JPS597858Y2 - ケツトル - Google Patents

ケツトル

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Publication number
JPS597858Y2
JPS597858Y2 JP16354979U JP16354979U JPS597858Y2 JP S597858 Y2 JPS597858 Y2 JP S597858Y2 JP 16354979 U JP16354979 U JP 16354979U JP 16354979 U JP16354979 U JP 16354979U JP S597858 Y2 JPS597858 Y2 JP S597858Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
whistle
protrusion
spout
slope
Prior art date
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Expired
Application number
JP16354979U
Other languages
English (en)
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JPS5682916U (ja
Inventor
秀明 山口
Original Assignee
フジマル工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by フジマル工業株式会社 filed Critical フジマル工業株式会社
Priority to JP16354979U priority Critical patent/JPS597858Y2/ja
Publication of JPS5682916U publication Critical patent/JPS5682916U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は湯が沸いたことを知らせるための笛付蓋の開閉
角度を調節することができるケットルに関する。
従来、湯が沸いたことを知らせるために蒸気により振動
して鳴る笛付蓋を本体一側に設けた注口に枢着したもの
があった。
しかしこの従来品は注口に対して笛付蓋が閉じたままで
笛付蓋から生ずる音によって湯が沸いたことを知り得る
ものであるため、笛付蓋から生ずる音が甲高くなり、耳
障りであった。
本考案は上述の如き点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは注口に対する笛付蓋の開閉角度を
簡単な取扱いで調節することにより笛付蓋を吹き抜ける
蒸気の量を加減して笛付蓋から発生する音色を柔げるこ
とかできるケットルを提供するのにある。
以下、本考案を第1図及び第2図に示す一実施例につき
説明する。
1は本体、2は本体1の一側、上面に設けた注口、3は
振動板4を内部に取付けた笛付蓋で、この笛付蓋3は注
口2の背面に固着した取付部材5にピン6によって回動
自在に枢着している。
3aは笛付蓋3の枢着支点としての前記ピン6の取付個
所から反対側の斜面上方に延出した突杆部である。
7は前記本体1に片持支持された把手であり、この把手
7の先端には前記ピン6を中心として略同心円的に円弧
状の斜面部7aが形或されている。
7a1,7a2は斜面部7aに設けられた数個の角度調
整穴である。
8は前記突杆部3aに設けた穴3atから出没自在に突
設した突起であり、この突起8は前記穴3a1内に収納
したコイルばね9の弾発力にてばね付勢されることによ
り前記斜面部7aに摺動自在に押付けられている。
また突起8の先端は斜面部7aに対して摺動し易くする
ために半球状部8aに形或されている。
10は突起8の外周に設けた係合部8bと係合すること
により穴3a1から突起8が抜け出るのを規制するため
の止着環である。
7bは把手7の斜面部7aと連設して斜面部7aの始端
側に設けた既制斜面であり、この規制斜面7bに突起8
が押付けられている場合にはピン6を支点として突杆部
3aを第1図の矢印イ方向に押圧して梃子作用により笛
付蓋3を注口2に対して押付け、笛付蓋3の蒸気圧によ
る飛び開きを防止したものである。
本考案の一実施例は上述の如き構或からなるものである
から、水を本体1に人たて湯を沸す場合には笛付蓋3が
注口2に対して閉じられている第1図に示す状態から、
コイルばね9によりバネ付勢されている突起8を把手7
の斜面部7aに対して摺動させてピン6を中心に突杆部
3aを回動させていくと、梃子作用により笛付蓋3は開
いていく。
そして突起8が斜面部7aの最初の角度調節穴7a1内
に嵌入されても、さらに突起8をコイルばね9の弾発力
に抗して押込むことにより斜面部7aに対して突起8を
摺動していくと突起8は後の角度調整穴7a2内に嵌入
されて第2図の実線で示されるように笛付蓋3は開かれ
るとともに笛付蓋3が注口2に対して閉じるのを防止す
る。
こうして水を本体に注げる。
また笛付蓋3が邪魔になる場合には、角度調整穴7a2
から突起8を脱嵌させて斜面部7aを通過させれば第2
図の想像線Aに示すように笛付蓋3を注口2に対して完
全に開くことができるので水を簡単に本体1内に注ぐこ
ともできる。
その後、突起8を前記動作とは逆方向に斜面部に対し摺
動させ、第2図の想像線Bに示すように突起8を斜面部
7aの最初の角度調整穴7a+内に嵌入させて注口2に
対して笛付蓋3を僅かに開いた状態で湯を沸す。
水は沸騰して蒸気が笛付蓋3を吹き抜ければ振動板4が
振動して笛が鳴る。
この際蒸気が笛付蓋3と注口2との間の間隙から逃げる
ので笛は柔かい音色で鳴り、特に病人、幼児等に耳障り
となることがない。
湯が沸いた後に注口2から注ぎ出す場合には再び第2図
の実線で示すように突起8を後の角度調整穴7a2内に
嵌人させて笛付蓋3を開けば、湯を注口2から出すこと
かで゛きる。
勿論、第1図に示すように完全に注口2に笛付蓋3を閉
じた状態で湯を沸すこともできるが、この場合には突起
8が把手7の先端に設けた規制斜面7bに押圧されるた
め、突杆部3aは第1図の矢印イ方向に力を受けるので
ピン6を中心に梃子作用により笛付蓋3は注口2に押付
けられ、笛付蓋3が注口2に対して飛び開くのを防止で
きる。
本考案は上述の如く、注口に対する笛付蓋の開閉角度を
簡単な取扱いで調節できるので、笛付蓋を吹き抜ける蒸
気の量を加減して笛付蓋から発生する音色を柔げること
ができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は同じ
く使用状態を示す側面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・注口、3・・・・
・・笛付蓋、3a・・・・・・突杆部、7・・・・・・
把手、7a・・・・・・斜面部、7al,7a2・・・
・・・角度調整穴、9・・・・・・コイルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体の一側に設けた注口に笛付蓋を開閉自在に枢着した
    ケットルにおいて、数個の角度調整穴を有する斜面部を
    先端に形或した把手を前記本体に片持支持し、前記笛付
    蓋の枢着支点と反対側に突杆部を延出し、該突杆部にば
    ね付勢された突起を突設し、該突起を前記斜面部に摺動
    自在に押付けるとともに笛付蓋の回動に伴って前記斜面
    部に設けた数個の角度調整穴内に嵌入自在とすることに
    より前記笛付蓋の開閉角度を調整可能としたことを特徴
    としたケットル。
JP16354979U 1979-11-28 1979-11-28 ケツトル Expired JPS597858Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16354979U JPS597858Y2 (ja) 1979-11-28 1979-11-28 ケツトル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16354979U JPS597858Y2 (ja) 1979-11-28 1979-11-28 ケツトル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5682916U JPS5682916U (ja) 1981-07-04
JPS597858Y2 true JPS597858Y2 (ja) 1984-03-10

Family

ID=29674516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16354979U Expired JPS597858Y2 (ja) 1979-11-28 1979-11-28 ケツトル

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JP (1) JPS597858Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0530671Y2 (ja) * 1986-10-14 1993-08-05
JP2811547B2 (ja) * 1995-02-28 1998-10-15 株式会社ヨシカワ ケトル

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5682916U (ja) 1981-07-04

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