JPS597427Y2 - 分岐水栓 - Google Patents
分岐水栓Info
- Publication number
- JPS597427Y2 JPS597427Y2 JP7843380U JP7843380U JPS597427Y2 JP S597427 Y2 JPS597427 Y2 JP S597427Y2 JP 7843380 U JP7843380 U JP 7843380U JP 7843380 U JP7843380 U JP 7843380U JP S597427 Y2 JPS597427 Y2 JP S597427Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- faucet
- pipe
- outlet
- inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、既設水栓の本体、即ち、水流入部と、流水口
が形或された隔壁と、水流出部と、前記流水口よりも下
流側で前記水流出部に連通ずる筒状開口部とを備えた水
栓本体をそのまま利用して、その水栓本体とは別に流路
を構或するための分岐水栓に関する。
が形或された隔壁と、水流出部と、前記流水口よりも下
流側で前記水流出部に連通ずる筒状開口部とを備えた水
栓本体をそのまま利用して、その水栓本体とは別に流路
を構或するための分岐水栓に関する。
既設の水栓本体を利用してそれとは別に流路を構或する
に、従来では、第6図に示すように、分岐管30を備え
た水栓31を別途用意し、そして既設の水栓32を給水
元管33から取外して、その給水元管33に別途用意し
た前記分岐管30を接続すると共に、・該分岐管30に
前記取外した水栓32を接続しており、而して既設であ
った水栓32の吐出口位置が、前記分岐管30の長さl
分だけ壁面等がら張出す欠点があり、また、既設水栓3
2の取外しや、給水元管33に対する分岐管30の、か
つ、該分岐管30に対する既設であった水栓32の接続
に、専門業者による大掛りな工事を要する点においても
欠点がみられた。
に、従来では、第6図に示すように、分岐管30を備え
た水栓31を別途用意し、そして既設の水栓32を給水
元管33から取外して、その給水元管33に別途用意し
た前記分岐管30を接続すると共に、・該分岐管30に
前記取外した水栓32を接続しており、而して既設であ
った水栓32の吐出口位置が、前記分岐管30の長さl
分だけ壁面等がら張出す欠点があり、また、既設水栓3
2の取外しや、給水元管33に対する分岐管30の、か
つ、該分岐管30に対する既設であった水栓32の接続
に、専門業者による大掛りな工事を要する点においても
欠点がみられた。
本考案は、上述の実情に鑑みて、既設の水栓本体を取外
すことなくそのまま利用して、かつ、パッキングの交換
を行なう程度の簡単な工事をもって、既設の水栓本体と
は別の流路を構或し得る分岐水栓の提供を目的としてい
る。
すことなくそのまま利用して、かつ、パッキングの交換
を行なう程度の簡単な工事をもって、既設の水栓本体と
は別の流路を構或し得る分岐水栓の提供を目的としてい
る。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明すると、第1
図及び第2図において、1は一般に市販されている従来
構造の水栓本体であって、図外の給水元管に連通接続さ
れる水流人部34と、流水口a並びにその流水口aのま
わりの下流側に弁座2が形威された隔壁27と、吐出口
3を有する水流出部35と、前設流水口aよりの下流側
で前記水流部35に連通する筒状の開口部4とを備えて
おり、そして通常は、前記開口部4に対して、前記流水
口aを開閉するための弁体と、これを保持するスピンド
ル軸、及び、操作ハンドル(いずれも図示せず)が装着
されて、単吐出口型の水栓が構或されるものであるが、
これら開閉弁体とスピンドル軸及び操作ハンドルは、何
れも取り除いてある。
図及び第2図において、1は一般に市販されている従来
構造の水栓本体であって、図外の給水元管に連通接続さ
れる水流人部34と、流水口a並びにその流水口aのま
わりの下流側に弁座2が形威された隔壁27と、吐出口
3を有する水流出部35と、前設流水口aよりの下流側
で前記水流部35に連通する筒状の開口部4とを備えて
おり、そして通常は、前記開口部4に対して、前記流水
口aを開閉するための弁体と、これを保持するスピンド
ル軸、及び、操作ハンドル(いずれも図示せず)が装着
されて、単吐出口型の水栓が構或されるものであるが、
これら開閉弁体とスピンドル軸及び操作ハンドルは、何
れも取り除いてある。
次に、5は、一端に流入口6を、他端には複数個(この
実施例では、7,8.9の3個)の流出口を有する水流
入管、10は、前記複数の流出口のうちーっ7に開閉弁
体11(後述する)を介して連設される水流出管であっ
て、これら両管5,10は、第1図、第3図より明らか
なように、隣接した状態で一体的に形或されている。
実施例では、7,8.9の3個)の流出口を有する水流
入管、10は、前記複数の流出口のうちーっ7に開閉弁
体11(後述する)を介して連設される水流出管であっ
て、これら両管5,10は、第1図、第3図より明らか
なように、隣接した状態で一体的に形或されている。
これら水流人管5、水流出管10は、前記水栓本体1の
筒状開口部4がら挿入され、第1図に示すように、前記
水流人管5の流入口6は、該流入口6周縁に固着された
