JPH04322922A - 嵌合体と軸との圧入方法     - Google Patents

嵌合体と軸との圧入方法    

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JPH04322922A
JPH04322922A JP3090162A JP9016291A JPH04322922A JP H04322922 A JPH04322922 A JP H04322922A JP 3090162 A JP3090162 A JP 3090162A JP 9016291 A JP9016291 A JP 9016291A JP H04322922 A JPH04322922 A JP H04322922A
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gear
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center
pusher
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JP3090162A
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Koichi Nakajima
幸一 中島
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、軸もしくは軸付歯車
に平歯車を圧入して歯車を組み立てるための歯車の組立
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】汎用油圧プレス機を用いた歯車の組立装
置としては、図2に示すような構造のものが従来から用
いられている。この従来の組立装置は、汎用油圧プレス
機のプレス棒(1)とプレス台(2)の間に垂直に軸(
3)もしくは軸付歯車をセットし、圧入前位置にセット
した平歯車(4)を上記プレス棒(1)により押圧して
軸(3)もしくは軸付歯車の所定位置に圧入するもので
あって、上記軸(3)もしくは軸付歯車を支持する受台
(5)と、プレス棒(1)の押圧力を平歯車(4)に伝
えるための当金(6)とで構成されている。上記受台(
5)は、中央に支持穴(5a)を有する。そして、汎用
油圧プレス機のプレス台(2)上に載置された状態で該
支持穴(5a)に上記軸(3)もしくは軸付歯車の一端
側段付部(3a)が嵌着されることにより、この軸(3
)もしくは軸付歯車をプレス台(2)上で垂直状態に支
持する。また、上記当金(6)は、環状体であって、軸
(3)もしくは軸付歯車の圧入前位置にセットされた平
歯車(4)の上に載置され、平歯車(4)を圧入する際
に最後までプレス棒(1)が軸(3)ないしは軸付歯車
の他端に当たることなく平歯車(4)を押圧できるよう
構成されている。
【0003】従来の歯車組立装置は上記のように構成さ
れているので、汎用油圧プレス機のプレス台(2)の上
に受台(5)を載せ、軸(3)もしくは軸付歯車を受台
(5)にセットする。そして、平歯車(4)を軸(3)
もしくは軸付歯車の圧入前位置へセットし、当金(6)
を平歯車(4)上に載せて、汎用油圧プレス機のプレス
棒(1)で当金(6)を押し、平歯車(4)を軸(3)
もしくは軸付歯車へ圧入し組み立てる。図2は、この従
来装置における圧入組立前のセット状態を示している。
【0004】また、関連する従来技術としては、軸に部
品を圧入するための専用の圧入組付装置に関するものが
実開昭63−32727号公報に示されている。この公
報のものは、軸を仮受台によって支えながら左右のホル
ダに支持されたセンタシャフトで位置決めするとともに
、一方のホルダには圧入部品を嵌合支持せしめ、他方の
ホルダには軸を圧入部品側に押圧する押しブロックを備
えたシリンダ機構を支持せしめることによって、軸と圧
入する部品との位置合わせ精度の高い圧入組付装置を実
現しようとしている。他に、実開昭59−100533
号公報にも同様の技術が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2に示す従来の歯車
組立装置では、軸(3)もしくは軸付歯車は受台(5)
により一端側のみが支持されるよう構成されているので
、不安定であり、圧入時に傾きを生じやすい。そして、
軸(3)もしくは軸付歯車が傾いたままで圧入が行われ
ると、この軸(3)もしくは軸付歯車に対し平歯車(4
)が傾いた状態で組み立てられてしまう。そのため、こ
のような従来の歯車組立装置では精度の高い組立を安定
して行うことができないといった問題点があった。また
、上記各公報に示された装置の場合は、軸の両端をセン
タシャフト等で位置決めしつつ支持するようにしている
が、いずれも専用の圧入装置を構成するものであって、
汎用油圧プレス機を用いた歯車組立装置における上記問
