JPS5978959A - 低い多孔度および良好な水和安定性を有する焼結ドロマイトの製造方法 - Google Patents

低い多孔度および良好な水和安定性を有する焼結ドロマイトの製造方法

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JPS5978959A
JPS5978959A JP18478582A JP18478582A JPS5978959A JP S5978959 A JPS5978959 A JP S5978959A JP 18478582 A JP18478582 A JP 18478582A JP 18478582 A JP18478582 A JP 18478582A JP S5978959 A JPS5978959 A JP S5978959A
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 に異種酸化物の含輩の少ない純粋な粗ドロマイトから、
異種酸化物を添加し、粉砕された粗ドロマイトをプレス
してブリヶットとなし、そしてこのブリケットを焼結温
度に加熱することによって、低い多孔度および良好な水
和安定性を有する焼結ドロマイトを製造する方法に関す
る。
もとよシドロマイト岩石は、産出地にょシ異種酸化物の
量の変化に従う不純物を含有する。
焼結ドロマイトは、その含有する不純物ができうる限シ
少なく、他方においてできりる限シ緻密に焼成された、
すなわち細孔容積が小さい場合に、耐火材料の製造に最
も適している。しがしながら、この両方の判断規準は、
技術的、物理的および化学的理由から、互いに相客れな
い。
純粋なドロマイト、特にゲルフ(Guelph)層およ
びサリーナ(Salina)層のシルル紀のドロマイト
は、通例の焼結温度においては十分に低い全多孔度まで
焼結できない。、これらのドロマイト岩石は、1%以下
の異種酸化物を含有し、0.1mm以上の微結晶の大き
さを有する。現在の技術水準によれば、これらの両方の
判断規準は、主として劣悪な焼結特性の原因となってい
る。容易に焼結しうる粗ドロマイトは、耐火材料の製造
には使用できないような高い異種酸化物含量を有する。
そのような不純物の多いドロマイトの精製のだめの手段
は、技術的に費用がかさみ、従って実際上!”Lとんど
用いられない。そのドロマイト石が容易に焼結でき、そ
れによって得られた焼結物物もまたなおすぐれた耐火性
および満足すべき水和安定性を有するようなドロマイト
鉱床はまれである。
焼結性の悪いドロマイトの焼結性を改善するための方途
を追求する多数の方法が過去において知られている。こ
れらの方法の大要を記せば次のとおりである:酸素を使
用することにより2000℃以上の焼結温度を適用する
とと;純粋なドロマイトに焼結助剤としての異種酸化物
を富有化せしめること;いわゆる二重焼成、すなわち軽
度に焼成されたドロマイトを調製し、この焼成ドロマイ
トを成形体までプレスし次いで後焼結を行なう;そして
上記の方法を相互に組合せること。
従来知られてbだこれらの方法は、いずれも技術的手段
としてかなシの費用を必要とする。
従って、特に最初に記載したような種類の焼結性の悪い
ドロマイト岩石から、耐火の目的にそし、て耐火物にま
で更に加工するのに適した、良好な水和安定性を有する
できる限シ緻密に焼成されたドロマイト焼結物を、可能
な限シ簡単な技術的方法で、唯一つの焼結工程で製造す
るという課題があった。
驚くべきことには、この課題は、本発明によれば、粉砕
された粗ドロマイトから出発し、この粗ドロマイトに、
プレス工程の前に、苛性焼成ドロマイト、ドロマイト水
和物または半焼成ドロマイトを、全混合物に関してそし
て酸化物として計算して3ないし20重量%の量で、な
らびに異種酸化物、特にFe203、Al203または
SiOzを混合物の異種酸化物全含量が強熱減量のない
混合物に関して1ないし3重量%となるようにすること
によって解決されることが発見された。
一方では粗ドロマイト粉末をプレスし、次いでこれを焼
結し、そして焼成されたドロマイトを用いる方法を行な
い、その際両方の方法に従って焼結助剤を添加しうろこ
とはすでに知られている。しかしながら、同じ条件下に
おいて粗ドロマイドのみからもまた焼成されたドロマイ
トのみからも、プレスおよび焼結の後に、本発明によっ
て得られるような低い全多孔度を有する焼結ドロマイト
が得られないことが判明した。
この効果は、同じ条件下で焼結助剤を少量添加した場合
にも認められた。一般に、全多孔性は、焼成ドロマイト
を3ないし20重量%の範囲内で添加した場合に最も低
かった。全多孔度は、より少いかまだはより多い量の焼
成ドロマイトを粗ドロマイトに導入する場合には一様に
増大する。この効果は、今日までの知見では説明し得な
い。それは、異種酸化物のみを単独に添加することによ
っては、多量に添加しても達成され得ない。
本発明は、更に一連の有利な実施態様で行なわれる。粗
ドロマイト粉末への焼成ドロマイトの添加量の好ましい
範囲は、5ないし10重量%である。この範囲内の添加
量で焼結物中の多孔度は、最低となる。焼成ドロマイト
を添加する代シに、半焼成ドロマイトまたはドロマイト
水和物を使用してもほとんど同様な結果を得ることがで
きる。これらの添加物は、上記の粗ドロマイト粉末の原
料と同じ粗ドロマイトからそれ自体公知の方法によって
得られるが、それらはあまシ純粋でない鉱床から由来す
るものであってもよい。ただしその場合、異種酸化物含
量、すなわち不純物が製造すべき焼結物に関して3重量
%を超えないように留意すべきである。
本発明の方法によれば、焼結性および特に水和安定性は
、異種酸化物の添加によって改善される。好ましくは、
Fe2O3、A6203および5i02がそれらの全量
が最終焼結物中の異種酸化物の全不純物に関して工ない
し3重量%、好ましくは1.5ないし2.5重量%とな
るような量で使用される。
焼結物中の下記の異種酸化物含量が特に有効であること
が判明した二酸化鉄0,8%、酸化アルミ−ニウム0.
