JPS597710Y2 - 磁気式無接触スイッチ - Google Patents

磁気式無接触スイッチ

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Publication number
JPS597710Y2
JPS597710Y2 JP9862079U JP9862079U JPS597710Y2 JP S597710 Y2 JPS597710 Y2 JP S597710Y2 JP 9862079 U JP9862079 U JP 9862079U JP 9862079 U JP9862079 U JP 9862079U JP S597710 Y2 JPS597710 Y2 JP S597710Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
reed switch
thyristor
magnetic
current
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Expired
Application number
JP9862079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5615549U (ja
Inventor
慶吉 吉田
Original Assignee
大同工業株式会社
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Publication date
Application filed by 大同工業株式会社 filed Critical 大同工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、磁石が前面を通過することにより接点を開閉
作動する磁気式無接触スイッチに係り、詳しくはコンベ
アにより運搬されている運搬物を検知し、コンベア下流
側通路の切換え或るいは移乗装置の作動をするための磁
気式無接触スイッチに関する。
一般に、コンベアに用いられる磁気式無接触スイッチは
、塵埃等の多い雰囲気でかつ高温の運搬物を検知するの
で、直接に接触して運搬物を検知することは困難であっ
た。
そこで゛、リードスイッチをケースに封入し、その前面
を磁石が通過することに応動して、リードスイッチの接
点を開閉する磁気式無接触スイッチが用いられているが
、該磁気式無接触スイッチでは、封入したリードスイッ
チで負荷に流れる電流を直接開閉する構造を採用してい
ることから、負荷とスイッチとの距離が長くなると布線
容量が大になり、作動時スイッチに対する突入電流が大
きくなって、その結果スイッチの接点の損傷、溶着を生
じている。
このため、負荷とスイッチとの距離を無制限に長くする
ことができず、また耐久性の点で問題があった。
そこで、本考案は、リー ドスイッチを回路のトリガ信
号伝送用としてのみ使用し、リードスイッチに大電流を
流さないように構或し、以って、負荷とスイッチとの距
離を無制限に長くすることができ、かつ耐久性の優れた
磁気式無接触スイッチを提供することを目的とするもの
である。
以下、図に示す実施例に基づき、本考案を具体的に説明
する。
この磁気式無接触スイッチMSは、第1図に示すように
、その内部を外部雰囲気から遮断すべく密閉ケース1で
被覆されており、その一端面がらリード線2が延びてい
る。
該スイッチMSはコンベア近傍に配置されており、また
コンベアの運搬物搭載箇所或るいは運搬物にマグネット
3が設置されている。
更に、リード線2は、第2図に示すように、負荷L及び
交流電源に接続される端子4a,4bが設けられており
、一方、ケース1内部での端子4a,4bからの導線は
夫々4個のダイオードD1〜D4をブリッジ接続して構
威される整流回路5の相対向する接続点6,7に接続さ
れ、該整流回路5の他の相対向する接続点9,10間に
は整流された電流に順方向にサイリスタ11が設けられ
、更に該サイリスタ11に直列にツエナダイオード12
が設けられている。
そして、上記サイリスタ11のアノードとゲート間には
サイリスタ11のゲートにトリガ信号を与えるゲート回
路が形威され、そこにはマグネット3の接近により閉或
作?を行うリードスイッチ13が設けられている。
なお、該リードスイッチ13と直列に設けられている抵
抗15は、たとえ電源電圧波高値でスイッチオン指令が
与えられてもゲート回路に流れる電流がサイリスタ11
の最大許容電流値を超えないようにする作用を行う。
本考案は、以上のような構或を有するので、端子4a,
4b間に交流電圧を印加すると、それは整流回路5によ
って整流され、ブリッジ接続点9,10間に全波整流さ
れた電流を接続点9から接続点10側に流そうとする。
しかしながら、この磁気式無接触スイッチMSの近くに
マグネット3が存在しない状態では、リードスイッチ1
3は開威されているので、この時はサイリスタ11のゲ
ート回路には何らの電流も流れず、従って、サイリスタ
11は導通せずに阻止状態を保つ。
次に、無接触スイッチMSの近傍にマグネット3が近づ
