JPH05804Y2 - - Google Patents

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JPH05804Y2
JPH05804Y2 JP1984006325U JP632584U JPH05804Y2 JP H05804 Y2 JPH05804 Y2 JP H05804Y2 JP 1984006325 U JP1984006325 U JP 1984006325U JP 632584 U JP632584 U JP 632584U JP H05804 Y2 JPH05804 Y2 JP H05804Y2
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JP
Japan
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gauge
ring gauge
guide member
bar
ring
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JP1984006325U
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JPS60120305U (ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、軸と、これに装着される部材とを結
合するのに用いられるコツタの測定装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
たとえば、エンジンバルブの傘部を吸排気口に
圧縮させるためには、エンジンバルブの軸部を、
圧縮ばねによつて付勢する必要がある。しかし
て、エンジンバルブの軸端に、圧縮ばねで付勢さ
れたローテータを結合するためには、1対のコツ
タが使用されている。
ローテータをエンジンバルブの軸部に確実に結
合させるためには、各コツタの製造後において、
その外径を正しく測定する必要がある。
従来のコツタの測定装置は、第1図に示すよう
に、本体1に横設した受け台2上に、圧縮ばね3
を介して支持されているリングゲージ4と、上記
を受け台2より上向突出させて受け台2に固着さ
れている筒状ガイド部材5と、ガイド部材5およ
びリングゲージ4に摺動自在に貫挿されているバ
ーゲージ6等からなつている。
リングゲージ4には、大径部を上側とした下向
きテーパ状の保持穴7(第4図参照)が穿設され
ている。
バーゲージ6の上部適所には、環状の凹部8が
形成され、かつ上端には、リングゲージ4の上面
4aに当接し得る外径をもつ頂板9が設けられて
いる。
コツタ11は、第2図および第3図に示すよう
に、外周面11cが下向きテーパをなす半円筒状
のものを左右1対としてなり、その内周面には、
バーゲージ6の凹部8に嵌合しうる環状突部11
bが形成されている。
コツタ11を、第4図に示すように、バーゲー
ジ6に係合させた状態で、リングゲージ4の保持
穴7内に適正嵌入すると、コツタ11は、測定位
置に設定された状態となる。
第1図に示すように、本体1の上部には、上端
にハンドル12を有する送りねじ13が螺合され
ている。
ハンドル12の操作により送りねじ13を下降
させて、バーゲージ6の頂板9を押圧することに
よつて、コツタ11は、リングゲージ4の保持穴
7の下方に押圧される。
コツタ11が下降し得なくなつたときの、リン
グゲージ4の上面4aと頂板9の下面9aとの距
離tを、隙間ゲージ14等で測定することによ
り、コツタ11の上面の位置を求め、これに基い
て、コツタ11の上面である大径部の直径が求め
られる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記した従来の測定装置においては、バーゲー
ジ6に荷重を加えるために、送りねじ13を下降
させるのに時間が長くかかり、非能率的であつ
た。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上下方向に回動可能なレバーに連動
して昇降する作動軸を、バーゲージの上方に配設
し、ハンドルの1回の操作により、コツタの測定
を短時間でできるようにしたコツタの測定装置を
提供することにある。
その具体的構成は、下向きテーパ状をなす保持
穴を有し、かつ装置の本体に横設された受け台上
に、圧縮ばねを介して支持されているリングゲー
ジと、上部を受け台より上向突出させて受け台に
固着されている筒状のガイド部材と、上記ガイド
部材およびリングゲージに摺動自在に貫挿され、
外周面の適所に環状の凹部を有し、かつ上端に、
リングゲージの上面に当接可能な頂板を有するバ
ーゲージと、内周面にバーゲージの凹部に係合し
うる環状突部を有し、かつ外周面が、リングゲー
ジの保持穴に適正に嵌合しうる下向きテーパ状を
なす半円筒状の左右1対のコツタと、バーゲージ
に嵌合したコツタを、リングゲージの保持穴に圧
入して、リングゲージの上面とバーゲージの頂板
の下面との距離を測定することにより、コツタの
上端外径を測定しうるようになつており、上記バ
ーゲージの上部を押圧可能であつて、昇降自在の
作動杆を、本体の上部に設け、かつ、本体に後端
を枢支されていて、上下方向に回動自在の前向き
のレバーに、作動杆の上部を係合し、前記レバー
の作動により、バーゲージ押圧用の前記作動杆を
昇降させるようにし、さらに前記筒状のガイド部
材の受台からの上向突出量を、リングゲージが圧
縮ばねに抗してガイド部材の上面に当接したとき
に、リングゲージの保持穴に対するコツタの嵌入
量が所望値となるように定めたものである。
〔実施例〕
以下、第5図に基づいて、本考案の一実施例を
説明する。
なお、従来の装置における部材と同じ機能を有
するものには、同じ符号を付して、その説明を省
略する。
第5図において、本体15の上部に固着された
取付板15aには、ブラケツト16が固着されて
いる。ブラケツト16の前面下部には、上下方向
のガイド筒16aが形成され、ガイド筒16aに
は、バーゲージ6と同一軸線上にある作動杆17
が貫挿されている。
ブラケツト16の上端には、前方へ突出するレ
バー18の後端が、水平の軸19により枢着され
ている。このレバー18は、軸19に巻装された
図示しないばねにより、上向きに付勢されてい
る。
軸19のやや前方において、レバー18には、
前後方向を向く長孔18aが穿設され、長孔18
aには、作動杆17の上端に固着された水平のピ
