JPS5973465A - 高性能減水剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は作業性を改善した高性能減水剤組成物に関する
。

従来、高強度コンクリートの製造に多用されている高性
能減水剤は、その主成分の化学構造式からポリアルキル
アリルスルホン酸塩系とトリアジン誘導体の尚縮合物系
に大別される。それらの市販品としては、商品名である
が、例えば、花王石離■「マイティ１５０」、「ｉイテ
ィ１０ｏ」、「マイティＨａコ、行水油脂■「ボールフ
ァイン５１ＯＮＪ、出湯国策パルプ■「サンフローＰＳ
Ｊ、第一工業製薬■「セルタロー１１０ＰＪ、ホゾリス
物産■ｒ　ＮＬ−１４５（ＬＪ、ＦＩＬ−４０００Ｊ、
昭和゛１工■「メルメント」などが／）けられる。これ
らの尚性能減水剤は、比較的多値に脩加しても過度の凝
結遅延や突気連行などの副作用が小さく制い分散力を発
揮し、低水セメント比のコンクリートをつくることがで
き、扁強度が得らｎるものでめる。

し炉しながら、これらの高性能減水剤を添加したモルタ
ルやコンクリ−）Ｕスランプロスカ大キいなどの作業性
が著しく惑いという欠点がある。

本発明は、このような欠点全解決した高性能減水剤組成
物を提供するものでおる。

スナワち、本Ａ’Ｕは、ポリアルキルアリルスルホン酸
塩系及び／又はトリアジン誘導体の高縮合物系の高性能
減水剤、オキシカルボン酸又はその塩、ならびにポリエ
チレンオキサイドを含有してなることを特徴とする高性
能減水剤ｌｌ１ｆｔ成物である。

以下、本発明金さらに詳しく説明する。本発明の主要成
分である高性能減水剤については、前記した通りのもの
が便用される。オキシカルボン酸又はその塩（以下、オ
キシカルボン酸等という）とは、クエン酸、酒石酸、リ
ンゴ酸とそれらのナトリウム、カリウム、リチウム、亜
鉛、鉛、銅、帛２鉄、マグネシウム、ストロンチウム、
カルシウムなどの塩類を指す。オキシカルボン酸等は高
性能減水剤の作業性の悪さを改善する効果全顕著にＭす
るものである。

一般に、オキシカルボン酸等は、セメントの凝結遅延剤
として知られているものであるが、必ずしも、凝結遅延
性の有する。ものが高性能減水剤の作業性を数置する効
果を有しているとは限らない０例えば、ケイ弗化物、リ
ン酸塩、ホウ酸塩やグルコン酸又はその塩は、急硬性セ
メントの皺結遅延剤としてよく知られているが作業性分
改善する効果はない）加えて、オキシカルボン酸等は、
鍋性能減水剤ヲ添加しない富配合コンクリートやリグニ
ンスルホン酸塩を主成分とする減水剤を添加したコンク
リートでは、逆に、スランプロスの促進作用を示すこと
、そして、高性能減水剤は、七の種類によって効果の温
度依存性が高く、温度２０゛Ｃ〜２５　＝Ｃ！以上のコ
ンクリートでは、リンゴ酸、廼石酸又はそれらの埴類が
、６５（じ以上のコンクリートでは、クエン酸又はその
塩がそ扛ぞれスランプロス防止効果が小さくなるという
興味ある現象全本発明者は見い出したものである。

ポリエチレンオキサイドは、以上のようなオキシカルボ
ン酸等の温度依存性の欠点を除去するものでり９、コン
クリート一度が渦くなった場合のスランプロス防止効果
を助長するものでめる。ポリエチレンオキサイドは、平
均分子量１１０万以下のものが好ましく、最も好ましく
は４０万以下４０００以上であるが、低分子量のもの程
同じスランプロス防止効果を得るためには添加ミラ多く
必要とする。ポリエチレンオキザイｒを単独で高性能減
水剤に添加してもスランプロス防止効果はない０ 次に、各成分の割合について説明すると、各成分割合は
、使用する高性能減水剤の種類と銘柄、必要とするスラ
ンプロス防止時開によって変動するので一律の配付割付
を規定することは困難であるが、一応、高性能減水剤の
固型分１ｏｏ重量部に対し、オキシカルボン酸等を０．
５〜５０重量部、ポリエチレンオキサイド’ｔ−０，１
〜１ｏｏ貞量部程度添加される。

オキシカルボン酸等は０．５重１ｔｔｆｉｉ未満では象
加効果が小さく、また、５０重量部を超えると強度低下
する。ポリエチレンオキサイドは分子量によって極端に
ぢ≦加魚が異なり、平均分子量約８０．０００以下では
１０〜１００重量部、平均分子量約８０．０００以上で
は０．１〜１０重量部程度であり、平均分子量が大きく
なる程少量ですむ。

