JPS6019171Y2 - 給水栓装置 - Google Patents

給水栓装置

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Publication number
JPS6019171Y2
JPS6019171Y2 JP14653480U JP14653480U JPS6019171Y2 JP S6019171 Y2 JPS6019171 Y2 JP S6019171Y2 JP 14653480 U JP14653480 U JP 14653480U JP 14653480 U JP14653480 U JP 14653480U JP S6019171 Y2 JPS6019171 Y2 JP S6019171Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
underground
water supply
opening
supply pipe
water
Prior art date
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Expired
Application number
JP14653480U
Other languages
English (en)
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JPS5771571U (ja
Inventor
松男 山田
好夫 神原
昭 能村
Original Assignee
前沢工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 前沢工業株式会社 filed Critical 前沢工業株式会社
Priority to JP14653480U priority Critical patent/JPS6019171Y2/ja
Publication of JPS5771571U publication Critical patent/JPS5771571U/ja
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Publication of JPS6019171Y2 publication Critical patent/JPS6019171Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は給水栓装置に関するものである。
例えば牧草地において、牧草に肥料液や水を散布する場
合に、地下に埋設した給水栓にホースを接続して散布し
ているが、牧草地は主として寒い地方に多く、したがっ
て冬期には地面が凍結し、これによって生じる凍結応力
が給水栓の地下巨体に作用する。
しかし従来の地下巨体は円筒状であるため、凍結応力が
作用すると、該巨体が地中より浮上がってしまった。
また、牧草地には牛糞等からなる肥料液を散布するため
、給水栓の弁が詰りやすく故障が多かった。
このため、地下巨体の内部に入って弁等を修理したり保
守点検を頻繁に行う必要があるが、地下匡体内のスペー
スが狭く修理や保守点検がしずらかった。
そこで本考案は上記の点に鑑み考案されたもので、上部
より下部が大径になるようにテーパを付しかつ段状に形
成するとともに各段を一方向に偏心的に積み重ねぬよう
に形成して上部開口部を下部中心に対して偏心せしめて
地下巨体を形成し、該地下匡体内に給水栓を偏位して設
け、地下匡体内上部に遮断板を着脱自在に備え、該遮断
板の上面に給水栓の給水パイプ、開閉ロッド及び操作ロ
ッドのそれぞれの上端を延出せしめたことを特徴とし、
その目的とするところは寒冷時における地中の凍結によ
って地中より浮上がらず、また給水栓の修理や保守点検
が容易に行えるように内部に広いスペースを設け、さら
に防塵かつ断熱効果のある給水栓装置を提供するにある
以下図示の一実施例について説明する。
1は弁箱で、エルボ2を介して給水配管3に接続してい
る。
4は弁箱1に立設した給水パイプで、上端接続口4aは
ホース(図示せず)を着脱容易に設けることができるよ
うに形成され、使用しない時はM5を被せることができ
る。
6は弁箱1に内蔵されるボール弁の弁軸、7は弁箱1か
ら突出している弁軸6に固設した開閉レバー、8は開閉
レバー7に回動可能に設けられた雌ねじ駒、9は給水パ
イプ4に沿って設けた開閉ロッドで、下部に形成した雄
ねじ9aを雌ねじ駒8に螺合する。
10は給水パイプ7の下端フランジに固設されたスラス
ト受板で、該受板10に形成した長孔10aに開閉ロッ
ド9を挿通し、該ロッド9を横方向移動かつ回転可能に
支持するとともに該受板10を上下から挟んで開閉ロッ
ド9に固設されるスラストカラー11a、llbにより
該ロッド9を上下に移動できないように支持する。
12は弁箱1の上部に設けた残留液排出バルブ、13は
給水パイプ4と略平行に設けた操作ロッドで、下端を該
バルブ12に接続し、上端にはレバー14を取付ける。
15は上記の如き構成からなる給水栓Aを収納する地下
置体で、上部より下部が大径になるようにテーパを付し
てかつ段状に形成するとともに各段を一方向に偏心的に
積み重ねるように形成し、上部開口部を下部中心に対し
偏心せしめ、さらに下部側方に給水配管3の挿入用凹部
16を形成する。
地下置体15を上記のようにテーパを付して段状に形成
すると、地下に該巨体15を埋設した場合に、凍結によ
って土砂がせり上っても、この土砂の上下動は、上端側
に向い漸次細くなるテーパと段部15aとによって巨体
15に伝達されない。
したがって凍結に伴い土砂と一体に巨体15がせり上る
現象、即ち凍上現象を確実に防止することができる。
またこの段部15aは補強リブの役目もする。
さらに各段を一方向に偏心的に積み重ねるように形成し
たことにより、給水栓Aを巨体15内に偏位して収容す
ると、第1図に示す如く地下置体15の内部左側が広く
なり、保守点検の際に必要な有効スペースを確保するこ
とができる。
17は2つの側構造の遮断板で、半円形の切欠部を給水
パイプ4の外周に嵌合し、給水パイプ4の上端フランジ
4bの上面にボルト止めして、外縁に取付けたゴム等の
弾性部材18を地下置体15の内周に摩擦係止し、ゴミ
が内部に侵入しないように防塵効果を持たせるとともに
冷気や熱の遮断を行わせ、給水パイプ4の接続口4a、
開閉ロッド9の先端及び操作ロッド13のレバー14を
上部に配置せしめ、給水栓Aの振れ止めも兼ねている。
