JPS5977827A - 角膜形状測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、眼科測定装置に関し、特に角膜形状の測定装
置に関する。

角膜の形状を測定する角膜計は一般に角膜の曲率。

乱視度そして乱視軸方向の三要素を測定するために使わ
れるが、その他コンタクトレンズのペースカーブの検査
等にも使われる。

従来の角膜針では、円環状等のチャートの角膜反射像の
形状を肉眼で観察測定していたので満足できる精度を得
るため倍率を高く設定し、角膜反射像を拡大していた。

その結果、位置合わせ中及び測定中に観察できる範囲は
角膜のわずか一部にすぎず、実際に角膜全体のうちどの
領域を測定しているのかを把握することが非常に困難で
あった。

また成る種のものは光路を切換えて前眼部が観察できる
ものもあったが、測定に際しては再び光路を戻して行な
わなければならないために測定中は前述の欠点を避けら
れなかった。

本発明状如上の点に鑑み測定の精度を低くすることなく
位置合わせ、測定中に拘らず、前眼部と角膜反射像を観
察でき、更には位置合わせを容易とする角膜形状測定装
置を提供することを目的とする。

この目的を達成するため本発明においては、測定光路と
分岐した観察光路を設け、観察系倍率を測定系倍率より
小さくし、視野を広げ、更に絶対位置指標を設けこれを
モニター観察可能とすることを特徴とする。

以下本発明の詳細な説明する。

第１図で円環状の光源１（例えば螢光灯）から出た光は
、円環状に加工された円環状レンズ２によって光軸ｌを
含む平面内で平行に射出され、被検眼角膜Ｅｃを照明す
る。円環状レンズ２は各経線と光軸を含む面内で屈折力
を有し、これに直交する方向に屈折力を持たない円環状
のシリンドリカルレンズであり、第２図に示すように各
経線と光軸な含む各面内で、曲率半径Ｒ１のレンズ面か
ら焦点距離ｆだけ離れだ位置に円環状スリツ）ＳＬを有
する。

角膜を反射物体と考えると、前記光束は反射され、見か
け上角膜反射像位置Ｅｉから射出されたように見える。

この角膜反射像は対物レンズ６、光分割ミラー４゜結像
レンズ５によって撮像管８に結像され観察可能となる。

ここで結像レンズ５としてズームレンズが適用可能であ
り、観察光学系の倍率を適宜選択することができる。

角膜反射像の形状は被検眼角膜Ｅｃの形状に応じて変化
し、その形状により角膜の曲率、屈折力、乱視度、乱視
軸を求めることができる。

観察系と分岐する測定系は光分割ミラー４と光位置検出
器９とにより構成される。

なお光分割ミラー４はハーフミラ−のようなビームスプ
リッタ−１又は波長分割ミラーであり必要に応じて測定
系と観察系に光束を分離することができる。

ここで観察光学系の倍率を、測定光学系の倍率より小さ
く設定することにより観察視野が広がり、撮像管８にで
前眼部を含んだ角膜反射像が観察可能となり、一方、測
定光学系においては光分割ミツ−４以後が観察系に対し
て独立しているので測定精度に影響を与えないで済む。

第１図において７は絶対位置指標板で指標投影レンズ６
、光分割ミラー４．結像レンズ５を介して撮像管８にて
角膜反射像及び前眼部とともに観察可能である。

絶対位置指標板７はアライメントのだめの指標板であり
、ｍ３図に示すような円環状開口を有し、この開口中心
はレンズ光軸上にある。

絶対位置指標像は撮像管に対し常に固定で検者はこの指
標に対して前記角膜反射像を定められた位置にくる様に
光学系全体を移動することで位置合わせを容易にするこ
とができる。

なお実際には、前眼部と角膜反射像の光軸方向位置は異
なるが、被写界深度の深い光学系を用いれば合焦状態で
両者が観察可能である。

第４図は被検眼とのアライメントが不良な場合の撮像管
上の画像を示し、ｚｌは絶対位置指標の像、ｉ２は角膜
反射像である。

第５図、第６図は被検眼とのアライメントが良好な場合
の撮像管上の画像を示し、各々角膜中央部。

角膜周辺部の測定をする場合に対応する０すなわち、角
膜反射像軸は絶対位置指標像ｔ１を基準として位置合わ
オされている。

以上、本発明によれば位置合わせ、測定中に拘ら・ず前
眼部と角膜反射像が観察可能になり、被検眼の測定部位
を正確につかむことができ、また測定中の被検眼の状態
を観察することができるようになり、測定データの信頼
性を検者が判断しやすくなるとともに観察視野の拡大に
より更には絶対位置指標を観察可能とすることにより位
置合わせが容易になされる。

ズの断面図、第６図は位置合わせ用の指標の図、第４図
乃至第６図は撮像管に結像した状態をあられす図で第４
図はアライメント不良、第５図、第６図はアライメント
良の図、図中１は光源、２は円環状レンズ、６は対物レ
ンズ、４は光分割ミラ−１５は結像レンズ、６は指標投
影レンズ、７は絶対位置指標、８け撮像管、ｔｌは位置
合わせ指標の 綻像、ｔ２は角膜反射像である。

出願人　キャノン株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、被検眼角膜にチャートを投影し、その角膜反射像の
   形状な測定光学系を介して検出し、角膜形状を測定する
   装置において、 測定光路と分岐する観察光路を形成する光分割手段と、 該観察光路に設けられる観察用レンズを設け、観察系の
   倍率を測定系の倍率より小さくし、更に絶対位置指標板
   を所定位置に設け、該絶対位置指標と被検眼前眼部及び
   角膜反射像をともに観察可能としたことを特徴とする角
   膜形状測定装置。 ２、前記絶対位置指標が前記光分割手段、観察用レンズ
   を介して結像されて観察可能である特許請求の範囲第１
   項記載の角膜形状測定装置。 ３、前記観察用レンズがズームレンズである特許請求の
   範囲第１項記載の角膜形状測定装置。