JPS5976926A - 炭素繊維の改良方法 - Google Patents

炭素繊維の改良方法

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JPS5976926A
JPS5976926A JP17655783A JP17655783A JPS5976926A JP S5976926 A JPS5976926 A JP S5976926A JP 17655783 A JP17655783 A JP 17655783A JP 17655783 A JP17655783 A JP 17655783A JP S5976926 A JPS5976926 A JP S5976926A
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carbon
fibers
bobbin
carbon fiber
temperature
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デビツド・ア−サ−・シユルツ
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    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F9/00Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments
    • D01F9/08Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments of inorganic material
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は炭素繊維に関し、更に詳しくは炭素繊維の機械
的性質の改良方法に関する。
本発明はポリアクリロニトリル(PAN)’にベースと
する炭素繊維及び中間相(mesophase)ピッチ
をベースとする炭素繊維に関する。これらの炭素繊維は
それらが有する機械的性質の故に、かなシの工業的価I
l&を見出されていた。特に、高^値のヤング率を有す
る炭素繊維は特殊化された生成物に対して大きな需要が
める。
PANをベースとする炭素繊維は一般的に、ポリアクリ
ロニトリルを械維に紡糸し、該繊維を空気中において昇
温ざ法ることによシ、それを不融性化し1次いで該不融
性化した繊維tスレッドライン状張力(tension
 in threadline)のもとに不活性雰囲気
中、昇温下に炭素化する仁とにより製造する。
中間相ピッチ全ペースとする炭素繊維は一般的に、中間
相ピッチを繊維に紡糸し、該繊維を空気中において昇温
させることにより不融性比させ。
仄いで不C古注雰囲気中Vこおいて昇蝋下に該不融性比
された繊維を炭素化することにより製造する。
中間相ピッチをペースとする員素繊維γ炭素化するため
に使用される温度は典型的、にンま、少くとも約100
0℃以上、通常にV′i1000℃以上。
しかも通常には1500℃以上である。PANをペース
とする炭素繊維′ri通常には約1300℃に2いて炭
素比する。非常に高いヤング率の1lIit有する炭素
繊維は約2300℃以上、好ましくけ約2700℃以上
の高温を必要とする。
先行技術によればPAN=iベースとする繊維及び中間
相ピッチをペースとする繊維に対する炭素化工程7まス
レッドライン(tllreadl ine )操作にお
りで行われる。典型的にりよ該スレッドライン操1・「
は不融性化繊維を線状通路に沿って、加PAされた室を
通過させることによって行り。該加熱され・た室は通常
には炉といい、空気を排除するために正圧を維持しなけ
ればならない。典型的には該不融性化繊維は昇@丁にか
ける滞留時間が比較的に短時間であるように毎分数フィ
ートの速度に2いて移動させる。
更にその上、上記のような操作に便用される炉が約27
00℃以上の高温において急速に劣化することがわかっ
た。このことは高モジユラス炭素繊維の製造原価を要員
的に増n口させる。
今回5本発明にしたがって追加の炭素化工程を行うこと
によシ炭素愼維を、そのヤング率にり^て要員的に改良
することができるということが元見された。
本発明は、その最も広い実施態様において。
2000℃以上の添置において熱的及び機械的に安定で
あシ、シかも炭素繊維と化学的に両立性であるボビン上
に炭素繊維を巻きつける工程と1次いで該炭素繊維を2
000℃以上の温度における熱処理に供する工程とを包
含する。炭素繊維を改良する方法に関する。
典型的にば%’JI熱処理を行うための温度速度を1時
