JPS5980420A - ポリウレタンの製造法 - Google Patents

ポリウレタンの製造法

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Publication number
JPS5980420A
JPS5980420A JP57190284A JP19028482A JPS5980420A JP S5980420 A JPS5980420 A JP S5980420A JP 57190284 A JP57190284 A JP 57190284A JP 19028482 A JP19028482 A JP 19028482A JP S5980420 A JPS5980420 A JP S5980420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyurethane
siloxane
polyol
present
oxyalkylene copolymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP57190284A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Sakata
勲 坂田
Shigeki Takamatsu
高松 茂樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリウレタンの製造法に係り、詳しくは吸水性
の低いポリウレタンの製造法、殊にリアクションインジ
ェクションモールディングプロセス(以下R工Mプロセ
スと記す)で成形したときに低い吸水性を与えるポリウ
レタンの製造法に関する。
R工Mプロセスは高分子成形に採用されている工程で、
例えば「互いに反応する比較的低粘度の2種以上の化学
的高活性液成分を高圧発泡(混合)機により密閉型中に
混合射出して急激な化学反応を起こさせる高分子成形品
をつくるプClセx」(プラスチック、Vo130. 
Na 11.1979年)である。
近年ポリウレタンの用途が種々開拓されているが、従来
のボリウ・レタンの製法はポリエーテルポリオール、短
鎖ポリオールなどのポリオール、メチン/ジイソシアネ
ート(MDI)等の有機イソシアネート化合物の原料に
発泡剤ならびに必要に応じて触媒、添加剤を加え、モー
ルドに注入しウレタン成形し製造する手段が採用されて
いる。しかしながら、このようにして製造さ扛るポリウ
レタンは吸水性が高く、したがって成形品とした場合、
湿熱時に変形し易く、寸法安定性において好ましいもの
ではなかった。この吸水性に基づく寸法安定性の問題点
はポリウレタンの原料に親水性基が存在している場合に
認められる本質的なものであって、吸水性の低減改良の
ため主原料を疎水性のものにすることが行なわれている
が、この場合であってもポリウレタンの各種使用目的か
ら要求される諸物性に影響が大きく、かえって悪影響を
与える事態も発生している。
自動車外装部品分野において、衝突時の緩衝、搭乗者の
安全性確保のためバンパーをポリウレタンとしたポリウ
レタンバンパーが採用されつつあるが、この場合のウレ
タンバンパーハ内部フオーム(コア)が発泡ウレタンで
、その外側表面を発泡度の低い、いわゆるウレタンニジ
ストマーでカハーシた構造を有している。このバンパー
外側表面に用いるウレタンニジストマーは吸水性が高い
場合変形をきたし、外観品質を著しく損う等の問題点が
ある。この寸法安定性の悪さは、使用するウレタンニジ
ストマーの板厚を厚くすればある程度回避することはで
きるものの、重量増をきたし、また原料コストの点でも
好ましいものではない。
本発明者らはこのポリウレタンエラストマーの吸水性に
基づく寸法安定性を改良すべく種々検討したところ、ク
ッション材等に用いるポリウレタンの製造時に整泡剤と
して使用するシリコン化合物のある種の物質をウレタン
原料に添加すれば、吸水性の低い、寸法安定性に優れた
ポリウレタンニジストマーが製造されることを新規に見
出し本発明を完成した。すなわち本発明は、ポリオール
と有機イソシアネートとを発泡剤及び必要に応じて触媒
、その他の添加剤の存在下、更にシロキサンーオギシア
ル大しン共重合物を添加し反応させることを特徴とする
ポリウレタンの製造法に関するものである。
本発明において使用されるシロキサン−オキシアルキレ
ン共重合物は一般式: %式% で示される化合物であって、反応型外よび即反応型の2
種が存在するが、そのいずれであっても良い。
従来シリコンは軟質ポリウレタンの製法においては分散
剤、整泡剤あるいはあらかじめ金型に塗布する離型剤ま
たは成形体の表面に出てきて離型性を示す内部離型剤と
して用いられてはいるが、本発明で使用するシロキサン
−オキシアルキレン共重合物をポリウレタン原料中に添
加した場合、ポリウレタン内部に疎水性(内部椀水性)
を与えることは全く知られていなかった。すなわち、本
発明のシロキサン−オキシアルキレン共重合物は整泡剤
あるいは離型剤としての作用ではなく、成形品内部に疎
水性(R水性)を与えるといった極めて特異的な作用に
基づくものである。そのため得ら扛る成形品の吸水性は
極めて低いものであって、寸法安定性が非常に良いとい
う好結果を与えることが判明した。
本発明において使用さnるポリオールとしては、1分子
中に少くとも2個以上の水酸基を有するもので、従来か
らポリウレタンの製造に使用されているものが全て使用
できる。例えばジオール、トリオール、ソルビトール、
ペンタエリトリトール、シュークローズ、各種アミンな
どを開始剤としてアルキレンオキシドの付加ニより製造
されるポリオキシアルキレンポリオール、酸とアルコー
ルとの縮合により製造されるポリエステルポリオールあ
るいはポリテトラメチレングリコール、ポリブタジェン
ポリオールなどである。本発明は必要に応じて鎖延長剤
や架橋剤を併用することができ、たとえばエチレングリ
