JPS5967213A - 化粧品組成物 - Google Patents

化粧品組成物

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JPS5967213A
JPS5967213A JP57178903A JP17890382A JPS5967213A JP S5967213 A JPS5967213 A JP S5967213A JP 57178903 A JP57178903 A JP 57178903A JP 17890382 A JP17890382 A JP 17890382A JP S5967213 A JPS5967213 A JP S5967213A
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ester
acid
fatty acid
oil
solcoseryl
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JP57178903A
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Kazuo Suga
須賀 一雄
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明ハフエルラ酸のトリテルペンアルコール エステ
ル(以下FAEと略称する)を溶解せる炭素数14〜2
0の高級脂肪酸のラフイノーズエステル及びソルコセリ
ルを配合した、変異原性がなく、皮膚刺戟を与えず、使
用後に肌のしつとりした感じを与え、且つ抗酸化1’l
Eを有し、特に含水多不飽和脂肪酸に対する紫外線の影
響を軽減することを特徴とするpHの広い範囲にわたっ
て安定な化粧品組成物に関するものである。
又含有するFAEのステロールの種類によっては皮膚の
脂腺賦活剤としての顕著々薬理的効果を有している。通
常化粧用クリームや乳液等に用いられる乳化剤2分散剤
としては第4級アンモニアの如き陽イオン活性剤、脂肪
酸のアルカリ塩や高級アルコールの硫酸エステルの如き
陰イオン活性剤又はレシチンの如き両性活性削成いチレ
ン、高級アルコールエーテルの如き非イオン活性剤の単
独又は併用が適用され、丑だ蔗糖脂肪酸エステル、グリ
セリン脂肪酸エステルクツルビクン脂肪酸エステル等も
その無毒性に着目されて使用されている。乳化剤1分散
剤としては親油基と親水基を適当な割合で有し、化粧品
の種類によっては水中に油を、油中に水を充分に乳化し
、溶化し或いは分散させる機能を有すると同時に人体に
対し薬害がなく、化粧品を長く安定した状態に保つ機能
を有することが必要である。一般に化粧品の変質は温度
及び光特に紫外線等による油分と水の分離及び油脂や香
料の酸化によることが多い。精製された油脂の中にも多
少水分が残存し、特に含水多不飽和脂肪酸の場合は紫外
線の影響を受は易い。
油脂の酸化は過酸化物を生せしめ、皮膚障害の原因とな
ることも多い。化粧品としては何よりも人体に対して使
用感がよく、刺激性や毒性がないことが必要である。
本発明の化粧品組成物に使用したのは、炭素数14〜2
0高級脂肪酸のラフイノーズ エステルにFAEを溶解
したもので高い親油性と親水性を有し、且つ0ECDの
指針による試験にも合格し、又これを使用し且つソルコ
セリルを配合した化粧品組成物のクリーム、パック、乳
液。
化粧水の動物試験に於いても皮膚−次側激性は認められ
ず、発癌性物質の検索のだめのスクリーニングテストと
して行なわれる微生物による修複性試験の結果に於いて
もDNA損傷性はないものと認められた。
又Fiの含有により抗酸化性があり、特に含水多不飽和
脂肪酸に対する紫外線の影響を軽減し、過酸化物の発生
を防止するために皮膚障害が生じない。又皮膚の脂腺細
胞賦活剤としても薬理効果が認められる。特にFAKが
50%以上の2.4メチレンシクロアルタノールを含有
する時は含水多不飽和脂肪酸の紫外線照射時に於いても
