JPS597123Y2 - 懸架装置の取付け構造 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、イコライザービームを使用する懸架装置にお
いて、イコライザービームを車体に連結しているイコラ
イザービームアクスルシャフトとビームハンガーブラケ
ットに関するものである。

以下図面により、詳細に説明する。

図の中で、１はスプリング、２はサドルで゛、イコライ
ザービーム３とスプリング１を保持している。

イコライザービーム３のエンド３ａは、イコライザービ
ームアクスルシャフト４、ナット５、割ピン６により、
ビームハンガーブラケット７に固定される。

ビームハンガーブラケット７は、リャーアクスルケース
８に固着される。

イコライザービーム３のエンド３ａには、ボール９、ソ
ケツ｝１０で金属プッシュを構或し、諸方向がらの荷重
を受けられるようなジョイントの機能を有している。

上記の構造による懸架装置ユニットを車体に組付け又は
分解する際、通常イコライザービームアクスルシャフト
４を着脱するが、現状ではりャーアクスルケース８に干
渉することが多い。

Ｌの距離でポイン｝Ｐに干渉させずに着脱させる為に、
本考案では、ビームハンガーブラケット７を１１と１２
に分割し、ボルト１３、ロックワツシャ１４で、イコラ
イザービームアクスルシャフト４を固定させることによ
って、上下方向だけの動きで着脱可能ならしめたことに
ある。

本考案によって、アクスルシャフト４の長さを短く出来
、ナット５割ピン６をなくすことができる。

以上、第４図、第５図に示した本考案により横方向の干
渉の問題も解消し、縦方向の動きだけで着脱可能となっ
た。

なお、第６図、第７図に本考案の応用としてイコライザ
ービームアクスルシャフト４とビームハンガーブラケッ
ト１１．１２のはめ合い部を角形として固定し易くした
ものを示す。

【図面の簡単な説明】

第１図はイコライザービームを使用した懸架装置の側面
図、第２図は第１図の正面図でイコライザービームエン
ドとりャーアクスルケースとの関係を示す図、第３図は
イコライザービームエンド取付の詳細図、第４図は本考
案のビームハンガーブラケットのキャップ式による固定
方法の状態を示す断面図、第５図は第４図のＡ−Ａ断面
図、第６図、第７図に本考案の応用例を示す断面図であ
る。 ３：イコライザービーム、４：イコライザービームアク
スルシャフト、７：ビームハンガーブラケット、１３：
ボルト。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. イコライザビームを使用する懸架装置において、ビーム
   ハンガーブラケットをイコライザービームアクスルシャ
   フト孔の中心より水平に分卯して、キャップ式とし、イ
   コライザービームアクスルシャフトをビームハンガーブ
   ラケットの外側面より突出させずにキャップのボルト締
   めにより固定したことを特徴とする懸架装置の取付け構
   造。