JPS5969761A - 現像剤組成物 - Google Patents

現像剤組成物

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JPS5969761A
JPS5969761A JP57180018A JP18001882A JPS5969761A JP S5969761 A JPS5969761 A JP S5969761A JP 57180018 A JP57180018 A JP 57180018A JP 18001882 A JP18001882 A JP 18001882A JP S5969761 A JPS5969761 A JP S5969761A
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JP
Japan
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magnetic particles
particles
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magnetic
toner
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JP57180018A
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Takeshi Hashimoto
健 橋本
Shigeru Sadamatsu
定松 茂
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真、静電記録、静電印刷等に於いて電気
的m1象を現f象するのに用いる乾式現像剤に関するも
のである。
更に詳しく言えば、本発明は画像形成の各機能を3種類
の特定粒子に分担させた機能分離型の複合fA像剤組成
物に関する。
電気的MP7を形成する方法は従来周知であり、例えば
′電子写真法においては、通常光導電体を帯電させた後
、原画像の光像を照射し、光照射部分の静電荷を減少、
または消誠させて静電潜像を形成する。
この様にして得られた潜像を現像する方法は、湿式現f
象法と乾式現f象法に大別できるが、前者は臭気、取扱
い性、安全性等に問題があり、近年、乾式現家法が主流
となっている。乾式現像法に関しては各種の材料及び方
法が提案されているが、一般に現像剤の構成から一成分
現像法と二成分現像法の2種類に分類される。−成分現
像法は画像形成を、基本的にトナー粒子のみで行うもの
である。そのため多くの利点を有するが、トナー粒子は
帯電、搬送、現【象、転写、クリーニング、定着等の多
くの工程から要求される各種の特性をすべて満たさねば
ならず、高画質を達成するために必要なトナー物性の制
御が非常に困難である。一方、二成分現像法はトナー粒
子の外にキャリア粒子を混合して使用する現像法である
。トナーは結着樹脂中に着色剤、帯電制御剤等を添加分
散した粒子であり、平均粒度は10μm前後に調整され
る。又、キャリアとしてはガラス粉、鉄粉等の粒子が用
いられる。
特に、磁気ブラシ現像法の場合には、鉄粉、酸化鉄粉等
の磁性粒子をそのまま、或いは表面に帯電制御性の樹脂
等を皮接した状態で用いられ、平均粒度を工100μm
前後である。通常、キャリア粒子に対して、トナー粒子
を0.5重Ikg6程度混合して二成分現像剤とするが
、この様な現像剤中でキャリア粒子はトナー粒子に摩擦
帯電電荷を付与し、更にその表面にトナー粒子を担持し
てm像部へ安定に搬送、供給する機能等を分担している
。そのため、トナーの物性だけでな(、キャリアの物性
を調整することにより、画質をある程度幅広く制御する
ことができるという利点を有する。しかしながら、トナ
ー粒子とキャリア粒子の摩擦帯電現象を主罠利用してい
るため、トナーとキャリアの混合濃度の変化、温湿度等
環境変化により、画質が変動しやすく、更に反復使用に
より現像剤が劣化し、画質が低下するという欠点を有す
る。
画質、或いは現像剤の現像特性は、主として現像剤の電
気的特性によって支配され、磁気ブラン現像剤の場合に
は更に現像剤の磁気特性が重要となる。現順剤の電気的
特性としては、キャリア及びトナー自体の帯電量、電気