抗酸化性が顕著であり、又50%以上のシクロアルテノ
ールを含有する時は皮膚の脂腺賦活剤としての薬理的効
果が顕著である。又FAEが1%以上のシクロアルテノ
ールを含有する時は製品にパール状の光沢を与える。
又ソルコセリルは優れた保湿能、吸湿能を有し、これを
配合した化粧品、f、J1成物の製品は「使用後の肌の
しっとり感」、「肌のなめらかさ」又「化粧のり」等の
効果が得られる。
本発明に使用するチフィノーズ1d甜菜、綿実中に含ま
れ、又蔗糖をとる場合のステラフェン廃液中にも含捷れ
ている三糖類でその構造は次の通りである。
即ち三糖類の一種でD−ガラクトース、D−グルコース
、D−フルクトース1分子ずつカラなる。構造は蔗糖分
子中のD−グルコースの6位炭素原子にD−ガラクトピ
ラノースがα−グリコシド結合したものに相当する。
本発明の組成物に使用するラフイノーズエステルRAF
FI−140はラフイノーズとミリスチン酸を主とする
高級飽和脂肪酸エステルで、本旨を乾燥したものを定量
するときは、ミリスチン酸うフイノーズ90係以上を含
み、チフィノーズ1分子に結合するミリスチン酸の分子
数は]、0〜1.6の範囲にある。
又1.FFl−180はラフイノーズとステアリン酸を
主とする高級飽和脂肪酸のエステルで本旨を乾燥したも
のを定量するときは、ステアリン酸うフイノーズ90係
以上を含み、チフィノーズ1分子に結合するステアリン
酸の分子数は]、0〜1.6の範囲にある。
FAEは米糠油のアルカリ油滓から採取されたもので、
ステロール類のフェルラ酸エステルの混和物である。こ
の混合物は従来オリザノールと命名され初めは単一化合
物と考そられていたが、このオリザノールには薬理的効
果を有するものと、有しないものがあり、この薬理的効
果を有するものを1と−オリザノールとしていた。
その後の研究でオリザノールは単一化合物ですく、数種
ノトリテルペンアルコールノフェルラ酸エステルの混合
物であることがわかり、その含有するステロールの種類
と量によりいろいろの1生質を示すことがわかった。
即ち50係以上の2.4メチレン シクロアルタノール
を含有する時は、含水多不飽和脂肪酸に対する紫外線照
射時の抗酸化性が顕著であり又50%以上のシクロアル
テノールを含有する時は皮脂腺賦活剤としての薬理的効
果がすぐれ又1%以上のシクロアルタノールを含有する
ときは製品jこパール状光沢を与える。とのFAEハ米
糠油のアルカリ油滓からメタノール、アセトン等の溶剤
を用いて反覆抽出を行うことによってステロールの種類
と含量の異った混合物を得ることが出来る。
FAEは元来非水溶性であり、又油脂に対する溶解度も
一旦抽出結晶化したものの再溶解は成る一定量以上の場
合なかなか困難である。そのだめFAEを化粧品等に配
合する場合製品100 gr。
に対して10 mg  程度迄は使用するラフィノーズ
エステルに直接溶解して配合出来るが、それ以上の場合
は時日の経過と共に結晶として製品に析出して均質に々
らない。
従って10 mg  〜100 mg  の範囲では予
め他の助剤に溶解してからラフイノーズエステルに溶解
する必要がある。この、場合は米糠油の炭素数20以上
の脂肪酸のエチルエステルに予め溶解してからラフィノ
ーズエステルに溶解して配合する。
コ−00mg 〜1000mgの場合fd助剤として米
糠油の酸性物質のエステル即ち不飽和脂肪酸のグリセラ
イドを使用し、又1000mg  以上の場合は予め小
麦の胚芽油に轄かし更にこれを油溶剤として]−93ブ
チレノグリコールで稀釈したものをラフイノーズエステ
ルに溶解して配合する必要がある。
本発明の化粧品組成物に使用するソルコセリルはスイス
のソルコバーゼル社から輸入したもので、発育最盛期の
幼生の細円系を賦活し、その全面を採取し、抽出のだめ
の予備操作を行なったのち、抽出し、蛋白2発熱性物質
、抗原性物質を除き、濃縮して製造したもので保存剤と
してメチルパラベンO,コ−8%およびプロピルパラベ
ン0.02%を添加したものである。本旨は淡かっ色透
