JPS597139B2 - 磁気テ−プ装置 - Google Patents

磁気テ−プ装置

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JPS597139B2
JPS597139B2 JP49061815A JP6181574A JPS597139B2 JP S597139 B2 JPS597139 B2 JP S597139B2 JP 49061815 A JP49061815 A JP 49061815A JP 6181574 A JP6181574 A JP 6181574A JP S597139 B2 JPS597139 B2 JP S597139B2
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JP
Japan
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tape
magnetic tape
pull
pin
loop
Prior art date
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JP49061815A
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JPS50153906A (ja
Inventor
武徳 赤峰
二郎 梶野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP49061815A priority Critical patent/JPS597139B2/ja
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特に、カセット(またはカートリッジ)に収納
された磁気テープに音声信号のみならず、回転磁気ヘッ
ドを用いて映像信号をも記録したり、または再生するよ
うにした装置に用いて有効な磁気テープ装置に関するも
のである。
以下、本発明を図示の実施例に基いて説明するが、その
前に本発明で使用し得る磁気テープカセットの例につい
て説明しておく。
第1図は、一般にオーテイオ用として普及しているカセ
ットの斜視図で、図中、10は内部に2つのリールハブ
12、14を有し、このリールハブ12、14の外周に
磁気テープ16が巻き付けられるようになつている。
また、この力セツト10の一端前面部には磁気テープ1
6の磁性面を外部へ露出するための複数個の開口部が設
けられている。開口部18は録音再生ヘツドが挿入され
るものであり、開口部20,22はピンチローラや消去
ヘツドが挿入されるものである。また、力セツト10に
は前記開口部以外に補助的な小さな開口部24,26が
設けられている。さらに、力セツト10には、装置に装
着した際にキヤプスタンが挿入されるための穴28,3
0が設けられている。な訃、このキヤプスタン挿入用の
穴28,30は力セツト10の表面32と裏面34にそ
れぞれ同一位置に設けられている。穴36,38は力セ
ツト10を装置に装着した際に該力セツト10の位置決
めを行なうためのものである。第2図は、第1図に示し
た標準形力セツトに対して形状変更を加えた本発明で使
用し得る力セツト40の斜視図を示す。第1図に示した
力セツト10には、キヤプスタンを挿入するための穴2
8,30が設けられて}り、それぞれの穴が力セツトの
表面32から裏面34へ貫通し7、合計4個のキヤプス
タン挿入用の穴を有するが、第2図に示す力セツトにお
いては、力セツトを装着した際に、キヤプスタンが挿入
される穴28′と同じ裏面34にある他のキヤプスタン
挿入用の穴30′の一部を力セツト40の前面端部力向
へ切欠することにより、前面端部へ開放するごとき切欠
部を形成している。同様に、力セツト40の表面32の
キヤプスタン挿入用穴28も切欠され、力セツトを反転
して装着した際に前記穴28が前記穴3σと同じ位置関
係になるようになつている。な}、第2図においては磁
気テープ16を省略して描いている。第3図は、上述の
ごとき力セツト40が装着された状態の本発明の一実施
例の要部概略平面図である。第3図において、まず、テ
ープの駆動機構から説明すると、44,46は力セツト
