JPS596951Y2

JPS596951Y2 - 紙葉類の把束区分装置

Info

Publication number: JPS596951Y2
Application number: JP4707579U
Authority: JP
Inventors: 幸人松尾; 正名南; 光弘折戸
Original assignee: 株式会社東芝
Priority date: 1979-04-10
Filing date: 1979-04-10
Publication date: 1984-03-02
Also published as: JPS55148005U

Description

【考案の詳細な説明】本考案は、たとえば葉書、封書等の紙葉類の把束区分装
置に関する。

通常、集中局においては内局、自局の窓口、ポスト等を
介して引受けた郵便書状および外局から到着した雑把束
書状、把束書状、郵袋人書状を差立区分し、他局、自局
への配達区分するようになっている。

上記差立区分を詳述すると内局、自局で引受けた郵便書
状を開被、選別、押印して郵便番号等に応じた区分を行
なうとともに外局から到着した雑把束書状をも開東区分
する。

つぎに、区分済集積書状を宛先（方面）情報を付与した
状態で把束し、これら把束書状を外局から到着した把束
書状とともに把東区分して郵袋詰にする。

そして、これら郵袋を外局から到達した郵袋とともに郵
袋区分して他局あるいは自局への配達区分を完了するよ
うになっている。

しかしながら、従来においては区分済集積書状を人手に
より取出し、把束機にかけて宛先情報カードとともに把
束し、さらに方面別に郵袋に投げ入れて区分するように
しており、多大の労力を必要とするといった問題を有し
ている。

本考案は、上記事情にもとづきなされたもので、その目
的とするところは、紙葉類の取出しから把束紙葉類の区
分までの省力化が図れるようにした紙葉類の把束区分装
置を提供しようとするものである。

以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図中１，１は補助処理装置１ａ，ｌａを背面側に有
した郵便番号自動読取区分機（把束紙葉類供給装置）で
あり、２はこれら郵便番号自動読取区分機１，１の補助
処理装置１ａ，１ａを介して供給された把朱書状（把束
紙葉類）Ａ′・・・・・・を搬送する把束書状搬送路（
把束紙葉類搬送路）である。

３，３は把朱書状搬送路２を介して搬送された把束書状
Ａ′・・・・・・を区分する把朱書状区分機（把束紙葉
類区分機）であり、４はこれら把束書状区分機３，３の
前段に設けられた調整装置である。

５，５は連結機６，６を介して上記郵便番号自動読取区
分機１，１に連結された前処理装置としての自動選別取
揃押印機である。

また、７は把朱書状区分機３，３と調整装置４との間に
設けられた把束書状補助供給部（把束紙葉類補助供給部
）である。

上記郵便番号自動読取区分機１，１は第２図に示すよう
な構戊となっている。

すなわち、機体１０の前面左側には上記自動選別取揃押
印機５から自動的に送り込まれた書状（紙葉類）Ａ・・
・・・・および手差しされた書状（紙葉類）Ａ・・・・
・・を順次１枚ずつ取出す供給取出部１１が設けられて
いる。

この供給取出部１１から取出された書状Ａは郵便番号を
読取装置１２によって読取られたのち右方部位に形威さ
れた区分集積部１３側に主搬送路１４を介して搬送され
る。

上記区分集積部１３は多数個の区分箱１５・・・・・・
を複数段に配設した構或となっているとともに各段の区
分箱群１５・・・・・・は上記主搬送路１４がら分岐し
た分岐搬送路１６・・・・・・とそれぞれ対向している
。

また、主搬送路１４の中途部がら分岐する分岐搬送路１
６の分岐部には第１のゲート１７が、また、分岐搬送路
１６の中途部には上記区分箱１５に対向して第２のゲー
ト１８がそれぞれ配置された構戊となっている。

そして、第１のゲート１７．１７の働きにより分岐搬送
路１６・・・・・・の選択が、また、第２のゲート１８
・・・・・・の働きによって各区分箱１５の選択が行わ
れる。

しかして、供給取出部１１に載置された書状群Ａ・・・
・・・は順次１枚ずつ取出されて郵便番号に対応する所
定の区分箱１５・・・・・・に区分集積されることにな
る。

また、上記区分箱１５・・・・・・内に区分された集積
書状Ａ・・・・・・は区分箱１５の前面側に個々に配置
された透明板からなる取出し部材１９・・・・・・が満
杯スイッチ（図示しない）が書状Ａ・・・・・・の満杯
を検知して作動した場合、あるいは所定の処理ロットの
終了信号等によって後方に移動することにより、区分箱
１５・・・・・・から自動的に補助処理装置１ａ側に取
出される構威となっている。

区分集積部１３の背面側には上記各段の区分箱群１５・
・・・・・に対応して枠付取出しベル｝２０が複数段
配設されていて、各区分箱１５・・・・・・から自動的
に取出された集積書状Ａ・・・・・・をそのままの状態
で機体１０の右方部位に搬送するようになっている。

また、枠付取出ベルト２０・・・・・・の搬送終端近傍
と直交すべく受渡コンベヤ２１が張設されていて、取出
し搬送された上記集積書状Ａ・・・・・・を下方に位置
するコンベヤ２２上に受渡す構威となっている。