明な液体であるが、本化粧品框成物に配合する場合はこ
れを凍結乾燥して使用する。
ソルコセリルは既に医薬品として輸入承認され、外傷、
火1易2手術創の肉芽成形促進治療に利用されているが
、又極めて優れた保湿能、吸湿能を有し、吸湿能はプロ
ピレングリコール、グリセリンに匹敵し、まだ低湿度下
に放置しても重量低重が認められず、保湿能が優れたこ
とを示す。従ってこれを配合した化粧品は「使用後の肌
のしっとり感」 「肌のなめらかさ」 「化粧のり」等
の効果が得られる。
以上本発明を実施するに際しては前記のラフイノーズエ
ステル及びソルコセリルを化粧用の原料、助剤、添加物
等と混合しクリーム、乳液。
パック、ローション等の皮膚化粧料とする。うフイノー
ズエステルの含量はクリーム、乳液の場合は2〜4部 
マスクの場合は05〜]部ロー7ヨン09lN0.2部
、ソルコセリルノ含量はクリーム、乳液の場合3部パッ
クの場合5部ローションの場合3部が望ましい。
実施例 l  クリーム エステル D 調合香料         0.31000 (A)を80°Cに加熱混合する。別に予めFiを溶か
しだRAFFニー140 、  RAFFニー180−
180を含有する(B)を85°Cに加熱溶解したもの
を前者に加え80°Cに保ちながら30分間攪拌した後
、攪拌しながら徐々に冷却し60’(:’で(C)を加
える。更に50′Cで(D)を加え30°C迄攪拌冷却
し一昼夜放置後容器に充填し製品とする。
実施例 2  モイスチーヤー クリーム1 0 0、
 0 小麦胚芽油を82°Cで加熱しながら、FAEをこれに
投入して溶解し、次にRAFFニー180を入れ、次に
(A)の残余のものを加えて82°Cで加熱十ひ拌溶解
する。
別に(B)を85′Cで加熱攪拌溶解する。
次に(A)を攪拌し乍ら(B)を徐々に加え80°Cで
乳化させ、その後攪拌しながら冷却し、38°Cで(C
)と(D)を加え30′C迄冷却し一昼夜放置したもの
を容器に充填して製品とする。
実施例 3  パック 1、 ステアリン1唆       0,532、トリ
エタノールアミン   0.033 精製水     
    68.124、  RAFFニー140   
      0.85  フェルラ酸)’Jテルペンア
ルコール    O,O]エステル 6 ヒノキチオール      0.037、 濃グリ
セリン       2.08、 アラントイン   
     O,コ−9パラオキシ安息香酸メチル   
    0.1]1.  ポリビニルアルコール   
 19.012、  ナチュロン 2×工PA    
  0.513、  エタノール         3
3]−4,調合香料          0.1515
  ソルコセリル         50イ)]−を8
0’Cに加熱する、別に2と3の一部を85°Cに加熱
し、これを前者に加え混合し25′C迄冷却する。
口)4を60’Cに加温し、これに5及び6を加え攪拌
混合し、更に7.8.9. l Oを加え攪拌したもの
を3の残歌に加え攪拌混合するこの液にコ−1−を徐々
に加え80°C迄加熱攪拌溶解させ60′C迄冷却する
。次に(ロ)の液に(イ)及び]−2を加え30°C迄
攪拌冷却し、13.14の混液を加え攪拌しながら15
及び16を加え濾布で濾過したものを容器に充填して製
品とする。
実施例 4  乳 液 D 調合香料         Q、 3(A)を80
’Cに加熱攪拌混合する。予めFAEを溶解せるラフイ
ノーズエステルを配合せる03)を85°Cにて加熱溶
解し、これを前者即ち(A)に加え80°Cに保ちなが
ら30分間攪拌した後、攪拌しながら徐々に冷却60’
Cで(C)を加える更に50°Cで(D)を加え30°
C迄攪拌冷却し、−昼夜放置後容器に充填包装し製品と
する。
実施例 5  ローション l、  RAFFI−13203,0 2、アラントイン       0.]3 エタノール
        3.04゜ 濃グリセリン     
  305、ハラオキン安息香酸メチル      O
