JPS5970699A - 5−フルオロ−2′−デオキシウリジン誘導体及びその製造法 - Google Patents

5−フルオロ−2′−デオキシウリジン誘導体及びその製造法

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JPS5970699A
JPS5970699A JP57178507A JP17850782A JPS5970699A JP S5970699 A JPS5970699 A JP S5970699A JP 57178507 A JP57178507 A JP 57178507A JP 17850782 A JP17850782 A JP 17850782A JP S5970699 A JPS5970699 A JP S5970699A
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JP
Japan
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fluoro
deoxyuridine
phosphate
acetyl
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Application number
JP57178507A
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English (en)
Inventor
Kenzo Watanabe
兼三 渡辺
Yoshinori Kato
加藤 喜規
Masahiko Saito
斉藤 政彦
Takeo Oba
大場 丈夫
Hisashi Fukushima
福島 久
Takeshi Hara
健 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は5−フルオロ−27−チオキシウリジン誘導体
及びその製造法に関する。
制癌剤5−フルオロウラシ#(5−FU)  Id、乳
カン、胃ガン、蒔ガン、肝ガン、子宮ガン等広い範囲の
悪性腫瘍に対して単独又は他剤との併用などで用いられ
有効性を有している。しかしながらこの5−FUは有効
性、副作用9体内動態などの面でまだ改善の余地が残さ
れてお)各方面で精力的な研究が行なわれている。5−
FUは、細胞内において5−フルオロ−2′−デオキシ
ウリジy−s’−ホスフェートとなシ、これがチミジン
合成酵素を阻害することが主な制癌の作用機序であると
されている。実際、5−フルオロ−2′−デオキシウリ
ジン(5−FUdR)  は5−FUよりも活性体に近
いので、In vitroでの制ガン活性け5−FTJ
に比べてはるかに強いものである。
しかしガがら、5−FUdRのin vivo  の活
性は、強いin vitroの活性にもかかわら1゛、
極めて弱いとさかでいる1、この原因1−J:、iとし
て5−F’UdRの生体内動態に」、るものと考えられ
る。かかる見地から現在棟でさ寸さまな5−FUdR誘
導体の研究がなされ1いる。例えば、3−アシル−5−
FUdr(日本薬学台第100年会附演#I旨集p。
321(1980))、 3位及び3′、5′位の両者
をアシル化した5 −FLJclR(%開閉56−11
.3795 、 56−113796.56−1137
97)などが知られている。
又、5−フルオロウリジン(5−FTJP、)の誘導体
として、5′位にホスホジエステル結合を有するもの(
特開昭53−29938)も知られている。
しかしながら、これらの誘導体も制癌作用。
副作用などの点から依然として改良の余地が残されてい
る。本発明者等はかかる知見にかんがみ、さらに有効な
5−F’UdR誘導体を得るべく鋭意検討した結果、本
発明の化合物は強力な制動活性を有し、しかも経口投馬
法においても有効であるごとを見い出し、本発明に到達
したものである。
即ち、本発明は一般式〔[〕 で表わされる5−フルオロ−2′−チオキシウリジン誘
導体及びその薬理学的に許容される塩である。
本発明によって得られる5−FTJdRffiう導体は
新規物質であり、すぐれた抗1作瘍活性を示すことが明
らかになった。
前記式〔■〕において、AkJ族幸七・1〜3oの飽和
又は不飽、巧11の2価の脂肪族炭化水素ハを表わす。
芒らに訂しくは、in鎖又は分枝のアルキレン基あるい
はその任意の位9’5に二を結合又は三東結合を1〜5
個含む基を表わす。
前記式〔■〕において、ni’J:o又はlを表わし、
nが0の場合はYが酸素原子に直接結合していることを
示す。
前記式CDにおいて、Yは水紫Iハ子、フェニル基、置
換フェニル苓を表わす。但し、Yが水素原子の場合には
、nはlで人は不飽和の2価脂肪族炭化水素基に限られ
る。すなわち、前記式〔I〕において、Y−(Q。−が
水素原子及び直鎖又は分枝の飽オロアルキル基の場合は
