JPS597422Y2 - 給水栓ボツクス - Google Patents

給水栓ボツクス

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Publication number
JPS597422Y2
JPS597422Y2 JP14690680U JP14690680U JPS597422Y2 JP S597422 Y2 JPS597422 Y2 JP S597422Y2 JP 14690680 U JP14690680 U JP 14690680U JP 14690680 U JP14690680 U JP 14690680U JP S597422 Y2 JPS597422 Y2 JP S597422Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
peripheral wall
main body
valve
box
Prior art date
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Expired
Application number
JP14690680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5771569U (ja
Inventor
松男 山田
好夫 神原
昭 能村
Original Assignee
前沢化成工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 前沢化成工業株式会社 filed Critical 前沢化成工業株式会社
Priority to JP14690680U priority Critical patent/JPS597422Y2/ja
Publication of JPS5771569U publication Critical patent/JPS5771569U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS597422Y2 publication Critical patent/JPS597422Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、農地等に埋設配管された管路を介して水や液
肥を供給する給水栓を土中でカバーする給水栓ボックス
に関する。
給水栓は広大な農地の地中に配管された管路に適当間隔
で設けられ、これに撒水機を連結して水や液肥を撒布す
るものであるが、給水栓は地下に埋設されメーターやバ
ルブ等を保護するためにボックスでカバーしている。
このような給水栓ボックスは地下1〜2mの深さまで埋
設されているが、寒冷地において冬期の地面の凍結によ
ってボックス全体が押し上げられ、地表上に持ち上がり
、通行の邪魔になり、又給水栓は地下1〜2mの深さま
で埋設されているため、ボックスの深さも深くなり、か
つ中のメーターやバルブの保持点検を行うために内部に
人が入れる広さにすると全体が大型になり、高価になる
という欠点があり、更にボックスを細く深くした場合は
人が入れないからこれを1m以上も掘り起さなければな
らず、面倒であった。
本考案は、上記問題に鑑み、横断面円形又は楕円形の中
空筒状本体の周壁を下方に向ってテーパー状に拡開させ
るとともに、軸線を下端に向って一方に傾斜させ、周壁
に傾斜の小さい側と傾斜の大きい側を形威し、周壁の傾
斜の小さい側に給水栓を収納し、周壁の傾斜の大きい側
に人が入って作業し得るようにし、かつ地面の凍結時に
本体が押し上げられるのを防止するとともに土庄に対す
る強度を増したものである。
次に本考案の実施例の構戊を添附図面について説明する
1は断面円形の強化プラスチック製筒状本体で、周壁2
は下方に向ってテーパー状に拡開するとともに途中に複
数段の環状段部3が介在され、更に軸線は下端に向って
一方に傾斜され、周壁2のテーパー面は軸線の傾斜側の
傾斜が大きく、反対側の傾斜は小さくなっている。
又周壁2のテーパー面は上段側の数段の傾斜が下段側の
傾斜よりも大となるように形或されている。
又周壁2の傾斜の小さい側の下端には水管導入口4が開
口されている。
更に本体1の上端の地表にやや突出した開口部5には鉄
板製の覆蓋6が被嵌され、この覆蓋6の裏面には補強リ
ブ7が形或され、又表面には出入自在の把手8が取付け
られている。
更に本体1の上部の内周面にはゴム製の環状支持縁9が
接着固定され、この支持縁9の環状溝10に円盤状の遮
熱板11の周縁が嵌着支持されている。
次に29は給水栓であり、前記本体1の上端開口部5の
中心より周壁2の傾斜が少い側に偏って収納されている
給水栓29は基台12と、この基台12に支持され一端
を前記水管導入口4から導入された水管13に連結され
るエルボ14と、このエルボ14の上端に連結され弁体
を内装した弁箱15と、この弁箱15上に連結された給
水管16とよりなり、弁箱15より一側に突出した弁軸
17にはレバー18、めねじこま片19を介して垂直方
向のねじ棒20が螺合され、ねじ棒20の上端は前記遮
熱板11より上方に突出している。
又給水管16の下端より一側に突出させた排水口21に
排水弁22が設けられ、この排水弁22の弁軸23に連
結した垂直方向のロツド24を上方に延長させて前記遮
熱板11より上方に突出させ、上端に操作レバー25が
取付けられている。
更に給水管16の上端は前記遮熱板11より上方に突出
させ、上端に放水口26が取付けてある。
そして遮熱板11上のねじ棒20、操作レバー25、放
水口26が位置する範囲で前記覆蓋6に操作口27を開
口させ、この操作口27に中蓋28が嵌着されている。
次に以上の実施例の作用を説明する。
給水栓29は地下1〜2mの深さの配管に取付けられて
いるから、この給水栓29をカバーした本体1も地下1
〜2mの位置に埋設され、上端開口部5が地表上に開口
している。
又本体1内においては給水栓29の大部分は遮熱板11
の下方に位置し、覆蓋6と遮熱板11によって二重に外
気が遮断されている。