いてくると、それを感知してリードスイッチ13が閉或
し、それによりサイリスタ11のゲートに電流が流れ、
サイリスタ11はターンオンする。
即ち、端子4aからの電流は、接続点6→ダイオードD
→接続点9→サイリスタ11→ツエナダイオード12→
接続点10→ダイオードD3→接続点7を経て端子4b
へ、また端子4bからの電流は、接続点7→ダイオード
D2→接続点9→サイリスタ11→ツエナダイオード1
2→接続点10→ダイオードD4→接続点6を経て端子
4aへと流れるようになり、この磁気式無接触スイッチ
MSが閉或された状態となる。
その際、マグネット3により閉威されるリードスイッチ
13に流れる電流は極めて微弱なパルス状電流であるた
め、リードスイッチ13には何らのアークも発生しない
ので、リードスイッチ13の寿命はその機械的寿命まで
保証できることになる。
また、上記のように、リードスイッチ13はサイリスタ
11にトリガ信号用の電流を与えるだけに用いられるの
で、無接触スイッチMSと負荷Lとの距離が長くてもリ
ードスイッチ13はその何らの影響をも受けない。
また、サイリスタ11と直列にツエナダイオード12が
設けられているので、サイリスタ11のカソード側には
常にツエナ電圧以上の電圧が印加されることになる。
以上説明したように、本考案によれば、接近するマグネ
ット3により閉或されるリードスイッチをサイリスタの
トリガ信号伝送用としてのみ用いるように構或し、それ
により全波整流された交流をスイッチするようにしたの
で、リードスイッチには微少なパルス電流しか流れず、
従って、リードスイッチの閉或時に何らの雑音、アーク
等の発生がなく、また、リードスイッチで直接負荷を開
閉しないので、磁気式無接触スイッチと負荷との距離が
長くても、上記リードスイッチはその影響を全く受けず
、従ってリードスイッチの寿命は長くなる。
また、サイリスタに直列にツエナダイオードを設けたこ
とにより負荷に常にツエナ電圧以上の電圧が加えられ、
外乱によるツエナ電圧以下の電圧はカットされることに
なり、工場内等の電気的に劣悪な環境でも安定に動作す
る。
更に、リードスイッチおよびスイッチ回路をケース内に
密閉して設けたので、塵埃、湿度等の外部雰囲気の影響
を受けにくいという特徴を有する。
以上効果が総合して、本磁気式無接触スイッチMSが使
用される装置全体の信頼性を大幅に向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の磁気式無接触スイッチを示す斜視図、
第2図はその回路図である。 MS・・・・・・磁気式無接触スイッチ、1・・・・・
・密閉ケース、3・・・・・・マグネット、4a,4b
・・・・・・端子、5・・・・・・整流回路、6,7,
9.10・・・・・・接続点、11・・・・・・サイリ
スタ、12・・・・・・ツエナダイオード、13・・・
・・・リードスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マグネットによりリードスイッチが閉或作動される磁気
    式無接触スイッチにおいて、ブリッジ回路よりなる整流
    回路の相対向する2つの接続点に交流入力端子を設け、
    該整流回路の他の相対向する2つの接続点にサイリスク
    とツエナダイオードを直列に設け、該サイリスタのアノ
    ードとゲート間に前記リードスイッチを設置し、更にそ
    れらを密閉ケースで被覆したことを特徴とする磁気式無
    接触スイッチ。
JP9862079U 1979-07-17 1979-07-17 磁気式無接触スイッチ Expired JPS597710Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9862079U JPS597710Y2 (ja) 1979-07-17 1979-07-17 磁気式無接触スイッチ

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JP9862079U JPS597710Y2 (ja) 1979-07-17 1979-07-17 磁気式無接触スイッチ

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Publication Number Publication Date
JPS5615549U JPS5615549U (ja) 1981-02-10
JPS597710Y2 true JPS597710Y2 (ja) 1984-03-09

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ID=29331390

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JP9862079U Expired JPS597710Y2 (ja) 1979-07-17 1979-07-17 磁気式無接触スイッチ

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