40を装着した際の力セツト位置決めピンで、キヤプス
タン42は力セツト40のキヤプスタン挿入用の穴28
′および28(第2図参照)に挿入されるとともに、フ
ライホイール48と一体的に回転可能なように支承され
ている。さらに、キヤプスタン42はベルト50を介し
てモータ52の回転力が伝達されて所定の回転を行なう
。摺動板58は、基板1に植設された3本のガイドピン
72によつて矢印56訃よび、それと逆の方向へ摺動可
能に設けられている。54は音声の録音、再生を行なう
磁気ヘツドで、所望時に磁気テープに接触できるように
摺動板58に固定されている。
この摺動板58にはピンチローラ60が軸62を支点と
して回転可能なように設けられている。ピンチローラ6
0は摺動板58のばね掛けピン64とピンチローラアー
ム66との間に懸架されたばね68によつて反時計方向
に回転するように附勢されているが、該ピンチローラ6
0は摺動板58のストツパー70によつて位置規制され
ている。アイドラ,駆動板74は基板1に植設された2
本のガイドピン76によつて矢印78}よび、それと逆
の力向へ摺動可能になつているが、通常は、基板1に植
設されたばね掛けピン80との間に懸架された弓張ばね
82によつて摺動板58の力向へ附勢されている。しか
し、アイドラ駆動板74の一端は摺動板58の爪部84
に当接するよう位置決めされている。な訃、このアイド
ラ駆動板74にはカム溝86が設けられて}り、そのカ
ム溝86にはカム従動ピン90が嵌合されている。この
カム従動ピン90はアイドラレバー88に植設されてお
り、該アイドラレバー88にはアイドラー9σが回転自
在に支承されている。この様な構成のもとで、摺動板5
8を所望時に矢印56の方向へ押し進めると、磁気ヘツ
ド54が力セツト40内の磁気テープ16に接触すると
ともに、ピンチローラ60が磁気テープ16をキヤプス
タン42に圧接して磁気テープ16を第3図で左から右
方向へ定速走行させる。さらに、アイドラ駆動板74が
爪部84によつて矢印78の方向へ摺動されるため、カ
ム溝86に嵌合されたカム従動ピン90がカム溝86の
92の位置から94の位置へ移動する。その結果、アイ
ドラレバー88が引張ばね96の引張力によつて第3図
で左力向へ移動し、アイドラ90′は回転するキヤプス
タン42と巻取りりール(図示せず)とに接触し、リー
ルハブ12に巻き取り力を伝達する。また、ソレノイド
98に通電されることにより、ソレノイドレバー100
が基板1に植設された軸102を支点としながらアイド
ラ駆動板74に設けられた係合ピン104に係合して回
動する。その結果、アイドラ駆動板74は矢印78の力
向へ摺動し、リールハブ12に巻き取り回転力が伝達さ
れる状態に保持される。テープガイドドラム106は、
その周囲に磁気テープ16が巻き付けられた後、該磁気
テープに映像信号の記録あるいは再生を行なわすための
映像信号用の3個の磁気ヘツド108を内蔵している。
モータ110はローデング、アンローデング動作を行な
わせるための駆動モータで、ベルト112を介して基板
1に回転自在に支承された歯車114に回転を伝達する
。一方、基板1には3個のガイドローラ116,118
,120が回転自在に、かつローデングリング122を
回転自在に案内し得るように設けられており、該ローデ
ングリング122の歯車部分と歯車114がかみ合つて
いる。ストツパーピン124がローデングリング122
に植設され、扇形歯車126が基板1に植設された軸1
28を支点にして回動可能に設けられており、該扇形歯
車126と基板1の間には引張ばね126が懸架されて
いるため、扇形歯車126には軸128を支点とする時
計方向の回転力が附加されている。さらに、扇形歯車1
26の一端がストツパーピン124に当接するように設
けられているため、扇形歯車126はローデングリング
122の回転位置によつて位置規制されている。4個の
テープガイドローラ130は磁気テープガイドドラム1
06の外周上に巻き付けるためのもので、テープガイド
ドラム106の外周に沿つて回動し得るように設けられ
ている。
ローデングリング122の4個所にそれぞれ軸132が
植設されており(第4図参照)、該軸132に揺動レバ
ー134が回動自在に取り付けられている。揺動レバー