題点を解消するものではなかった。
【0006】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、歯車を高い精度で安定して組み立てるこ
とができる歯車組立装置を得ることを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る歯車の組
立装置は、軸(軸付歯車を含む)の一端に対向して配置
され背面に圧縮バネの圧力を受けて軸の一端中心を押圧
支持する第1のセンターピンを内蔵するとともに、軸の
外周を案内するブッシュを備えた受台と、軸の他端に対
向して配置され背面に圧縮バネの圧力を受けて軸の他端
中心を押圧支持する第2のセンターピンを内蔵するとと
もに、受台に対するガイド部を有し、平歯車の背面を押
圧して平歯車を軸の圧入位置に押し込む押金とを備えた
ものである。
【0008】
【作用】この発明においては、それぞれ圧縮バネの圧力
を受ける第1のセンターピンと第2のセンターピンによ
り軸もしくは軸付歯車を一端側および他端側から押圧支
持し、その際、一対のセンターピンは、受台のブッシュ
によって外周が案内され安定支持された状態の軸もしく
は軸付歯車の一端中心および他端中心を捉えて挟持する
ことにより、軸もしくは軸付歯車の中心位置を決める。 そして、押金のガイド部を受台に対し摺動させつつ押金
を押し下げることで、軸もしくは軸付歯車の位置決め精
度を保ちながら平歯車を圧入する。
【0009】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す断面図であ
る。この実施例の歯車の組立装置は、汎用油圧プレス機
を用い、該汎用油圧プレス機のプレス棒(1)とプレス
台(2)の間に垂直に軸(3)もしくは軸付歯車をセッ
トし、圧入前位置にセットした平歯車(4)を汎用油圧
プレス機のプレス棒(1)により押圧して軸(3)もし
くは軸付歯車に圧入するものであって、上記軸(3)を
支持する受台(7)と、プレス棒(1)の押圧力を受け
て平歯車(4)を圧入方向に押圧する押金(8)とで構
成されている。
【0010】上記受台(7)は、軸(3)もしくは軸付
歯車を受けるグラス状の受部(7a)と、該受部(7a
)を支える脚部(7b)とからなる。そして、上記受部
(7a)の内周側上部には、軸(3)もしくは軸付歯車
の中央部外周を案内する第1のブッシュ(9)が嵌着さ
れ、同内周側下部には、軸(3)もしくは軸付歯車の一
端側段付部(3a)の外周を案内するとともに圧入時の
ストッパーの役目をする第2のブッシュ(10)が嵌着
されている。また、受台(7)には、軸(3)もしくは
軸付歯車の一端中心を捉えて押圧支持すべく脚部(7b
)側から受部(7a)の底面を貫通するように第1のセ
ンターピン(11)が設けられ、このセンターピン(1
1)に対し背面側から圧力をかけるよう脚部(7b)に
圧縮バネ(12)が装着されている。
【0011】また、上記押金(8)は、軸(3)もしく
は軸付歯車に対しセットされた平歯車(4)の背面を押
圧する倒立グラス状の押部(8a)と、汎用油圧プレス
機のプレス棒(1)の押圧力を受ける頭部(8b)とか
らなる。そして、上記押部(8a)には、平歯車(4)
に当接する押圧面を越え下方に延びて上記受台(7)の
受部(7a)外周に摺接状態で被さるガイド部(8c)
が設けられている。また、押金(8)には、軸(3)も
しくは軸付歯車の他端中心を捉えて押圧支持すべく、頭
部(8b)側から押部(8a)の頂面を貫通するように
第2のセンターピン(13)が設けられ、このセンター
ピン(13)に対し背面側から圧力をかけるよう頭部(
8b)に圧縮バネ(14)が装着されている。なお、押
金(8)には、圧入時に内部の空気が外部に抜けるよう
、所定位置にエア抜き穴(図示せず)が設けられる。
【0012】上記受台(7)は、重量軽減のため脚部(
7b)が断面逆T字状にとされ、それにより、全体とし
てワイングラス状の形状となっている。また、押金(8
)も、やはり重量軽減のため頭部(8b)が断面T字状
とされ、全体として倒立したワイングラス状の形状とな
っている。なお、図1は、この実施例の装置の圧入組立
前のセット状態を示している。
【0013】上記実施例の装置においては、汎用油圧プ
レス機のプレス台(2)の上に受台(7)を載せ、その
受部(7a)に上方から軸(3)もしくは軸付歯車をセ
ットする。この時、受台(7)に内蔵された第1のセン
ターピン(11)は、軸(3)もしくは軸付歯車の一端
側センター穴(15)を捉えて中心位置を決める。また
、受台(7)の受部(7a)内周に嵌着された第1およ
び第2のブッシュ(9),(10)は、第1のセンター
ピン(11)が上記センター穴(15)を捉えやすいよ
う軸(3)もしくは軸付歯車の外周を案内する。そして
、この状態で平歯車(4)を軸(3)もしくは軸付歯車
の圧入前位置にセットし、次いで、押金(8)を上方よ