抵抗率、誘電率等に代表される性質も勿論重要であるが
、実際の現像時にキヤIJ 7とトナーがどの様な状態
で混合され、運動しているかが重要である。
即ち、現像剤粒子の形状、粒度、密度、磁気特性等が現
像剤の電気的特性に大きく影響を与える。
一般に、キャリアの粒度が大きい場合には、階調再現性
に劣り、又トナーの混合濃度に対する画像濃度変化が大
きくなる。一方、キャリアの粒度を小さくすると階調再
現性は向上し、トナー濃度に対する画質変化も改善され
るが、キャリアとトナーの混合性が悪化し、現像剤の帯
電効率が低下したり、又キャリア自身が感光体上に現像
されやすくなったり、現像剤が劣化しやすい等の問題を
生ずる。
キャリア粒子の形状が、はぼ球形の場合には、キャリア
がトナーによって汚染されにく(、現像剤の寿命は延長
されるが、得られる画質はエツジ効果の強いものと1よ
る。逆にキャリア粒子の形状が不定形、偏平形等の場合
VCハ、ベタ黒画像の再現は良好となるが、線画像が劣
悪化し、更に現像剤寿命の短縮、感光体を傷つけやすい
等の問題を有する。
キャリア粒子の電気抵抗率が低い場合VCIL″!、、
ベタ黒画像の再現は良好であるが、逆極性トナーを生成
しやす(、非画像部の汚染を招きやすい。又感光体上の
潜像リークを起こしやすく、更に環境変化に対して画像
濃度が変動しやすい。
一方、キャリア粒子の電気抵抗率が高い場合はベタ黒画
像の再現が不良となる。
これらの問題を改善、克服すべ(、従来よりキャリア材
料、トナー材料に関して、多(の研究開発が行なわれて
来た。例えば、特公昭51−15992号では、主体粒
度5〜20μmのトナーと共に、トナーの3〜10倍の
粒度な有する大粒径キャリアとトナーの粒度の±5μの
粒度を有する小粒径キャリアを併用する試みがなされて
いる。小粒径キャリアは全キャリア中10〜85チの範
囲を構成し、この両者を混合することにより、階調再現
性を改善し、現像剤寿命を延長しようというものである
。この様な構成の現像剤では確かに階調再現性は大粒径
キャリアのみの場合より改善され、更にトナーによりキ
ャリアの汚染劣化も小粒径キャリアのみの場合よりは改
善されるが、トナー粒子とはソ同粒径のキャリア粒子が
トナー粒子と共に多量に現像時に消費され、結局長期間
の繰返し使用には耐えられない。
特開昭51−117040号には、球形キャリア粒子と
不定形キャリア粒子を混合し、トナーの供給効率を増す
ことにより、線画像、ベタ黒画像共に良好な画質が得ら
れることが記載されている。しかし、これも初期画質の
改善には有効であるが環境変化、長期の繰返し使用に対
する安定性は伺ら改善されない。
特開昭54−24632号及び特開昭54−45135
号等には、フェライト等の微粉末を結着樹脂に分散した
キャリア粒子を用い、現像剤の電気特性、磁気特性、力
学特性等を制御して画質改善を図っているが、この様な
キャリア粒子は比重が軽く、キャリア粒子とトナー粒子
の混合による摩擦帯電が必ずしも安定して行なわれない
キャリア粒子が軽量、或いは更に、小粒径であればトナ
ー粒子がキャリア粒子表面に衝突して付着し、キャリア
粒子を汚染する事は防止できるが、磁力が低いため、キ
ャリア粒子の現像時における消費、感光体への付着等の
問題を生ずる。
特開昭56−19058号には、球状キャリアとトナー
に、更に導電性磁性トナーを混合し、現像剤の導電等を
上げ、画1象の中抜けを防ぐと共に、現像剤の長寿命化
を図ることが記載されている。しかし、導電性磁性トナ
ーは現像時罠静電誘導、電荷注入によって感光体上に現
像されやすく、非画像部の汚染を招きやすい。つまり確
かにベタ黒画陳の再現は良好となるが、二次的障害とし
て導電性磁性トナーの付着、飛散によって画質の劣化、
環境による影響を受けやす(、また経時的な不安定性を
誘発することになる。
上述のように、従来の現像剤では、環境の変化、長期の
繰返し使用に対して常に安定して高品位の画質を得る事
は困難であった。
従って本発明の目的はトナー粒子に電荷を付与するキャ
リア粒子等の物性、及び構成を制御することにより、現
像剤機能を分離して、特性を最適化し、線画1象、ベタ
黒画隙、階調再現性、M磁力等に優れた高品位画質を提
供する事である。
本発明の他の目的は温度、湿度等の環境条件が変動して