本発明に含才れない。水素原子のものは公知化合物であ
り、飽和アルキル基のものは本発明者らが先に提案した
特願昭56−196939号に記載されている。
上記のYの定義において、置換フェニル基における置換
基としては、例えば、ノ・ロゲン原子。
炭素数1〜20の直情状又は分枝を有する飽和又は不飽
和の脂肪族炭化水素基、炭素数1〜20の直鎖状又は分
枝を有するアシル基及び不飽和アシル基、炭素数1〜1
0の直鎖状又は分枝を有するアルキルオキシ基及び不飽
和アルキルオキシ基、炭素′#!11〜10の直鎖状又
は分枝を有するアシルオキシ基及び不飽和アシルオキシ
基が挙げられ、本発明においてはこれらの置換基がフェ
ニル基に1〜5個置換したものを置換フェニル基と定義
する。かくして定義された前記式C1lにおける基、Y
−(4)−の例を具体的に挙げると以下のように分類さ
れる。
1、 二重結合及び三重結合を含む基(y=Hの腑)ア
リル基、3−ブテニル基、イソブテニル基、2−へキセ
ニル基、3−へキセニル基。
4−オクテニル基、2−オクテニル基、3−ノネニル基
、2−デセニル基、2−ドデセニル基、2−トリデセニ
ル基、4−テトラデセニル基、4−ペンタデセニル基、
2−へキサデセニル基、9−へキサデセニル基、9−へ
ブタデセニル基、シス−6−オクタデセニル基、シス−
9−オクタデセニルM、)ランx−11−オクタテセニ
ル基、2−エイコセニル基、2−トリアコンテニル基、
ゲラニル基。
2.5−デカジェニルJ”+  2+5+”−テトラデ
カトリエニル基、リルイル友、リルニル基。
アラキトニル基、エイフq) ヘンフェニル基。
プロピニル基、3−ブチニル4.3−ペンチニル基、4
−オクテニル&+  277ニル基。
3−テトラデシニル基、3.5−テトシデカジイニル基
、3−オクタテ/ニル基、4−エイコシニル基、エイコ
サペンタ(= A’J 、 f )ラブカー3−ニンー
6−イニル基、オクタデカ−3−エン−6−イニル基。
2、 フェニル基を含む基(Y=[換又は非置換のフェ
ニル基の場合) フェニル基、ベンジル基、フ−c ネテルaL3−フェ
ニルプロピル基、2−フェニルプロピル、Jil、4−
フェニルブチル基、5−フェニルベンブール基、3−フ
ェニルペンチル基、6−フェニルヘキシル基、7−フェ
ニルブチル基 ルノニル3.10−フェニルデシル&、12−フェニル
ウンデシルMrz−フェニルテトラテンル屋、16−フ
ェニルヘキサデシル基、20−7エこルエlfコサニル
基、シンナミル基、4−フェニル−3−フチニル基、6
−フェニル−2−へギセニル基、5−フェニル−3−ヘ
ニYセニル78.8−フェニル−3−メクテニルシよ、
7−フェニル−3−オクテニル苓、9−フェニルー3−
ノネニルジ;i:、、  z O−フェニルー2−デセ
ニル基、14−フェニル−3−f ) ラテセニル基、
6−フェニル−2,4−へキザジエニル基、8−フェニ
ル−3,6−オクタジェニル、Jl、11−フェニル−
2,5,8−ウンデカトリエニル、3.18−7−1−
ニル−2,6,10,14−ウンデカトリエニル基。
18−フェニル−2,6,10,14−オクタデカテト
ラエニル基、3−フェニル−2−プロピニル基、4−フ
ェニル−2−フチニル基、6−フェニル−3−へキシニ
ル基、8−フェニル−3−オクチニル基、8−フェニル
ー5−オクチニル!、10−フェニル−2−デシニル基
、14−フェニル−3−テトラデシニル基。
18−フェニル−3−オクタデシニル基、6−フェニル
−2,4−へキサシイニルM、6−フェニルヘキサ2−
エン−4−イニル基、8−フェニル−2,5−オクタシ
イニル基、10−7エ=ル−デカ−2,5−ジエンー8
−イニル基、14−フェニル−2,5,8−テトラテ力
トリイニル基。
また、置換フェニル基としては、上記の工うなフェニル
基7と含む脂肪族基に、以下(つよう々置換基を1〜5
個導入したものが挙とパ−れる。
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等の・・ロゲン原子、メチ
ル基、エチル基、プロピルM、イソプロピル基、ブチル
基、t−ブチル基、ペンチル基、3−メチルブチル基、
ヘキシル基。
2−ヘキシル基、ヘプチル基、3−ヘプチル基、オクチ
ル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル
基、オフタテシル基。
8−エテルデシル基、3−ブチル−テトラデシル基等の
アルキル基、ビニル基、アリル基。
3− フf ニルg、 /lソペンテニル基、3−ヘキ
セニル基、4−デセニル基、6−チトラデセニル基、3
−メチル−4−オクテニル基。
7−エチル−5−メチル−3−f+ニル基。
2.4−へキサジェニル基、エチニル基、フロハキル&
、3−ブチニル基、2−ペンチニル基、6−オクチニル
基、5−デシニル基。