パッキング12を介して前記隔壁27の流水口aに連通
され、また前記水流出管10下端の流出口36は、前記
水流人管5及び水流出管10の外周に嵌着された環状の
ゴムパッキング13を介して、前記水栓本体1の筒状開
口部4に連通されるもので、前記水流人管5と水流出管
10の外周に嵌着させた金属製抜止めリング14と、該
リング14に係止しがつ前記筒状開口部4の外周部に螺
着する連結具28とによって、前記連通状態が維持され
る。
筒状開口部4がら挿入され、第1図に示すように、前記
水流人管5の流入口6は、該流入口6周縁に固着された
パッキング12を介して前記隔壁27の流水口aに連通
され、また前記水流出管10下端の流出口36は、前記
水流人管5及び水流出管10の外周に嵌着された環状の
ゴムパッキング13を介して、前記水栓本体1の筒状開
口部4に連通されるもので、前記水流人管5と水流出管
10の外周に嵌着させた金属製抜止めリング14と、該
リング14に係止しがつ前記筒状開口部4の外周部に螺
着する連結具28とによって、前記連通状態が維持され
る。
15は、前記水流出管10の上端部から横方向へ向けて
一体的に連設された筒状部で、この筒状部15内面には
雌ネジ16が切ってあって、ハンドル17に固定された
スピンドル軸18の外周に形戊した雄ネジ19が螺着さ
れ、そして、開閉弁体の一例であるコマ11のガイド部
20が、スピンドル軸18に設けた孔21内に移動自在
に挿入され、ハンドル17を時計方向に回動するとスピ
ンドル軸18が第1図右方向に移動し、それに伴ってコ
マ11のパッキング22が前記流出口7を閉塞し、逆に
、ハンドル17を反時計方向に回動するとスピンドル軸
18は第1図左方向に移動し、水流入管5内の水圧によ
ってコマ11が左方向に押されて流出口7が開放される
。
一体的に連設された筒状部で、この筒状部15内面には
雌ネジ16が切ってあって、ハンドル17に固定された
スピンドル軸18の外周に形戊した雄ネジ19が螺着さ
れ、そして、開閉弁体の一例であるコマ11のガイド部
20が、スピンドル軸18に設けた孔21内に移動自在
に挿入され、ハンドル17を時計方向に回動するとスピ
ンドル軸18が第1図右方向に移動し、それに伴ってコ
マ11のパッキング22が前記流出口7を閉塞し、逆に
、ハンドル17を反時計方向に回動するとスピンドル軸
18は第1図左方向に移動し、水流入管5内の水圧によ
ってコマ11が左方向に押されて流出口7が開放される
。
次に23は、前記流出口8に連通連接された分岐管で、
その途中には、開閉弁24が設けられている。
その途中には、開閉弁24が設けられている。
尚、この実施例では、前記流出口9は、パッキング付き
のメクラナット25により閉塞されている。
のメクラナット25により閉塞されている。
上記の構戊によれば、図外の給水元管に連設された既設
の水栓のうち水栓本体1を残して他の水栓構或部品(既
述した図外の開閉弁体やスピンドル軸や操作ハンドル)
を取外し、この水栓本体1の開口部4に上記構威の分岐
水栓を装着することによって、後はハンドル17の回動
操作で今までの吐出口3からの水の供給及び供給停止を
行なえ、さらに、開閉弁24のハンドル26の回動によ
り、分岐管23からの水の供給及び供給停止を行なうこ
とができるものである。
の水栓のうち水栓本体1を残して他の水栓構或部品(既
述した図外の開閉弁体やスピンドル軸や操作ハンドル)
を取外し、この水栓本体1の開口部4に上記構威の分岐
水栓を装着することによって、後はハンドル17の回動
操作で今までの吐出口3からの水の供給及び供給停止を
行なえ、さらに、開閉弁24のハンドル26の回動によ
り、分岐管23からの水の供給及び供給停止を行なうこ
とができるものである。
尚、第1図から明らがなように、スピンドル軸18の雄
ネジ19を開口部4の雌ネジに螺合可能であり、かつ、
筒状部15の端部側雄ネジに螺合のナット29を開口部
4の外周における雄ネジに螺合可能であり、換言すれば
、ハンドル付きのスピンドル軸18と開閉弁体11の夫
々は、分岐水栓の装着に際して既設の水栓本体1から取
外すものと同じ機能を有する構或のものであり、而して
、既設の水栓本体1から取外す水栓構或部材をそのまま
分峰水栓の一部に転用することが可能である。
ネジ19を開口部4の雌ネジに螺合可能であり、かつ、
筒状部15の端部側雄ネジに螺合のナット29を開口部
4の外周における雄ネジに螺合可能であり、換言すれば
、ハンドル付きのスピンドル軸18と開閉弁体11の夫
々は、分岐水栓の装着に際して既設の水栓本体1から取
外すものと同じ機能を有する構或のものであり、而して
、既設の水栓本体1から取外す水栓構或部材をそのまま
分峰水栓の一部に転用することが可能である。
以上説明したように本考案による分岐水栓は、一端に流
入口をかつ他端に複数の流出口を有する水流入管と、前
記複数の流出・口のうちの一つに連通される水流出管と
を、互いに隣接させて一体的に形威し、前記水流出管が
連通ずる前記一つの流出口に対する開閉弁体を備えると
共に、前記水流入管の流入口を前記隔壁の流水口にがっ
前記水流出管の流出口を前記筒状開口部に夫々パッキン
グを介して連通させた状態で、前記水流入管及び水流出
管を前記水栓本体の筒状開口部に連結するための連結具
を設けてあることを特徴とする。
入口をかつ他端に複数の流出口を有する水流入管と、前
記複数の流出・口のうちの一つに連通される水流出管と