上記、コンベヤ２２は集積書状Ａ・・・・・・を右方部
位に搬送する構或となっている。

さらに、コンベヤ２２の搬送系路上には宛先情報カード
Ｂを付与する宛先（方面）情報付与装置２３および把束
装置２４が順次配置されている。

しかして、郵便番号自動読取区分機１，１の各区分箱１
５・・・・・・に区分された集積書状Ａ・・・・・・は
第３図および第４図の一部に示すように自動的に取出さ
れたのち最上面に紙札等に宛先番号２５、バーコード２
６、宛先名２７、取扱局名２８等の宛先情報カードＢが
付与され、ついで把束帯２９によって把束される。

ついで、把束書状Ａ′・・・・・・は把束書状搬送路２
に自動的に供給されて把束書状区分機３，３側に搬送さ
れることになる。

ついで、把束書状Ａ′・・・・・・は調整装置４で供給
タイミングを調整され把束書状区分機３，３側に供給さ
れる。

一方、把束書状補助供給部４は打鍵部３０と調整部３１
とを有し、自局において手区分されたり、他局から到着
した把束書状Ａ′・・・・・・を上記把束書状搬送路２
を搬送される把束書状Ａ′・・・・・・の流れに途切れ
が生じたとき、この途切れに割込んで把束書状Ａ′を供
給するようになっている。

このように、空の無い状態で把束書状区分機３，３に供
給され、区分箱１５から自動的に取出した集積書状Ａ・
・・・・・の区分情報あるいは打鍵部３０からの打鍵情
報により所定の区分集積部３２に把束区分されて郵袋詰
にされるようになっている。

なお、上述の一実施例において、自動的に取出した集積
書状Ａ・・・・・・に宛先情報カ一ドＢを付与したのち
把束帯２９で把束するようにしたが、本考案はこれに限
らず、集積書状Ａ・・・・・・を把束したのち、把束帯
２９に宛先情報を印刷するようにしてもよい。

また、宛先情報カードＢにバーコード２６を付すように
したが、無くなってもよい。

その他、本考案は上記実施例に限らず本考案の要旨を変
えない範囲で種々変形実施可能なことは勿論である。

本考案は、以上説明したように、紙葉類を自動的に取出
し集積して把束し、把束紙葉類として供給する把束紙葉
類供給装置と、この把束紙葉類供給装置から供給された
把束紙葉類を搬送する把束紙葉類搬送路と、この把束紙
葉類搬送路を介して搬送された把束紙葉類を所定の区分
集積部に区分する把束紙葉類区分機と、この把束紙葉類
区分機の前段に設けられ、上記把束紙葉類搬送路を搬送
される把束紙葉類に途切れが生じたとき、この途切れに
割込んで把束紙葉類を供給する把束紙葉類補助供給部と
、この把束紙葉類補助供給部の前段に設けられ上記把束
紙葉類搬送路を搬送される把束紙葉類の搬送タイミング
を調整する調整装置とを具備してなることを特徴とする
紙葉類の把東区分装置にある。

しかがって、紙葉類を自動的に取出し集積して把束した
のちこの把束紙葉類を区分集積部に自動的に把東区分す
るようにしたから、従来人手によって行なっていた紙葉
類の取出しから把束紙葉類の区分までの作業が自動的に
行なえ、大幅な省力化が図れる。

また、把束紙葉類区分機の前段に把束紙葉類補助供給部
を設け、把束紙葉類供給装置からの把束紙葉類の流れに
途切れが生じたとき、この途切れに割込んで把束紙葉類
を供給するようにしたから、把束紙葉類区分機の稼動率
をあげ有効に使用できる。

さらに、把束紙葉類補助供給部の前段に、把束紙葉類搬
送路を搬送される把束紙葉類の搬送タイミングを調整す
る調整装置を設けたから、もしも把束紙葉類補助供給部
から区分を急ぐ把束紙葉類が供給された場合や、把束紙
葉類供給部から一度に大量に把束紙葉類が供給された場
合等において、把束紙葉類を一時保管することにより、
把束紙葉類供給部からの把束紙葉類の供給を調整して把
束紙葉類類圧力機を一定の処理能力で処理できるように
調節することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図は把東区
分装置の概略的平面図、第２図は郵便番号自動読取区分
機の概略的構或図、第３図は集積書状から把束書状に至
る状態を示す説明図、第４図は動作の順序を示すブロッ
ク図である。Ａ・・・・・・郵便書状（紙葉類）Ａ′・・・・・・把
束書状（把束紙葉類）、１・・・・・・郵便番号自動読
取区分機（把束紙葉類供給装置）、２・・・・・・把束
書状搬送路（把束紙葉類搬送路）３・・・・・・把束書
状区分機（把束紙葉類区分機）４・・・・・・調節装置
、７・・・・・・把束書状補助供給部（把束紙葉類補助
供給部）、３２・・・・・・区分集積部。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

紙葉類を自動的に取出し集積して把束し、把束葉類とし
て供給する把束紙葉類供給装置と、この把束紙葉類供給
装置から供給された把束紙葉類を搬送する把束紙葉類搬
送路と、この把束紙葉類搬送路を介して搬送された把束
紙葉類を所定の区分集積部に区分する把束紙葉類区分機
と、この把束紙葉類区分機の前段に設けられ、上記把束
紙葉類搬送路を搬送される把束紙葉類に途切れが生じた
とき、この途切れに割込んで把束紙葉類を供給する把束
紙葉類補助供給部と、この把束紙葉類補助供給部の前段
に設けられ上記把束紙葉類搬送路を搬送される把束紙葉
類の搬送タイミングを調整する調整装置とを具備してな
ることを特徴とする紙葉類の把束区分装置。