JPS597593Y2 - 電磁ポンプ - Google Patents

電磁ポンプ

Info

Publication number
JPS597593Y2
JPS597593Y2 JP5235179U JP5235179U JPS597593Y2 JP S597593 Y2 JPS597593 Y2 JP S597593Y2 JP 5235179 U JP5235179 U JP 5235179U JP 5235179 U JP5235179 U JP 5235179U JP S597593 Y2 JPS597593 Y2 JP S597593Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
yoke
liquid
side check
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5235179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55152385U (ja
Inventor
喜久雄 金子
Original Assignee
株式会社京浜精機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社京浜精機製作所 filed Critical 株式会社京浜精機製作所
Priority to JP5235179U priority Critical patent/JPS597593Y2/ja
Publication of JPS55152385U publication Critical patent/JPS55152385U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS597593Y2 publication Critical patent/JPS597593Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、継鉄に発生する磁力によってポンプダイヤフ
ラムを駆動して液体を供給する電磁ポンプに関するもの
であり、その目的とするところは、往復運動部分の打音
に伴ない発生する騒音を減少した静粛な電磁ポンプを得
ると共にポンプから吐出される液体の吐出効率のよい電
磁ポンプを得ることにある。
以下、本考案の一実施例を図により説明する。
電磁ポンプは磁力を発生する電磁部分Sと液体を吸入、
吐出するポンプ部分Pとよりなる。
電磁部分Sは積層した継鉄1の外周に銅線よりなるコイ
ル2を巻回したものであり、該コイルには交番電流を流
すものであって、いま、順電流を流すと継鉄1の一端部
1AにはS極が磁化され、他端部1BにはN極が磁化さ
れる。
次いでコイル2に逆電流を流すと継鉄1の一端部1Aに
はN極が磁化され、他端部1BにはS極が磁化される。
ポンプ部分Pはポンプ本体3と、ポンプ本体3をポンプ
室4A,4Bと大気室5A,5Bとに区分形或する弾性
材料よりなるポンプダイヤフラム6A,6Bと、よりな
り、該ポンプダイヤフラム6A,6B上で継鉄1の端部
IA,IBに対向した対向部に永久磁石7A,7Bを配
置する。
そして、継鉄1の端部IA,IBに対向する永久磁石7
A,7Bの対向側部8A,8Bの磁極を互いに同極(例
えばN極)とする。
ポンプ室4A,4Bは、内部にそれぞれ吸入弁座9A,
9Bを設けた液体流入路14にて液体貯溜源(図示せず
)と連絡され、前記各吸入弁座9A,9Bに対応してそ
れぞれ吸入側逆止弁10A,IOBを配置する。
また、ポンプ室4A,4Bは内部にそれぞれ吐出弁座1
1 A,11 Bを設けた液体吐出路12にて液体需要
部(図示せず)と連絡され、前記吐出弁座11A,11
Bに対応して何れか一方の吐出弁座を閉塞した時、他
方の吐出弁座を開放する共通1個の吐出側逆止弁13を
配置する。
次にその作用を説明する。
いま、各ポンプ室4A,4Bが空の状態において、図に
示す如くコイル2に順電流を流すと継鉄1の一端部1A
にS極が磁化され、他端部1BにはN極が磁化されるも
のである。
すると、継鉄1の一端部1Aに対応して配置した永久磁
石7Aはそれらの互いに対向する部分の磁極が異極とな
ることより、永久磁石7Aは一端部1A側に吸引され、
ポンプダイヤフラム6Aは図において上動してポンプ室
4A内の容積を増加し、吐出側逆止弁13が吐出弁座1
1Aを閉塞すると共に吸入側逆止弁10Aが吸入弁座9
Aを開放して液体流入路14より液体貯溜源内の液体を
吸入するものである。
一方、継鉄1の他端部1Bに対応して配置した永久磁石
7Bはそれらの互いに対向する対向部分の磁極が同極と
なることより、永久磁石7Bは他端部1B側より離反し
、ポンプダイヤフラム6Bは図において上動してポンプ
室4B内の容積を減少し、吸入側逆止弁10Bをして吸
入弁座9Bを閉塞すると共に吐出側逆止弁13が吐出弁
座11 Bを開放するものである。
次いでコイル2に逆電流を流すと継鉄1の一端部1Aに
N極が、他端部1BにS極が磁化されるものである。
すると、継鉄1の一端部1Aに対して配置した永久磁石
7Aは、それらの互いに対向する部分の磁極が同極とな
ることにより、永久磁石7Aは一端部1A側より離反し
、ポンプダイヤフラム6Aは図において下動してポンプ
室4A内の容積を減少し、吸入側逆止弁10Aが吸入弁
座9Aを閉塞すると共に吐出側逆止弁13が吐出弁座1
1Aを開放し、ポンプ室4A内の液体を吐出圧力をもっ
て液体吐出路12内へ吐出するものである。
一方、継鉄1の他端部1Bに対応して配置した永久磁石
7Bはそれらの互いに対向する対向部分の磁極が異極と
なることにより、永久磁石7Bは他端部1B側に吸引さ
れ、ポンフ゜ダイヤフラム6Bは図において下動してポ
ンプ室4B内の容積を増加し、吐出側逆止弁13が吐出
弁座11 Bを閉塞すると共に吸入側逆止弁10Bが吸
入弁座9Bを開放して液体流入路14より液体をポンプ
室4B内に吸入するものである。
次いでコイル2に順電流を流すと継鉄の一端部1AにS
極が、また他端部1BにN極が磁化される。
すると前述したと同様にポンプダイヤフラム6Aは図に
おいて上動してポンプ室4A内に液体流入路14より液
体を吸入し、一方ポンプダイヤフラム6Bは図において
下動してポンプ室4B内の液体を液体吐出路12より吐
出するものであり、以後コイル2に対する交番電流の供
給を受けてポンプダイヤフラム6A,6Bがそれぞれ駆
動してポンプ作用を威すものである。
以上のごとく、本考案になる電磁ポンプは、外周にコイ
ル2を巻回した継鉄1の端部IA,IBに対向して、ポ
ンプ本体3をポンプ室4A,4Bと大気室5A,5Bと
に区分形戊するポンプダイヤフラム6A,6Bを各々配
置し、該ポンプ室と液体流入路14とを吸入側逆止弁1
0A,IOBを介して連絡すると共にポンプ室4A,4
Bと液体吐出路12とを吐出側逆止弁13を介して連絡
し、一方前記ポンプダイヤフラムの継鉄1の端部IA,
IBへの対向部に永久磁石7A,7Bを配置し、該永久
磁石の継鉄1への対向側部8A,8Bの磁極を互いに同
極としたので゛、ポンプダイヤフラム6A,6Bは駆動
中において完全に非接触状態に保持でき、ポンプ駆動音
を大きく低減することができると共に耐久性が著しく向
上し長期間に渡って安定した電磁ポンプを得ることがで
きる。
また、電磁ポンプからの液体の吐出は、交番電流を受け
ると各ポンプ室4A,4Bで吸入、吐出の位相差はある
ものの効率よく作動され、しかも液体の吐出は常に連続
して行われるので吐出効率は向上するものである。
また吐出側逆止弁13は両ポンプ室4A,4Bに対して
共通に使用されることから単一の逆止弁でよく部品点数
、組立て工数を大きく削減でき安価な電磁ポンプを得る
ことができ、更にこの吐出側逆止弁13はその両面に対
して一方向への駆動力が作用するのでその作動性は確実
で良好となり、弁の開閉作用が一層安定したことから吐
出性能の秀れた電磁ポンプを得ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案になる電磁ポンプの一実施例を示す要部縦断
面図である。 1・・・・・・継鉄、2・・・・・・コイル、3・・・
・・・ポンプ本体、4A,4B・・・・・・ポンプ室、
5A,5B・・・・・・大気室、6A,6B・・・・・
・ポンプダイヤフラム、7A,7B・・・・・・永久磁
石、IOA,IOB・・・・・・吸入側逆止弁、13・
・・・・・吐出側逆止弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周にコイル2を巻回した継鉄1の端部1A,1Bに対
    向して、ポンプ本体3をポンプ室4A,4Bと大気室5
    A,5Bとに区分形或するポンプダイヤフラム6A,6
    Bを各々配置し、該ポンプ室4A,4Bと液体流入路1
    4とを吸入側逆止弁10 A,10 Bを介して連絡す
    ると共にポンプ室4A,4Bと液体吐出路12とを吐出
    側逆止弁13を介して連絡し、一方前記ポンプダイヤフ
    ラム6A,6Bの継鉄1の端部IA,IBへの対向部に
    永久磁石7A,7Bを配置し、該永久磁石7A,7Bの
    継鉄1への対向側部8A,8Bの磁極を互いに同極とし
    てなる電磁ポンプ。
JP5235179U 1979-04-19 1979-04-19 電磁ポンプ Expired JPS597593Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5235179U JPS597593Y2 (ja) 1979-04-19 1979-04-19 電磁ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5235179U JPS597593Y2 (ja) 1979-04-19 1979-04-19 電磁ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55152385U JPS55152385U (ja) 1980-11-04
JPS597593Y2 true JPS597593Y2 (ja) 1984-03-08

