JPS623061Y2 - - Google Patents

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JPS623061Y2
JPS623061Y2 JP6431683U JP6431683U JPS623061Y2 JP S623061 Y2 JPS623061 Y2 JP S623061Y2 JP 6431683 U JP6431683 U JP 6431683U JP 6431683 U JP6431683 U JP 6431683U JP S623061 Y2 JPS623061 Y2 JP S623061Y2
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JP
Japan
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whistle
spout
lid
holder
kettle
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JP6431683U
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JPS59171620U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は笛吹ケツトルに関する。笛吹ケツト
ルは、お湯の注口に笛付蓋体を取付け、お湯の沸
いた時鳴笛させる構造となつている。
この種の笛吹ケツトルで、お湯が沸いたにも拘
らず、笛が鳴らないような事態の原因は、笛の孔
に物が詰まることが主な原因であるが、他の原因
として、蓋体と注口の開口縁との間に隙間が生
じ、この隙間から蒸気が洩れることにある。前者
の原因に対する対策としては、蓋体から笛を取外
し可能とし、笛の水洗を容易にさせることが成さ
れる。後者の対策としては、これまで充分なもの
が提案されていない。たとえば、実開昭55−
91620号公報に開示される構造は笛を蓋体にスプ
リングを介して保持させ、笛を蓋体内で昇降自在
とさせている。この場合、蓋体が注口を塞ぎ、笛
を注口の開口縁に当接させた時、笛が蓋体とは独
立した形で昇降できるので、注口の開口縁と笛と
の座りが良く、予め隙間が生じることが少なく、
又、内部蒸気圧が異常に高くなると、スプリング
の附勢力に抗して笛が動き、内部圧を逃がす作用
をする。しかし、この手段は、蓋体から笛を取外
せないので、笛の水洗が不便であり、さらに、笛
の自由度が昇降方向に限られるので、笛と注口の
開口縁との傾きによつては、その間の隙間を未然
に閉じることができない。
この考案は、前述した不具合を解消させること
を意図して、蓋体に取付ける笛を有する注口プレ
ートを、前後左右に枢動可能とさせるようにした
もので、基本的には、笛ホルダーを蓋体に外力に
より枢動可能とし且つ該笛ホルダーに笛を有する
注口プレートを遊動可能に取付けるとする技術手
段を用いる。このため、注口プレートは三次元的
に動き、注口プレートが注口開口縁に隙間を作る
ことなく着座する。又、笛ホルダーを蓋体から外
すことで簡単に笛の水洗いが可能となる。
この考案の実施例を添付図面を参照して説明す
る。
ケツトル1の注湯口2を開閉させる蓋体3を容
器4に軸5を用いてスプリング自在に支持させ
る。軸5より離間させてレバー6を容器4に枢支
させる。レバー6は、手先で押し易くするための
たとえば弧状面7を有し、軸8で容器4に回転自
在に支持される。蓋体3とレバー6とは弾性体9
で連結させる。弾性体9は、実線で示す蓋体3の
閉位置の際は、山形に弓状となつており、この弾
性体9の反力により蓋体3を注湯口2に圧接させ
る働きをする。弾性体9として、板ばねやコイル
ばね等を用いることができる。弾性体9を容器と
一体のカバー10で覆い、外からは触れ得ないよ
うにする。
前述した構成において、レバー6を、弾性体9
の反力に抗して、指先で操作し仮想線で示す位置
へと回転させる。このレバー6の回転に伴い弾性
体9が山形の弓状から変形し、やがて、反転し
て、谷形の弓状になり、蓋体3は仮想線で示す開
位置をとる。この蓋体3の開位置では、蓋体3は
弾性体9の附勢力を受けてその位置を維持する。
尚、蓋体3を閉にする時は逆の操作をすればよ
い。
蓋体3のケツトル1への取付は、第3図に示す
ように、蓋体3をケツトル側に枢支させ、アーム
10を矢印A方向へ倒すことで蓋体3を支点11
を中心に回転させ、注口2を開けるものでもよ
い。
このように蓋体3のケツトル1への取付は、特
に限定されないが、該蓋体3に取付ける笛につい
て以下に説明する。
第1図に示す蓋体3に用いた笛12の例を第2
図に拡大して示す。蓋体3のケツトル注口開口縁
に対向する部分に下方開口の溝部13を設け、そ
の頂壁に複数個の孔14を穿設する。
一端に円筒部15を有する笛ホルダー16を形
