JPS597619Y2 - 操作用つまみと操作軸との連結構造 - Google Patents

操作用つまみと操作軸との連結構造

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Publication number
JPS597619Y2
JPS597619Y2 JP1977149861U JP14986177U JPS597619Y2 JP S597619 Y2 JPS597619 Y2 JP S597619Y2 JP 1977149861 U JP1977149861 U JP 1977149861U JP 14986177 U JP14986177 U JP 14986177U JP S597619 Y2 JPS597619 Y2 JP S597619Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
insertion hole
operating
shaft insertion
spring body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977149861U
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English (en)
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JPS5475366U (ja
Inventor
芳朗 室野
信幸 田地
隆夫 佐々木
Original Assignee
松下冷機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、温度調節装置等に使用される操作用つまみと
操作軸との連結構造に関するもので、嵌合状態が良好で
しかも耐久力のある連結構造を提供するものである。
従来、この種の連結構造は、第3図、第4図に示す如く
合或樹脂からなるつまみaの軸部bに操作軸Cが挿入さ
れるほぼ半円形状の挿入穴dを形或し、この挿入穴dに
前記操作軸Cの曲面部と平面部からなる先端を挿入し、
その回り止めを行なうために前記平面部に圧接する弓な
り状のばね体eを設けた構戊であった。
そのばね体eの支持構造として挿入穴dに連結して形或
した角状の溝fにばね体eの両端を配置する構或が一般
に行なわれている。
ところが、そのような角状の溝fであると、操作軸Cの
挿入によるばね体eの伸び力が、溝fの角部に集中する
ため、操作軸Cの挿入時あるいは雰囲気温度の低下にも
とづく軸部bの収縮現象により、軸部bが破損する欠点
を有していた。
本考案は、上記従来の連結構造にみられる欠点を除去す
るものである。
以下、本考案をその一実施例を示す添付図面の第1図お
よび第2図を参考に説明する。
同図において、1は合或樹脂からなる略円筒状の操作用
つまみで、その中心には軸部2が一体に形戊され、その
軸部2には、同心位置に略半円形状の軸挿入穴3が形或
されている。
4は前記軸挿入穴3の相対する位置にこの軸挿入穴3と
連続して形威された溝部で、断面が略楕円形に形或され
ている。
5は前記軸挿入穴3内に、この軸挿入穴3内を横断する
如く弓なり状に配設されたばね体で、その両端は前記溝
部4内に延出し、これによりばね体5の支持が行なわれ
ている。
6は回動動作により温度調節装置(図示せず)の作動温
度を調整する操作間の軸で、前記軸挿入穴3に挿入され
る。
この軸6の挿入先端は、前記挿入穴3と同一の曲率をも
った円形面と平面部より形或される。
上記構或において、つまみ1と軸6との連結は、軸挿入
穴3の曲面に沿って軸6の円形面を挿入し、同時に平面
部にばね体5を密着させる。
このとき、ばね体5は軸6との当接により伸び、その両
端が溝部4の曲面に当接する。
ところが、ばね体5の両端は曲面部と当接するため、従
来の如く溝の角部にのみ集中力が加わらず曲面に沿って
挙動でき、もって、ばね体5が作用する溝部4への応力
は分散される。
その結果、ばね体5の集中応力による軸部2の破損が防
止でき、またばね体5と軸6の平面部との圧接により、
軸6の密着嵌合ならびに軸6の回り止めが良好に行なわ
れる。
なお、上記実施例においては、温度調節装置の場合につ
いて説明したが、例えばテレビのチャンネル、洗濯機の
つまみ等に広く応用できるものである。
上記実施例より明らかなように、本考案の操作用つまみ
と操作軸との連結装置は、操作用つまみに断面がほぼ半
円形状に形或された軸挿入穴と、この軸挿入穴に連続し
て相対向する位置に形或した溝部とを設け、さらに前記
軸挿入穴に挿入される操作軸の少なくとも挿入先端に、
前記軸挿入穴と同一曲率の半円形状部と平面部を形或し
、前記軸挿入穴に、両端が前記溝部に配設され、前記軸
挿入穴内を弓なり状に横断しかつ前記操作軸の先端平面
部に圧接するばね体を配設し、前記溝部を断面が曲面形
状に或形してばね体の応力を分散する応力分散部とした
もので、操作用つまみと操作軸の嵌今によるばね体の操
作用つまみ側への伸び力が応力分散部により分散される
ため、操作用つまみの集中応力による破損が防止できる
つまり曲面形状の溝部によってばね体は曲面に沿って挙
動できるため、一個所にのみ応力が集中することがない
ものである。
また操作用つまみと操作軸との回り止めおよび嵌合状態
がそれぞれ良好に保て、寿命の向上がはかれる。
また応力分散部は軸挿入穴に連続する断面曲面形状の溝
であるため、その形或が容易となり、安価に作戊でき、
しかもばね体として従来仕様のものと何ら変更せずして
応力分散が可能となり連結に際しての作業性も何ら複雑
化することがない等、種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における操作用つまみと操作
軸との連結装置を示す斜視図、第2図は第1図のII一
II’線による断面図、第3図は従来例を示す連結構造
の横断面図、第4図は第3図のIV−IV’線による断
面図である。 1・・・・・・つまみ、3・・・・・・軸挿入穴、4・
・・・・・溝部、5・・・・・・ばね体、6・・・・・
・軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作用つまみに断面がほぼ半円形状に形威された軸挿入
    穴と、この軸挿入穴と連続して相対向する位置に形威し
    た溝部とを設け、さらに前記軸挿入穴に挿入される操作
    軸の少なくとも挿入先端に、前記軸挿入穴と同一曲率の
    半円形状部と平面部を形威し、前記軸挿入穴に、両端が
    前記溝部に配設され前記軸挿入穴内を弓なり状に横断し
    がつ前記操作軸の先端平面部に圧接するばね体を配設し
    、前記溝部を断面が曲面形状に形或してばね体の応力を
    分散する応力分散部とした操作用つまみと操作軸との連
    結構造。
JP1977149861U 1977-11-07 1977-11-07 操作用つまみと操作軸との連結構造 Expired JPS597619Y2 (ja)

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JP1977149861U JPS597619Y2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 操作用つまみと操作軸との連結構造

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JP1977149861U JPS597619Y2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 操作用つまみと操作軸との連結構造

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Publication Number Publication Date
JPS5475366U JPS5475366U (ja) 1979-05-29
JPS597619Y2 true JPS597619Y2 (ja) 1984-03-08

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ID=29133576

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JP1977149861U Expired JPS597619Y2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 操作用つまみと操作軸との連結構造

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JP6322965B2 (ja) * 2013-11-18 2018-05-16 ヤマハ株式会社 回転操作用つまみ

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JPS5475366U (ja) 1979-05-29

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