JPS597130Y2 - カ−ク−ラ等のモ−タケ−シング取付構造 - Google Patents

カ−ク−ラ等のモ−タケ−シング取付構造

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Publication number
JPS597130Y2
JPS597130Y2 JP6490079U JP6490079U JPS597130Y2 JP S597130 Y2 JPS597130 Y2 JP S597130Y2 JP 6490079 U JP6490079 U JP 6490079U JP 6490079 U JP6490079 U JP 6490079U JP S597130 Y2 JPS597130 Y2 JP S597130Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
motor casing
casing
fan
mounting structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP6490079U
Other languages
English (en)
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JPS55165817U (ja
Inventor
静男 加藤
幸夫 尾関
Original Assignee
カルソニックカンセイ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カルソニックカンセイ株式会社 filed Critical カルソニックカンセイ株式会社
Priority to JP6490079U priority Critical patent/JPS597130Y2/ja
Publication of JPS55165817U publication Critical patent/JPS55165817U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カークーラ等のモータケーシングの取付構造
に関する。
一般に、カークーラ、カーヒータの如く振動の激しい条
件上に置かれるものには、種々の防振対策を施こさねば
ならないが、そのために狭小なスペースが一層狭小とな
ることは否めない。
従来の装置では第1図に示すようにファンブロア1とモ
ータケーシング2を別体に構威し、これを固定枠体3に
ブラケット及び防振ゴムを介してあるいはビスにより直
接取付けている。
ところが、この取付構造では組立工数のみならず部品点
数及び重量が増加し、多少のコンパクト化は図れても実
際上その影響は僅かなものであり、コスト的にも問題を
残している。
特に、このファン装置では、一般的にいってモータには
その回転方向が明示されていないので、モータの設置方
向如何によっては、ファンブロア1からヒータ又はクー
ラ等の熱交換器5に向けて送風されない虞れがある。
このような場合は再度組み立てを最初から行なわなけれ
ばならないことになり、作業上きわめて非能率な部分が
存在していた。
本考案はかかる欠陥を除去するためになされたもので、
耐振的にもコスト的にも優れたモータケーシングの取付
構造を提供するにあり、モータの軸端に送風用ファンが
固着され、この送風用ファンを覆うブロア一部の吹出口
より、所定の方向に送風するようにしたモータファン装
置において、前記モータの本体外周面に取付けた環状の
弾性体と、このモータ本体を支承するモータカバ一部を
有するモータケーシングと、前記弾性体の外周面より突
出し、前記モータカバ一部に対し、モータの軸線方向位
置を決定する一対のリブと、モータケーシングに対する
モータの取付位置が、前記送風用ファンによる吹出しに
支障を来さないような正規の取付位置であれば凹凸嵌合
し、正規でなければ凹凸嵌合しないように構威した位置
決め手段とを有することを特徴とするものである。
以下、本考案によるモータケーシング取付構造を図面に
つき説明する。
第2図は本考案に係るモータケーシング取付構造の一例
を示す展開斜視図であり、モータMは駆動軸10の一端
にシロツコファン11を有し、その本体12の外周面に
グロメット13が嵌着されている。
このグロメット12は環状をしたゴム製であり、緩衝用
の弾性体により構或されている。
特にこのグロメット13には、後述するモータカバー1
9のブリッジ部22に当接し、モータの軸線方向変位を
規制するように半径方向外方に突出する一対のリブ14
と、この両リブ14間において突出し、モータの設置位
置が正規の場合(所定の吹出口から所定の方向に向って
風を送り出すことができるように回転するように設置す
る場合)のみ:後述の小孔23と嵌合する突起15とが
その周面に設けられ、この突起15及びリブ14等によ
りモータケーシング16の組み付け違いを防止する位置
決め部Aを構或している。
このモータMの外周はモータケーシング16が設けられ
るが、このケーシング16は上下一対のピース17,1
8を菓子の最中の皮を合わせるようにすれば、モータカ
バ一部19とファンブロア一部20とを一体的に形或す
るようになっている。
このモータカバ一部19は平面的にはH形をしており、
両端に設けた外周フランジ21をアーチ状のブリッジ部
材22により連結したもので、このブリッジ部材22の
中程に小孔23が開設され、この小孔23に前記突起1
5が嵌挿されるようになっている。
特にこの突起15を小孔23ニ嵌挿する場合、グロメッ
ト13の各リブ14と突起15との間の距離1,,12
が第3図のように相互に異なっているため、前記ブリッ
ジ22はモータMに対し一定方向からしか嵌り込まない
すなわち、モータMは単体ではその回転方向が外観上判
断できないため、単にモータ本体12にケーシング16
を組み付けるとその吹出口24が逆方向になる虞れがあ
るが、前述のようにグロメット13に対するモータケー
シング16の取付に方向づけをすれば組付けの誤りは生
じない。
なおこの組付けの誤りをさらに予防するために、グロメ
ット13にモータMの回転方向を示す矢印25を描いて
もよい。
このようにすればモータを設置する当初から誤りの発生