も、常に良好かつ安定した画質を保証する現像剤を提供
する事である。
本発明の更に他の目的はトナー濃度が変動しても常に良
好かつ高質な画像を保証する現像剤を提供することであ
る。
本発明の更に他の目的は長期の繰返し使用に際して、劣
化する事なく、永く高画質を保証する現1象剤を提供す
ることである。
本発明の更に他の目的は搬送性、トナー供給効率に優れ
、現1象速度の大小にかかわらず、常に高品位の画質を
保持しうる現像剤を提供することである。
前述の目的は平均粒度50〜200#mの磁性粒子(A
)、平均粒度15〜70μmの磁性粒子CB)と平均粒
度5〜25μmの磁性粒子(C)の3種の粒子を必須成
分として含み、粒子(A) 、(B) 、(C)の平均
粒度が(A) > (B) > (C)の順に小さく、
なおかつ、粒子(A) 、CB) 、(C)の重量構成
比が(A): (B) : (C) = 100:20
〜2:10〜1である事を特徴とする機能分離型の三成
分現像剤によって初めて達成する事が出来る。
磁性粒子(A)及び(B)はどちらも磁性粒子(C)と
の接触、摩擦によって(C)とは逆極性に帯電される様
に調整する事が望ましい。即ち、磁性粒子(A)がキャ
リアであり、磁性粒子(C)はトナーとしての機能を分
担する。また磁性粒子■)も主にキャリアとしての機能
を分担し、磁性粒子(C)の帯電性、現像性の改善に寄
与する。
第1図に本発明の現像剤の構成の概略図を示す。図では
、粒子7(A) 、ス(B) 、3(C)とを球状とし
て表示したが、現実には、球形、不定形どちらでも良い
。但し、現1象剤の搬送性、寿命等の点から、球形もし
くは球形に近い不定形が望ましく)。
磁性粒子(A)に用いられる材料としては、基本的には
、従来磁気ブラシ現[段用キャリアとして使用されてい
たものを使用することができる。
例えば、鉄、コバルト、ニッケル等の強磁性金属及びこ
れらの合金、酸化鉄粉、7:tライト等の酸化物をその
まま平均粒度50〜200μmの球形もしくは不定形粒
子状態で用いるか、帯電性を制御するために前記磁性材
料表面にメッキ処理を施したり、樹脂等の有機物質や界
面活性剤等により皮接した状態で用いることが出来る。
又、前記磁性材料を0.01μmから10μm程度の粉
末として、結着樹脂中に混合分散した状態で用いること
も出来る。最も好ましい材料は表面酸化鉄粉、Mn 、
 Ni 、 Zn等を含むフェライト粉末、或いはこれ
ら粒子表面をアクリル樹脂、スチレン樹脂及びスチレン
系共重合体、オレフィン系樹脂、フッ素系樹脂、シラン
カップリング剤、チタネートカップリング剤等帯電制御
性有機物質で部分的に、或いは全面的に皮接した拐料で
あり、飽和磁化が40 emu / 9以上、好ましく
は70 emu / 9以上、平均粒度60〜160μ
mの球形に近い粒子が望ましい。
磁性粒子(B)も磁性粒子(A)と同様の拐料を平均粒
度15〜70μm、好ましくは20〜50μmの球形、
もしくは不定形の粒子に調東して用いる事が出来る。と
りわけ、平均粒径0.01〜2μm程度の四三酸化鉄、
三二酸化鉄、フェライト、鉄粉等の強磁性全組及び金属
酸化物の粒状もしくは針状微粉末をスチレン系樹脂、ア
クリル系樹脂、ポリエステル樹脂、オレフィン系樹脂、
ポリアミド樹脂、シリコン樹脂、フッ素系樹脂等の結着
樹脂中に混合、分散した粒子が物理的、化学的性質の制
御上有利である。結着樹脂中に強磁性微粉末を分散する
際、強磁性微粉末表面を7ランカツプリング剤、チタネ
ートカップリング剤、長鎖脂肪酸及びその誘導体、界面
活性剤等で処理しても良い。又、磁性粒子CB)の電気
的、力学的、熱的性質を制御するため、染顔料、界面活
性剤、可塑剤、補強性充填剤、その他添加剤を必要に応
じて、更に結着樹脂中に混合する事が出来る。
この様な磁性粒子(B)は結着樹脂及び強磁性体微粉末
、その他添加剤を一諸に溶融混練し、冷却後粉砕する事
により、又は前記材料を溶剤中に溶解もしくは分散して
噴霧乾燥することにより、更には結着樹脂を形成する単
駄体を強磁性体微粉末等の添加剤の存在下で、直接重合
することによって製造することが出来る。結着樹脂中の
強磁性微粉末の量は30〜80重量%、好ましくは60
〜75重量%であり、飽和磁化は40emu/V以上、
好ましくは50 emu / 9以上のものが使用しや
