JPS5978073A - ワイヤ巻取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、複数のリールに巻装された細い複数のワイ
ヤを揃えて引き出し、各ワイヤを同一のテンションで巻
取ボビンに揃えて巻き取るワイヤ巻取り装置に関する。

例えば、油圧供給用などに使用される補強ホースにはゴ
ム層間にワイヤプレイディングが行なわれ、細いワイヤ
がホースの外周部に相互に交差して巻き着けられるが、
このようなワイヤプレイディングの際、複数のワイヤを
揃えて巻装した巻取ボビンが使用され、この巻取ボビン
から引出された複数のワイヤがホースの外周部にプレイ
ディングされる。しかし、ワイヤプレイディングの際、
複数のワイヤのテンションが不揃いであると、ホース外
周に巻装したワイヤに重なりや曲げが発生し、補強ホー
スの外観を悪化させる結果となることから、巻取ボビン
に巻き取る複数のワイヤのテンションを全て均一に揃え
る必要性が生じていたこの発明は、上記の点に鑑みなさ
れたもので、複数の細いワイヤを均一のテンションで揃
えて巻取ボビンに巻き取ることができるワイヤ巻取り装
置を提供することを目的とし、このために、複数のワイ
ヤを巻装した複数のワイヤリールの回転軸にブーりを取
付け、ワイヤの繰り出し時に相反する方向に回転する隣
接したブーり間に制動用ベルトを掛け、繰り出される各
ワイヤのテンションを均一化するようにしたものである
。

以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は、巻取ボビン／へｇ個のワイヤリールＪａ−Ｊ
ｈから細いワイヤ３を揃えて巻き取りを部 行なうワイヤ巻取り装置の平面図を、第２図は−、ワイ
ヤリール２ａ１．２ｂの拡大正面図を示している。巻取
ボビン／は巻取機ｔの回転軸＋ａに装着され、右側のワ
イヤリール群からｇ本のワイヤ３を揃えて巻き取る構造
である。ｇ個のワイヤリールｊａ−，２ｈはそれぞれ、
横２列に基台Ｓ十に立設され、軸受乙ａ、乙すにより回
転自在に支持さ１またざ本の回転軸７ａ〜７ｈに軸着さ
れている。

これらｇ本の回転軸７　ａ、〜７ｈの下部にはそわぞｔ
ｌ、！個（７）　フ−ＩＪ　ｆ　ａ−ざり、９ａ　〜９
ｈが軸着さ才１ている。このように配役きれたｌ６個の
プーリには、隣接するプーリ間、すなわち、ブーりざａ
とｙｂ間、プーリｇｂとｇＣ間、プーリｙｃとｇｄ間、
ブー　！Ｊ　Ｉ　ｄと♂ｅｒＩＩＪ、プーリｙｅとｇｆ
間、プーリｇｆとｇｇ間、プーリ、ｒｇと、ｒｈ間、そ
してブーＩＪｆｌｌとｇａ間にｇ本の制動用ベル）１０
ａ〜／□ｈが掛回されている。こわらの制動用ベルト／
□ａ〜／（７ｈは、回転軸７ａ〜７ｈにある程度の制動
力を与えるために使用され、ある大きさの滑り摩擦を発
生しながら、プーリＪａ〜ｒｈ、９ａ−Ｑ９ｈ、つまり
回転軸７ａ〜７ｈ（７）回転を許容するように掛けらね
ている。／／、／２゜／３はワイヤ３のガイドであり、
特にガイド／３は巻き取り動作中、巻取ボビン／の全幅
を往復移動する構造である。なお、各制動用ベル）／□
ａ〜１０ｈにテンション調整用口〜うを係合してベルト
のテンションを調整できるようにしてもよい次に、ワイ
ヤ巻取り装置の動作を説明する。先ず、ｇ本の回転軸７
ａ〜７ｈには、第１図に示すように、ワイヤ３の繰り出
し時に隣接するワイヤリールが相反対向に回転するよう
に、各ワイヤリール２ａ〜２ｈが軸支され、これらのワ
イヤリールから引き出されたｇ本のワイヤ３は、ガイド
ｌ／からガイド／２を経て並行に揃えられ、さらに、ガ
イド１３によってその間隔を最小に縮小され、巻取ボビ
ンｌに巻き着けられる。