3.5−デカシイニル基等の不飽和アルキル基。
ホルミル基、アセチル基、プロパノ1ル基。
ブタノイル基、イソブタノイル基、ペンタノイル基、ピ
パロイル基、ヘキサノイル基、オクタノイル基、6−メ
チルヘプタノイル基。
デカノイル基、テトラデカノイル基、オクタデカノイル
基、アクリロイル基、2−ブテノイル基、4−ヘキセノ
イル基、5−デシノイル基等のアシル基、メトキシ基、
エトキシ基。
グロビルオキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘ
キシルオキシ基、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ基
、デシルオキシ基、インプロポキシ基、インブトキシ基
、インアミルオキシ基、4−エチルへキシルオキシ基。
3−プロピルへブチルオキシ基、アリルオキシ基、2−
ブテニルオキシ基、イソペンテニルオキシ基、プロパギ
ルオキシ基、3−オクチルオキシ基等のアルコキシ基、
ホルミルオキシ基、アセトキシ基、グロパノイルオキシ
基、ブタノイルオキシ基、インブタノイルオキシ基、ペ
ンタノイルオキシ基、ピバロイルオキシ基、ヘキサノイ
ルオキシ基、ヘプタノイルオキシ基、オクタノイルオキ
シ基、ノナノイルオキシ基、デカノイルオキシ基、アク
リロイルオキシ基、2−ブテノイルオキシ基、4−ヘキ
セノイルオキシ基、5−デカノイルオキシ基等のアシル
オキシ基。
前記式CI〕において、Rは水素原子又はアルコールの
保護基を表わす。アルコールの保護基としては、例えば
、ホルミル基、アセチル基。
プロパノイル基、ブタノイル基、インブタノイル基、ペ
ンタノイル基、ヘキサノイル基、オクタノイル基、デカ
ノイル基、テトラデカノイル基、オクタデカノイル基、
ベンゾイル基、トルオイル基、p−クロロベンゾイル基
等のアシル基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロ
フリル基、  2,2.2− トリクロロエチル基、メ
トキシメチル基、1−エトキシエチル基、4−メトキシ
−4−ヒラニル基、トリメチルシリル基。
ジメチル−t−ブチルシリル基、t−ブチル−ジフェニ
ルシリル基1等のエーテル基等が挙はラレるが、好まし
くは炭素数1〜1oのアシル基である。
前記式(1)で表わされる5−フルオロ−2′−デオキ
シウリジン誘導体の塩としては、薬理学的に許容される
ものであればいがなるものでもヨく、例工ば、アンモニ
ウム塩1モルポリン塩。
ピロリジン塩、ピペリジン塩、ピリジン壌、トリエチル
アミン塩のようなアンモニウム塩、ナトリウム、カリウ
ム、リチウムのようなアルカリ金槁塩、カルシウム、マ
グネシウム、バリウムのようなアルカリ土類金属塩、@
、亜鉛、仲。
アルミニウムのような遷移金属塩等を挙げることができ
る。
前記式〔I〕で表わされる5−フルオロ−21−デオキ
シウリジン誘導体は、下記式〔[[〕〔式中、R′はア
ルコールの保蝕基を表わす。〕で表わされる3′−置換
5−フルオロ−2′−デオキシウリジンと、下記式〔m
〕 i Y−囚 −0−P −OH・・・・・・・・・・・・[
lIT:)l OH 〔式中、A、n及びYはCI)の場合と同じ。〕で表わ
されるリン酸モノエステル類を縮合剤の存在下反応せし
め、必要に応じて保訛基を除去し、所望によりアンモニ
ウム塩又は金属陽イオンの塩とすることにより製造され
る。
本発明において用いられる前記式〔(1〕で表わされる
3′−置換−5−フルオロ−27−ジオキシウリジンは
、いかなる方法で製造してもかまわないが、例えば、J
、A、 Montgomery  等によシ2′−デオ
キシー5−フルオロウリジンより3行程で3′−アシル
−2′−デオキシ−5−フルオロウリジンが合成されて
いるC Journal of Medicaland
 Pharmaceutical Chemistry
、 5.24(1962)参照〕。
本発明において用いられる前記式CIJr:]で表わさ
れるリン酸モノエステル類は、例えば、過剰のオキシ塩
化リンとアルコール類と全縮合させモノアルキルホスホ
リルクロライドとし、これを加水分解することによって
得られる[ Syn、t−hesis、 704(19
74)参照〕。
前記式〔旧の化合物と前記式[、III)の化合物との
間の縮合反応は、有機、溶妨中で縮合剤を用いて行なわ
れる。縮合剤としては、ジシクロへキシルカルボジイミ
ド等のカルボジイミド類、2゜4.6−)IJイソプロ
ピルベンゼンスルホニルクロリド、ベンゼンスルホニル
クロ’Jド、P−トルエンスルホニルクロリド、  2
,4.6− ) ’J メfルベンゼンスルホニルクロ
IJト、8−キノリンスルホニルクロリド等のアリール
スルホニルクロリド類、2,4,6−ドリメチルベンゼ
ンスルホニルイミダゾリド、  2,4.6− )リイ
ソプロビルベンセンスルホニルイミダゾリド、2,4.
