JPS5979190A - 原子燃料集合体の検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原子燃料集合体、特に定期検査時原子燃料集
合体を構成する各構成部材の健全性を外観検査する検査
方法の改良ならびに該検査方法の実施に使用する検査装
置に関するものである。

原子燃料集合体は、その性状より原子炉内で燃焼の後、
その健全性を検査し再度使用ｉＪ能かどうか確認するた
めに各種定期検査に供され、使用した原子燃料集合体の
被覆管の健全性は漏洩検査。

該集合体の各燃料棒ギャップの正確性、各燃料棒支持格
子の１１Ｌ！全性、該集合体の曲がりなど、該集合体を
構成する各構成部材の健全性は水中テレビ。

各種センサーなど各種検出装置により検出して検出デー
タを各種検査装置に送り外観検査、　ｆｌ（１１定か行
／Ｓ：わ１′Ｉ−乙、〕 Ｊ−ころか、定期検査の各種検査、測定は、従来、原ｒ
・炉から原子燃料集合体を燃料取換クレーンにて−・旦
、取出し、該集合体を該クレーンのアウターマストチュ
ーブ内に収納して、別途設けた燃料検査プールまで運搬
１〜、そこで各種検査装置、測定装置によって実施され
ており、運搬（約２０分間）、取換えなと時間的１作業
的に無駄が多くて作業性が悪い。

本発明は、斯かる現状に着目し、特に使用した原子燃料
集合体の検査、測定に際し、原子炉から態々、別途設け
た燃料検査プールまで運搬することなく、原ｆ炉炉心に
おいて検査、測定を可能としたこと金目的とする。

即ち、本発明の特徴とするところは、その一つは、原子
燃料集合体を内部に収納可能なアウターマストチューブ
を備えた燃料取換クレーンを用いて、使用した原子燃料
集合体を原子炉炉心より吊り上げるに際し、該吊り上げ
られる使用した原子燃料集合体が前記アウターマストチ
ューブ内に収　　納されるまでの間あるいは、収納され
アウターマストチューブ内にある間において、その近傍
に水中テレビ、超音波センサー等の検出装置を配置し、
これによって当該ｊ京子燃判集合体の外観≦゛１）を検
出し、導線を介して外観に設置Ｒした検査装置で検査す
ることを特徴とする）皇子燃料集合体の外観等検査方法
であり、他の一つは、該検査方法を実す匁するに好適な
、燃料取換クレーンのアウターマストチューブに直接水
中テレビ、各種センサーの検出装置を取り付け、該検出
装置の検出データを外部の検査装置に導き、原ｒ−炉の
側で検査、測定口■能とした検査装置にある。

以−ド、添付図面に基づき」二記倹査の実施に使用され
る本発明検査装置ａの一例を説明する。

第１図は本発明検査装置の概要図であり、（Ａ）は燃料
取換クレーン、（Ｂ）は各種検査、　Ｉｉ＋ｕ定を行う
該燃料取換クレーン（Ａ）に旧設される検査装置であり
、第２図は燃料取換クレーンの上ｉｒ＋ｉ図である。

（１）は原子炉炉心から取出された原子燃料集合体、（
２）は該集合体を引き」二げて収納する底面を開口（２
）したアウターマストチューブであって、水中（Ｃ）に
吊下保持可能に構成されている。（５）は前記集合体（
＋、）の把持」二下動機構であって、グリッパ−チュー
ブ（４）先端に取付けられた前記集合体（１）の上端を
把持する把持機構（３）、前記グリッパ−チューブ（４
）　Ｊ：端に−・端が取付けられ、前記アウターマスト
チューブ（２）上部を貫通して設けられた燃料吊下げ用
ワイヤー（６）、該ワイヤー（６）を巻取るブとめのホ
イスト（７）により構成される。

斯くて原子燃料集合体（１）は、前記把持上下動機構（
５）のホイスト（７）の駆動により水中（０）に吊下さ
れているアウターマストチューブ（２）の底面開口部（
２）ヲ通して該チューブ（２）内外へ上下移動自在に吊
下保持され、前記集合体（１）を炉心へ取イ」け、炉心
から取出し得るようになっている。

また、（８）は水中テレビであって、前記アウターマス
トチューブ（２）のＦ方外方位置に支脚（９）によりｊ
２チューブ（２）に取ｆ」けられ、前記原Ｐ燃を料集合
体（１）が該チューブ（２）内に収納される前の移動時
に該集合体（１）の外観外周を受像するように４台が放
射状に配設されており、水中テレビ（８）により受像し
た画像は導線θ０）を介して水中（０）外に設けられた
モニターテレビなどの検査装置ｔ　（Ｂ）に送られる。

