JPS597026Y2 - 墨差 - Google Patents

墨差

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Publication number
JPS597026Y2
JPS597026Y2 JP17010578U JP17010578U JPS597026Y2 JP S597026 Y2 JPS597026 Y2 JP S597026Y2 JP 17010578 U JP17010578 U JP 17010578U JP 17010578 U JP17010578 U JP 17010578U JP S597026 Y2 JPS597026 Y2 JP S597026Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
storage tank
impregnated
difference
stick
Prior art date
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Expired
Application number
JP17010578U
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English (en)
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JPS5585288U (ja
Inventor
章 山岡
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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Publication of JPS5585288U publication Critical patent/JPS5585288U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は連続して筆記可能な墨差の改良に関する。
大工や左官職の人々が計測目印や切断位置の表示などを
安価でしかも一度記録すると消えにくい墨汁を竹製の墨
差を用いて行なっている。
墨差は竹材をへら状にし、その一端を細くし且これに多
数の割目を入れて先端部分を文字や線を描ける程度の柔
軟性を保有するようにし、墨つぼへ墨差先端部を挿入し
たとき、切目内に墨汁を含有させ少しの筆記を行うよう
になしている。
また普通の墨差の他端はさらに細くし、これを打ちくだ
いて柔とし文字などを書けるようにしているが、竹製の
へら状墨差では多数の切目や竹を打ちくだいて繊維状さ
してもこれに含浸させうる墨汁の量には限度があり一度
の墨汁では長い線引や文字は書けない。
このため目印や表示を行うにはその場所に墨差と墨つぼ
の双方を持参し何回も墨付を行なって目印や表示を施さ
ねばならず狭小な箇所や高所での作業には少なからず手
数を要するものである。
本考案者は墨つぽを携行しなくてもまた墨付作業を何回
も行うことなくして文字や印などを長く多く描けるよう
になした墨差を提供するものである。
本考案の墨差は図面に詳記するように、文字や印を附す
ために筆記可能状態に握持できる大きさの本体Aと本体
A内に交換自在に収納する墨汁を満たした貯墨槽Bと墨
汁を少量ずつ導びき筆記を行い且本体両端部に挿入して
係着する墨差片Cとよりなるものである。
以下上記構或要素について詳述する。
本体Aは戒形容易なる材質例えば合戊樹脂、アルミニウ
ムなどの金属をもって角パイプ状の胴1と胴の二つを互
に接続するための継手2と胴1の先端側に係着する墨差
抱持具3とをそれぞれ別個に製作する。
継手2は一端面を互に対向する二つの胴11を一体とす
るもので、継手中央部の外形は胴1の外形と同一あるい
は胴外形に近い形状とし、両端部には角パイプ状の胴の
一端面内に嵌合されしかも胴1と継手2とが一体となる
係片部2aを突設して或形する。
胴1内には墨汁を満たした貯墨槽Bを収納できる大さき
さの空胴を形威し、胴外部よりこの貯墨槽Bの一部を押
圧して充填された墨汁の一部が注出口より注出されるよ
うに胴1の側面に貯墨槽押圧用の孔1aを穿孔する。
孔1aの大きさは指が挿入できるかまたは指にて貯墨槽
を押圧できる程度であればよく、さらに孔の形状も図面
に示すような円形以外の四角形、多角形、だ円形、ハー
ト形など色々な形状とすることができる。
胴1の継手2を嵌合した反対側の先端部には墨差抱持具
3を嵌挿して係着するが、この墨差抱持具3は先端に竹
製、合或樹脂製、木製などで形威され通常の形状或いは
線引や印付に適した形状の墨差片Cを挿入して支持する
ための抱持部3aを形或し、他端側には胴1内に嵌合す
る嵌合部3bを形或する。
嵌合部3bは抱持部3aより外形は胴内に嵌合されるた
め小形となっており先端内部には中央に孔3dを穿孔し
た仕切壁3Cを形或し、仕切壁3Cの外方の室4内にフ
エルト、綿、スポンジなど墨汁を常に含浸せしめこれと
接する墨差片へ墨汁を供給するための墨汁含浸材5を充
填する。
このように形戊する墨差抱持具3を胴1に嵌合するとき
