JPS597933B2 - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JPS597933B2
JPS597933B2 JP3394279A JP3394279A JPS597933B2 JP S597933 B2 JPS597933 B2 JP S597933B2 JP 3394279 A JP3394279 A JP 3394279A JP 3394279 A JP3394279 A JP 3394279A JP S597933 B2 JPS597933 B2 JP S597933B2
Authority
JP
Japan
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magnetic field
magnetic
pipe
permanent magnet
permanent magnets
Prior art date
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Expired
Application number
JP3394279A
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English (en)
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JPS55126821A (en
Inventor
宏司 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Nippon Genshiryoku Jigyo KK
Original Assignee
Nippon Genshiryoku Jigyo KK
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Genshiryoku Jigyo KK, Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Nippon Genshiryoku Jigyo KK
Priority to JP3394279A priority Critical patent/JPS597933B2/ja
Publication of JPS55126821A publication Critical patent/JPS55126821A/ja
Publication of JPS597933B2 publication Critical patent/JPS597933B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、高速増殖炉の冷却材として用いられる液体
ナトリウム等の導電性液体の流量を測定するのに好適な
電磁流量計に関する。
高速増殖炉内で液体ナトリウム等の流量を測定する場合
には、一般に電磁流量計が使用されている。
この電磁流量計は第1図a、bに示すように、配管1を
挾んで対向配置された一対の永久磁石2a、2bによつ
て同配管1の軸方向に垂直な磁界を与え、この磁界及び
配管1の軸方向にそれぞれ垂直な方向に対向して設けら
れた電極3a、3bに生起される電圧から配管1内を流
れる液体ナトリウムの流量を求めるものである。ところ
で、前記永久磁石2a、2bは温度の上昇に伴つてその
磁力が低下するものである。
このため、流量計の周囲温度が上昇すると前記配管1内
の磁束が減少して電極3a、3bに生起される電圧が減
少することになる。つまり、温度が変化すると前記流量
の測定に誤差が生じるという問題があつた。そこで近年
、第2図に示すように整磁鋼4a、4bを用いて温度変
化に起因する起動力のドリフトを補償することが考えら
れている。これは温度の上昇に伴つて整磁鋼4a、4b
の透磁率が減少する特性を利用したものである。つまり
、永久磁石2a、2bの発生する磁界を強磁性体5を介
して上記整磁鋼4a、4bと配管1の内部とに分割して
与えるようにしている。このようにすれば、常温では配
管1内に磁束φ4、整磁鋼4a、4b内に磁束φ2が分
割して与えられ、配管1からみた永久磁石2a、2bの
磁力を見かけ上弱くすることができる。一方、流量計の
周囲温度が上昇すると永久磁石2a)2bの磁力が低下
し、同時に整磁鋼4a、4bの透磁率が小さくなる。こ
のため、整磁鋼4a、4bによる閉ループがなくなつて
永久磁石2a、2bによる磁束のほとんどが配管1内に
与えられるようになる。つまり、永久磁石2a、2bの
磁力低下による磁束の減少分が先に整磁鋼4a、4bに
与えられていた磁束φ2により補償されて、前記配管1
内の磁束φ7を一定にすることができる。これによつて
前記温度変化に伴う起動力のドリフトを防止することが
できる。ところが、この種の流量計では温度の変化に対
する前記整磁鋼4a、4bの透磁率の変化が直線的でな
いため、効果的な補償を行うことが困難であつた。
しかも、整磁鋼4a、4bのキューリ点は一般に500
〜800℃程度であり、このキューリ点近辺では前記透
磁率の変化が非常に大きい。このため、広い温度範囲に
亘る温度補償が困難であつた。さらに、構造が非常に複
雑であり、製作が難しいという欠点があつた。本発明は
このような事情を考慮してなされたもので、その目的と
するところは、温度変化に伴う永久磁石の磁力変化によ
る出力信号(起電力)の温度ドリフトを磁界の端効果を
利用することによつて、導電性液体の流量を常に正確に
測定することのできる簡易な構成の電磁流量計を提供す
ることにある。
まず、磁界に生じる端効果について説明する。
一般に磁場中のx点を流れる金属に生じる起電力eは、
磁場分布をφ(x)とすると次式のように示?れる。こ
こで、流速をυ(υ=Dx/Dt)とするととなる。
(3)式第2項は磁場分布が均一でない所に生じる電位
である。前記第1図に示す流量計の場合、永久磁石2a
,2bによる磁場の分布は第3図に示すように、中心部
で一定(φ(s))で両端部で小さくなつている。この
端部の磁場が一定でない部分に上記2)式第2項に起因
する微少電位が発生し、この電位によつて第4図に示す
ように渦電流1,,i2が流れる。これらの渦電流11
,i2により発生する磁束φiによつて、前記永久磁石
2a,2bによる磁束φ8が乱?れ、これにより前記電
極部の磁場強度が弱められる。この現象が端効果と称さ
れるもので、この端効果が生じると前記電極3a,3b
間に誘起▲れる電圧が減少する。また、温度の上昇に伴
つて流体の電気抵抗は直線的に大きくなり、前記渦電流
が生じ難くなる。このため、前記端効果による影響は、
前記永久磁石2a,2bの温度変化による誘起電圧の変
化と相反するという特徴がある。さらに、端効果は前記
(2)式より磁場分布が急峻な程、また配管1の径が大
きい程生じ易いという特性を有している。本発明はこの
端効果を有効利用したものである。以下、この発明の一
実施例を図面を参照して説明する。第5図は同実施例の
概略構成を示す模式図である。なお、第1図と同一部分
