JPS5978250A - 弾性高分子材料を石油製品による膨潤作用から安定化する方法 - Google Patents

弾性高分子材料を石油製品による膨潤作用から安定化する方法

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JPS5978250A
JPS5978250A JP17284583A JP17284583A JPS5978250A JP S5978250 A JPS5978250 A JP S5978250A JP 17284583 A JP17284583 A JP 17284583A JP 17284583 A JP17284583 A JP 17284583A JP S5978250 A JPS5978250 A JP S5978250A
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JP
Japan
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atom
formula
elastic polymer
compound
copolymer
Prior art date
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Pending
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JP17284583A
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English (en)
Inventor
アムベラル・ア−ル・パテル
サンドラ・ケイ・ミトン
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 弾性高分子材料は普通自動車のホース、鋳造製品、ガス
ケット、シール、0−リング等の製造に用いられて込る
。そこでは弾性高分子材料は種々の油却、ガソリン、酸
敗した過酸化ガソリンそして他の石油製品と接触する。
これらの例で満足すべき性能の弾性高分子は油鶏やガソ
リンに耐えflる性質すなわち弾性高分子は安定性と寸
法保持において完全性を保持することが要求される。こ
のように弾性高分子の劣化あるいは膨張あるいは膨潤は
弾性高分子の基本的有用性を無効にする。
弾性高分子の変化をコントロールする一つの現行の方法
はジオチルフタレートおよびジインオクチル7タレート
のような可塑剤を加えることである。これらの可塑剤は
普通、油で抽出きれるので、所望の長期の効果を与λる
ことかできない。
それ故にこの発明の第一の目的は高分子弾性材料の完全
性?■持させるための別の方法を提供するものである。
広範囲の性1止改善を提供する除加剤の固定は次の目的
である。
本発明の他の種々の目的と利点は以下に示す詳細な記述
によって明らかとなる。
特定のアルキルヒドロギシフェニルアルカノイルヒドラ
ジン又は3.5−ジー第三ブチル−4−ヒドロキシベン
ジルモノエチルホスホネートの金属誘導体全下記の割合
で抗彰潤剤添加物として弾性高分子材料に用いることに
よって総合的安定化作用が達成されることが見出されt
oこのようにこれらの化合物は弾性高分子材料が油、ガ
ソリンあるいは他の石油製品と接触するとき弾性高分子
材料の1彰濶性全実質的に減らす。
本発明の抗膨潤剤は広範囲の弾性高分子に効果がある。
抗膨叫剤は弾性高分子系料からの抽出に最大の抵抗を示
し、そノLによって長期間の効果をIX証−ヲーる。こ
れらの化合物は抗酸化剤として知られて贋るから、相応
する酸化安定性及び熱安定性を弾性高分子材料に与λる
。最後にこれらの化合物は非常に弾性高分子系と相溶性
を有する。
Fil Adヒドラジンは次式I・: 2 〔式中、 1tlおよびlCQは互いに独立して炭素原子数1ない
し6のアルキル基を表わし、 几3は水素原子、炭素原子数2ないし18のアルカノイ
ル基または次式: 几2 (式中、R1および■(・2Hi記の意味を表わし、n
は下記に定義する意味を表わす。) で表わされる基を表わし、 nは0ないし5の整数を表わす。〕 で表わされる。好ましい化合物はR1とR2が環上の3
位および5位にある第三アルキル基であり、Jモ3が水
素原子でありそしてnが2である化合物である。好まし
い化合物はN、N’−ビス−β−(3,5−ジ第三級ブ
チルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルヒドラジ
ンでこれはチバガイギーコーポレーションからイルガノ
ックス(I)LGANOX ) MJJ−1024とい
う商4票で市販されている。この化合物、その製法及び
該化合物の弾性材料及びゴムを含む種々の基質中での抗
酸化及び金属不活性化剤としての用途は米国特許第3,
660,438号及び第3,773,722号明細書に
詳しく開示されている。これらの特許の主題も本明細書
に記載した。同様に技術文献はこれらの化合物が種々の
熱加塑性弾性高分子及び不飽和のゴムに加えることを明
らかにしている。
これらの化合物の金属不活性化作用の観点からそのよう
な添加は弾性高分子が高分子の性質を損ねる反応性の金
属の存在下にある場合において示烙れている。
前記金FA誘導体は次式11:M[:3.5−ジ第三フ