134の一端には軸136が植設され、軸136にはテ
ープガイドローラ130が回転自在に支承されている。
さらに、揺動レバー134のばね掛け部138とローデ
ングリングに設けられたばね掛けピン140との間に引
張ばね142が懸架されているため、テープガイドロー
ラ130は第5図に示す矢印144の方向へ常に回動す
るよう附勢されている。一方、ローデングリング122
には揺動レバー134の回動を規制するためのストツパ
一146が設けられているため、テープガイドローラ1
30は常に第5図に矢印144で示す垂直方向へ回動す
るよう附勢されながら所定の位置に規制される。さらに
、揺動レバー134の他端にはカム従動ピン148が設
けられており、該カム従動ピン148はローデングリン
グ122が第4図に示す矢印152の力向へ回動するこ
とにより、基板1に取り付けられた山形カム150に当
接するようになつている。この様に、カム従動ピン14
8が山形カム150に当接し、ローデングリング122
がさらに回動することにより、テープガイドローラ13
0は第4図に示す矢印153の方向へ回動する。次に、
力セツトから磁気テープを引き出すための機構について
説明する。
第6図および第7図は、力セツトを装置に装着した際の
状態、すなわち、力セツト40から磁気テープ16を引
出す動作を開始する直前の状態をし、テープレコーダ用
基板2に取り付けられた軸受154に回転可能に支承さ
れた軸156の一端に従動歯車158が固定され、該従
動歯車158が第3図に示すように扇形歯車126とか
み合うようになつている。円板カム160は軸156の
一部に固着され、軸156と共に回転可能に力つている
。円板カム160の外周面には凹部が設けられ、該凹部
の一端164が、第7図に示すように、テープレコーダ
基板2に植設されたストツパ一162に当接し、円板カ
ム160が軸156に対して時計方向に回転することを
規制している。また、円板カム160が反時計力向に回
転した場合には、前記凹部の他端166がストツパ一1
62に当接するまで回転する。換言すれば、円板カム1
60は角度α(第7図参照)だけ回転可能になつている
。また、円板カム160の下面168の一部には支点軸
170が植設され、テープ引き出し部材172は前記支
点軸170を支点として回動可能で、かつ、支点軸17
0に装備された圧縮ばね174(第6図参照)によつて
常に円板カム160の下面168に押圧されている。テ
ープ引き出し部材172の一部に設けられたばね掛け部
176と円板カム160の下面168の一部に植設され
たばね掛けピン178との間には引張ばね180が懸架
されており、そのため、テープ引き出し部材172は常
に第7図の矢印182の方向へ回動するようになつてい
る。しかしながら、テープ引き出し部材172の側端部
184がテープレコーダ基板2に植設されたストツパ一
186に当接しているため、テープ引き出し部材172
は矢印182の方向へ回動することなく位置規制されて
いる。さらに、テープ引き出し部材172の一端にはテ
ープ引き出しピン188が植設されて}り、該テープ引
き出しピン188は力セツト40を装置に装着した際に
磁気テープ16よりも力セツト40の内側に入り込むと
共に、力セツト40のキヤプスタン挿入用穴30′が力
セツトの前面端部へ切欠されているため、テープ引き出
し部材172も力セツト40の内側に入り込めるように
なつている。な}、第8図は、キヤプスタン挿入用穴に
切欠部が設けられていない第1図に示す力セツト10を
本装置に装着した場合の状態を示す。
この第8図において、力セツト10を装着すると、テー
プ引き出し部材172は力セツト40のケースの一部で
押され、鎖線で示す位置から実線で示す位置まで支点軸
170の部分を支点として移動される。第7図に示すよ
うに円板カム160の上面190には高位置192、低
位置194、および傾斜部196を有する面カムが設け
られている。さらに、第6図に示すように軸156の一
端にはスリーブ198が回転可能に支承され、該スリー
ブ198には逆凹断面形状に折り曲げられたブラケツト
200が固着されている。このブラケツト200の折り
曲げられた部分にはテープ拡張部材202の凹状に折り
曲げられた側板部分が合わされ、軸204を支点として