には同一符番を付してその詳しい説明は省略する。この
実施例が従来の雷磁流量計と異なる所は、配管1に沿つ
て前記永久磁石(主永久磁石)2a,2bにそれぞれ隣
接して補助永久磁石6a,6b及び補助永久磁石7a,
7bを対向配置したことである。これらの補助永久磁石
6a,6b及び補助永久磁石7a,7bは前記永久磁石
2a,2bに対して逆極性に配置されたもので、前記永
久磁石2a,2bによる磁界と逆向きの磁界を前記配管
1内に与えている。このように構成された電磁流量計で
は、永久磁石2a,2b及び補助永久磁石6a,6b,
7a17bによつて、配管1内には第6図に示すような
磁場が生成される。
この場合、永久磁石2a,2bによる磁場の中央部の磁
場分布は一定であるが、その両端部の磁場分布は補助永
久磁石6a,6b,7a,7bの影響によつて急激に反
転され、その変化部は非常に急峻なものとなる。このた
め、前記端効果が非常に生じ易くなる。したがつていま
、常温状態に訃いて配管1内を液体ナトリウムが通流す
ると、前記電極3a,3b間には端効果によつてそのレ
ベルが抑えられた起電力が発生する。そして、周囲温度
が高くなると前記端効果が生じ難くなり、この結果上記
起電力の抑制力が減少する。この反面先に説明したよう
に、温度上昇に伴つて永久磁石2a,2bによる磁界の
強さが低下するから、前記起電力が減少の傾向を示す。
このため、上記磁界強度の低下による起電力の下降分と
、前記端効果の低減による起電力の上昇分とを等しくす
るように設定しておけば、温度変化に係らず常に一定し
た起電力を抽出することが可能となる。すなわち、温度
変化に伴う出力電圧のドリフトを効果的に防止すること
ができる。かくしてここに、温度の変化に係ることなく
液体ナトリウムの流量を正確に測定することが可能にな
る。このように本実施例によれば、配管1の軸方向に沿
つて永久磁石2a,2bの両側に同磁石2a,2bと逆
極性の補助永久磁石2a,2bによる磁場の端部の磁場
分布を急峻にすることにより端効果を生じ易くさせ、こ
の端効果を利用することによつて、温度変化に伴う永久
磁石2a,2bの磁力低下を相対的に補償することがで
きる。このため、常に液体ナトリウムの流量を正確に測
定することが可能になる。また、配管1の径が細くても
十分に端効果を生じ?せることができるから、小型化が
可能で高速増殖炉内で用いるのに非常に好適である。さ
らに、補助永久磁石6a,6b,7a,7bを設けるだ
けで温度補償を行い得るから、簡易な構成で廉価に実施
できるという利点がある。また、補償できる温度幅も広
範囲にすることができ、さらに線形的な補償を行い得る
等の種種の効果を奏する。なお、この発明は上述した実
施例に限定されるものではない。
例えば、被測定物は液体ナトリウムに限らず水銀等の導
電性液体ならよい。また、補助永久磁石は主永久磁石の
片側にのみ配置しても同様の効果が得られる。さらに、
各永久磁石の大きさ及びその磁力は仕様に応じて適宜定
めればよいのは勿論である。また、配管の形状も適宜変
更することができる。要するにこの発明は、その要旨を
逸脱しない範囲で、種h変形して実施することができる
。以上説明したようにこの発明によねば、配管上に対向
配置された主永久磁石に隣接して同磁石と逆向きの磁界
を与える補助永久磁石を配置L上記主永久磁石による磁
場の端部の磁場分布を急峻にして端効果を生じ易くし、
この端効果をオ111+lすることによつて前記出力電
圧の温度ドリフトを補償することができる。
このため、導電性液体の流量を常に正確に測定すること
のできる小型で、かつ簡易な構成の電磁流量計を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電磁流量計の原理を示す模式図で同図aは断面
図、同図bは側面図、第2図は従来の電磁流量計の概略
構造を示す断面図、第3図は永久磁石2a,2bにより
生じる磁場分布を示すグラフ、第4図は端効果の生じる
原理を説明するための模式図、第5図はこの発明の一実
施例を示す概略構成図、第6図は同実施例の作用を説明
するための図である。 1・・・・・・配管、2a,2b・・・・・・永久磁石
、3a,3b・・・・・・電極、4a,4b・・・・・
・整磁鋼、5・・・・・・強磁性体、6a,6b・・・
・・・補助永久磁石、7a,7b・・・・・・補助永久
磁石。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 導電性液体を通流する配管と、この配管を挾んで対
    向配置されて同配管の軸方向に垂直な磁界を与える主永
    久磁石と、この主永久磁石による磁界の方向及び前記配
    管の軸方向にそれぞれ垂直な方向に前記配管を挾んで対
    向して設けられた一対の電極と、前記配管の軸方向に沿
    つて前記主永久磁石に隣接して配置され前記主永久磁石
    と逆向きの磁界を与える補助永久磁石とを具備したこと
    を特徴とする電磁流量計。
JP3394279A 1979-03-23 1979-03-23 電磁流量計 Expired JPS597933B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3394279A JPS597933B2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 電磁流量計

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JP3394279A JPS597933B2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 電磁流量計

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Publication Number Publication Date
JPS55126821A JPS55126821A (en) 1980-10-01
JPS597933B2 true JPS597933B2 (ja) 1984-02-21

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JP3394279A Expired JPS597933B2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 電磁流量計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105509824B (zh) * 2016-01-25 2018-10-09 中国原子能科学研究院 一种永磁式液态金属流量计

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JPS55126821A (en) 1980-10-01

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