Family

ID=28943372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5235179U Expired JPS597593Y2 (ja) 1979-04-19 1979-04-19 電磁ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS597593Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55152385U (ja) 1980-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0442536Y2 (ja)
US4162876A (en) Electromagnetically driven diaphragm pump
JPS60142074A (ja) エア−ポンプ
JPS597593Y2 (ja) 電磁ポンプ
JP5800629B2 (ja) 電磁往復動流体装置
JP3337360B2 (ja) 流体ポンプ
JPH0424152Y2 (ja)
JP3171751B2 (ja) ダイヤフラム式電磁ポンプ
JP2000130335A (ja) 電磁式ダイヤフラムポンプ
CN211370690U (zh) 一种电磁隔膜微型水泵装置
CN216429888U (zh) 能减弱振动的流体输送装置
JPS595194Y2 (ja) 振動式電磁エアポンプ
CN113586405B (zh) 一种磁性泵
JP6193656B2 (ja) 電磁振動型流体ポンプ
JPS6237982Y2 (ja)
KR200196593Y1 (ko) 솔레노이드식 다이아프램 펌프
JP3420684B2 (ja) 電磁ポンプ
JP2001090665A (ja) 電磁式ダイヤフラムポンプ
JPWO2006090916A1 (ja) 電磁駆動弁
JPH0472478A (ja) 振動型ポンプ
JPH0513994Y2 (ja)
JPH0645666Y2 (ja) 電磁往復動コンプレッサ
JP2856483B2 (ja) 電磁駆動型流体ポンプ
JPS6315594Y2 (ja)
JPS62116184U (ja)