コール、ブチレングリコール、ジエチレy f リ:l
−ルナトのグリコール、ジェタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、トリレンジアミン、ヘキサメチレンジア
ミンなどのアミン類などが挙げられる。
また本発明に使用される有機インシアネートとしてはウ
レタンニジストマーの製造に使用されるものが挙げられ
、例えばメチレンジイソシアネート(MDI)、ヘキサ
メチレンジイソシアネ−ト(HMDI)、)リレンジイ
ソシアネートなどである。さらに本発明において使用さ
れる発泡剤としては、従来からポリウレタンの製造に使
用されているものが使用でき、例えばハロゲン置換脂肪
族炭化水素系発泡剤が用いら扛る。
本発明はその製造に当り、必要に応じ触媒(有機スズ化
合物)、各種顔料の存在下行うことができ、例えば有機
スズ化合機としてはジブチルチンジラウレート、顔料と
してブラックトナーなどである。
本発明のポリウレタンの製造法は、従来からポリウレタ
ン製造に用いられている方法が適用されるが、特にR工
Mプロセスによる成形が有利である。
本発明により製造されるポリウレタンは、シロキサン−
オキシアルキレン共重合物の添加によシ疎水性(内部祝
水性)が確保できるので、原料を疎水性のものに代える
必要性はなく、更に製造後のポリウレタンに撥水処理を
施さねばならない二次加工の煩雑さを回避し得る利点を
有している。
以下、実施例ならびに比較例をもって本発明を説明する
が、これに限定されるものではない。
なお部とは重量部である。
実施例 ポリエーテルポリオール(サンニックスIFA−912
、三洋化成工業社製)90部、エチレングリコール17
部、トリクロロモノフルオロメタン(フロン−11、旭
硝子社製)5部、ジブチルチンジラウレート(ネオスタ
ンυ−100、日東化成工業社製) 0.03部、ジア
ザビシクロオクタン(DABCO−33LV、三共エア
ープロダクツ社製)1.8部、ブラックトナー(ポリト
ンブラックRM3050゜大日本インキ化学工業社製)
10部を配合し、更ニシロキサンーオキシアルキレy共
重合物(T。
−520,日本ユニカー社製)2部を加えプレミックス
液としてA液を得た。
高圧注入機(PtJ −so、 EMB社製)金用い前
記A液および液状変性MDI(ミリオネー)MTL。
日本ポリウレタン工業社製)98部のB液を混合し、1
000 X 300 X 2.5箇の大きさの密閉モー
ルドに注入し、原料温度39〜41℃、金型温度68〜
72′Cおよび脱型時間30〜40秒の成形条件により
ウレタン成形品を得た。この成形品について吸水性およ
び成形品物4’Lを調べ、その結果を表1に示した。
比較例 シロキサン−オキシアルキレン共重合物(L−520)
を添加しない以外は実施例と全く同様にしてウレタン成
形品を得た。その成形品についての吸水性、物性を調べ
表1に併示した。
表1 注1)40℃温水中に10日間浸漬、前後の変化率。
注2)J工8に−6301による。
以上述べたように、本発明はポリウレタンを製造するに
あたりシロキサン−オキシアルキレン共重合物を添加す
ることによシ、成形品の吸水性が低く、従来の欠点とさ
nていた寸法安定性が改善され、優れたポリウレタン製
品を得ることができる。
(ほか1名) 1fl

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリオールと有機インシアネートとを発泡剤及び必要に
    応じて触媒、その他の添加剤の存在下史にシロキサン−
    オキシアルキレン共重合物を添加し反応させることを特
    徴とする非吸水性ポリウレタンの製造法。
JP57190284A 1982-10-29 1982-10-29 ポリウレタンの製造法 Pending JPS5980420A (ja)

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JP57190284A JPS5980420A (ja) 1982-10-29 1982-10-29 ポリウレタンの製造法

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JP57190284A JPS5980420A (ja) 1982-10-29 1982-10-29 ポリウレタンの製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5980420A true JPS5980420A (ja) 1984-05-09

Family

ID=16255604

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57190284A Pending JPS5980420A (ja) 1982-10-29 1982-10-29 ポリウレタンの製造法

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JP (1) JPS5980420A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5457598A (en) * 1977-09-29 1979-05-09 Union Carbide Corp Thermoplastic polyether polyurethane elastmor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5457598A (en) * 1977-09-29 1979-05-09 Union Carbide Corp Thermoplastic polyether polyurethane elastmor

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