尚この遮断板17及び地下置体15を強化プラスチック
(FRP)などにより製作すれば断熱効果が高く給水栓
Aの凍結防止に役立つ。
19は地下置体15の上部開口部を覆う蓋、20はその
取手、21は蓋19に設けた小蓋で、ホースの接続、開
閉ロッド9、操作ロッド13の操作に際し該小蓋9を脱
して使用する。
次にこの給水栓及び地下置体の作用について説明すると
、先ず給水を行う場合には、小M21を脱し、給水パイ
プ4の接続口4aにホース等を接続し、開閉ロッド9の
上端に、バンドルを取付け、該ロッド9を回転させる。
この回転によってロッド9の雄ねじ9aの下端に螺合し
ていた雌ねじ駒8は上方に移動する。
したがって開閉レバー7は第2図工点鎖線の位置から上
方の実線位置に移動し、弁箱1内のボール弁が開き給水
が行われる。
ボール弁を閉じるときは開閉ロッド9を前記と逆回転さ
せることによって雌ねじ駒8及び開閉レバー9を上方位
置から下方位置に移動せしめてボール弁を閉じる。
尚雌ねじ駒8が上記のように上下に移動する時には第2
図に示す如く円弧状の軌跡を描くが、開閉ロッド9がス
ラスト受板10の長孔10aに横方向移動可能に支持さ
れているから、第2図一点鎖線の位置まで揺動すること
ができるので、開閉レバー9の回動の妨げにならない。
次に散水終了後に給水パイプ4内に液が残留しているが
、この残留液は操作ロッド13のレバー14を一方向に
回動して残留液排出バルブ12を開いて地下置体15内
地中に排水する。
該排水終了後は、操作ロッド13のレバー14を反対方
向に回動して排出バルブ12を閉じておく。
また、地下匣体15内に入る場合には、取手20により
蓋19を脱し、遮断板17をフランジ4bに固定してい
るボルトを外して、2つに分割して除くことにより行う
ことができる。
したがって牛糞等の混入する有機肥料液等を散布した場
合に弁が詰りやすいが、地下匣体15内に上記のように
簡単に入りやすく、また地下匣体15内は保守点検に容
易なように有効スペースがあるので、このような場合に
非常に便利である。
本考案は以上のように地下置体を上部より下部が大径に
なるようにテーパを付しかつ段状に形成したから、凍結
応力が作用しても該巨体はテーパによって地中方向に応
力が作用し、かつ段部によって係止されるので、凍結に
伴い土砂と一体に地下置体がせり上ることがなく凍上現
象を確実に防止することができる。
また各段を一方向に偏心的に積み重ねるように形成腰上
部開口部を下部中心に対して偏心せしめて形威し、該置
体内に給水栓を一方に偏らせて設けたから、他方に人間
が入って修理や保守点検が容易に行えるスペースを確保
することができ、さらに遮断板を設けることによって地
下置体内の防塵及び断熱効果を発揮し、かつ比較的長い
給水栓の給水パイプ、開閉ロッド及び操作ロッドの上端
を支持し、これらの振れ止めを行う等実用上の効果多大
である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は断面正面
図、第2図は断面側面図、第3図は第1図m−m断面図
である。 1は弁箱、2はエルボ、3は給水配管、4は給水パイプ
、6は弁軸、7は開閉レバー 8は雌ねじ駒、9は開閉
ロッド、9aは雄ねじ、10はスラスト受板、leaは
長孔、lla、llbはスラストカラー 12は残留液
排出バルブ、13は操作ロッド、14は操作レバー、1
5は地下置体、15aは段部、17は遮断板、19は蓋
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部より下部が大径になるようにテーパを付しかつ段状
    に形成するとともに各段を一方向に偏心的に積み重ねる
    ように形成して上部開口部を下部中心に対し偏心せしめ
    て地下巨体を形成し、該地下匡体内に給水栓を偏位して
    設け、地下匡体内上部に遮断板を着脱自在に備え、該遮
    断板の上面に給水栓の給水パイプ、開閉ロッド及び操作
    ロッドのそれぞれの上端を延出せしめたことを特徴とす
    る給水栓装置。
JP14653480U 1980-10-15 1980-10-15 給水栓装置 Expired JPS6019171Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14653480U JPS6019171Y2 (ja) 1980-10-15 1980-10-15 給水栓装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14653480U JPS6019171Y2 (ja) 1980-10-15 1980-10-15 給水栓装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5771571U JPS5771571U (ja) 1982-05-01
JPS6019171Y2 true JPS6019171Y2 (ja) 1985-06-10

Family

ID=29506096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14653480U Expired JPS6019171Y2 (ja) 1980-10-15 1980-10-15 給水栓装置

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JP (1) JPS6019171Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016033397A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 前澤工業株式会社 弁の耐震構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016033397A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 前澤工業株式会社 弁の耐震構造

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Publication number Publication date
JPS5771571U (ja) 1982-05-01

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