6−ドリメチルベンゼンスルホニルトリアソlJト12
+4.6−’ ) IJ イソグロビルベンゼンスルホ
ニルトリアゾリド、  2,4.6−トリメチルベンゼ
ンスルホニルー3−ニトロトリアゾリド、2;4,6−
)リイソブロビルベンゼンスルホニル−3−ニトロトリ
アゾリド等のアリールスルホンアミド類が好ましく用い
られる。反応溶媒は、溶解力が充分でかつ反応の進行を
さまたげない非プロトン性の有機溶媒が好ましい。最も
良い結果を得るだめには、反応基質の種類及び用いられ
る縮合剤によって選定する必要がちるが、一般的に好ま
しい溶媒として、ピリジン、 N、N−ジメチルホルム
アミド、 N、N−ジメチルアセトアミド。
ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスフォラストリ
アミド、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ジメトキシ
エタン、ジオキサン、クロロホルム、増化メチレン等を
単独もしくは混合溶媒として用いることが出来る。また
、本縮合反応においては、縮合補助剤として、例えば1
、トリエチルアミン、ピリジン、γ−ジメチルアミノピ
リジン、ジメチルアニリン、トリブチルアミン等の有機
塩基を用いる場合もある。
本縮合反応の反応時間は、反応基質、縮合剤の種類、溶
媒によっても異々るが、一般に1時間〜4日間程度であ
る。反応温度は一般に一り0℃〜1 o o ’cで、
好ましくはθ℃〜室温で反応させるのがよいが、反応性
が悪い場合には加熱してもよい。
かかる反応操作の後にKnられた5−フルオロ−2′−
デオキシウリジン誘導体は、抽出、シ1)カゲルカラム
クロマトグラフイー、イメ゛ン交換カラムクロマトグラ
フィー、高速液体クロマトグラフィー、再結晶等の通常
の操作を適宜に選択応用し、組合わせて廁すことにより
単離することが出来る。このものは所望により、アルノ
Jり又はアミン類と処理することによってリン酸の塩と
することも出来る。
かくして得られた5−フルオロ−2′−チオキシウリジ
ン誘導体は、文献上米記載の化合物であり、強い制癌活
性を示すものである。
以下、実施例により、本発明化合物の合成法と制癌活性
の試験結果を示す。
実施例1 R>CDCH,、) 9−7スーオクタデセニルホスフエート1.89? (
5,2mmole)と3′−アセチル−5−ノルオレー
2′−デオキシウリジン1.15 ii’ (4,Or
m+ole )を80.rn7!の無水ピリジンに溶解
し、攪拌下室温でp−トルエンスルホニルクロ!J ト
2.3 ? ヲ加え、これを−夜撹拌した。これに水1
0meを加え30分間撹拌した後、溶媒を減圧にて留去
した。残渣にブタ77−ル約200m1と水約200m
1を加え、目的物をブタノール層に抽出し、その後ブタ
ノール層を2回水洗し精製した。次いで、ブタノールH
4から減圧でブタノールを留去し、得られた残渣を少量
のブタノールに溶解し、この溶液をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに付し、ブタノール−酢酸−水(zo
:1:t  )溶出部分を集めた。集められた溶出部分
から溶媒を留去し、得られた残渣を再び、上記と同じ様
にブタノールと水で抽出・精製を行ない、ブタノール層
からブタノールを減圧で留去して除いた。かくして得ら
れた残渣を、少量のブタノールに溶解し、不溶物を濾過
した後、F液をエーテル中に滴下し、析出した粉末を遠
心分離にて集め9827nLJの3′−アセチル−5−
フルオロ−2′−デオキシウリジン−5’−(9−シス
−オクタデセニル)ホスフェートを得た。収率は39%
であった。
IR(r(Br); 2950.2870,1710,1468,1362゜
1240.1068cn+− Uv;λMeOH267nm N?14R(CDC& ) ; 0.88(br、t、3H)、 1.0〜2.5 (m
、 30H) 。
2.03(s 、 3H) 、 3.8〜4.4 (m
 、 5H) 。
5.26 (br、t、2H,J=4.5Hz、+IH
) 。
6.22 (br、t、4 H、J=61(z )。
7.88(d、IH,J=7Hz)。
実施例2 5−フルオロ−21−デオキシウリジン−5′−に1ユ
上lユ」フタデセニル)ホスフェートの合成(R=H) 実施例1で合成した3′−アセチル−5−フルオ「ゴー
2′−デオキシウリジン−5’−(9−ンスーオクタデ
セニル)ポスフェート500■を、メタノール101n
lと30%アンモニア水5 meの混合溶媒に溶解し、
室温で一夜撹拌した。溶媒とアンモニアを減圧にて留去
し、残渣をブタノールにfg f”Nし、水で2回洗い
、ブタノール層を製瓶1した。m縮1勿を少量のブタノ
ールに溶解し、得られた溶液をエーテル中に滴下し、析
出した粉末を魚心分離にて集め3707りの5−フルオ
ロ−2′−デオキシウリジン−5’−(9−シス−オフ
タテセニル)ホスフェートを得た。収率は80饅であっ
た。
IR(K、Br); 2950.2880,1705,1460.13513
1266cm− UV;λMe″””266nm CトんN処理後のNMR(CDC4):OJ6 (br
、t、 3H)、 1.0−2.6 (m 、 30H
)。
3.30 (s 、 3 H、N−Me )。
;う、74(d、3H,J=]IHz)。
3.7〜4.6(r++、6H)、5.26(hr、t
、2H、J=4.5Ht、 )、  6.23 (br
、t、 I H、J=614z )。
7.65(d、IH,J=6.5Hz)。
薫:3位とリン酸部分の水酸基がともにメチル化される
実施例3 (Y=H、A=−(Cll2)CH=CHCH2CH=
CH(CH2)R−、R=−COCH3)リルイルホス
フエート2.0 ? (5,8mmole)ト3′−ア
セチルー5−フルオロウリジン】、12(3,9rnm
ola)を無水ピリジン20m1に溶解し、水冷下撹拌
しながら、p−トルエンスルホニルクロリド3.Of 
(15,6mmole、)を加え、これを室温で一夜撹
拌した。以後は実施例1の場合と同様に処理して、1.