すい。磁性粒子(B)の電気抵抗率は電場5 KV /
cyr テ1012N1m以上、好ましく k? 10
” Qcm〜1016Ω3.電場20KV/cmで、1
010Ωm以上、好ましくは1012ΩcIn〜101
4Ω謂の高抵抗率のものである事が望ましい。磁性粒子
CB)の飽和磁化が40emu/f以下、及び/もしく
は電気抵抗率が電場5 KV/cmで10”0m以下、
電場20KV/cmで1010Ωm以下の場合に、現像
電場下で磁性粒子(B)自体が静電誘導等により、磁性
粒子(C)と共に、現1象、更には転写され、画質低下
を起こしやすくなる。このような欠陥は磁性粒子(B)
の粒径が小さく、粒子1個当りに作用する現像磁気ロー
ルとの磁気引力が弱い時に起こりやすく、磁性粒子(B
)の平均粒度が磁性粒子(C)より小さく、約15μm
以下の場合に特に顕著である。なお、磁性粒子(B)の
電気抵抗率は磁性粒子(A)の電気的性質に合わせて、
前述の範囲内で適宜選択される。つまり、磁性粒子(A
)が樹脂皮接鉄粉等絶縁性の場合には、磁性粒子(B)
の電気抵抗率を前記の範囲内で比較的低抵抗域に設定す
ると高濃度の画像が得られやすい。逆に、磁性粒子(A
)に表面酸化鉄粉、還元鉄粉等の電気抵抗率の低い材料
を採用した場合には、磁性粒子CB)の電気抵抗率は前
記範囲の上限近傍のものが使いやすい。
磁性粒子(C)としては、従来トナーとして使用されて
いる材料組成が用いられる。結着樹脂としては、スチレ
ン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエチレン等のオレフィ
ン系樹脂、フタジエン、インプレン等のジエン系樹脂、
ポリエステル、エボキク樹脂、フッ素系樹脂、シリコン
系樹脂、フェノール樹脂、石油樹脂、ポリウレタン等の
合成樹脂、更には天然樹脂状物が使用できる。そしてこ
れら結着樹脂中に、鉄、コノ(ルト、ニッケル等の強磁
性金属、もしくはこれらの合金、或いは四三酸化鉄、三
二酸化鉄、MnZnフェライト、NlZnフェライト等
の強磁性金属酸化物の微粉末を分散させることで磁性粒
子(C)が調製できる。これら、強磁性微粉末は粒径0
.1〜2μm程度のものが用いやす(、添加量は、例え
ば四三酸化鉄の場合には5〜35重量%、好ましくは1
0〜30重縫チが良い。つまり磁比粒子(C)の飽11
1磁化は5 emu/r 〜30 emu / f、好
ましくはI Oemu / t 〜25 emu / 
f K mlW整されたものが望ましい。磁性粒子(C
)の飽[11磁化が30emulfな越えると、磁性粒
子(C)と(A)、(B)更には、現像ロールとの磁気
引力が強(なり過ぎ、現1象性が低Fしたり、残留磁化
の影響により現1象1象が乱れたりしやすくなる。更に
又、トナー中に過剰の磁性粉が含有されるとトナーの帯
電性、レオロン−特性等の諸物性に悪影響を及はじやす
くなる。
一方、磁性粒子(C)の飽和磁化が5 emu / f
以Fの場合には、非磁性粒子を用いる場合と大差がない
。粒子(C)の飽和磁化が5 emu / を以上、好
ましくは10 emu/ 9以上の時、非画像部の汚染
や複写機内のトナー飛散による汚染が磁気引力により防
止される傾向が顕著となる。
着色剤としてさらにカーボンブラック、シアン、くゼン
タ、イエロー系の各種顔料や染料、四級アンモニウム塩
、有機錯体等の帯電制御剤、界面活性剤、補強充填剤、
可塑剤、酸化防止剤、。
発泡剤等の添加剤を必要に応じて前記結着樹脂状物に添
加することもできる。
磁性粒子(C)は以上の材料から、従来トナーの製法と
して知られている混線粉砕法、噴霧乾燥法、直接重合法
等により調製できる。
更にまた、磁性粒子(C)の外に現像剤の流動性、現像
、転写性、保存安定性を一層改善するため、或いは感光
体表面への現像剤のフィルミングを防止したり、現像剤
のクリーニング性を向上させるため、ステアリン酸等の
長鎖脂肪酸及びその誘導体、カーボンブラ、り、グラフ
ァイト、フッ化黒鉛、窒化ホウ素、シリカ、酸化アルミ
ニウム、二酸化チタン、酸化亜鉛等の微粉末、フッ素樹
脂、オレフィン樹脂等の樹脂微粉末等のような微粉末材
料を添加してもよい。
これら添加剤は磁性粒子(C)に対して、0.05〜7
.0重量%の範囲で添加するのが好ましい。