間当り約200℃〜500Cのように高くシ。
1〜2時間にわたって最終温度を維持することができる
。温度速度(T=1時間当シ約50℃〜約100℃とす
ることによシ最終装置の保持時+uJ ?i半時間及び
でき得れば更に短い時間に減少することができる。
該炭素繊維μ熱処理後に、少くとも約200℃以Fの温
度に冷却するまで不活性雰囲気中に保持して、該炭素繊
維が空気に露出された際の酸化を最小比すべきである。
好ましくは該熱処理に対する最終温度を約2700℃以
上とすべきである。
本究明の新規方法を行うだめのボビン71ステンレス鋼
、耐火酸化物、窒化ホウ素、又はグラファイトのような
材質製の円筒体から成るものである、PM 、を的にr
まカーボン フェルトのような圧縮し得る弾性の炭素裏
張シのLidを該円筒体の外側面に配置して炭素繊維を
受は入れ、それにより熱処理中における炭素繊維上の応
力を最小化することができる。
該ゼビンVi端部フランジを有していても、いなくても
よい。好ましくンま咳ボビンは端部フランジを有してい
るべきであり、更に好ましく7−を該端部フランジは熱
処理後に該端部フランジが炭素繊維に接触して移動でき
るように可動的であるべきである。なぜなら熱処理の結
果、炭素繊維によって占められている長さ方向の空間が
収縮することが知られているからである。フランジ會隆
助して炭素繊維vC接触させることにより該炭素繊維t
ボビンからitどくのが簡単になる。
典型的K 7ユ該ゼビンの円WJ本は内径3インチ。
外径約3.5インチ及び全長約11インチ=mすること
ができる。
好”ましくけ桜カー・ボン フェルトな厚a 約1/4
〜約1/2インチイ有すべきである。
刀−ボン フェル)&使用しない揚台にはボビンに隣接
する炭素繊維の層が破損するけれど、炭素繊維の一部の
破損ケが筐んして、それによりカーボン フェルトの使
用を回避することが有利であることもある。
ボビン上Vこdける炭素繊維の巻き角は、フランジを有
するボビンに対して一般的には約u、1°〜約2.5°
、好ブしくけ約0.4°以下の角度である。炭素繊維を
ボビン上に巻き取るために使用ざtLる張力は一般的に
約200f以下でめるべ建でのる。
工業的実施において、繊維lユ通常には約2000本の
連続フィラメントを生産する紡糸口金から紡糸さtLl
 こtLらの繊維lユ追加の操rll:中しこ2いて一
緒に運ばれ一緒に暇シ扱われる。フィラメントの束を「
糸」と藝う。本明細−において使用されるように1本の
炭素繊維に対して適用される工程は多数の炭素峨坩から
成る糸にも通用ざr’Lる。
本発明の実施−′こついてのyu示的な非限定的@施例
をド記VCボす。本明細誓に包含される規準原理及び教
示に基づいて、多数のその他の実施例を答易に展開させ
ることができる。本明細誓における実施例は本発明を説
明するためのものであって。
いかなる点においても本発明の実施!e4様を限定する
ものではない。
実施例1 慣用方法にしたがって中間相ピッチから炭素系40ポン
ドを製造した。該炭素系は2000本のフィラメントか
り成#)、各フィラメントlri直径10ミクロンを有
した。該炭素系を慣用の方法Vこしたがってスレッドラ
イン炉中において2400℃の@式のもとに炭素比し1
次いで4個の別々のグラファイト製昶ピンに巻き角帆4
度で巻きつけた。
各ヂビンμ該ボビンのねじ骨部分に2げるねじ付フラン
ジをutしていた。炭素系により谷ボビンのフランジの
間の空間を実質的に満たした。
炭素系の繊維に対する試験によシ、平均引張シ強さが約
300 Kpsiであり、平均ヤング率が55M p 
s iであることが示された。各ボビンには約lOボン
ドの炭素系が存在した。
次いで4個のボビンを、各ボビンが水平位、置に取りつ
けられるようにしてグラファイト製ラック上eこ支持し
た。該ラックングラファイト サセプター(graph
i te−susceptor )誘導炉に入れ1次い
でアルゴン雰囲気下に1時間当9100℃の速度に2い
て2950℃に加熱し之。最終一度t2時間保ら1次い
で炉を室篇に冷却させた。
ポビノτ炉から収り出した波、谷ボビン上のフランジを
内方へA−じ込んで炭素繊維に接触させ、フランジと次
系f−ムとの間に形成された間隙をなくした。糸を毎+
20フィートの速度と1502の張力においてほといた
熱処理後の炭素繊維に対するストランド引張り試験の結
果、下表に示す平均性質が優らf’L 7ζ。
引張り強さ   ヤング4  繊維密度(Kpsi) 
   (Mpsi)   (MP/n?)スプールA 
   317   123   2.14スツール8 
  306   111   2.13スズールC! 