337の粉末状の3′−アセチル−5−フルオロ−2’
−テオキシウリシン一5′−リルイルホスフエートを得
た。収率は55係であった。
TR(KBr): 2950.2875,5,710,1.165゜136
0 (7n− λ1eO)T UV;λ  267 nm C)jJ処理後のNMR(CDCム);0.88 (b
r、t、3H)、 1.0〜2.8 (m 、 26H
)。
2.06(s 、 3H)、 3.28(8,3)i、
N−Me )。
3.72(c+、3H,J=11Hz、0R(e)。
3.7〜4.6(m、5H)、5.25(br、t、4
H。
−4−IH)、 6.20(br、t、 IH,J=6
)1z ) 。
7.67(d、IH,J=6Hz)。
実施例4 実施例3で合成した3′−アセチル−5−フルオロ−2
′−デオキシウリジン−5′−リルイルポスフエート1
.11(1,8mmole)を、実施例2の#る合々同
様に処理して、0.88 f/の5−フルオロ−2′−
デオキシウリジン−51−リルイルホスフエ−1を得た
。収率け83%であった。
IR(neat ) ; 2950.2875,1,705.1465゜1358
(*− UV ; λMeOII268 nm C:HQN2処理後のNMR(CDC/8) ;0.8
7(br、t、3H)、1.0−2.8(m、26H)
3.29(b、3H,N−Me)、3.73(d、3H
J−11Hy、 、 OMe )、 3.7〜4.6 
(rn 、 6H)。
5.26 (br、t、 4H)、 6.2]、 (b
r、t、 1 )f。
J=6Hz)、7.62(d、IH,J=6Hz、)。
実施例5 (Y=H、Aン(C隅)2CH=CHC馬CH−CHC
I(2CH=CH(CH2)s −。
R>C0CH5) リルニルボスフエート2.71 (7,5rnmole
)と3′−アセチル−5−フルオロウリジン1.449
 (5,0mmole)を807!の無水ピリジンに溶
解L 、撹拌子室温でP−)ルエンスルホニルクロリド
2.86 ’jを加え、これを−夜撹拌した。以後l−
j実施例1の場合と同様に処理して、1.367の3′
−アセチル−5−フルオロ−2′−デオキシウリジン−
57−リルニルホスフエートを得た。収不は43%であ
った。
I)も(■(1うr); 2955.2890,17.10,1465.136(
1゜1245.1120,1070りn0 U■;λmax266nm 実施例6 実施例5で合成した3′−アセチル−5−フルオロ−2
′−デオキシウリジン−5′−リルニルボスフエート5
00■を、実施ψIj2の場合と同様に処理して、36
5〜の粉末状の5−フルオロ−2′−デオキシウリジン
−5−リルニルホスフエートを得た。収率は78%であ
った。
IR(BBr): 2950.2875.1710,1.4GO,1400
゜1355.1260,12]0,1065.−rn−
0UV; λmax 268 nun 実施例7 3−テトラデシニルホスフェート0.659(2,2m
mole)と3′−アセチル−5−フルオロウリジン0
,54 f (1,9mmole)を無水ピリジン20
祠に溶かし、氷冷下撹拌しながら、これにP−)ルエン
スルホニルクロリド1.41 ?(7,6、mmole
)を加え、これを室温で一夜1立拌した。以後は実施例
1の場合と同様に処理して、0.962の粉末状の3′
−アセチル−5−フルオロウリジン−s’ −(3−テ
トラテシニル)ホスフエートを得た。収率は87チであ
った。
IR(KBr): 2950.2880,1710,1470,1364゜
1242、 1070Lyn 。
実施例8 ()4=l() 実施例7で合成した3′−アセチル−5−フルオロ−2
′−デオキシウリジン−6/  (3−テトラデシ= 
# ) ホス7 :r−一ト0.8 Y (1,4mm
ole)を、実施例2の場合と同様に処理し、そして、
ブタノール溶液からブタノールを減圧で除いて0.65
 tの油状の5−フルオロ−2′−デオキシウリジン−
5′−(3−テトラデシニル)ホスフェートを得た。収
率は91%であった。
IR(n@at); 2950.2860,1710.1’465゜1358
crn   。
Uv;λmax267nm 実施例9 フェートの合成(y−C> 、 A=(CH2)s −
、R=−COCH,)3−フェニルプロピルホスフェ−
) 1.30 S’(6,0mmole)と3′−アセ
チル−5−フルオロ−2′−デオキシウリジン1.15
 f (4,0mmole)を100m1!の無水ピリ
ジンに溶解し、撹拌下案温で1)−)ルエンスルホニル
才口IJ ト2.29 yヲ加え、これを−夜撹拌した
。以後は実施例1の場合と同様に処理して、1.14 
fの粉末状の3′−アセチル−5−フルオロ−2′−デ
オキシウリジン−51(a−フェニルプロピル)ホスフ
ェートを得た。収率は59%であった。
IR(KBr): 3070.3030,2950.1−702.1495
゜1355.1192,1124.10606n 0U
v;λ”OH267nm CへN処理後のNMR(CI)04 );1.7〜2.