を防止できることになる。
前記突記15を形或する場合グロメット13の周面所定
位置に形或すればよいが、それでは強度的に問題もある
ため、モータのマグネット取付用リベット26を利用し
、これを芯にした柱体に形或すれば前述の強度のみなら
ず組付けも容易となる。
また前記リブ14はモータケーシング16を取付けた場
合、このケーシング表面より僅かに突出していることが
望ましく、この突出により後述の下部支持枠28とケー
シング16との間の緩衝効果を発揮する。
前記ファンブロア一部20はモータケーシング16の上
下各ピース17, 18の外周フランジ21に基端が固
着されたもので、これを前述の最中合せによりシロツコ
ファン11を包み込むようになっているが、この場合空
気導入口27が側部に形威されるようになっている。
このようにして組み違いを防止しつつ,最中合せしたモ
ータケーシング16は車体の固定部分に取付けられた下
部支持枠28上に載置され、前記外周フランジ21とこ
の下部支持枠28の上部平坦面部29とを重ね合せ、ボ
ルト等により固着すれば組み付けは完了する。
上述した実施例はモータMに対し一側のみにシロツコフ
ァン11を固着したものであるが、第4図に示すように
駆動軸10の両端にそれぞれシロッコファン11を設け
てもよいことはいうまでもない。
以上述べたように、本考案によればモータ本体の外周に
、一対の外周フランジを有し、かっこのフランジ間との
距離が異なるように突起を形威した弾性体を嵌着し、こ
の弾性体の外周を、前記両フランジ間に一部が嵌り込む
モータケーシングにより覆うとともに該ケーシングを2
つのピースを最中合せすることによりモータカバ一部と
ファンブロア一部とを一体的に形或するようにしたため
、このモータケーシングをモータに組み付ける際、モー
タの回転方向に合致したケーシングとなるように組立て
ることができ、しがも、その場合モータ本体とケーシン
グとの間に弾性体が介在するためモータ自体の振動がケ
ーシング側に伝達されないのみでなく、外部からの振動
もモータに伝達されるという事態を防止し、また従来の
如くモータケーシングとファンブロアーとそれぞれ別体
に構戊したものに比し種々の部品が削減でき、製品コス
トも低減することができ、特に組立作業も簡単かつ迅速
になし得る等という優れた効果を奏することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカークーラ等におけるモータケーシング
及びファンブロアーの取付構造の一例を示す要部斜視図
、第2図は本考案に係るモータケーシング取付構造の一
例を示す展開斜視図、第3図は第2図のモータケーシン
グ取付構造の要部縦断面図、第4図は本考案の他の実施
例を示す平面説明図、第5図は第4図の■一■線に沿う
断面概略図である。 M・・・モータ、10・・・駆動軸、11・・・シロツ
コファン、12・・・モータ本体、13・・・グロメッ
ト、14・・・リブ、15・・・突起、16・・・モー
タケーシング、17, 18・・・ピース、19・・・
モータカバ一部、20・・・ファンブロア一部、21・
・・外周フランジ、22・・・ブリッジ部材、23・・
・小孔、24・・・吹出口、25・・・矢印、28・・
・下部支持枠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 モータの軸端に送風用ファンが固着され、この送風
    用ファンを覆うブロア一部の吹出口より所定の方向に送
    風するようにしたモータファン装置において、前記モー
    タの本体外周面に取付けた環状の弾性体と、このモータ
    本体を支承するモータカバ一部を有するモータケーシン
    グと、前記弾性体の外周面より突出し、前記モータカバ
    一部に対し、モータの軸線方向位置を決定する一対のリ
    ブと、モータケーシングに対するモータの取付位置が、
    前記送風用ファンによる吹出しに支障を来さないような
    正規の取付位置であれば凹凸嵌合し、正規でなければ凹
    凸嵌合しないように構或した位置決め手段とを有するカ
    ークーラ等のモータケーシング取付構造。 2 前記位置決め手段は、弾性体の両リブとの距離が相
    互に異なるようにこの両リブ間において半径方向外方に
    突出する突起と、モータケーシングの一部に開設した通
    孔とからなる実用新案登録請求の範囲第1項に記載のモ
    ータケーシング取付構造。 3 前記位置決め手段は、弾性体の外周面にモータの回
    転方向を示す矢印を付してなる実用新案登録請求の範囲
    第2項に記載のモータケーシング取付構造。
JP6490079U 1979-05-17 1979-05-17 カ−ク−ラ等のモ−タケ−シング取付構造 Expired JPS597130Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6490079U JPS597130Y2 (ja) 1979-05-17 1979-05-17 カ−ク−ラ等のモ−タケ−シング取付構造

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JP6490079U JPS597130Y2 (ja) 1979-05-17 1979-05-17 カ−ク−ラ等のモ−タケ−シング取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55165817U JPS55165817U (ja) 1980-11-28
JPS597130Y2 true JPS597130Y2 (ja) 1984-03-05

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ID=29298908

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JP6490079U Expired JPS597130Y2 (ja) 1979-05-17 1979-05-17 カ−ク−ラ等のモ−タケ−シング取付構造

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