り被せる。この時、押金(8)はガイド部(8c)が受
台(7)の受部(7a)外周に摺接状態で被さることに
よって案内され、押金(8)に内蔵された第2のセンタ
ーピン(13)が軸(3)もしくは軸付歯車の他端側セ
ンター穴(16)を捉えて中心位置を決める。上記第1
および第2のブッシュ(9),(10)により軸(3)
もしくは軸付歯車の外周が安定的に支持されるため、第
2のセンターピン(13)はセンター穴(16)を容易
に捉えることができる。
【0014】そして、このようにして第1および第2の
センターピン(11),(13)によって軸(3)もし
くは軸付歯車を挟持し中心位置を決めた状態で、押金(
8)のガイド部(8c)を受台(7)に対し摺動させつ
つ汎用プレス機のプレス棒(1)によって押金(8)を
押し下げ、平歯車(4)を軸(3)もしくは軸付歯車の
所定位置に圧入する。この時、軸(3)もしくは軸付歯
車は、一端段付部(3a)の段下がり面が受台(7)に
嵌着された第2のブッシュ(10)に当接することによ
って止まり、これに対して平歯車(4)が押し下げられ
所定位置に圧入される。
【0015】このように、一対のセンターピン(11)
,(13)によって軸(3)もしくは軸付歯車を位置決
めした状態で、押金(8)のガイド部(8c)を受台(
7)に対し摺動させつつ押金(8)を押し下げるように
することで、軸(3)もしくは軸付歯車の軸中心自体が
傾かないよう、また、軸(3)もしくは軸付歯車に対し
て平歯車(4)が傾かないようにでき、したがって、高
精度の組付を安定して行うようにできる。
【0016】なお、以上、平歯車を軸もしくは軸付歯車
に圧入するものについて説明したが、この発明は、リン
グもの部品と軸もの部品の組み合わせであれば他の用途
にも転用できるものである。
【0017】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、圧縮バ
ネの圧力を受けた一対のセンターピンにより軸もしくは
軸付歯車の中心位置を決め、押金のガイド部を受台に対
し摺動させつつ押金を押し下げるよう構成したので、歯
車を高い精度で安定して組み立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による歯車の組立装置の一実施例を示
す断面図
【図2】従来の歯車の組立装置を示す断面図
【符号の説
明】 3  軸 4  平歯車 7  受台 8  押金 8c  ガイド部 9  第1のブッシュ 10  第2のブッシュ 11  第1のセンターピン 12  圧縮バネ 13  第2のセンターピン 14  圧縮バネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  軸の一端に対向して配置され背面に圧
    縮バネの圧力を受けて前記軸の一端中心を押圧支持する
    第1のセンターピンを内蔵するとともに、前記軸の外周
    を案内するブッシュを備えた受台と、前記軸の他端に対
    向して配置され背面に圧縮バネの圧力を受けて該軸の他
    端中心を押圧支持する第2のセンターピンを内蔵すると
    ともに、前記受台に対するガイド部を有し、平歯車の背
    面を押圧して該平歯車を前記軸の圧入位置に押し込む押
    金とを備えたことを特徴とする歯車の組立装置。
JP3090162A 1991-04-22 1991-04-22 嵌合体と軸との圧入方法 Expired - Lifetime JP2605996B2 (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2884162A1 (fr) * 2005-04-12 2006-10-13 Renault Sas Dispositif de frettage pour l'emmanchement d'un pignon sur un arbre
JP2008115924A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Nsk Ltd 組付装置
JP2008173990A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Hitachi Ltd プロペラシャフトの支持構造
KR100879406B1 (ko) * 2007-05-30 2009-01-19 주식회사 디아이씨 베어링 압입용 치구
CN105965425A (zh) * 2016-06-22 2016-09-28 陕西法士特齿轮有限责任公司 一种变速器中间轴总成斜齿对齿方法及装置
CN115570356A (zh) * 2022-12-07 2023-01-06 溧阳市康宏机械有限公司 一种齿轮装配机器人

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