85 (m 、 6H)、  2.06 (s 、 3
H)。
3.29 (s 、 3 H、N−Ms )。
3.72(d、3H,J=11Hz)。
3.8〜4.6 (rn 、 5H)、  5.1〜5
.35 (m 、 IH)。
6.25(br、t、IH)、7.12(s、5H)。
7.68(d、IH,J=6Hz)。
実施例1O (R=H) 実施例23で合成した3′−アセチル−5−フルオロ−
2′−デオキシウリジン−5’−(3−フェニルプロピ
ル)ホスフェート600キを、実施例2の場合と同様に
処理し、そして、ブタノール溶液からブタノールを減圧
で除いて479■の油状の5−フルオロ−2′−デオキ
シウリジン〜5’−(3−フェニルプロピル)ホスフェ
ートを得た。収率は87%でおった。
IR(neat): 3050.2990,1,710,1602,1500
゜1472.1452,1405,1358,1264
゜1 1 24 Cm    。
Uv:λN1(10H267nm CH2h%処理後のNMR(CDC4):1.7〜2.
85 (m 、 6 H)、 3.29・13H1N−
Me )、 3.73 (d 、 3H、J=11Hz
 )。
3.8〜4.55 (m 、 6H)、 6.21 (
br、t、 IH)。
7.12(s 、 5H)、 7.62(d 、 IH
,J=6Hz)。
実施例11 (Y=CA+、A=(CH3I卜、R〉C0CH5)a
−(p−クロロフェニル)プロピルホスフェ−) 1.
94 ? (7,7nmole)と3′−アセテルー5
−フルオロウリジン1.48 ? (5,2−mmol
@)を無水ピリジン40−に溶解し、水冷下撹拌しなカ
ラp = )ルエンスルホニルクロ’) ト、3.93
9を加え、これを室温で一夜撹拌した。以後は実施例1
の場合と同様に処理して、1.172の結晶状の3′−
アセチル−5−フルオロ−27−ジオキシウリジン−5
’−(3−(p−クロロフェニル)プロピル)ホスフェ
ートを得た。収率は44チであった。
IR(KBr): 3100.2980,1710,1495,1360゜
1240、:1064rrn 0 Uv;λmax 267 nm C八Nへ理後のNMR(CDC/、 ) :1.7.5
〜2.85 (m 、 6 H)、 2.060+、3
H)。
3.31(a、3H,’N−Me)、3.76(d、3
H。
J= 11 Hz )、 3.9−4.5 (m 、 
5 H)。
5.1〜5.4(rn、1)1)、 6.28(br、
t、IB)。
6、Q 〜7.35 (m 、 4H)。
7.68 (d 、 IH,J=6Hz )。
実施例12 エートの合成(y=(D−、A=(CH2)4− 、 
R−−CcCエム)4−フェニルブチルホスフェート1
.38 f(6,Ornmolg)と31−アセチル−
5−フルオロ−2′−デオキシウリジン1.15 SF
 (4,0mmole)を100 tnlの無水ピリジ
ンに溶解し、撹拌下室温でp−)ルエンスルホニルクロ
リト2.299ヲ加え、これを−夜撹拌した。以後は実
施例1の場合と同様に処理して、1.48SFの粉末状
の3′−アセチル−5−フルオロ−2′−チオキシウリ
ジン−5’−(4−フェニルブチル)ホスフェートを得
た。収率は74%であった。
IR(KBr); 3070.3025,2950.17’10,1498
゜1450.1360,1232,1185,1125
゜1]40Crn。
eOH UV;λ   267 nrn ax 実施例13 (R,−H) 実施例12で合成した3′−アセチル−5−フルオロ−
2′−デオキシウリジン−5’−(4−フェニルブチル
)ホスフェート940■+、実施例2の場合と同様に処
理し、そして、ブタノールを減圧で除いて667■の油
状の5−フルオo−2’−チオキシウリジン−5’−(
4−フェニルブチル)ホスフェートを得た。収率は93
%であった。
IR(KBr); 3100.2975,1710,1500,1452゜
1408.1358,1268,1128,1136゜
1010c1n−1゜ eOH Uv;λ  267 nm ax NMR; 1.5〜1.9 (m 、 4H)、 2.1〜2.8
(m 、 4H)。
3.7〜4.6 (m、 6H)、 6.3 (br、
s 、’ IH)。
7.25(s 、5H)、7.82(d 、IH,J=
7Hz)。
実施例14 フェートの合成(y=Q−、Aン(CI(a )s −
、R=−COCH,、)8−フェニルオクチルホスフェ
ート1.59 F(5,56+nmole)と3′−ア
セチル−5−フルオロ−2′−チオキシウリジン1.1
59 (4,On+rr+ole)を80 niの無水
ピリジンに溶解し、撹拌下室温でp−トルエンスルホニ
ルクロIJ ト2.291を加え、これを−夜撹拌した
。以後は実施例1の場合と同様に処理し、そして、ブタ