   295   117   2.13スゾールI)
    338   128   2.17予想外にも
、各スプールA、B、0及びDから採取した繊維に対す
る平均ヤング率’ri 100Mpsiよりも大きかっ
た。更にこの試験により、各ボビンの兄なる場所から採
取した繊維試料の性質においてかなシの均一性があるこ
とが示された。そのほか、繊維ぞ度が理論1直の約99
%でめ0ことが測定された。
要するVこヤング率及び密度が、慣用のスレッドライン
炭素化によって熱処理が行!つれた揚台に得られたであ
ろう呟よシも非常に大きな唾でめったのである。
そのほか、スプールA、Ll、O及びDから敗り出され
た繊維は直線的であり、かつ平行しているということが
重要である。高められた隠匿における繊維の収縮によっ
て生ずる圧力が原因して、しわ又は変形が発生すること
が予想される。変形は機械的性i會実負的に劣化させる
該繊維のすぐれた物理的粂件μ0,4°という低い巻き
角t−使用することによる。この角度及び更に小さい角
度は該懺維τ2700℃以上の幌献に供することに対し
て型費である。
実施例2 本実施しIJにおいてンまフィラメント6000本を有
する。PANをペースとする糸を使用した。該PANt
−ペースとする糸は、その窒素含量が約1京M%以下で
あるようにして製造した。−一の故に、窒素が熱分解さ
れて糸から出′C付く際に糸を頂傷しないように低い威
素宮緻を有することμ本発明方法に1更用さルるPAN
iペースとする糸に対して重要なことである。
該PANiベースとする糸は下記のようにして製造する
: PANをペースと「る不融性化した糸τ使用した。該系
中の繊維ンユ炭素64.Oチ、水素3.9チ。
酸素6.2%及び窒素25.1%の組成t−有した。工
業的生産に使用されるボビンVこ糸τ巻いた。糸をボビ
ンからはどき、かつ1分間当シロ3フィートの速度にお
いてほどきながら毎分500回転の回転速度に訃いて回
転させて、1インチ当り0.7回転のねじれと確立した
。該4」じれた糸を、直径3.5 (7チ、長さ11イ
ンテリ寸法τ有するダラファイト製ボビン上vc張カ2
5o2により舎き直した。該グラファイト喪ボビンは糸
を受は入れるために円筒状部分上に1/4インチのグラ
ファイトフェルトの層を有した。横軸長さが10インチ
であ91巻き角23°を使用し、パッケージ圧カ′/i
3ボンドであった。巻き直しンヒ糸は糸の23,500
フイートに達し、 7M角1ll1面(square−
s 1de) % iの形状であった。
該ノぐツケージを、窒素でノぞ−ジし洸グラファイト管
誘導炉に水平に入れ、1時+dj当り50’Cの速度で
800℃に焼成し2次いで1時間当!り250℃の速度
でi a o o ’cに昇温させ7辷。最終温度を2
時間渫ち5次いでパッケージを冷却してJ諷しζ戻した
。こ■熱処理の結束、該ノξツヶージd長さ方向に、そ
のtとの長ざ10インナから幻1.5〜2インチ収縮し
た。
次いで該パッケージa−張力負萌したベイオンクリール
(payoff cree+)上lこ水平に取りつけ、
杓5Of!D張力下ニ糸をはトキ、約1825tcD張
力に保たれCいる張2力調整駆妨ガ式である溝付リール
釦d過させ1次いで約1830℃の温度に保たれた高温
帯域(Il−有し、かつ長さ5フイ一ト合有するグラフ
ァイト管−気抵抗!!71it: m’過させた。炉を
出た該糸t、仄いて従来技術にしたがって最終処理に供
し、ボール紙製のボビン上に1000フートの長さを巻
きつけ7ヒ。糸の22個の試料を約10007−ト間1
1MVC& イてi)k fiJLした。
得らt′した繊維の平均引張シ強ざ)ま50 U、OO
Oρsiでめ9.変動係数′/i1.3饅であった。優