本発明の現像剤の構成により従来の8!鐵剤組成物と異
なり、安定した良好な画質を提供しつる詳細な機構は必
ずしも解明されていないが、以下の事実が実験的に確認
されている。
1、磁性粒子(A)及び磁性粒子(C)のみを混合し、
従来の二成分現像剤として使用した場合には磁性粒子(
A)の電気抵抗率変化によってペタ黒画1象の再現性が
変動し、階調再現性も劣った。
2、磁性粒子(B)及び磁性粒子(C)のみを混合し、
従来の二成分現像剤として使用した場合には、階副再現
再は磁性粒子(A)を使用する場合より優れるが、CB
)と(C)の混合性が悪いためか、繰返し使用により画
像濃度が変動しやすい。更にまた、磁性粒子(B)自体
が非画像部も含めて現像されやす(、解1象力、地汚れ
等の問題を生じた。
3、磁性粒子(A)に磁性粒子CB)を添加し、更に磁
性粒子(C)と共に混合し、三成分現像剤として使用し
たところ、磁性粒子CB)の添加液の増大と共にペタ黒
f象再現、階調性が大幅に向上した。但し、磁性粒子(
B)の添加量が一定量を越えると磁性粒子(Iり自体が
画f象部および/もしくは非画像部に現像、転写される
様になり、画質が低下した。なh゛、複写画1象上に磁
性粒子(B)が磁性粒子(C)と共に現像、転写された
事は螢光X線分析と電子顕微鏡による観察から推定した
。この欠陥は磁性粒子(A) 、 (B)及び磁性粒子
(C)の物性とそれらの組合わせによって発生の仕方が
異なるが、磁性粒子(B)の粒径が小さい程、/f!、
シ和磁化が低い程、また電気抵抗率が低い程顕著であっ
た。又、磁性粒子(B)の粒径が大きすぎる場合には、
階調性再現等の改善効果は見られなかった。
磁性粒子(B)の飽和磁化が40emu/を以上、電気
抵抗率が10120百以上であり、その平均粒度が15
〜70/Am、好ましくは25〜45μmであり、かつ
磁性粒子(B)の平均粒度が(A)より小さく(C)よ
り大きい場合には、磁性粒子(B)を磁性粒子(A)1
00重量部に対して、約2〜20重縫部の範囲で添加混
合すると画質改善効果が大きい事を見出した。そして、
この時磁性粒子(C)は磁性粒子(A) loo部に対
して、約1〜10重液部という広い範囲で使用が可能で
あった〇 更に、この三成分現像剤を高温高湿環境、低温低湿環境
で各30,000枚ずつ複写し画質を評価したところ、
従来の二成分現像剤に比べて環境安定性及び経時安定性
が太き(向上していた。
以上の結果から、磁性粒子(A)は従来の二成分現像剤
におけるキャリア粒子としての基本的機能、即ちトナー
たる磁性粒子(C)に電荷を付与し、搬送し、更に現像
剤の混合効率を向上させるという役割りを有していると
考えられる。
一方、磁性粒子CB)は実質的に帯電表面積を増大させ
、磁性粒子(C)の担持、搬送、供給能力を広げると考
えられる。更に、3種の粒子(A)、CB)、(C)間
の電荷交換性を促進し、又トナー濃度、環境変化に対し
て現像剤の実効誘電率を安定化する等の補助キャリア的
機能を担っていると推測される。
経時変化に対して安定である理由は必ずしも明確ではな
いが、3種の粒子(A) 、(B) 、(C)の混合状
態、空間配置が電気的、力学的に現像剤の劣化防止に寄
与しているのであろう。
なお、本発明において平均粒度というのは、マイクロト
ラック粒度分析計(リーズアンドノースラップ社製)で
粒度分布を測定した粒度の体積分布における50チ累積
粒度を意味する。
又、飽和磁化は振動試料型磁力計(東英工業社i!りで
の測定値を採用している。更に又、電気抵抗率はガード
電極を有する直径5倒の真ちゅう電極間に、測定すべき
粒子を厚さ0.12±0.02−となる様に均一に充填
し、電極間に約50 f/dの荷重を加えた後、直流電
圧を印加して電流を測定し、その後固有抵抗率に換算し
たものである。
以下、実施例及び比較例により説明を補足するが、本発
明はこれら実施例に限定されるものでないことは云うま
でもない。実施例中での部は特にことわりのない限り重
量部である。
実施例 磁性粒子(A)として、メチルメタクリレート樹脂で表
面を反覆した平均粒度100μmの球状鉄粉を調製した
スチレン/メチルメタクリレート/ブチルメタクリレー
ト共重合体30部、四三酸化鉄(平均粒度約0.5μm
)70部、カーボンブラック3部を溶融混線、粉砕し磁