,]C6ハラオキシ安息酢酸エチル       0,
058、 ヒノキチオール      0039、 ソ
ルコセリル        3.010、  精製水 
        87.2 ]−11、調合香料   
      0.212、青色1号(0,1係水溶液)
0.0513、  黄色4号(0,1係水溶液)  0
0コ−0100、0 ]コ−をハイパーセルロースで練り合わぜこれを10に
入れ30分間攪押抜濾過する。この濾液にI+ 2.4
.5.6,7.8を加え、60°Cに加温攪拌溶解後3
0°C迄酊却する。更にこの液に3.9を加え攪拌混合
し、最後に12.13を加え攪拌混合し濾布で濾過した
ものを容器に充填包装する。なお配合中のRAFFI−
1320はFARを予めラフイノーズエステルに溶解し
たもので、次の様な組成となっている。
RAFFニー140        3.0RAFFニ
ー180        .1.、0ポリヒニルピロリ
ドン       250プロピレングリコール   
     5、Oステアリン酸        3.4 エタノール         0.2 精製水          59.6 ’7合するもの
を用いだが品質基準表にない原料の性状は次の如きもの
を用いた。
]、  クリーム 1)アポガード油 ワニシナの果実より採取した油脂で、 淡黄色〜黄色の透明な油液で、におい及び味は特異性を
呈する。
屈折率N1.46’2〜1.、4 ’74  比重D0
0.9 1 4 〜0. 9 2 1 (岸本特殊肝油工業製) 2、 モイスチャークリーム 1)ベヘニルアルコール ベヘニルアルコール(014
〜C22)を主体とする高級アルコール、白色の薄片2
粒まだは埃、わずかに特異なにおいがある。融点65〜
′73°C酸価1以下 けん化価3以下 水酸基価 ]65〜185 ヨウ素価3以丁 ベヘニルアルコール
’70係上上 11)バチル アルコール 氷晶は淡褐色〜淡黄色の半透明の固体でわずかに特異外
においがある。融点60〜68°C酸価5以下 けん化
価30以下ヨウ素価 1O10以下 水酸基価25o十
20 (高級アルコール工業製) 111)バルミチン酸インステアリル 水晶はインステアリルとパルミチン酸で合成した液状の
ヱステルでCHO 54682 50832常温ζどおいて無色透明な液でにおいはない
か、またはわずかに特異なにおいがある。
酸価l以下 けん化価105〜115 沃素価1以下 水酸基価3以下 比重 Q、 8490〜0.8590  (30/30’C)
(日本サーファクタント工業製) 1■)イソセチル イソステアレート イソステアリン酸イソセチル C47H,5COOC16H33508,92無色〜微
黄色の液体でにおいはないか、わずかに!特異なにおい
がする。酸価]、0以下けん化価100〜120  ヨ
ウ素価2.。
以下 (日本サーファクタント工業製)■)ステアリン
酸グリチルレチニル 水晶を乾燥したものを定量するとき、 3−ステアロイロキシ グリチルレテニツク酸(CIO
)95係以上を含む 48  80  5 白色−微黄白色の結晶粉末でにおいや味はほとんどない
融点218〜225°C (丸善製薬株式会社製) ■I)小麦胚芽油 本島は小麦胚芽を加熱圧搾して得だ油 であり、淡黄色透明液体でわずかに消臭を有する。
比重0.9 ]−5〜0.925酸価1以下ケン化価1
−8 ’i’〜193 不鹸化価2%以下 ヨウ素価1
30以下 エスペリス社(イタリヤ)製 viD  )リステアリン酸ポリオキシエチレンソルビ
タン(20,E。0゜) 本島は主としてトリステアリン酸ソル ビタンの遊離の水酸基に酸化エチレンを付加重合して得
られる非イオン界面活性剤で硫黄色〜黄色のワセリン様
−またはろうようの物質でわずかに特有なにおいがある
。酸価4以下。
vlll)アラントイン ソジウムーdt−ピロリドン
カルボキンレート 本島はアラントイン(CHNO)とaz −ピロリドン
 カルボン酸すl・リウム (C3H6NO3−Na  )とを等モルの割合で付加