ノール溶液からブタノールを減圧で除いて1.031F
の油状の3′−アセチル−5−フルオロ−2′−デオキ
シウリジン−s’−(8−フェニルオクチル)ホスフェ
ートを得た。収率は46%であった。
I R(neat ) ; 3100.3050,2955,2880,1710゜
1366.1240.1070Dn 。
UV : 2M@OM267 nm max 実施例15 (R=H) 実施例14で合成した3′−アセチル−5−フルオロ−
2′−デオキシウリジン−5’−(8−7エ二ルオクチ
/l/)ホスフェート515■ヲ、実施例2の場合と同
様に処理し、そして、ブタノール溶液からブタノールを
減圧で除いて4451ngの油状の5−フルオロ−2′
−デオキシウリジン−5’−(8−ンエニルオクチル)
ホスフェートを得た。収率は94%であった。
IR(neat ) ; 3100.3045,2975,2950,2875゜
1708.1462,1265,1208゜1070C
rn ”。
UV ; A”01(267nm max 実施例16 ル)ホスフェートの合成(y−Q←、 A==−(C烏
)4CミC(C馬)2−、R,C0CHg ) (S−)Xニル−3−オクチニルンホスフエート1.8
0 ? (6,38mmole)と31−アセチル−5
−フルオロ−2′−デオキシウリジン1.31 ?(4
,56171111016)を90−の無水ピリジンに
溶解し、撹拌下室温でp−トルエンスルホニルクロリド
2.61 Pを加え、これを−夜撹拌した。以後は実施
例1の場合と同様に処理し、そして、ブタノール溶液か
らブタノールを減圧で除いて、1.732の油状の3′
−アセチル−5−フルオロ−27−チオキシウリジン−
s’−(s−フェニル−3−オクテニル)ホスフェート
を得た。収率は69%でちった。
IR,(neat): 3100.3045,2955,2890,1710゜
1464.1362,1240.1070ct  。
実施例17 トの合成(R=H) 実施例16で合成した3′−アセチル−5−フルオロ−
2′−デオキシウリジン−sl  (87x ニル−3
−オl チニル)ポス7エー)575■を、実施例2の
場合と同様に処理し、そしてブタノール溶液からブタノ
ールを減圧で除いて424mgの油状の5−フルオロ−
2′−デオキシウリジン−sl  (s−7エニルー3
−オクテニル)ホスフェートを得た。収率は82%であ
った。
IR(neat): 29.50,2860,1710,1460゜1358
副 。
UV”λM、e、O:I 26.7nm実施例18 o−クロロフェニルホスフェ−) 1.44 S’(7
mmole)と3′−アセチル−5−フルオロ−21−
デオキシウリジン2.0 ? (7rnmolo)を5
0rnlの無水ピリジンに溶解し、撹拌下室温でp−)
ルエンスルホニルクロリド4.0ii”<加え、これを
−夜撹拌した。以後は実施セ1]1の局舎と同様に処理
し、そして、ブタノール溶液からブタノールを減圧で除
いて1.52の31−アセテルー5−フルオロ−2′−
デオキシウリジン−5’−(o−クロロフェニル)ホス
フェートを得た。収率ハ58%であった。
IR(KBr); 1710.1480,1240,1100゜1060c
vr−’。
Uv1λMsOH264nm lllLX 実施例19 フェートの合成(Y=CsH+7@こ>、 n−o 、
 ’R−Co(J4 )p−オクチルフェニルホスフェ
ート858〜(3,Ornmolりと3′−アセチル−
5−フルオロ−2′−デオキシウリジン576 ml 
(2,0mmole)を40+++lの無水ピリジンに
溶解し、撹拌下室温でp−)ルエンスルホニルクロリ)
’ 1.18 F ヲ加え、これを−夜撹拌した。以後
は実施例1の場合と同様に処理して、917■の粉末状
の3′−アセチル−5−フルオロ−2′−デオキシウリ
シアー5’ −(p−オクチルフェニル)ホスフェート
を得た。収率は82チであった。
I R(KBr ) ; 3095.2950,2870.1708,1510゜
1465.1360,123,5.tzoocrn ”
UV ’ 2 冒267 nrn 実施例20 実施例19ご途成した3′−アセチル−5−フルオロ−
2′−デオキシウリジン−sl  (p−オクチルフェ
ニル)ホスフェート46.0rrqf、実施例2の場合
と同様に処理して、386/’Ipの粉末状の5−フル
オロ−2′−デオキシウリジン−51(p−オクチルフ
ェニル)ホスフェ−トラ得た。収率は91チであった。
IR(KBr): 3100.2950,2880,1710,1510゜
1465.1402,1268,1225゜1090a
n  。
実施例21 (y=c5几I+wA−(晒)、−、に−COO鴇)3
−(p−ペンチルフェニル)フロビルホスフェート1.