このような状態で、巻取ボビン／が巻取機弘により回転
駆動されると、ワイヤリール群から引き出されたｇ本の
ワイヤ３は並行に揃えて巻取ボビン／によって巻取られ
る。この時、ｇ個のワイヤリールＪａ−２ｈでは隣接す
るワイヤリール、つまり同じ制動用ベルト１０ａ〜／（
１）ｈを掛回された／対のワイヤリール２ａと２ｂ等は
逆方向に回転しながらワイヤ３をそれぞれ繰り出すこと
になる。したがって、１本の回転軸７ａ〜７　ｋｌには
ｇ本の制動用ベルト１０ＥＬ〜ｌＯｈによって、それぞ
ねほぼ等しい滑り摩擦（回転摺動抵抗）が生じ、これが
各ワイヤ３のテンションとなり、張りを揃えて各々のワ
イヤ３を巻取ボビン／に巻取ることができる。すなわち
、制動用ベル）／□ａ〜１０ｈは、相反方向に回転する
ブーＩＪ　ｇａ〜ｇｈ。

９υ、〜９ｈ間に掛回され、静止して各回転軸７　ａ。

〜７ｈに回転速度に応じた制動力を与えているか、例え
ば、一部の回転軸の回転が遅くなったり速くなったりし
た場合には、制動ベルトが動き、これに伴なってこの回
転変動を抑制する作用が隣接する回転軸から制動用ベル
）　／　Ｏａ、〜１０ｈを介して与えら才１、ワイヤリ
ール２ａ、ｚｂから引き出されるワイヤ３のテンション
を常に等しくしている。これによって、ワイヤ３を巻き
取った巻取ボビンｌには、ｇ本のワイヤ３が重なったり
曲ったすすることなく、正しく整列して巻き取られる以
−１−説明したように、この発明のワイヤ巻取り装置に
よれば、複数のワイヤリールから引き出される複数のワ
イヤにそれぞれ等しいテンションを常に与えることがで
き、巻取ボビンに複数のワイヤを揃えて巻き取ることが
できる。よって、このような正しく揃って巻装されたワ
イヤのボヒ゛ンを補強ポースのワイヤプレイディングに
使用ｌ、た場合には、ホースの外周に複数のワイヤを良
好に整列して交差巻き着けを行なうことかでき、ワイヤ
の重なりや曲げによる補強ホースの外観の悪化を防止す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の実施例を示し、第１図はワイヤ巻取り装
置の平面図、第２図は一部ワイヤリール部の拡大正面図
である。 ／・・・巻取ボビン１，２ａ−，２ｈ・・ワイヤリール
、３・・・ワイヤ、ｔ・・・巻取機、Ｕａ・・・回転軸
、７ａ〜７上１　・−・回転軸、ｇ　ａ、　〜ｇ　ｈ　
、　９　ａ　〜９　ｈ・＝プーリ、１０ａ〜／Ｑｈ・・
・制動用ベルト。 特　　許　　出　　願　　人 豊田合成株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のワイヤリールから繰り出される複数のワイヤを巻
   取機の回転軸に装着した巻取ボビンにより揃えて巻き取
   るワイヤ巻取り装置であって、前記ワイヤリールを軸着
   する複数の回転軸にはそわぞれ２個のプーリが軸着され
   、隣接する該プーリ間には制動用ベルトが滑り摩擦を生
   ずるように掛回され、隣接する前記ワイヤリールはワイ
   ヤの繰り出しによって相反方向に回転するように前記回
   転軸に軸着されることを特徴とするワイヤ巻取り装置。