結合して得られ、本島を定量するときはアラントイン 
ソヂウムーdt  −ピロリドンカルホキシレー)  
(CHN0Na19  12  5  6 309.22)として9’7〜103係を含む。
自己吸湿性の粉末でにおい及び味はない。
融点20′7°CpT(本島4gを水を加えて]、 O
Omt  とした懸濁液のI)Hば5〜7である(用研
ファイン ケミカル株式会社製) j×)PPRA セルチニン スピシューム 水晶ハ下 記植物の花粉より抽出されたアミノ酸 (シスチン、セリン、グリシン、スレオニン、アラニン
、バリンロイシン、ヒスチジン、アルギニン、アスパラ
ギン酸。
アスパラギン、グルタミン酸、シリン)で定量するとき
は総窒素(N : 14.010)0.8〜0.9%を
含む。暗茶色芳香のある物質でわずかに酸味がある。水
り グリセリン ツルビートール溶液及びほとんどの化
粧品軟化剤に溶は易いが、鉱油、グリース油、エーテル
、クロロホルムニ溶ケにくい。I)H4,O〜4.2(
10%水溶液)スウェーデンAB  セレネレ社製 ×)アテロコラーゲン 本島は若い牛の真皮組織をペグシフ処 理し、抽出精製されたテロペプタイドのとれたコラーゲ
ン(アテロコラーゲン)を再容解し、無水コハク酸で処
理し抽出されたコラーゲンの2%水溶液であり、本島を
定数するとき(N:14.01)を0.3〜0.4係含
む。ペースト状の高粘稠物で、やや不透明である。
3、 パック 1)ナチュロン 2 X IPA 本島はニシン魚鱗紅胞を採取し精製し たものをインプロパツール中に分散しだ混合物である。
含有比率 魚鱗箔  22%(重量%)粧原基   イ
ソプロパツール78チ 性状はパール様光沢を有する分散液で特異なにおいがあ
る。
ロナパール社(アメリカ)製 4、   乳  液 1)アポガード油 lのクリームの場合の記載と同じ。
以上のようにして製造した本発明の製品について動物に
ついての試験を行い、刺激性の殆んどないことを確認し
た。
(1)皮膚−次側戟性試験 実験材料及び実験方法 1−]−検体 検体はRAFFニー140 、  RAFFI−180
、FAE及びソルコセリルを配合した製品群即ちクリ−
ム製品、パック製品、乳液製品及び化粧水製品である。
製品の配合はそれぞれ実施例のとおりであり、その中の
RAFFニー140゜RAFFニー]−80、FAw及
びソルコセリルの配合計は次の通りである。
]−−2実験動物 体重342〜416εr・ (平均体重36 ]−gr
・)ツノ・−トレー系雌モルモットを]製品につき3匹
計15匹を実験に供した。検体適用部位を1匹につきを
椎中線の左右それぞれ3ケ所づつ計6ケ所に設け、右(
III 3ケ所を健常皮膚、左側3ケ所を角層剥離皮膚
とした。健常皮膚、角層剥離皮膚共検体適用24時間前
に電気・・リカンにて剪毛後電気カミソリにて別宅した
。角層剥離皮膚は刈上後セロテープで角層を剥離して用
いた。
]−−3試験方法 クリーム、乳液類及びパックの各検体ばO,コ、gr、
をfヒ粧水は0.05 ml をハツチテスト用絆創膏
(鳥居薬品株式会社製)ミニサイズの各布部分に均一に
塗布し、これをモルモットの上背部皮膚に24時間貼布
した。貼布24時時間式パッチテスト絆創膏を除去した
1−4   判定方法 貼布24時間後にパッチテスト用絆創膏を除去し、除去
4時間、24時間、48時間後に皮膚を観察しだ。
紅  斑  な   し            −明
らかな紅斑あり     十 浮腫を伴う紅斑あり         」+発疹を伴う
紅斑あり         利子1−4−1   クリ
ーム・モイスチャークリーム]、 −4,−2パック ]、 −4−4化粧水 ]、 −4−5結論 クリーム、パック、乳液、化粧水各製品ともに健常皮膚
、角層剥離皮膚に対する一次刺激はないと考えられる。
(2)光毒性試験 (1)の皮膚−次側激試験と同様の検体を作成し、貼布
24時間後パッチテスト用絆創膏を除去し、すべての動
物をFL20−BLBランプ6灯を併動使用し光源より
