JPS597526Y2 - 内燃機関のバルブロツカカバ−装置 - Google Patents

内燃機関のバルブロツカカバ−装置

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Publication number
JPS597526Y2
JPS597526Y2 JP2396479U JP2396479U JPS597526Y2 JP S597526 Y2 JPS597526 Y2 JP S597526Y2 JP 2396479 U JP2396479 U JP 2396479U JP 2396479 U JP2396479 U JP 2396479U JP S597526 Y2 JPS597526 Y2 JP S597526Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rocker arm
exhaust
valve
internal combustion
combustion engine
Prior art date
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Expired
Application number
JP2396479U
Other languages
English (en)
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JPS55123646U (ja
Inventor
彪 加藤
善成 上田
克彦 関
明男 吉元
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 富士重工業株式会社 filed Critical 富士重工業株式会社
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Publication of JPS55123646U publication Critical patent/JPS55123646U/ja
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関のバルブロツカカバー装置に関するも
のである。
従来、内燃機関の吸入用ロツカアームおよび排気用ロツ
カアームを覆うロツカカバーをシリンダヘッドに固定し
たものにおいて、潤滑油の吹返しやその消費量を少くす
るために、例えば排気用ロツカアームから噴出する潤滑
油を止めているものがあるが、この場合でも、吸入用ロ
ツカアームから吸入バルブステムの頭部に向けて噴出し
た潤滑油が前記ロツカカバー内と連通ずるブローバイガ
ス還流管を通って吸入系に吹きあげられるいわゆるオイ
ル吹きや、排気バルブに沿って流下するオイル下がりを
生じる。
そのため結局のところ潤滑油の消費量が多く、またオイ
ル吹きにより吸入系へ導かれた潤滑油が燃焼されて排気
ガス中にカーボンなどの含まれる量が多くなる。
さらに排気ガスの一部を排気系から吸入系に還流させる
装置を備えた機関では前記装置の排気ガス還流制御弁へ
のカーボンの付着が多くなり、この制御弁の耐久性が低
下するという問題があった。
本考案は、前述した問題を解決して、吸入用ロツカアー
ムから吸入バルブステム頭部に向けて噴出した潤滑油の
オイル吹きおよびオイル下がりを防止することにより、
潤滑油の消費量を低減させると共に、排気ガス中に含ま
れるカーボンなどの不純物を減少させ得るようにした内
燃機関のバルブロツカカバー装置を提供することを目的
とするものである。
前記目的を達或するために、本考案による内燃機関のバ
ルブロツカカバー装置は、吸入用ロツカアームおよび排
気用ロツカアームをシリンダヘッドに固定したロツカカ
バーで゛覆ったものにおいてロツカカバー内を吸入用ロ
ツカアーム室と排気用ロツカアーム室とにバツフル板で
仕切り、排気用ロツカアーム室にブローバイガス還流管
を連通させたことを特徴とする。
なお、ロツカカバー内にバツフル板を設けた点について
は実開昭53−128437号公報に関連する先行技術
がみられるが、これは吸入用ロツカアーム室と排気用ロ
ツカアーム室とを仕切るものではない点で本考案と異な
るものである。
以下、図面を参照して本考案の一実施例を具体的に説明
する。
第1図、第2図において符号1はロツカカバ一本体で、
このカバ一本体1は内燃機関のシリンダヘッド2に固定
され、吸入用ロツカアーム3および排気用ロツカアーム
4などを覆っている。
前記カバ一本体1内にはバツフル板5,5が固定され、
これらによってカバ一本体1内を、中央部の2個の排気
用ロツカアーム4を収容した排気用ロツカアーム室6と
、その両側の吸入用ロツカアーム3をそれぞれ1個ずつ
収容した吸入用ロツカアーム室7とに仕切っている。
しかして前記排気用ロツカアーム室6の中央部には図示
しない吸入管と連通ずるブローバイガス還流管8が開口
され、この開口部前面にはブローバイガスガイド9が設
置されてカバ一本体1に固定されている。
なお、図中10はバルブロツカシャフト、11はバルブ
プッシュロツド、12はアジャストスクリュー、13は
吸入バルブステム、14はスプリングリテーナ、15は
バルブスプリングであり、これらは従来のものと同様で
ある。
以上のように構或されたバルブロツカカバー装置の作用
について説明する。
吸入用ロツカアーム3と連接されたバルブプッシュロツ
ド11内に軸方向に沿って形威した穴内を通り、アジャ
ストスクリュー12および゛吸入用ロツカアーム3内の
穴を経て吸入用ロツカアーム3と当接する吸入バルブス
テム13頭部に向けてこれらの当接部の潤滑のために、
潤滑油を噴出することは、従来のものと同様である。
前記吸入バルブステム13頭部に向けて噴出した多量の
潤滑油は、バツフル板5によつて遮られて排気用ロツカ
アーム室6へは導かれず、吸入用ロツカアーム室7内へ
噴出された潤滑油はクランクケース(図示省略)底部の
オイルパンに戻る。
従って、排気用ロツカアーム室6に開口するブローバイ
ガス還流管8を通って吸入系に吹上げられることがなく
また、排気バルブステム16とそのガイドとの間から下
方に落下する潤滑油のオイル下がりも防止できる。
以上説明したように本考案のバルブロツカカバー装置は
、ロツカカバー内に導かれた潤滑油の吸入系へのオイル
吹きおよびオイル下がりを防止できるので、潤滑油の消
費量を低減させることができ、またオイル吹きした潤滑
油の燃焼に起因する排気中のカーボンなどの不純物を減
少させることができ、従ってカーボンなどの付着による
排気ガス還流制御弁の耐久性の低下を防止し、その寿命
を永くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面説明図、第2図は
第1図のII 一II線に沿う断面図である。 1・・・・・・ロツカカバ一本体、2・・・・・・シリ
ンダヘッド、3・・・・・・吸入用ロツカアーム、4・
・・・・・排気用ロツカアーム、5・・・・・・バツフ
ル板、6・・・・・・排気用ロツカアーム室、7・・・
・・・吸入用ロツカアーム室、8・・・・・・ブローバ
イガス還流管、9・・・・・・ブローバイガスガイド、
10・・・・・・バノレフ゛ロツカシャフト、11・・
・・・・バノレフ゛フ゜ツシュロツド、12・・・・・
・アジャストスクリュー、13・・・・・・吸入バルブ
ステム、14・・・・・・スプリングリテーナ、15・
・・・・・バルブスプリング、16・・・・・・排気バ
ルブステム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸入用ロツカアームおよび排気用ロツカアームをシリン
    ダヘッドに固定したロツカカバーで゛覆ったものにおい
    て、ロツカカバー内を吸入用ロツカアーム室と排気用ロ
    ツカアーム室とにバツフル板で仕切り、排気用ロツカア
    ーム室にブローバイガス還流管を連通させたことを特徴
    とする内燃機関のバルブロツカカバー装置。
JP2396479U 1979-02-26 1979-02-26 内燃機関のバルブロツカカバ−装置 Expired JPS597526Y2 (ja)

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JP2396479U JPS597526Y2 (ja) 1979-02-26 1979-02-26 内燃機関のバルブロツカカバ−装置

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Publication Number Publication Date
JPS55123646U JPS55123646U (ja) 1980-09-02
JPS597526Y2 true JPS597526Y2 (ja) 1984-03-08

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