JPS597270B2 - コンバ−ゼンス又はビ−ムスポット補正回路 - Google Patents

コンバ−ゼンス又はビ−ムスポット補正回路

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JPS597270B2
JPS597270B2 JP4108876A JP4108876A JPS597270B2 JP S597270 B2 JPS597270 B2 JP S597270B2 JP 4108876 A JP4108876 A JP 4108876A JP 4108876 A JP4108876 A JP 4108876A JP S597270 B2 JPS597270 B2 JP S597270B2
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JP
Japan
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correction
coil
capacitor
convergence
horizontal
Prior art date
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Expired
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JP4108876A
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English (en)
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JPS52123822A (en
Inventor
満 細谷
幹夫 飯田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS52123822A publication Critical patent/JPS52123822A/ja
Publication of JPS597270B2 publication Critical patent/JPS597270B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コンバーゼンス補正又はビームスポット補正
を補正コイルに水平周期の補正電流を流すことにより行
なうようにした補正回路の改良に係るものである。
カラー受像管例えば1統1電子レンズ3ビーム形のカラ
ー受像管では静電偏向板により水平静コンバーゼンスを
調整すると共に、静電偏向板の部分のネック外側にコ字
形のコンバーゼンスヨークを対象に2組配し、ヨークに
巻回された補正コイルに水平周期のパラボラ電流(或い
は正弦波電流)を供給することにより動コンバーゼンス
補正を調整するようにしている。
また、インライン形のカラー受像管では、垂直たる形、
水平糸巻き形の偏向磁界を用いるためにビームスポット
の形状がひずみ、これにより解像度が低下するので、こ
れを補正する補正ヨークがネック部外側に設けられ、こ
れに巻回された補正コイルに水平パラボラ電流(或いは
正弦波電流)が供給される。これらの補正コイルにかか
る水平周期の補正電流を供給することは、画面の中心部
の補正量を零とし、その周辺部になるほど補E量を多く
していることに他ならない。ところで、水平周期の補正
電流は水平出力トランスを介して取り出される水平パル
ス電圧に基いて形成されるために、一般に直流成分を含
まないものである。従つて画面中央部では本来必要でな
い周辺部に対するものと逆の補正がなされてしまう。従
来の例えば上述のように静電偏向板により水平静コンバ
ーゼンスを行なうカラー受像管では、この不必要な補正
を水平静コンバーゼンス補正で打ち消すようにしていた
。また、静電偏向板により水平静コンバーゼンスを調整
しないカラー受像管では、補正用の水平周期の電流に対
し、て外部直流電源から可変直流電流を重畳することに
より上述の中心部で生じる不必要な補正を打ち消すよう
にしていた。かかる従来の構成によると、画面周辺部の
動コンバーゼンス又はビームスポット補正の補正量を調
整すると、そのつど、画面中心部で補正量が零となるよ
うに水平静コンバーゼンスなどを調整し直す必要があシ
、調整操作が複雑であつた。
本発明は画面周辺部の補正量を変化させたときでも、画
面中心部の補正量は不変として、上記の欠点を一掃する
ことができるものであり、そのための具体的回路を提供
せんとするものである。以下、本発明の一実施例につい
て図面を参照して説明するに、第1図において、1は例
えば水平偏向回路に設けられた水平出力トランスであり
、その2次巻線2の高電位側(A点)には、第2図Aに
示すような水平周期の負極性のパルス電圧が発生する。
2次巻線2の高電位側はコイル3とコンデンサ4及び可
変抵抗器5の直列回路とが並列接続された積分回路に接
続され、この積分回路の出力(B点)には第2図Bに示
すのこぎシ波電圧が発生する。
こののこぎb波電圧がコンデンサ及び担抗器の並列回路
を介してトランジスタ6のベースに供給され、のこぎう
波電圧によつてトランジスタ6がスイツチングされる。
トランジスタ6のエミツタは接地され、そのコレクタが
チヨークコイル7及び可変抵抗器8を介して電源端子(
+B)に接続されると共に、そのコレクタ及び接地間に
ダンパーダイオード9及びコンデンサ10の並列回路が
接続される。
可変抵抗器8はその固定子の一端が開放とされ、その摺
動子が電源端子(+B)に接続されたもので、可変抵抗
器8により回路に供給される電源電圧が可変される。こ
のトランジスタ6のコレクタ[有]点)には、トランジ
スタ6のオフ時に、それまで、チヨークコイル7を介し
てトランジスタ6を流れていた電流がコンデンサ10に
流れ込むようになるので、チヨークコイル7及びコンデ
ンサ10の共振定数で定まる第2図Cに示す水平周期の
幅広(30μs程度のパルス幅)のパルス電圧が発生す
る。また、11は例えばコンバーゼンス補正用のヨーク
に巻回された補正コイルを示す。
補正用ヨークはコ字状で対象に2個設けられ、夫々に補
正コイルが巻回されるが、補正コイル11は各ヨークの
補正コイルを合成したものを示す。この補正コイル11
及び第1のダイオード12によジ第1の直列回路が橋成
され、補正コイル11と略々等しいインダクタンス値の
コイル13と第1のダイオード12に対して逆極性の第
2のダイオード14により第2の直列回路迅構成され、
これら第1及び第2の直列回路が並列接続され、この並
列回路の一端がチヨークコイル7と可変抵抗器8の接続