5%、およびシリカ0.8%。添加すべき異種酸化物相
互の上記の重量比は、全不純物の含量がよシ高くまたは
より低く調整される場合には特に有効であることが判っ
た。焼結を容易にしかつ同時に水和安定性を改善するこ
れらの添加物は、工業用酸化鉄、赤泥、ボーキサイト、
鉄富有粘土または類似物から選択され、そして微細粒子
状の粗ドロマイト粉末に添加されうる。
しかしながら、それらは、アルカリおよびハロゲン化物
の含量をできる限シ低くすべきである。
しかしそれらは、それ相応に不純な粗ドロマイトの形で
混合物中に添加されうる。
焼結物の水和安定性は、実質的に異種酸化物の含量によ
って定まる。すなわち、例えば、通常の粒状構造を有し
、直径50mmおよび高さ50mmの寸法を有する同様
なプレスシリンダーは、試験シリンダーが約2%の重量
増加に達した場合にに、30℃および95%の関係湿度
において貯蔵中に破壊された。
これらの重量増加は、0.54重量%の異種酸化物含量
を有する焼結物の場合には僅か5日後にすでに起り、そ
して1.06重量%の異種酸化物含量を有する焼結物の
場合には僅か8日後に起った。
もし焼結物が2.1重量%の異種酸化物を含有するなら
ば、その貯蔵時間は、上記の条件下に14日間延長され
うる。これらの理由から1ないし2.5重量%の異種酸
化物含量を有する焼結物が特に有利である。
粉砕された粗ドロマイトおよび焼成ドロマイトまだは部
分的に焼成されたドロマイトの添加物の粒度は、有利に
は1mm以下、好ましくはQ、1mm以下とすべきであ
る。混合物をプレスしてブリケットとするときに、焼成
されたブリケットの約2g/cm”の粗密度が得られる
ように2t/Cm2、好ましくは3t/Cm2の圧力が
有利である。いずれの場合にも、高い粗密度が有利であ
る。
上記のブリケットを焼結するためには、1,600ない
し2,000℃の通常の焼結温度が推奨され、またそれ
で十分である。周知のように、よシ高い温度およびより
長い焼結時間を適用することによって、より緻密な焼結
物が得られる。
混合物のすべての成分は、プレスされる前にできる限多
均−な分布状態で、すなわち緊密な混合物として存在す
べきである。ブリケットへの成形は、通常のブリケット
ローラーを用いて行なうことができる。焼成および焼結
工程は、回転炉において、しかしまた固体の燃焼物、例
えば粉炭を用いて加熱する場合には、シャフト炉におい
ても実施する仁とができる。それによって、石炭の灰成
分が焼結されるべき物質によって吸収され、そして焼結
物の多孔度は低下し、ブリケット上にいわゆる焼結スキ
ンが形成される。焼結物によって吸収された固体の燃焼
物質からの不純物の量は、異種酸化物含量を調整する場
合に考慮に入れなければならない。
試験例: 多数の試験において得られた結果が下記の表に要約され
ている: 上記の表中、A、B、 CおよびDは、以下にその分析
値を示すような、異なった、大抵焼結することの困難な
粗ドロマイトを意味する。粗ドロマイト粉末および苛性
焼成ドロマイトについての対応する欄には、試験シリー
ズ1および8を除いて、重量%で表わした量比が示され
ておシ、その際比較のために5mmないし16mmの粒
度の細砕石が焼結された。異種酸化物含量も同様に重量
%で示されている。異種酸化物SiO2、F2O3およ
びAg2O3のほかに、一部更に他の異種酸化物も少量
存在していた。試験シリーズ2ないし7,9ないし14
および17ないし22における異種酸化物含量は、いず
れも同じであった。記載は、強熱減量のない混合物、あ
るいは得られた焼結物に関するものである。粗密度およ
び多孔度値は、DIN51065に従って定義された。
粗ドロマイトの分析値ニ トロマイトの型   ABCD 強熱減量     47.29  47.44 47.