チルー4−ヒドロキシベンジルモノエチルホスホネート
〕 (式中、Mはカルシウム原子、亜鉛原子、マグネシウム
原子、コバルト原子あるいはチタン原子である。) で表わされる。
カルシウムの誘導体は好ましくかつチバガイギーコーポ
レーションからイルガノックス(11LGANOX )
 1425という商標名で市販されている。該化合物、
その製法そして種々な基質における安定化作用に関する
情報は米国特許第3.310,575号および第3,8
24.192号明刹口畜に開示されている。これらの特
許の主題も本明細書に記載した。
本発明で目的とする性質を示すため、これらの化合物は
100部の弾性高分子基質肖り03ないし3.0、好寸
しくはlOないし3.0重力1部の範囲のaiで弾性高
分子に加えられる。
広範囲の弾性高分子材料が本発明に使用できる。典型的
な弾性高分子はブタジェン−アクリロニトリル共重合体
にトリルゴム)、エチレン−プロピレン共重合体(EP
Mゴム)、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体
(EPDM)、 塩素化そしてクロロスルホン化ポリエチレン、ポリクロ
ロプレン、ポリブタジェン、ポリイングレン、ブタジェ
ン−スチレン共重合体、インブチレン−イソグレン共重
合体、フッ化弾性体、ナトリウムポリスルフィドとシバ
ライドとの縮合生成物、そしてポリエビクロロ 実ヒド
リンを含む。好ましい伸性重合体はブタジェンアクリロ
ニトリル共重合体、EPrν1そしてEPDM−fム、
塩素化ぞしてり【1c1スルホン化ポリエチレン、ポリ
クロロブレンツL テボリエビクロロヒドリンである。
本発明の化合物は従来の技1!fで任意の都合良い段階
で弾性高分子に混入できる。一般的には弾性体のマスタ
ーバッチと仔消の成分を混ぜ合わせシート状にし、次い
で混練する安定剤と加偏【ハI行まこの混練中に加訝ら
れる。
、A型的な任意の添JJD剤はカーボンブラック、顔イ
゛1、ゴム加硫剤、加工助烟、町を11剤のごとくであ
る。
史に種々の副安定剤たとえば他の抗酸化剤、紫外線吸収
剤、ホスファイト、ジアルキルチオジグロビオネート等
を添加してもよい。
v下の911は更にこの発り」の態様を示すものである
。これらの例では全ての部は指示しない限り重址部であ
る。
施例1 本実施例は硫黄架橋二) IJルゴムである弾性材料全
完全に保持するための本発明の化合物の有効性ケ示すも
のである。
下記の弾性材料組成を用いた。
A部            部 =トリルゴム(1)100.00 カーボンフ゛ラック       75.00炭酸カル
シウム       30,00トリブトキシエチルホ
スフエート25.00石油ワックス+2)      
  a、 o 。
1’i+2化亜鉛    5.00 ステアリン酸        0.75B部 加硫促進剤(3’       0.75(1)  N
Ysyn  3o−s コポリマー・ラバー〇アンド番ケミカル・コーポレーシ
ョン(Copolymer 11(ubberand 
C11emC11e Corporation )(2
)   8unolite サンケミカル・コーポレーション (Sun  C11emC11e  Corporat
ion)(3) 5antocure N8−E ンザ
7 ) (Monsanto )この実験室的方法にお
いては、A部の成分はパンバリープレンダーで3−4分
間完全に混ぜ合せた。生成しf?−、混合物は次いで冷
却した二本ロールミルでノートに形成しその後このノー
トを室温で1分間混練した。混線を更に3分間続け、そ
の間に安定剤を加λ、そして更に3分間続けて8部の加
硫剤金加えた。この混合ストックを次いで鋳型の中で1
57Cて10分間加硫し、そして厚さ75ミルの小板に
成形した。小板を冷やしダイス型で打ち抜いてASTM
ダイスC引張試験片を得1こ。
引張試験片の膨潤と強さの特性は下記の試験方法によっ
て測定した。
油膨潤 試験片をASTMD471の方式に従かい70時間15
0℃でASTM油す3にさらした。体積の膨張は各サン
プル4つつつA8TM D1460の方法で測定した。
強度・時性 もう一度各サンプル4つづつ(r125’cで70時間
強制空気循壌オーブンで老化させた。老化前のサンプル
とオーブンで老化2せたサンプルの引張強さをAs’l
’M1)412で決定した。すなわち、インストロン張
力試験機〔マザチュセノッ州。
インストロン・エンジニアリンク社(lnstronE
ngineering Corp、)製〕でA8TM 
L)412に従500crn/分の引っばり速度で試験
片の破断点伸びパーセントを測定した。
これらのテストの結果を次の表に示す。
マ   ヤ   マ   マ このように本発明の添加物は処理された弾性体に顕著に
改善された性能特性を慕える。この改善は処理された弾
性体が実質的に元の寸法を保つという本発明の主眼であ
る抗膨潤特性において特に顕著であった。
実施例2 硫黄架橋ポリエピクロロヒドリン全100部当り2部の
徐加剤と共に弾性体として用いたことを除いて実施例1
0方式を繰り返した。次の様な弾性体組成を用いた。
A部             部 (4)イ ポリエピクロロヒドリン   100.0ステアリン酸
        l、0  イカ−ポンプラック   
    90.0ジオクチルフタレート    10.