仕切壁に穿孔した孔3d内に胴内に収納した貯墨槽Bの
注出口6を挿入し貯墨霜槽内の墨汁がこの注出口6を経
て室4内の墨汁含浸材5へ少しづつ注ぎ出されるように
なす。
抱持部3a内には墨差片Cを嵌挿支持せしめるが、この
とき、墨差片がみだりに脱抜しないように抱持部3a内
に突起3eなどを設ける。
この突起は省略することも可能で、墨差片がみだりに抜
けないよう強嵌合式とすればよい。
また墨差抱持具の抱持部3bと胴外周に空気孔A1,A
2をそれぞれ穿孔し、室4内へ空気が吸入されるように
し、墨差の不使用時、墨差抱持具を胴より少し引く抜く
方向に摺動させることによってこの両空気孔A1,A2
を互に閉塞されるようにして空気孔の穿孔位置を定め空
気孔の閉塞により墨汁の乾燥もしくは蒸発を防止するも
のである。
貯墨槽Bが通常その一端に注出口6が突出するようにし
て軟着合或樹脂にて一体に形或されしかも注出口6には
キャップが施され胴1内に収納する時このキャップを取
り外して使用するものである。
なお貯墨槽Bは胴1内に収納できる外形を有することは
勿論である。
墨差片Cは太字用、細字用、線引用、文字用など使用、
用途、毎に適した形状とすることができこれを選択的に
交換可能状態にして使用するが墨差抱持具3に嵌合した
時その内端が墨汁含浸材と接し、含浸材に含浸した墨汁
を墨差片先端まで線引や印付に消費される量を順次供給
するように導びくための溝などを設けるものとする。
前述のように形或する墨差によれば本体Aの両端には同
一もしくは異形の墨差片を装着し、内蔵した貯墨槽より
墨汁含浸材を経て順次墨汁が供給されるため連続的に通
常の筆記具の如く使用でき、しかも墨つぼなどを必要と
することなく墨差先端へ墨汁を供給できるので墨差の使
用に際して従来に比べ嵩低くなり、高所や狭小な箇所で
の使用が簡易となり、また携行に便利であり、更に墨差
片が消耗すれば新しいものと交換することにより再使用
が可能となるなど優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は外部より全体を見た斜視図、第2図は縦断正面
図、第3図は横断平面図である。 1・・・・・・胴、1a・・・・・・孔、2・・・・・
・継手、2a・・・・・・係片部、3・・・・・・抱持
具、3a・・・・・・抱持部、3b・・・・・・嵌合部
、3C・・・・・・仕切壁、3d・・・・・・孔、3e
・・・・・・突起、4・・・・・・室、5・・・・・・
含浸材、6・・・・・・注出口、A・・・・・・本体、
A1,A2・・・・・・空気孔、B・・・・・・貯墨槽
、C・・・・・・墨差片。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)筒状本体の胴内に墨汁を充填した貯墨槽を交換自
    在にして設け、胴先端に貯墨槽より注ぎ出される墨汁を
    含浸せしめ、順次墨差片へ導びくための墨汁含浸材を具
    備した墨汁抱持具を嵌合し、墨汁抱持具に装脱着交換自
    在にしてしかもその内端を墨汁含浸材に接するようにし
    て墨差兵を嵌着してなる墨差。
  2. (2)本体の両端部に内蔵した貯墨槽より墨汁が導びき
    出されるようにして墨差片を装脱着交換自在に嵌着せし
    めた実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の墨差。
  3. (3)胴の外側面に内蔵した貯墨槽を押圧し墨汁を含浸
    材側へ注ぎ出すための孔を穿孔した実用新案登録請求の
    範囲第(1)項記載の墨差。
JP17010578U 1978-12-09 1978-12-09 墨差 Expired JPS597026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17010578U JPS597026Y2 (ja) 1978-12-09 1978-12-09 墨差

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17010578U JPS597026Y2 (ja) 1978-12-09 1978-12-09 墨差

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5585288U JPS5585288U (ja) 1980-06-12
JPS597026Y2 true JPS597026Y2 (ja) 1984-03-03

Family

ID=29172782

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JP17010578U Expired JPS597026Y2 (ja) 1978-12-09 1978-12-09 墨差

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JPS5585288U (ja) 1980-06-12

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