給水栓29を使用する場合は中蓋28を開き、放水口2
6にアダプター30を取付けて更に撒水機を取付け、更
にねじ棒20の上端に着脱可能なハンドル31を取付け
、これを回転させることによりねじ棒20を回し、これ
に螺合しためねしこま片19を介して弁軸17を回動さ
せて弁体を開き、水管13、弁箱15、給水管16より
撒水機に給水して撒水する。
又給水が完了したときにはねじ棒20を逆転させて弁体
を閉じ、ハンドル31を取外し、更に撒水機、アダプタ
ー30を取外し、操作レバー25を回動させて排水弁2
2を開き、給水管16中に残存する水を排出した後中蓋
28を閉じる。
以上のようにして給水時には中蓋28を開閉して撒水機
の着脱、ねじ棒20、ロツド24を操作するから重い鉄
製の覆蓋6をその都度開閉する必要がなく、又覆蓋6を
開くと人が遮熱板11上に乗って作業をし、薄い遮熱板
11を踏み抜くおそれがあるが、中蓋28のみを開閉す
ることによりそのような事故を防ぐことができる。
次に家畜等の堆肥を水で薄めて送る際弁箱15中に藁く
ず等が詰まって給水が不調になった場合は把手8を把持
して上面の覆蓋6を取外し、更に遮熱板11を取除いて
人が本体1中に入り、弁箱15その他を点検する。
この際給水栓29は予め本体1の一側の周壁2のテーパ
ー面の傾斜が小さい側に偏って収納されているため、人
は残りの広い空間でかつテーパーも拡がった側で作業で
きる。
又給水栓29の収納側は周面のテーパー分も少ないため
無駄な空間も少なくなる。
又下方に向ってテーパー状に拡開した周壁2は寒冷時の
凍結によって本体1が持ち上げられるのを更に上部のテ
ーパー面の傾斜を特に大にして特に凍結し易い地表に近
い上部における押し上げを防止し、又環状段部3は土圧
に対する本体1の強度を増大する。
尚以上の実施例では本体1が断面円形の場合について説
明したが、本体1が断面楕円形の場合長径の方向で軸芯
を偏心させる場合もある。
又以上の実施例は給水栓ボックスについて説明したが、
量水器ボックス、消火栓ボックスにも適用することがで
きる。
本考案によれば、横断面円形又は楕円形の中空筒状本体
の周壁を下方に向ってテーパー状に拡開するとともに、
軸線を下端に向って一方に傾斜させたため、寒冷地にお
いて冬期地面が凍結した場合下方に向ってテーパー状に
拡開した周壁に地中の凍結による押上力が作用しないか
ら本体が地上に突出して邪魔になることがない。
更に軸線を下端に向って一方に傾斜させたことにより周
壁の一方の傾斜が大となり、他方の傾斜が小となるため
、傾斜の小さい周壁側に給水栓を偏らせて収納すること
により傾斜の大きい周壁側には底面積の広い空間を形或
することができ、したがってこの空間に人が入って弁室
その他の検査、補修をすることができ、空間が広いため
作業に便利であり、又給水栓側は周壁の傾斜が小さいた
め給水栓をできるだけ周壁に接近させて収納することが
でき、無駄な空間を省くことができる。
更に周壁に複数の環状段部を形或することにより本体の
土圧に対する強度を増し、その変形を防止することがで
きる。
更に中空筒状本体は、横断面を円形又は楕円形に形或し
たから周壁が横断面円弧状に外方に張り出し平板状の周
壁に比べて土圧に対する応力が大となり,,内方へ撓み
難く、このため周壁の外面に補強用リブを突設する必要
もな<、シたがってリブの部分から霜によって押上げら
れるおそれもない。
このように中空筒状本体の周壁に複数の環状段部を形或
したこと及び周壁を横断面円弧状に外方に張り出したこ
とにより、人が出入り出来る程度の大型の中空体である
にもかかわらす土圧に対する強度が大であり土庄によっ
て内方に凹んだりするおそれがないもので゛ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施の一例を示す給水栓ボックスの縦
断正面図、第2図は同上側面図、第3図は同上中蓋を除
去した平面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・周壁、3・・・・
・・環状段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横断面が円形又は楕円形の中空筒状本体の周壁を下方に
    向ってテーパー状に拡開しこの周壁に複数の環状段部を
    形或するとともに、軸線を下端に向って一方に傾斜させ
    たことを特徴とする給水栓ボックス。
JP14690680U 1980-10-15 1980-10-15 給水栓ボツクス Expired JPS597422Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14690680U JPS597422Y2 (ja) 1980-10-15 1980-10-15 給水栓ボツクス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14690680U JPS597422Y2 (ja) 1980-10-15 1980-10-15 給水栓ボツクス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5771569U JPS5771569U (ja) 1982-05-01
JPS597422Y2 true JPS597422Y2 (ja) 1984-03-07

Family

ID=29506443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14690680U Expired JPS597422Y2 (ja) 1980-10-15 1980-10-15 給水栓ボツクス

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JP (1) JPS597422Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5771569U (ja) 1982-05-01

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