を、互いに隣接させて一体的に形威し、前記水流出管が
連通ずる前記一つの流出口に対する開閉弁体を備えると
共に、前記水流入管の流入口を前記隔壁の流水口にがっ
前記水流出管の流出口を前記筒状開口部に夫々パッキン
グを介して連通させた状態で、前記水流入管及び水流出
管を前記水栓本体の筒状開口部に連結するための連結具
を設けてあることを特徴とする。
即ち、既設の水栓本体をそのまま利用して、これに本考
案による分岐水栓を装着するだけの、例えば、パッキン
グの交換をするのと同等の、家庭の主婦にでも容易に行
なえる程度の極めて簡単な工事によって、既設の水栓本
体の流路とは別の流路を簡単に構或できるようになり、
しかも既設の水栓本体を取外すことなくそのまま利用す
るので、その水栓本体を吐出口位置の変化を伴うような
こともなく、その上、分岐水栓の全体構威が極めてシン
プルであるから、製作コストを安くすることができる等
の効果を奏するに至った。
案による分岐水栓を装着するだけの、例えば、パッキン
グの交換をするのと同等の、家庭の主婦にでも容易に行
なえる程度の極めて簡単な工事によって、既設の水栓本
体の流路とは別の流路を簡単に構或できるようになり、
しかも既設の水栓本体を取外すことなくそのまま利用す
るので、その水栓本体を吐出口位置の変化を伴うような
こともなく、その上、分岐水栓の全体構威が極めてシン
プルであるから、製作コストを安くすることができる等
の効果を奏するに至った。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は縦断側面図、
第2図は平面図、第3図は第1図のIII−III線断
面図、第4図は第1図のIV一IV線断面図、第5図は
第1図のV−V線断面図、第6図は従来の別流路構或の
手段を示す説明図である。 1・・・・・・水栓本体、3・・・・・・吐出口、4・
・・・・・筒状開口部、5・・・・・・水流入管、6・
・・・・・流入口、7,8.9・・・・・・流出口、1
0・・・・・・水流出管、11・・・・・・開閉弁体、
12.13・・・・・・パッキング、27・・・・・・
隔壁、28・・・・・・連結具、34・・・・・・水流
入部、35・・・・・・水流出部、36・・・・・・流
出口、a・・・・・・流水口。
第2図は平面図、第3図は第1図のIII−III線断
面図、第4図は第1図のIV一IV線断面図、第5図は
第1図のV−V線断面図、第6図は従来の別流路構或の
手段を示す説明図である。 1・・・・・・水栓本体、3・・・・・・吐出口、4・
・・・・・筒状開口部、5・・・・・・水流入管、6・
・・・・・流入口、7,8.9・・・・・・流出口、1
0・・・・・・水流出管、11・・・・・・開閉弁体、
12.13・・・・・・パッキング、27・・・・・・
隔壁、28・・・・・・連結具、34・・・・・・水流
入部、35・・・・・・水流出部、36・・・・・・流
出口、a・・・・・・流水口。
Claims (1)
- 水流入部と、流水口が形威された隔壁と、氷流出部と、
前記流水口よりも下流側で前記氷流出部に連通ずる筒状
開口部とを備えた水栓本体に対して、当該水栓本体の前
記筒状開口部に装着される分岐水栓であって、一端に流
入口をかつ他端に複数の流出口を有する水流入管と、前
記複数の流出口のうち一つに連通される氷流出管とを、
互いに隣接させて一体的に形威し、前記水流出管が連通
ずる前記一つの流出口に対する開閉弁体を備えると共に
、前記水流入管の流入口を前記隔壁の流水口にかつ前記
水流出管の流出口を前記筒状開口部に夫々パッキングを
介して連通させた状態で、前記水流入管及び水流出管を
前記水栓本体の筒状開口部に連結するための連結具を設
けてあることを特徴とする分岐水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7843380U JPS597427Y2 (ja) | 1980-06-03 | 1980-06-03 | 分岐水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7843380U JPS597427Y2 (ja) | 1980-06-03 | 1980-06-03 | 分岐水栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS571988U JPS571988U (ja) | 1982-01-07 |
JPS597427Y2 true JPS597427Y2 (ja) | 1984-03-07 |
Family
ID=29440945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7843380U Expired JPS597427Y2 (ja) | 1980-06-03 | 1980-06-03 | 分岐水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597427Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-03 JP JP7843380U patent/JPS597427Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS571988U (ja) | 1982-01-07 |
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