テープ拡張部材202は第6図の矢印206,208の
方向へ回動可能になつている。すなわち、テープ拡張部
材202は軸156を支点として第7図の矢印210の
方向へ回動可能であると共に、軸204を支点として第
6図に示す矢印206,208の方向へ回動可能になつ
ている。上記テープ拡張部材202に設けられたばね掛
け部212とテープ引き出し部材172に設けられたば
ね掛け部214との間には引張ばね216が懸架されて
おり、そのため、テープ拡張部材202は常に矢印21
0の方向へ回動するように附勢されながらテープ引き出
し部材172に設けられたストツパ一218によつて位
置規制されている。テープ拡張ピン220がテープ拡張
部材202の一端に下向きに植設され、また、カム従動
部材222がテープ拡張部材202に植設されて}り、
円板カム160の回動に伴なつて面カムの高位置192
から傾斜部196を経て低位置194へと従動する。そ
のため、円板カム160が回動するとテープ拡張ピン2
20は第6図の矢印206あるいは矢印208の方向へ
移動する。調整ねじ223はブラケツト200にねじ止
めされており、テープ拡張ピン220の矢印208の方
向への移動を規制している。次に、第6図乃至第11図
を参照しながら、力セツト40から磁気テープ16を引
き出す動作について説明する。
今、円板カム160が第7図に示す状態まで矢印232
の方向へ回動すると、それに伴なつて支点軸170の位
置が力セツト40から遠ざかる方向へ移動し、そのため
、テープ引き出し部材172に植設されたテープ引き出
しピン188が磁気テープ16を引掛けると共に、テー
プ引き出し部材172は磁気テープが落下することのな
いようにその下端を規制しながら力セツト40の前端開
放部から矢印224(第10図参照)の方向へ移動して
磁気テープ16を力セツトの外部へ引き出する同時に、
円板カム160の回動に伴なつてカム従動部材222と
面カムの当接位置が高位置192から傾斜部196を経
て低位置194へ相対位置変化する。したがつて、テー
プ拡張ピン220は第6図に示す矢印206の方向へ移
動し、第9図}よび第10図に示すように、テープ引き
出しピン188によつて力セツト40からループ状に引
き出された磁気テープ16の内側に上方向から入り込む
。次に、上述のようにして力セツト40から引き出され
た磁気テープ16をさらに引き出する共に、さらに大き
なループを形成するための作動について説明する。
円板カム160が第7図に示す状態から第10図に示す
状態まで矢印232方向へ回動することによつて、テー
プ引き出しピン188が力セツト40に対して略直角方
向、すなわち、矢印224の方向へ移動することは前述
の通りであるが、円板カム160がさらに第10図に示
す状態まで回動すると、該円板カム160の下面168
に植設されたばね掛けピン178がテープ引き出し部材
172の係合部分226に当接する。したがつて、円板
160が第10図に示す状態からさらに回動して凹部端
面166がストツパ一162に当接するまで、すなわち
第11図に示す状態まで回動することにより、テープ引
き出し部材172はテープ引き出しピン188によつて
磁気テープ16を引掛けたままの状態で軸156を支点
にして第10図の矢印228の方向へ回動し、第11図
に示す状態に至つて停止する。一力、テープ引き出し部
材172が第10図の矢印228の方向へ回動すると、
テープ拡張部材202はテープ引き出し部材172との
間に懸架された引張ばね216によつて、テープ引き出
し部材172が回動する矢印228の方向へ引張られな
がら軸156を支点にして、テープ拡張ピン220がテ
ープループの内側へ入り込んだ状態のまま、テープ上端
を規制してテープの浮上を防止しながら矢印228の方
向へ回動する。また、テープ拡張部材202は爪部23
0を有し、矢印228の方向へ回動することによつて該
爪部230とストツパ一162が当接するように構成さ
れている。したがつて、テープ拡張部材202は爪23
0がストツパ一162に当接した時点で回動が停止し、
方、テープ引き出し部材172はテープ拡張部材202
が停止した状態よりさらに回動し、凹部端面166がス
トツパ一162に当接するまで回動する。第13図は本
実施例における制御回路図で、図中、Eは直流電源、S