0鉛丹(酸受容体)5.5 B部 エチレンチオ尿素       1.6(4)ハークo
 ル(Herclor 1.−1ハーキユルス・ケミカ
ル・コーポレーション(Hercules Chemi
cal Corporation )実施例1と同様に
して引張試験片を製造し、これを酸敗した(過酸化され
た)40℃に保たれたガソリンに浮遊させ、−週間毎に
実施例1に記載した方法で試験片の引張強さを測定した
これらの試験の結果を次の表に示す。
徐加物    引張強さくpsi) 初期  2週間目 3週間目 4週間目−145078
0530− ルガノツクスMl)1024  1450  1100
   980   920ルガノツクス 1425  
 1320  1130    −   1080弾性
体材料がガソリンの不都合な作用に耐えることを可能な
らしめる本発明の化合物の効果はこの結果により更に確
かめられた。
要約すると本発明は特定の抗酸化剤の使用で弾性体材料
の完全性保持を提供するものである。
特許請求の範囲に記載した発明の範囲から離れることな
しに稙々の要素に変形を加えることが可能である。
特許出願人 チバーガイギー アクチェンゲゼルシャフト代理人 弁
理士

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 旬 次式I: L2 〔式中、 ■t1および島は互いに独立して炭素原子数1ないし6
    のアルキル基を表わし、■モ3は水素原子、炭素原子数
    2ないし18のアルカノイル基または(式中、R1及び
    H・2は前記の意味を表わし、nは下記に定義する意味
    を表わす。)で表わされる基を表わし、nはすないし5
    の整数を表わす。〕で表わされる化合物または次式■: M[: 3e 5  ” J三ブチル−4−ヒドロキシ
    ベンジルモノエチルホスホネート〕1X1)(式中Mは
    カルシワム原子、引已鉛原子、マグネシウム原子、コバ
    ルト原子またはチタン原子を表わす)で表わされる化合
    物の安定化有効tを弾性高分子に混入することによりな
    る石油製品との接触による不都合な影響から該弾性高分
    子を安定化する方法。 2)式[1’]の化合物全弾性高分子へ混入することよ
    りなる特許請求の範囲第1項記載の方法。 3)  lも1とIt2が環の3と5の位1dに存在す
    る第三アルキルであり、lモ3は水素原子であり、そし
    てnが2である特許請求の範囲第2項記載の方法。 4)式〔■〕の化合物が弾性高分子に混入されるもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 5)該化合物がN、N−ビス−β−(3,5−ジ第三ブ
    チルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルヒドラジ
    ンである特許請求の範囲第2項記載の方法。 6)該化合物がカルシウム〔3,5−ジ第三ブチルー4
    −ヒドロキシペンジルモノエチルポスホネ棗ト〕である
    特許請求の範囲第4項記載の方法。 7)該安定化財が重量で100部の高分子に対して0.
    3ないし3.0部である特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 8) 弾性高分子がブタジェンアクリロニトリル共重合
    体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピ
    レン−ジエン三元共重合体塩素化されたポリエチレン、
    クロロスルホン化ポリエチレン、ポリクロロプレン、ポ
    リブタジェン、ポリイソプレン、フタジエン−スチレン
    共重合体、 インブチレン−イソプレン共重合体、フッ素化弾性体、
    ナトリウムポリサルファイドとジハロゲン化物の縮合生
    成物そしてポリエピクロルヒドリンからなる群から選択
    される特許請求の範囲第1項記載の方法。 9)弾性高分子がブタジェン−アクリロニトリル共重合
    体またはポリエピクロルヒドリンである特許請求の範囲
    第5項記載の方法。 10)石油製品が油、ガソリンあるいは過酸化ガソリン
    である特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP17284583A 1982-09-20 1983-09-19 弾性高分子材料を石油製品による膨潤作用から安定化する方法 Pending JPS5978250A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6116938A (ja) * 1984-07-04 1986-01-24 Hitachi Cable Ltd クロロプレンゴム組成物
JPH0782410A (ja) * 1993-09-13 1995-03-28 Agency Of Ind Science & Technol 高弾性率を有する高分子−金属クラスター複合体及びその製造方法
WO1998044040A1 (en) * 1997-04-02 1998-10-08 Bridgestone Corporation Rubber composition and pneumatic tires

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