性粒子(B)を調製した。
平均粒度は26部1m、飽和磁化53emu/f、電気
抵抗率は5KV/crnで2X1014Ω鋸、 l0K
V/cInで6 X1013Ω個であった。
ポリエステル樹脂75部(四三酸化鉄25部)、カーボ
ンブラック5部を溶融混線、粉砕し、平均粒度13μm
の磁性粒子(C)を調製した。
」二記、磁性粒子(A) 100部に対して、磁性粒子
CB)を0.2,4,8,12,16,20.24部、
磁性粒子(C)100部に対し、更にシリカ粉末(Ae
voilR−972)を0.5部添加混合した粒子を0
.5 、1.5 。
2.5 、5.0 、7.5 、 I 0部の各組合せ
で、添加混合し、現陳剤を調製し、富士ゼロックス(滲
製2300複写機で画質の評価を行った。結果を次表に
示す。
・:標準画質 ○:標準同等程度の画質 ◎:非常に良好 Δ:II準より千−劣る ×:劣悪画像 磁性粒子(B)の添加量の増大と共に、階調再現性、ペ
タ黒再現等が改善され、トナ一つまり磁性粒子(C)の
濃厚に対する許容幅も広がる事が確認された。但し、磁
性粒子(B)の添加数が20部を越えるあたりから、粒
子(B)の現像に基づく画質劣化が見られる様になった
。これら試料の中から、粒子(A):(B):(C)=
100:12:5の混合現像剤について、温度35°C
1湿度80チの高温高湿環境と温度10’O5湿度15
チの低温低湿項、+1で各10,000枚の複写を、更
に温度23υ、湿度60%の通常環境で60,000枚
の複写テストを試みたが、画質は良好かつ安定していた
実施例 2 表面に酸化皮膜を有する平均粒度801Lmの不定形鉄
粉100部と実施例1の磁性粒子(B)を10部、実施
例1の磁性粒子(C)とシリカ微粉0.5wt%の混合
物を3部混合し、実施例1と同様の操作で評価したとこ
ろ画質は良好であった。
比較例 実施例2の現rt剤から、磁性粒子(B)を除いた現1
象剤により、実施例2と同様に画質を評価した。ベタ黒
1象は高濃度に再現されたが、階調再現性に劣り、更に
高温高湿環境上で池汚れが目立った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による機能分離型現像剤組成物の概念図
である。 図中符号: 1・・・磁性粒子(A) ; 2・・・磁性粒子CB)
 : 3・・・磁性粒子(C)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 平均粒度5〜200μmの磁性粒子(A)、平均粒度1
    5〜70μmの磁性粒子CB)及び平均粒度5〜25μ
    mの磁性粒子(C)を混合状態で必須成分として含み、
    それらの平均粒度が(A) > (B) >(C)の順
    に小さく、かつ重量比が(A) : CB) : (C
    )= 100 : 20〜2:lO〜1であることを特
    徴とする現像剤組成物。
JP57180018A 1982-10-15 1982-10-15 現像剤組成物 Pending JPS5969761A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2620539A1 (fr) * 1987-09-10 1989-03-17 Canon Kk Poudre pigmentaire ou " toner " magnetique, developpateur a un constituant pouvant etre charge negativement et procede de formation d'images

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2620539A1 (fr) * 1987-09-10 1989-03-17 Canon Kk Poudre pigmentaire ou " toner " magnetique, developpateur a un constituant pouvant etre charge negativement et procede de formation d'images

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