W,はローデング釦(図示せず)に連動する常開スイツ
チ、SW2は第3図のスイツチ236に相当する常閉ス
イツチ、SW3はアンローデング釦(図示せず)に連動
する常開スイツチ、SW4は第3図のスイツチ234に
相当する常閉スイツチ、R1は第1リレーで、Rll,
r,2,rl3は該第1リレーR1の常開接点である。
R2は第2リレーで、R2,,r22,r23,r24
は該第2リレーR2の常開接点である。R25は第1リ
レーR1の常閉接点、Mは機構を駆動するモータで、該
モータMは第3図のモータ110に相当している。また
、SOLは第3図の98に相当するソレノイド、SW5
は第3図に}けるスイツチ238に相当する常開スイツ
チ、SW6は第3図に}けるスイツチ240に相当する
常閉スイツチ、D1はローデング動作時に発光する表示
用の発光ダイオード、D2はアンローデング時に発光す
る表示用の発光ダイオードである。ここで、上記スイツ
チ240(SW6)は第1の検出手段を、また、スイツ
チ238(SW5)は第2の検出手段をそれぞれ構成し
ている。次に、本発明におけるローデング機構の動作に
ついて第3図、第12図および第13図を参照しながら
説明する。
今、第3図に示すようにキヤプスタン挿入用の穴に切欠
を設けた力セツト40を本装置に装着し、テープローデ
ング釦(図示せず)を押すと、第13図のスイツチSW
lがオンになつてモータ110が正回転(第3図では反
時計力向の回転)し始め、それによつて、ベルト112
および歯車114を介してローデングリング122が矢
印230の方向へ回動し始める。このローデングリング
122の回動に勉つて、ストツパ一124によつて位置
規制されていた扇形歯車126が矢印230の方向へ回
動し始め、該扇形歯車126とかみ合わされた従動歯車
158が矢印232の方向へ回動を開始する。それによ
り、テープ引き出し部材172が力セツト40から磁気
テープ16を引き出すと共に、テープ拡張部材202と
協働して磁気テープ16を2点鎖線15に示すような拡
張されたループに形成する。さらに、モータ110の回
転にともなつてローデングリング122に設けられた複
数個のテープガイドローラ130が上記拡張されたテー
プループに接近し、それぞれのガイドローラは第4図お
よび第5図に示すように、テープ拡張部材202の下側
を移動して第11図に参照数字173で示すような円弧
状の移動軌跡を描きながら下降して上記テープループの
内側へくぐり込み、該テープループの一部を引掛けたま
まテープガイドドラム106の外周に沿つて回動し続け
ローデングリング122に設けられた爪242が、第1
2図に示すように、スイツチ236を押す位置まで回動
してモータ110の回転が停止する。第12図はテープ
のローデングが完了した状態を示し、この状態で摺動板
58を矢印56の方向へ押すと、磁気テープ16はキヤ
プスタン42とピンチローラ60とによつて所定の速度
(例えば4.75cTn/Sec)で走行しながら磁気
ヘツド108によつて映像信号の記録または再生が行な
われ、同時に、磁気ヘツド54によつて音声信号の記録
または再生も行なわれる。この様に、テープガイドドラ
ム106の外周に沿つて磁気テープが巻き付けられた状
態でアンローデング釦(図示せず)を押すと、第13図
に示すスイツチSW3がオンになり、それによつて、モ
ータ110が逆転を開始すると同時にソレノイド98が
作動してリールハブ12が巻取り回転すると共に、テー
プガイドローラ130がテープローデング時と逆方向へ
回動を開始し、力セツト40の外部へ引き出されていた
磁気テープ16はリールハブ12に巻取られ、再度、力
セツト40内に収納される。
次に、第1図に示したような、形状を変更していない力
セツト10を使用した場合の作動について説明する。
今、カセツ口0を本装置に装着すると、テープ引き出し
部材172が第8図に示すように鎖線の位置から実線の
位置まで押し下げられると共にテープ引き出しピン18
8がキヤプスタン挿入用穴30′内へ入り込む。この状
態でローデング釦を押すと、モータ110が正回転を開
始し、扇形歯車126がばね126の引張力によつて矢
印230の方向へ回動しようとするが、テープ引き出し
ピン188がキヤプスタン挿入用穴3Cfに引掛つてい