オキシカルボン酸等とポリエチレンオキサイドを併用し
た場合のスランプロス防止効果をさらに助長させるため
に、アルカリ金ｘｉ酸塩をさらに配付するのが望ましい
。アルカリ金属炭酸塩としては、ナトリウム、カリウム
、リチウムの炭酸塩、重炭酸塩が一般的であり、その使
用ｔを多くする程スランプロス防止効果は大きくなるが
、高性能減水剤１００．ｌｔ庸部に対し５ｏ皇量部以下
好ましくは６０ムを部以下とするのがよい、５ｏ重に部
をこえると強度低下した９エフロレンセンスが発生しや
すくなったすする。

本発明によれは、温度の影豐全受けない作業性を数置し
た尚性能減水剤組成物を得ることができる。不＠明品は
、セメントに対し０．５〜２皇ｆｉ％程鍵便用さｎる。

また、尚強度発現を目的として、１１ｍ無水石−又はこ
れを主成分とする高強度混和材を添加したセメントに、
本発明品を併用するとさらにスランプロス防止効果は大
きくなるものである。同時に、２水石膏、半水石膏、可
溶性無水石ｉｆｆ全多量に添加した高強度セメントに対
しても特に屋外養生におけるひびわれ耐久性を高めるこ
とができる。

以下、本発明を実施例にて説明する。

実施例１ ポリアル中ルアリルスルホン酸塩系高性能減水剤「マイ
ティ１００（粉末）」（花王石鹸■商品名１００重製部
に対し、オキシカルボン酸等、ポリエチレンオキサイド
（平均分子量１５万〜４゜万）、炭ばナトリウムを第２
表のように配合して、菌性ｌし減水剤組成物を製造した
。

この市性能減水剤組成物をセメントに対し外削で添加し
て第１表に示すコンフリートラ混練し、２５℃と６５゛
Ｃの室内において、コンクリートのスランプの経時変化
を測定した。その結果を第２表に示す。

コンクリ−１・の混練廠は、５０ｔで強制練やミキサー
で行ない、スランプ測定・時はそのつと練りかえして行
った。

以下余白 第２表から明らかな通り、本発明品は、コンフート温度
が高い場合でも、スランプロス防止効果が著しく太きい
ものであることが示される。

実施例２ 高性能減水剤をトリアジン誘導体の高縮合物系である昭
和電工■商品名［メルメン）　Ｆ−１０Ｊ’に使用し、
オキシカルボン酸等、アルカリ金属炭酸塩の種類と割合
、及びポリエチレンオキサイドの平均分子量と割合を第
６表の通りかえて高性能減水剤組成物を調合した。

実施例１と同、様にコンクリートを混練し、６０°Ｃに
おけるスランプの経時変化と、１０φＸ２０ｃｒｎの供
試体の２８日圧縮強度を６０℃、Ｒ，Ｈ６Ｑ〜７０チの
室内で測定した。その結果を第４表に示す。

第４表から次のことが明らかとなる。

（１）　　ポリエチレンオキサイドは、その分子量範囲
によって、スランプロス防止効果や強度発現に対する適
正割合が著しく異なる。とくに、強度発現は、その分子
量範囲によっである添加蓋（例えば実験＆２７）をこえ
ると、同一スランプとした場合の単位水量が極端に多く
なって強度低下するようになる。

（２）　　尚性能減、水剤単独添加（実験λ１７）より
も、本発明品の方が強度発現が大きい。その理由は、庖
常、養生温麓が高くなる程、低水セメント比のコンクリ
ートは初期強度発現が大きくその後の強度は伸びないも
のであるが、本発明品では、オキシカルボン酸等などの
凝結遅延作用により初期の水利反応がコントロールされ
、その後の強度が伸び易くなるためと考えられる。

（３）スランプロス防止効果については、オキシカルボ
ン酸等、ポリエチレンオキサイド、アルカリ金属炭酸塩
を適切量使用すれは大きくなる。

しかし１．高性能減水剤に対する割合がおる範囲（実験
屋２１　、Ａ２７　、Ａ５５　）をこえると、強度低下
が認められるようになる。通常、コンクリート製品工業
などでのコンクリートの処理時間は約６０分であり、ア
ジテータなどの運搬時間はＪ工Ｓで９０分と決められて
いるので、本％明品は、こｔ′Ｌ、全十分に満足した作
業性の良好なコンクリートを提供することが可能となる
。

特許出願人　　電気化学工業株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ポリアルキルアリルスルホン酸塩系及び／又はトリアジ
   ン誘導体の高縮合物系の高性能減水剤、オキシカルボン
   酸又はその塩、ならびにポリエチレンオキサイドを含有
   してなることを特徴とスル氏２り 高性能減水剤組成物