86 f (6,s mmole)と3′−アセチル−
5−フルオロ−2′−デオキシウリジン1.44f (
5,0mmoio)を75−の無水ピリジンに溶解L、
ljt拌下室iでP−)ルエンスルホニルクロリド2.
869を加え、これを−夜撹拌した。以後は実施例1の
場合と同様に処理して、1.177の粉末状の3′−ア
セチル−5−フルオロ−2′−デオキシウリシアーs’
−(3−(p−ペンチルフェニル)プロピル)ホスフェ
ートを得り。
収率は42%であった。
IR(KBr); 3100.3025,2975,2950.2[+65
゜1710.1512,1464,1360,123.
0゜1110.1060α 。
実施例22 (3−(p−ペンチルフェニル)フロビル)ホ実施例2
1で合成した3′−アセチル−5−フルオロ−27−ジ
オキシウリジン−s’−(a−(p−ペンチルフェニル
)フロビル)ホスフェ−)500■を、実施例2の場合
と同様に処理して、347■の粉末状の5−フルオロ−
21−デオキシウリジン−5’−(3−(ペンチルフェ
ニル)プロピル)ホスフェートを得た。収率ハフ5チで
あった。
IR(KBr): 3095.2950,2865,1710,1510゜
1460、1402.1355.1260゜12006
n 。
実施例23 (Y=C4H9CO−C>−、A=−(C帽、−2Rり
COO几)a−(p−ペンタノイルフェニル)フロビル
ホスフェート2.9 ? (9,7mmole)と3′
−アセチル−5−フルオロ−2′−デオキシウリジン1
.85f (6,4mmole)を無水ピリジン50−
に溶解し、水冷下撹拌しながら、p−トルエンスルホニ
ルクロリド3.67 t (19,2mmole)を加
え、これを室温で一夜撹拌した。以後は実施例1の場合
と同様に処理して、1.96Fの3′−アセチル−5−
フルオロ−27−ジオキシウリジン−5′−(3−(P
−ペンタノイルフェニル)フロビル)ホスフェートを得
た。収率は54%であった。
IR(KBr); 2990.1?10,1410,1364,1212゜
1036 cm  。
実施例24 5−フルオロ−2′−デオキシウリジン−5′−(3−
(p−ペンタノイルフェール)フロビルホスフェート(
、g=n) 実施例23で合成した3′−アセチル−5−フルオロ−
27−ジオキシウリジン−5’−(3−(p−ペンタノ
イルフェール)プロピル)ホスフェート1.8 ? (
3,16mmole)を、実施例2の場合と同様に処理
し、そして、ブタノール溶液からブタノールを減圧で除
いて油状の5−フルオロ−2′−デオキシウリジy−s
’ −(a−(p−ペンタノイルフェニル)クロビル)
ホスフェートを0.99 ?得た。収率は53%であっ
た。
IR(neat): 2980.2895,3705,1608.+466゜
1410.135B、1260crn 。
実施例25 本実施例は、本発明の化合物の抗腫瘍活性の試験結果を
示す。
1群5匹のICRマウス(7週令、雄9体重約30f)
の紙径部皮下に、3×10 個のSarcoma 18
0腫瘍細胞を移植した。移植後2日。
4日、7日、9日目に前記実施例で合成した化合物を経
口投与した。ガお、対照薬剤として用いた5−FUは腹
腔内投与した。移植後144日目腫瘍重量を測定し、薬
剤を含まないリン酸緩衝生理食塩水(PBS )のみを
投与した対照群の膿瘍重量に対する比率((へ)で抗腫
瘍活性を示した。結果は第1表に示した通シであった。
第  1  表 第  1  表  (続き) 第  1  表 特許出願人 帝人株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 で表わされる5−フルオロ−2′−デオキシウリジン誘
    導体及びその薬理学的に許容される塩。 2 前記式〔【〕中、Rが水素原子又は炭素数1〜工0
    のアシル基である、特許請求の範囲第を項記載の5−フ
    ルオロ−2′−デオキシウリジン誘導体及びその薬理学
    的に許容される塩。 3 下記式[1) 〔式中、R′はアルコールの保護基を表わす。〕で表わ
    される3′−置換−5−フルオロ−2′−デオキシウリ
    ジンと、下記式〔川〕 〔式中、A、n及びYは式〔■〕の場合と同じ。〕で表
    わされるリン酸モノニスデル類を縮合剤の存在下反応せ
    しめ、必要に応じて保護基を除去せしめることを特、*
    とする、下記式〔I〕υK 〔式中、A、n、Y及びRは前記定義と同じ。〕で表わ
    される5−フルオロ−2′−チオキシウリジン誘導体の
    製造法。
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