45 47.45SiOz         O,14
0,140,170,11Fe2e30.28  0.
11  0.07  0.06A#20a      
  O,070,050,040,02Mn0    
    0.09  0.01  0.01  0.0
1Ca0        31.37  31.29 
31.33 31.58Mg0        20.
76  20.96 20.93 20.77表中の試
験シリーズエないし8は、異種酸化物の添加なしに行な
われた。試験シリーズ9ないし22においては、それぞ
れ表中に記載された異種酸化物含量となるような量でド
ロマイトB。
CおよびDに添加された。
試験実施方法の詳細: 1) 粗ドロマイト粉末: 粗ドロマイト粉末を得るために、相当する型のドロマイ
トの細砕石がボールミルで100重量%が0.1mm以
下の粒度まで粉砕された。
0.045mm以下の粒度の粉末の部分は、80重量%
以上であった。
2) 苛性焼成ドロマイト: 相当する型のドロマイトの細砕石が粉砕されそして1,
000℃において強熱減量なしに焼成された。
3) 異種酸化物添加: 以下のものが使用された二87重量%が0.06mm以
下の粒度の石英粉末、99重量%が0.04mm以下の
粒度の赤色酸化鉄、および91重量%が0.125mm
以下の粒度を有する酸化アルミニウム。
4) 混合物の調製: 混合物を調製するために、場合によっては異種酸化物は
、ドロマイト混合物の3分の1と混合され、その後でド
ロマイトの残ルの部分がそれに混合された。
5) ブリケットの調製: 上記の混合物を3t/cm2の圧力でプレスすることに
よって、50mmの直径および28mmの高さを有する
円筒状ブリケットが調製された。
6) ブリケットの焼成: 焼成は2,000℃において8時間行なわれた。
冷却は、大気中で行なわれた。
−舌−−一聾′q=−便し一刃乱−−−j皆−(ヵ 式
)昭和ケア年 72月 71−1 特許庁長官 若杉和夫  殿 1、事件の表示 昭和クツ年特許願第 1?午78r号 3、補正をする者 事件との関係  出願人 L″’ T:+; 氏   と、      Vo−ミ・・ノトウエルフ・
ゲゼル、ヤソト・ミド・べ/ニレ、クグルリ・フンング
4、代理人 イ1  所 東京都港区虎ノ門二丁目8番1号(虎の門
1に気ヒル)5、補正命令の1附

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粉砕された粗ドロマイト、特に異種酸化吻合lの少
    ない純粋な粗ドロマイトから、更に異種酸化物を添加し
    、上記の粉砕された粗ドロマイトをプレスすることによ
    シプリケットとなしそしてこのブリケットを焼結温度に
    加熱することによって、低い多孔度および良好な水和安
    定性を有する焼結ドロマイトを製造する方法において、
    上記粗ドロマイト粉末に苛性焼成ドロマイト、ドロマイ
    ト水和物また種酸化物を、特にFe20x、 A120
    aまたはSiO2を、上記混合物の全異種酸化物含量が
    強熱減量のない混合物について計算して工ないし3重量
    %となるような量で混合することを特徴とする、前記焼
    結ドロマイトの製造方法。 2、 粗ドロマイト粉末に苛性焼成ドロマイト、ドロマ
    イト水和物または半焼成ドロマイトを5ないし10重量
    %の量で混合する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、混合物に異種酸化物を上記混合物の全異種酸化物含
    量が1.5ないし2.5重量%となるような量で添加す
    る、特許請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。 4、 混合物のFe2O3含量が0.8重量%、A72
    03含量が0.5重量%そして5i02含量が0.8重
    量%である特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに
    記載の方法。 5 プレスすべき混合物が1mm以下、好ましくは0.
    1rrIm以下の粒度を有している、特許請求の範囲第
    1項〜第4項のいずれかに記載の方法。 6、焼結温度が1,600ないし2,000℃である、
    特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれかに記載の方法
    。 7、混合物のプレスを2t/cm2よシ大なる圧力を用
    いて行なう、特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか
    に記載の方法。 8 成形物の焼結を、好ましくは、固体燃料、特に粉炭
    使川下の燃焼によって行なう、特許請求の範囲第1項〜
    第7項のいずれかに記載の方法。
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