7.5 cm の距離で40分間照射した。
次にFL−20−8B  ランプ3灯、PL−20−8
D  ランプ3灯を交互に併動配置し、光源より7.5
cm の距離で40分間照射した。使用したランプの波
長領域訃よび放射照度は次のとお・りである 2−]−波長領域 a)  PL−20−BLB (東芝製)波長幅330
〜430 nmピーク波長360nm  2 QW b)  FT、−20−8B  (東芝製)波長幅31
0〜610 nmピーク波長4 0 0  nm   
 2 0  Wc)  FL−20−3D  (東芝製
)波長幅360〜700 nmピーク波長2−2  放
射照度(Topcon 製紫外線強度計UVR−365
を用いて測定した) a)  FL−20−BLBランプ6灯を併動使用、光
源よりr7.5 cm  の距離にした時の測定照度は
5400 μW/cm2/sec、 テIs ル。
b)FL20−8B  ランプ3灯、FL−20−8D
  ランプ3灯を交互に併動使用。光源より 7.5cm  の距離で測定した時の放射照度は800
 μW/cm2/sec、 テアS 7.。照射ニ当っ
ては金属製のカゴ(・こモルモット3匹を入れ、光源よ
り7.5 cm の距離になるようにカゴの位置を設定
した。
2−3  判定方法 パッチ除去後皮膚を観察し、次で光照射直後、24時間
及び48時間後に皮膚を観察した。皮膚判定の基準は1
−4の場合と同様である。
 −4 クリーム、パック、乳液、化粧水各製品ともに健常皮膚
、角層剥離皮膚に対する、光毒性の試験結果は、光照射
前、光照射直後、24時間後、48時間後倒れも紅斑は
認められなかった。即ち光照射による皮膚−次側激は殆
んど々いと考えられる。
次にFAEの抗酸化作用に就では(梶塚進;学兄 34
4(196I7)昭和42年]O月)に又皮脂腺に対す
る局所作用に就ではぐ小林美恵;皮右第21巻第1号昭
和54年2月)等に記載されている。
前者ではFAEは一般に使用されている油脂の抗酸化剤
に比較して、高温処理の場合特に著しい効果があり、高
温(180’C)附近で処理した油脂に対するPOVの
変化の試験効果が記載されている。
後者にはFAEの外用が臨床的に皮脂腺機能低下を呈す
る乾皮症に有効であり、若年者にacne (にきび)
を誘発することを認めたので、FAEは皮脂腺の機能に
何らかの影響を及ぼすものと考え、生化学的及び組織学
的な検索を企て、寸だFAEの抗酸化作用にも着目して
、試験管による実験を行ったことが記載されており、又
リノール酸の紫外線照射による過酸化脂質生成実験にお
いて、FAEばその生成の押割作用を示したことを述べ
ている。
皮脂腺の賦活には特にステロールとし てシクロアルテノールが有効である。化粧品に使用され
る油脂類はi¥7製されても完全に水分の除去は困難で
あり、この含水性により紫外線の影響を受は易くなるが
FAPIの使用は抗酸化性を助長し、特にステロールの
うチ2.4メチレンンクロアルタノールがFAEの50
%以上であるときはその効果が著しい。
(3)多不飽和脂肪酸におけるFA、Eの抗酸化性試験
:大豆油にFAEの抗酸化性 試料 ■、 大豆油(/[tl ’臘株式会社)2、  FA
K a合物 大豆油の脂肪酸 組成係 FAEの組成係 操作法 FAE及びそのアセチル化物を大豆油にQ、 ]、 %
添加し 1)含水 2) 45°C3)  紫外線照射上記三つ
の場合のPO■  の変化をみた。
(辺eq/す) 紫外線照射の結果大豆油に於いてFAEの抗酸化性が認
められ、期間の経過と共にステロールが2.4メチレン
シクロアルタノ一ル50修以上のものの効果が増大する
ソルコセリルは医薬品として輸入許可されているもので
あるが、極めて高い保湿能を有し又吸湿能もプロピレン
グリコールグリセリンに匹敵する。従ってこれを配合し
た化粧品は″使用後の肌のしっとり感°゛“′肌のなめ
らかさ″“化粧のり°゛等の効果を有する使用感の良好
な化粧品となる。
(イ)  ンルコセリルの保湿能、吸湿能試験4−1 
