JPS5980312A - 懸濁液の処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は隋々の懸濁液、例えばシアンやクロム等を含む
メッキ排水、マグネシウムやカルシウム等を含む塩水、
銅粉末等を含むエツチング液及び研摩液等の処理方法に
関し、さらに詳細には、これ等の研摩液をろ過するため
のろ過タンクのろ逸機能が低下した場合における￥ｌ３
ｆｆｉ液の処理方法に関するものである。

周知の如く、前記の如き１ｕ濁液中には、これをそのま
ま下水に放流不可のものもあり、例えばメッキ排水等の
工場廃液の処理対策に関し°ζは、公害防止上から種々
と論議され、その廃液の下水放流時におりる水質は厳重
に規正されている。又メッキ廃水等の処理時におりる資
源の効率的回収技術も盛んに行われている。しかし、限
られたスペースのろ過作業場内で、設置ろ過装置が當時
全稼動している場合は、ろ過装置の機能が低下した際に
、そのろ過部材を洗浄する間はろ過作業をなし得す、又
資源回収を兼ねた洗浄装置の設置と、その保守点検及び
運転にも場所と人員をａ・要とし、即し中小工場におい
ては、作業の効率化を得られ難いのが現状である。

本発明は叙上の点に着目して成されたもので、その目的
は、ろ過タンクの機能低下時に、ろ過作業場での洗浄作
業と資源の回収作業を不要とし、ｔ１χにろ過タンクを
取替えるだりで、再び作業を続行し得るＨｐ濁液の処理
力法を提供するにあり、他の目的は、ろ過作業場での洗
浄装置及び資源回収装置の設置場所と、これ等の保守点
検に要する人員を不要としたことにより、工場全体とし
“Ｃの作業の効率化を得られる懸濁液の処理方法を提供
するにある。

更に本発明の他の目的は、洗浄作業と資源回収作業を専
門的に行い得ることにより、少くともろ過作業場での同
作業よりも効率良く且つ安全に行いｆｌる！ひ濁液の処
理方法を提供するにある。

次に、上記の目的を達成し得る本発明の一実施例を、添
イリ図面を用いながら詳細に説明する。

第１図はフローシートで、同図においてＡはろ過作業場
のろ過タンク、Ｂはタンク載置台、Ｃは洗浄及び資源回
収処理場、Ａ１はろ逸機能が低下したろ過タンク、Ａ２
ば洗浄及び資源回収後のろ過タンク、Ｄは運！般車を示
し、ろ過作業場のろ過タンクＡの機能が低下した場合に
、洗浄及び資源回収処理場Ｃよりの運搬車りによりろ過
タンクへを回収すると共に予め用意した洗浄済みのろ過
タンクをタンク載置台Ｂにセツティングし、又回収した
ろ過タンクを洗浄及び資源回収処理場Ｃで処理し、再度
ろ過作業場に供給するようにした、即ちろ過タンク本体
自体の寿命が存する限り、これを何回もり′す”イクル
し得るようにしたものである。

第２図において、八は複数のろ過タンク、Ｂはタンク載
置台、■は分岐管１ａを有する原液送入管、２は分岐管
２ａを有するろ過済液排出管、３はポンプ、４はろ過タ
ンクＡの下部に設けられた原液導入管、５はろ過タンク
Ａの下部に設けられたろ過済液導出管を示し、該原液導
入管４とろ過済液導出管５はタンク載台Ｂを構成する載
板６の下部に突出されている。

７は分岐管１ａ、２ａと原液導入管４及びろ過済液導出
管５を接続するカップリン々゛を示し、例えばレバー７
ａによるワンタンチ操作式のものが用いられ、その上部
管７ｂに原液導入管４及びろ過済液導出連管５が嵌合さ
れ、下部管７Ｃにう〕枝管１ａ及び２ａが嵌合され°ζ
いる。なお１ｂ、２ｂは原液送入管ｌとろ過済液１４出
管２に設けられた連結用のフランジが示されている。

そして、ろ過作業場において第２図の如く、タンク載置
台Ｂにろ過タンクＡを載・Ｉ′た状態でろ過作業をなし
、所定のろ過作業時間或は所定のろ過客■が経過し、ろ
逸機能が低下した時に、洗浄及び資源回収処理場に通報
する。通報を受けた洗浄及び資源回収処理場では、予め
用意した洗浄済みのろ過タンクを運搬車に載せてろ過作
業場に行き、前記の機能が低下したろ過タンクと持参の
ろ過タンクとをカップリング７を介して交換し、機能低
下のろ過タンクを資源回収処理場に持ち帰り、ここで洗
浄作業と資源回収作業を周知の技術で行い次回に備える
ものである。

以上、本発明の一実施例と、これに用いられる装置の基
本例について説明したが、更に記すれば次の如くなすこ
ともある。

（１）タンク載置台Ｂにセツティングされるろ過タンク
Ａは単一の場合もある。

（ＩＩ）ろ過タンクへの重量は通席の作業員１名で、か
つげる程度に止どめるのが好ましい。

（■■）カップリング７に液の閉止機能を持たせること
もある。

（ＩＶ　）カップリング７と別に蓋体を用意し、原液導
入管４とろ過済導出管５にその蓋体を嵌合することもあ
る。

（Ｖ）原液導入管４及びろ過済液導出管５はろ過タンク
への上部或は側部に設けられることもある。

本発明は叙上の方法に成るから、ろ過タンクの機能低下
時に、ろ過作業場での洗浄作業と資源の回収作業を不要
とし、即ち単にタンクを取替えるだけで再び作業を続行
出来、ヌろ過作業場での洗浄装置及び資源回収装置の設
置場所と、これ等の保守点検に要する人員を不要とした
ことにより、ろ過作業場の全体としての本来作業の効率
化を得られ、更に又洗浄作業と資源回収作業を専門的に
行い得ることにより、少くともろ過作業場での同作業よ
りも効率良く且つ安全に行い１ｑる等の効果を有するも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法のフローシート、第２図は本発明方
法に使用される装置の一例の正面図、第３（２１は同上
に用いられるカンブリングの一例の縦断正面図である。 Δ・・・ろ過タンク、Ｂ・・・タンク載置台、１・・・
原液導入管、２・・・濾過清液導出管、７・・・継手部
分とし゛このカップリング。 特Ｗ目ＩＩ願人　　柳下相三部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 懸濁液をろ過するためのろ過材を収納したろ過タンクに
   、原液導入管とろ過済液導出管を連結する継手部分を設
   り、そのろ過タンクをろ過作業場のタンク載置台に取外
   し可能に設置しておき、ろ過作業後所定ろ適時間、もし
   くは所定ろ過容量の経過時に、ろ過タンクをろ過作業場
   以外の、洗浄及び資源回収処理場へ運び、ろ過材を洗浄
   再生すると共に、ろ過材に付着していたケーク等より重
   金属その他の有効資源を分離収集して再利用を図り、さ
   らに処理済のろ過タンクを前記ろ過作業場のタンク載置
   台に返戻して成すことを特徴とするＩＵ濁液の処理方法
   。