るため円板カム160の回動が不可能になり、その結果
、ローデングリング122が回動されるが、扇形歯車1
26は第3図に示す位置から殆んど移動することができ
ない。このような状態でローデングリング122がさら
に回動し、該リングに設けられた凹部242によつてス
イツチ238が作動されると〔第13図で説明するとス
イツチ(SW6)が押されることなく、スイツチ(SW
3)のみが押された場合]、アンローデング釦すなわち
スイツチSW3が押されたことになり、機構は即座にア
ンローデングの状態に切り換えられると共に、アンロー
デング完了の状態へ復帰する。また、力セツト内のリー
ルハブに巻回された磁気テープに時}りテープの巻きむ
らが生じ、バツクテンシヨンの過多あるいは巻き取りに
大きな力を要するような異常な力セツトを本装置に装着
した場合には、磁気テープを力セツトから引き出すため
に大きな力を必要とし、そのため、テープ引き出し拡張
手段が力セツトから磁気テープを十分に引き出すことが
できず、前記と同様に第1の検出手段(スイツチ240
)は作動せず、第2の検出手段(スイツチ238)のみ
が作動する。
その結果、本装置は自動的にアンローデングの状態に切
換えられる。以上に説明したように、本発明によると、
磁気ヘツドを内蔵し、周囲に巻回された磁気テープに映
像信号の記録再生を行なうためのテープガイドドラムの
周上に、力セツトに収納された磁気テープを巻き付ける
ために、装置に装着されたカセツトの下面側から力セツ
トの内部にテープ引き出し部材が入り込むと同時に該テ
ープ引き出し部材に植設されたテープ引き出しピンが磁
気テープの内側に入り込み、次いで、該テープ引き出し
部材の作動によつて力セツトの外部へループ状に引き出
された磁気テープの内側へ、テープ拡張部材に植設され
た拡張ピンが上方向から入り込み、上記テープ引き出し
部材が磁気テープの下端の位置規制を、また上記テープ
拡張部材が磁気テープの上端の位置規制をしながら両者
が協働して上記テープをさらに大きなループテープへと
拡張することができるテープ引き出し拡張手段を具備し
ているため、磁気テープが力セツトから引き出される際
に、該磁気テープが落下あるいは浮上することなく確実
なテープループを形成することができ、テープループを
形成した際に上記テープ引き出しピンはテープ案内部材
の移動円軌跡の外側で停止し、上記拡張ピンは前記移動
円軌跡の内側で停止する。
そのため、テープ案内部材が前記大きなテープループへ
接近して該テープループの下側から潜り込む際に前記テ
ープ拡張部材の下側に無理なく移動することができると
共に、テープ引き出し部材に当接することなく移動可能
で、前記テープループの一部を引掛けながらさらに移動
することによつて前記磁気テープを前記テープガイドド
ラムの周上に確実に巻き付けることができる。斯様に、
本発明によると、磁気テープが落下あるいは浮上するよ
うなことがなくなり、さらに、機構部に無理な動作がな
いため経済的にしてかつ安定した磁気テープ装置を供給
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のオーデイオ用力セツトの斜視図、第2図
はキヤプスタンが入り込むための穴を力セツトの前端部
力向へ切欠いた力セツトの斜視図、第3図は本装置に力
セツトを装着した場合の要部の全体概略平面図、第4図
はテープガイドローラ130が拡張されたテープループ
に接近した状態を示す図、第5図はテープガイドローラ
部分的斜視図、第6図は切欠を有する力セツトが装着さ
れた状態におけるテープ引き出し拡張手段の側断面図、
第7図は第6図の平面図、第8図は切欠を有しない力セ
ツトを装着した場合のテープ引き出し拡張手段の側面図
、第9図はテープ引き出し拡張手段によつてテープが力
セツトから引き出された状態を示す側面図、第10図は
第9図の平面図、第11図はテープ引き出し手段によつ
て力セツトから引き出されたテープが大きなテープルー
プを形成した場合の平面図、第12図はテープローデン
グが完了した場合の全体の要部概略平面図、第13図は
本装置の操作回路図である。 1・・・・・・主基板、2・・・・・・テープレコーダ
用基板、10・・・・・・切欠を有しない力セツト、1
6・・・・・・磁気テープ、28,30・・・・・・キ