  実験試料及び実験方法 1)実験試料 (a)  ソルコセリル (b)グリセリン (C)  プロピレングリコール 上記各試料をウォーターバス上で水分 を蒸発させた後、105°c4時間乾燥したものを実験
試料とした。
11)実、験方法 (a)  直径約4.5 cm  の秤量皿に試月約1
gを精秤し、20相対湿度58係の環 境条件に放置し、恒惜に達したものに つき次の実験を行った。
(b)  保湿力試、験;20°C2相対湿度32係吸
湿力試験(])i20°C2相対湿度79%吸湿力試験
(21;20°C2相対湿度98係(C)  1ll1
1定時間ば、]−、3,5,’7. :l−2,24時
間としだ。
(d)  環境条件の設定 下記の飽和F話水溶液をテシケーター (こ入れ、20恒温室に放置した。
4−2  実験結果 (1)  保湿力試験;20°C2相対湿度32係の条
件での保湿力(重量減少率で表わ す)を表1に示す。
表]−保湿力試験(20,相対湿度32%における保湿
力 ) (2)  吸湿力試験(]);20°C2相20°C2
相対湿条件での吸湿力(重量増加 率で表わす)を表2に示す 表2 吸湿力試験(1,)(20°、相対湿度79優に
おける1及湿力) (3)  吸湿力試験(21;20°C2相対湿度98
係の条件での吸湿力(重量増加率で表わ す)を表3に示す。
表3 吸湿力試験(21(20、相対湿度98優におけ
る吸湿力) 4−3  結論 表]〜3かられかるように吸湿力においてはグリセリン
、プロピレングリコールニや\劣るかはソ匹敵し、保湿
力に於いては両者よりも勝れている。
以上の様に本発明の組成物は化粧品として安定で皮膚刺
激を与えず、変異原性がなく、又皮脂腺賦活に効果があ
り、又抗酸化性を有し、pHの広い範囲にわたって安定
で使用感のすぐれた化粧品を与えることが出来る。
代理人 弁理士 塩 崎 正 広

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l フェルラ酸(J))IJ?ルペンアルコールエステ
    ルを溶解せる炭素数14〜20の高級脂肪酸のラフイノ
    ーズエステル及びソルコセリルを配合せることを特徴と
    する化粧品組成物。 2 高級脂肪酸としてミリスチン酸、ステアリン酸又は
    その1つを使用したラフイノーズエステルを用いた特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。 3 フェルラ酸ノトリテルペンアルコールエステルが2
    4メチレンシクロアルタノール50係以−Lよりなる特
    許請求の範囲第2項記載の組成物。 4 フェルラ酸のトリテルペンアルコールエステルがシ
    クロアルテノール50%以上よりなる特許請求の範囲第
    2項記載の組成物。 5 フェルラ酸のトリテルペンアルコールエステルの組
    成が シクロオイ力しノール   1%以上 シクロアルテノール   10%以上 2.4メチレンシクロアルクノール 10係以上シクロ
    ブラノール     1%以上 よりなる特許請求の範囲第2項記載の組成物。 6 予め油溶性の補助剤に溶解したフェルラ酸のトリテ
    ルペンアルコールエステルヲ溶解セる炭素数14〜20
    の高級脂肪酸のラフイノーズエステル及びソルコセリル
    を配合せることを特徴とする化粧品組成物。 7 補助剤が米糠油の炭素数20以上の脂肪酸のエチル
    上ステルである特許請求の範囲第6項記載の組成物。 8 補助剤が米糠油の不飽和脂肪酸のグリセライドであ
    る特許請求の範囲第6項記載の組成物。 9 補助剤として小麦胚芽油を用い更に1.3プチレン
     グリコールで稀釈したものを使用せる特許請求の範囲
    第6項記載の組成物。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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