するようにパルス巾が選
    定されてなることを特徴とする上記特許請求の範囲の第
    1項に記載の固体撮像装置。
JP50128698A 1975-10-24 1975-10-24 コタイサツゾウソウチ Expired JPS598110B2 (ja)

Priority Applications (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05804Y2 (ja) * 1984-01-23 1993-01-11

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JPH05804Y2 (ja) * 1984-01-23 1993-01-11

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