点に接続され、その他端がコンデンサ15を介してトラ
ンジスタ6のコレクタに接続される。また、補正コイル
11又はコイル13のインダクタンス値はテヨークコイ
ル7のそれに比して充分小とされて卦わ、この補正コイ
ル11又はコイル13とコンデンサ15で定まる直列共
振周波数が略々水平周波数と等しくなるように選定され
る。更に、補正コイル11とダイオード12の接続点及
びコイル13とダイオード14の接続点間に、これらダ
イオードがカツトオフしたときに、補正コイル11又は
コイル13に発生する逆起電力に対して、これらダイオ
ードを保護するためのコンデンサ16が挿入される。こ
の場合、ダイオード12及び14のアノード・カソード
間に夫々並列にコンデンサを接続しても良いが、十方の
ダイオードは必らずオンしているので、ひとつのコンデ
ンサ16を接続するだけでダイオードの保護をなしうる
。また、このコンデンサ16の容量値はコンデンサ15
のそれに比して充分小さいので、コイル11又はコイル
13とコンデンサ15による共振動作に対しては殆ど影
響しない。上述の本発明の一実施例の構成において、C
点に第2図Cに示す水平周期のパルス電圧が供給される
ことにより、共振周波数が略々水平周波数であるから、
水平周波数の正弦波電流がコイル11及びコイル13を
流れようとする。
従つてダイオード12及び14が交互にオンし、全体と
しては水平周波数の正弦波電流が流れるも、一方のコイ
ル13には第1図においてDで示す方向を正としたとき
に、第2図Dに示すように、水平走査期間の略々中心で
負の最大となジ、その両側で零となる略パラボラ状の水
平周期の電流が流れる。他方の補正コイル11には、第
1図においてEで示す方向を正としたときに、第2図E
に示すように水平走査期間の略々中心で零となジ、その
両側で正の最大となる略パラボラ状(或いは略正弦波状
)の水平周期の補正電流が流れる。この場合、実際には
コンデンサ16のために補正電流が水平走査期間の略々
中心で完全に零とならず、僅に負となるが、殆ど無視で
きる。従つて画面中心部の補正量を零とし、画面の周辺
部になるほど補正量を増加させることができる。な卦、
第2図Fはトランジスタ6のコレクタ電流波形であV1
ダンパーダイオード9によるダンパー電流は同図におい
て破線で示されるものとなる。また、第2図C及びFの
波形は、水平走査期間の中心部よシ若干位相がずれてい
るが、これは上述の如くチヨークコイル7及びコンデン
サ10の共振定数の設定によシ任意に取ジ得るもので、
従つて中心部に一致するように設定することも勿論可能
である。上述せる所から明かなように、本発明に依れば
、可変抵抗器5によるチルト(TILT→調整及び可変
抵抗器8によるアンブ(AMP)調整による動コンバー
ゼンス補正の調整を行なつても、第2図Eに示す補正電
流が画面中心部では常に零となるので、動コンバーゼン
ス補正の調整を行なうつど、静コンバ一七ンス補正等を
調整し直す必要がなくなク、調整作業がきわめて簡略化
される利益bζある。
このことは、偏向磁界によ)ビームスポツトの形状がひ
ずむのを補正する場合についても同様である。また、従
来の回路のように外部直流電源により可変直流電流を補
正電流に重畳する場合では、重畳にとつて必要な水平周
期の補正電流阻止用のコイルにおいて損失が発生し、ま
た可変直流電流による補正量が大きな場合には、外部直
流電源の電圧若しくは電流が大きくなv非常に能率が低
かつた。しかし、本発明に依れば、補正電流に何等直流
電流を重畳する必要がないので、能率を上げることがで
きる。なお、上述実施例のように、トランジスタ6等か
らなるスイツチング回路で水平周期の一に近いようなパ
ルス幅の広いパルス電圧を用いれば、パルス幅の狭い水
平偏向回路のフライバツクパルスを直接用いるときに比
して、水平周波数の正弦波の基本波成分が多く含まれて
いるので能率が良い。更に、補正電流を形成してから、
その画面中心部の値が零となるようにクランプすること
が考えられるが、この場合、補正コイルが負荷であるた
め、かかるクランプ回路の構成が非常に複雑となる不都
合が生じてしまう。本発明は補正電流の形成時に、同時
にクランプを行なつているので、かかる不都合が生じな
い。なお、チルト調整を可変抵抗器5によらずコンデン
サ15を可変することで行なうことも可能であり1アン
プ調整も上述実施例の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の接続図、第2図はその動作
説明に用いる各部波形図である。 1は水平出力トランス、3はコイル、4はコンデンサ、
5,8は可変抵抗器、11は補正コイノレ、12は第1
のダイオード、13はコイル、14は第2のダイオード
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コンバーゼンス又はビームスポットの補正用の補正
    コイル及び第1のダイオードからなる第1の直列回路と
    、上記補正コイルと略々等しいインダクタンス値のコイ
    ル及び第1のダイオードとは逆極性の第2のダイオード
    からなる第2の直列回路とが並列接続され、この並列回
    路と直列にコンデンサが接続され、これら並列回路及び
    コンデンサからなる回路が水平周期で断続するスイッチ
    ングトランジスタの出力端と電源間に接続され、該トラ
    ンジスタにはこのスイッチング位相を調整する手段と、
    上記出力端に得られる出力パルスの振幅を可変する手段
    が設けられ、上記コンデンサと上記補正コイル又は上記
    コイルとで定まる共振周波数を略々水平周波数に等しく
    選定したコンバーゼンス又はビームスポット補正回路。
JP4108876A 1976-04-12 1976-04-12 コンバ−ゼンス又はビ−ムスポット補正回路 Expired JPS597270B2 (ja)

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JPS52123822A JPS52123822A (en) 1977-10-18
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JPS52143713A (en) * 1976-05-25 1977-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd Convergence unit

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