ン21が、適宜の手段で抜け止めして遊嵌されて
おり、レバー18の上下回動により、作動杆17
は昇降するようになつている。
コツタ11を、第4図および第5図に示す測定
位置に取付けた状態において、ハンドル18を操
作して、作動杆17を下降させると、作動杆17
の下端17aが、バーゲージ6の頂板9を押圧し
て、バーゲージ6は下降させられる。
これにより、コツタ11は、リングゲージ4の
保持穴7に押込まれる。バーゲージ6を、さらに
圧縮ばね3に抗して下降させると、リングゲージ
4は、ガイド部材5の上端面5aに当接して、そ
の下降は阻止される。
この際、圧縮ばね3の縮み量は一定であるの
で、コツタ11を、常に一定の圧力でリングゲー
ジ4の保持穴7内に圧入することができる。
コツタ11の大径部の寸法は、前記した従来装
置と同様に、リングゲージ4と、バーゲージ6の
頂板9と距離tを、隙間ゲージ14で測定して、
換算することにより求められる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、上下方向に回動可能として本
体に設けたレバーにより、作動杆を昇降させると
コツタは、一定の圧力で、リングゲージの保持穴
へ嵌入して、コツタの大径部の寸法が測定される
ので、コツタの寸法測定時間が短縮され、測定作
業の能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のコツタの測定装置の縦断正面
図、第2図は、コツタの平面図、第3図は、コツ
タの縦断正面図、第4図は、コツタ設定部を示す
縦断正面図、第5図は、本考案の一実施例を示す
コツタの測定装置の縦断側面図である。 1……本体、2……受け台、3……圧縮ばね、
4……リングゲージ、5……ガイド部材、6……
バーゲージ、7……保持穴、8……凹部、9……
頂板、11……コツタ、12……ハンドル、13
……送りねじ、14……隙間ゲージ、15……取
付板、16……ブラケツト、17……作動杆、1
8……レバー、19……軸、21……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下向きテーパ状をなす保持穴を有し、かつ装置
    の本体に横設された受け台上に、圧縮ばねを介し
    て支持されているリングゲージと、上部を受け台
    より上向突出させて受け台に固着されている筒状
    のガイド部材と、上記ガイド部材およびリングゲ
    ージに摺動自在に貫挿され、外周面の適所に環状
    の凹部を有し、かつ上端に、リングゲージの上面
    に当接可能な頂板を有するバーゲージと、内周面
    に、バーゲージの凹部に係合しうる環状突部を有
    し、かつ外周面が、リングゲージの保持穴に適正
    に嵌合しうる下向きテーパ状をなす半円筒状の左
    右1対のコツタと、バーゲージに嵌合したコツタ
    を、リングゲージの保持穴に圧入して、リングゲ
    ージの上面とバーゲージの頂板の下面との距離を
    測定することにより、コツタの上端外径を測定し
    うるようになつており、上記バーゲージの上部を
    押圧可能であつて、昇降自在の作動杆を、本体の
    上部に設け、かつ、本体に後端を枢支されてい
    て、上下方向に回動自在の前向きのレバーに、作
    動杆の上部を係合し、前記レバーの作動により、
    バーゲージ押圧用の前記作動杆を昇降させるよう
    にし、さらに前記筒状のガイド部材の受台からの
    上向突出量を、リングゲージが圧縮ばねに抗して
    ガイド部材の上面に当接したときに、リングゲー
    ジの保持穴に対するコツタの嵌入量が所望値とな
    るように定めたことを特徴とするコツタの測定装
    置。
JP632584U 1984-01-23 1984-01-23 コツタの測定装置 Granted JPS60120305U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP632584U JPS60120305U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 コツタの測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP632584U JPS60120305U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 コツタの測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60120305U JPS60120305U (ja) 1985-08-14
JPH05804Y2 true JPH05804Y2 (ja) 1993-01-11

Family

ID=30483664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP632584U Granted JPS60120305U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 コツタの測定装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102672309B1 (ko) * 2019-09-30 2024-06-04 주식회사 엘지화학 바코터 오목부의 곡률 반경 측정 장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS598110B2 (ja) * 1975-10-24 1984-02-22 ソニー株式会社 コタイサツゾウソウチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS598110U (ja) * 1982-07-07 1984-01-19 マツダ株式会社 粗型材の良否検査装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS598110B2 (ja) * 1975-10-24 1984-02-22 ソニー株式会社 コタイサツゾウソウチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60120305U (ja) 1985-08-14

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