られた繊維に対する平均ヤング率は約41,200.0
00psiであり、f動係数Y′i2.9優でめった。
該繊維の平均Wild 1.766 MW/n/であシ
、変勅係数μ0.6 %でめつlζ。平均収率H357
1フィート/ボンドであり、変助係数tユ2.1%での
つ1ζ。
この炭素系は本発明に便用されるPANt−ペースとす
る糸であった。
該PANπペースと゛する先約4700フィートを7ラ
ンジ付グラフアイト製ボビン上に巻き角約0.4°IC
おいて巻きつけた。該ボビンは直径4.5インチ、、g
eざフインチビ有し、カーボン フェルトは1更用しな
かった。
該負萌しン辷ゼビンをグラファイト管誘導炉にンいて熱
処理に供した。該炉をアルゴンでノξ−ノし。
次いで渥厩を1時間当シ約100Cの速ばで2950’
Cに上げた。最終温度を2時間維持し。
次いで炉を周囲温度に作動した。
得られた糸Vi、凌れた物理的外観をMし、しわなどが
なく、かつ優れた機械的性質を有した。平均のストラン
ド持性lri:360Kpsiの引張り強き。
96.9 Mps iのメータ(rrle(er)であ
った。
実施例 本光−明の後熱処卯に♂いで、市販のPANτペースと
する炭素系を使用した。使用した糸は平均ストランド 
ヤング手釣33Mpsiと平均引張り強さ約400Kp
siとを有した。oI]1IJ施例2の加熱スケジュー
ル及びボビンを使用した。
糸は熱感@後に2いて凌nた物理的外観’kNL。
しかも平均ストランド ヤング率7 Q Mps i及
び引張り強さ340 Kpsi f有し7?:。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  炭素繊維を、2000℃以上の温度において
    熱的及び機械的に安定であシ、シかも炭素繊維と化学的
    に融和性であるボビン上に巻きしけ1次いで該炭素繊維
    を2000℃以上の温度における熱処理に供する各工程
    を包含すること(II:特徴とする炭素繊維の改良方法
  2. (2)温度を、1時間当り約200℃〜500℃の速度
    において上げることにより熱処理を行う特許請求の範囲
    端(1)項記載の方法。
  3. (3)温度を、1時間当り約50℃〜100℃の速度に
    おいて上げることVこより熱感di行う特許請求の範囲
    第+IJ項記載の方法。
  4. (4)  温度を2700℃以上に上げることによシ熱
    処哩を行う特許請求の範囲第(υ項記載の方法。
  5. (5)  炭素繊維が約100Mpsi以上のヤング率
    を有するように熱処理を行う特許請求の範囲第(1)項
    記載の方法。
  6. (6)炭素繊維が約90Mpsi以上のヤング率を有す
    るように熱処理全行う特許請求の範囲値tlJ項記載の
    方法。
  7. (7)炭素繊維が約75Mpsi以上のヤング率を有す
    るように熱処理を付う特許請求の範囲第(1)項記載の
    方法。
JP17655783A 1982-09-27 1983-09-26 炭素繊維の改良方法 Pending JPS5976926A (ja)

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Publication number Publication date
EP0104639A2 (en) 1984-04-04
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EP0104639A3 (en) 1986-03-26

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