ヤプスタン用の穴、40・・・・・・切欠を有する力セ
ツト、42・・・・・・キヤプスタン、48・・・・・
・フライホイール、50・・・・・・ベルト、52・・
・・・・モータ、54・・・・・・磁気ヘツド、58・
・・・・・摺動板、60・・・・・・ピンチローラ、6
6・・・・・・ピンチローラアーム、70・・・・・・
ストツパ一、74・・・・・・アイドラ,駆動板、76
・・・・・・ガイドピン、90・・・・・・カム従動ピ
ン、98・・・・・・ソレノイド、100・・・・・・
ソレノイドバ一、106・・・・・・テープガイドドラ
ム、108・・・・・・ビデオヘツド、110・・・・
・・モータ、116,118,120・・・・・・ガイ
ドローラ、122・・・・・・ローデングリング、12
6・・・・・扇形歯車、134・・・・・・揺動レバー
、146・・・・・・ストツパ一148・・・・・・カ
ム従動ピン、150・・・・・・山形カム、158・・
・・・・従動歯車、160・・・・・・円板カム、17
2・・・・・・テープ引き出し部材、188・・・・・
・テープ引き出し部材、198・・・・・・スリーブ、
202・・・・・・テープ拡張部材、220・・・・・
・テープ拡張ピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも1個の磁気ヘッドを内蔵するテープガイ
    ドドラムと、磁気テープを収納するカセットの下面側か
    ら前記テープの内側に入り込み得るテープ引き出しピン
    と、カセットの主面と略々平行な面内で回動運動をする
    回動円板と、一端に前記テープ引き出しピンを有し他端
    は前記回動円板に取り付けられ、前記回動円板の回動運
    動によつて前記テープ引き出しピンをカセット外部に引
    き出して磁気テープを前記カセットの外部へループ状に
    引き出した後前記回動円板と同軸的にかつ前記磁気テー
    プの下側で回動する第1のレバーと、前記引き出しピン
    によつて形成されたテープループの内側に磁気テープを
    はさんで前記第1のレバーと反対側から入り込む拡張ピ
    ンを一端に有し他端は前記回動円板上に前記回動円板の
    回動面と直交する方向に回動自在に取り付けられ、かつ
    前記回動円板の回動運動によつて前記テープ引き出しピ
    ンが磁気テープを前記カセット外部へループ状に引き出
    した前記ループ内に前記拡張ピンがテープループの内側
    に入り込むべく前記回動円板の回動面と直交する方向に
    回動した後前記回動円板と同軸的にかつ前記磁気テープ
    の上側で回動することによつて前記テープ引き出しピン
    と前記拡張ピンとの協働によつて前記テープループをさ
    らに大きなテープループに形成するための第2のレバー
    と、前記ガイドドラムの周上に沿つて移動し、かつ前記
    拡張されたテープループの内側に入り込むと共に前記テ
    ープループの一部を引掛けながらさらに移動が進行する
    ことによつて前記磁気テープを前記テープガイドドラム
    の周上に巻き付けることが可能なように設けられた少な
    くとも一本のテープ巻き付けガイド部材を有するテープ
    案内手段とを具備し、前記テープ引き出しピンと前記拡
    張ピンとが協働して前記大きなテープループを形成する
    際に、前記テープ引き出しピンは前記テープ巻き付けガ
    イド部材の移動円軌跡の外側で停止すると共に、前記拡
    張ピンは前記移動円軌跡の内側で停止して、大さなテー
    プループを形成するように構成したことを特徴とする磁
    気テープ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0625869U (ja) * 1992-07-20 1994-04-08 冨士シール工業株式会社 感熱ラベル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4934808A (ja) * 1972-07-31 1974-03-30

Patent Citations (1)

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