なお、前記例においては、原子燃料集合体（１）の外周
、該集合体（１）内に配列した複数の燃料棒（］、）の
ギャップ、燃料格子等構成部材、該集合体（１）の曲が
りなど外観検査する水中テレビ（８）を検出装置として
説明したが、検出装置と［７ては、その外、超音波セン
サーなど各種センサーを前記アウターマス）　（−ユー
ブ（２）の下方外部あるいは該チューブ（２）内部に単
独で、あるいはイ」加して設け−Ｃも良く、このとき検
査装置（Ｂ）は各センサーに対応するものが必要となる
。例えば、超音波センサーを検出装置として取付けた場
合は、超音波を発信して前記集合体（］）の曲かりなど
を音波の往復時間を測定、読取る検査装置により検査で
きるものである。この外、前記具体的構成は、前述した
不発１す、の目的を逸脱しない限りにおいて適宜改変し
得るものであり、例えば検出装置ｉｆ　（８）　ｔ、ア
ウターマストチュ−ブ（２）に対して着脱可能の構造と
し得るものである０ つぎに、前記の９１１き図示例装置を使用して本発明に
よる検査全行なう場合について述べる。

先ず、本発明検査装置である燃料取換クレーン（Ａ）を
原子炉の個へ移動し、炉心力・ら原子１メ゛９料集合体
（］）ｆｆ：把持上下動機構（５）の把持機構（３）で
把持し、ホイスト（７）を駆動し、ワイヤー（６）を巻
取ると前記集合体（１）は」−昇し、水中でアウターマ
ストチューブ（２）方向へ移動し、収納されるまでの移
動時に検出装置である１に中テレビ（８）にて集合体（
１）外観が受像され、これが導線を介し送られて検査装
置（Ｂ）であるモニターテレビに映像され、外部におい
て前記の如き各種外観検査がなされる。

なお、検出装置が超音波センサーなど各種センサーであ
る場合は、これらに対応する検査装置。

測定装置によって検査されるのであり、各種センサーは
前記アウターマストチューブ（２）の下方外方あるいは
該チューブ（２）内方適当位置に取イ」けられ、原子燃
料集合体（］）が前記チューブ（２）へ移動時あるいは
該チューブ（２）内に収納時に前記各種外観検査や測定
が行なわれる。

以」二、詳述した妬く、本発明の原子燃料集合体の検査
方法ならびにその装置は、従来の妬く前記集合体を原子
炉から一旦、燃料取換クレーンにより取出し、別途、離
れて設けられた燃料検査プール位置の検査装置まで運搬
して、そこで前記集合体を取付は換えて検査する必要は
なく、原子炉炉心位置において前記水中テレビ、各種セ
ンサーなどの検出装置により検出データを得て検査装置
により原子炉の側で検査することができるので、検査は
簡易化され、検査時間も著しく短′縮比され、検査作業
の作業性は著しく改稽される。

【図面の簡単な説明】

図は本発明検査方法の実施に使用する装置の一例を示す
概要図であって、第１図は本発明検査装置を示し、第２
図は第１図の一部上面図である。 （Ａｉ・・・・・燃料取換クレーン、（Ｂ）−・・検査
装置。 （０）・・・・・・・水、（Ｊ）・・・・・・原子燃料
集合体。 （２）・・−・・アウターマストチューブ。 （３）・・・把持機もη、（４）・・・・・・グリッパ
−チューブ。 （５）・　把持上下動機構、（６）・・山・ワイヤー。 （７）・・・・・ホイスト、（ｓ）・・・　水中テレビ
。 θ０）・・・・・導線。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■、　原子燃料集合体を内部に収納可能なアウターマス
   トチューブを備えた燃料取換クレーンを用いて、使用し
   た原子燃料集合体を原子炉炉心より吊り上げるに際し、
   該吊り上げられる使用した原子燃料集合体が前記アウタ
   ーマストチューブ内に収納されるまでの間あるいは、収
   納されアウターマストチューブ内にある間において、そ
   の近傍に水中テレビ、超音波センサー等の検出装置を配
   置し、これによって当該原子燃料集合体の外観等を検出
   し、導線を介して外部に設置した検査装置で検査するこ
   とを特徴とする原子燃料集合体の外観等検査方法。 ２、　底面を開口して原子燃料集合体を収容可能とする
   と共に、下端外方位置又は内部に水中テ１−ビ。 超音波センサーなど検出装置を取り［↑けたアウターマ
   ストチューブと、前記検出装置から検出された検出デー
   タを導線を介し外部に導き各種検査する各種検査装置と
   、アウターマストチューブの底面開口を通して該チュー
   ブ内外へト下移動自在に吊下保持され、下端に前記原子
   燃料集合体の把持機構を備えた前記原子燃料集合体の把
   持上下動機構との各部を有し構成されてなるこ七を特徴
   とする原子燃料集合体の検査装置。