成する。中央部にパイプ17を固定した注口プレ
ート18を、該円筒部15内にパイプ17を遊合
させる形で、笛ホルダー16に支持させる。パイ
プ17の上端部に椀状の笛カバー19を固定す
る。該笛カバー19には、リード笛20が設けら
れる。笛カバー19を固定した注口プレート18
を、パイプ17が注口2のほゞ中央に位置するよ
うに、その一端を蓋体3に固定させる。注口プレ
ート18と蓋体3との固定は、外力によつて、即
ち、注口プレート18を注口開口縁に着座させた
時、該プレート18が注口開口縁に沿つて動き得
るようにする。一方、注口プレート18のパイプ
17が笛ホルダー16の円筒部15に遊合してい
るので、注口プレート18は、注口開口縁に対し
多少動き、注口プレート18の該開口縁への着座
を一層確実にさせる。
第3図に示す笛構造12は、注口プレート18
のパイプ17を上方に延在させ、その頂部にリー
ド板20を設けたもので、第2図の例と同様に、
パイプ17を笛ホルダー16の円筒部15に遊合
させ、注口プレート18の笛ホルダー16に対す
る遊動を確保したものである。尚、注口プレート
18の笛ホルダー16からの抜けは、パイプ17
の表面の環状リブ或いは凸部21又は係合縁部を
笛ホルダー16の円筒部15の上部に係合させる
ことで防止する。
第4図に、リード板に代えて、笛孔を用いた例
を示す。笛ホルダー16の円筒部15に、キヤツ
プ22を遊合させる。このキヤツプ22の環状フ
ランジが円筒部15に係止してキヤツプ22の抜
けが防止される。該キヤツプ22に注口プレート
18に固定された頂壁を有するパイプ17に嵌合
させる。互いに離間するキヤツプ22とパイプ頂
壁とには、夫々、笛孔23が形成される。この場
合においても、パイプ17を嵌合させたキヤツプ
22が、笛ホルダー16の円筒部15に遊合する
ので、笛ホルダー16が注口開口縁に確実に着座
するよう遊動する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一例を組込んだケツトル
の断面図、第2図はその部分拡大断面図、第3図
は別の例の部分断面図、および第4図は他の例の
部分断面図である。 図中:12……笛、13……溝部、16……笛
ホルダー、17……パイプ、18……注口プレー
ト、19……笛カバー、20……リード笛。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケツトル本体の注口を開閉させる蓋体と、該蓋
    体に設けた笛とを有する笛吹ケツトルにおいて、
    前記蓋体にその頂壁に孔を有し且つ下部に開放す
    る溝部を形成し、一端に円筒部を有する笛ホルダ
    ーの他端を前記円筒部が前記溝のほヾ中央に位置
    するよう前記蓋体に外力により枢動可能に取付
    け、前記円筒部に遊合する注口プレートの前記円
    筒部より上方部に前記笛を取付け前記注口プレー
    トを前記笛ホルダーに対し遊動可能とさせている
    ことを特徴とする笛吹ケツトル。
JP6431683U 1983-04-28 1983-04-28 笛吹ケツトル Granted JPS59171620U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6431683U JPS59171620U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 笛吹ケツトル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6431683U JPS59171620U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 笛吹ケツトル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59171620U JPS59171620U (ja) 1984-11-16
JPS623061Y2 true JPS623061Y2 (ja) 1987-01-23

Family

ID=30194494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6431683U Granted JPS59171620U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 笛吹ケツトル

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JP (1) JPS59171620U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59171620U (ja) 1984-11-16

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