JPS5967097A - 平版印刷版材 - Google Patents

平版印刷版材

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JPS5967097A
JPS5967097A JP17728682A JP17728682A JPS5967097A JP S5967097 A JPS5967097 A JP S5967097A JP 17728682 A JP17728682 A JP 17728682A JP 17728682 A JP17728682 A JP 17728682A JP S5967097 A JPS5967097 A JP S5967097A
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JP
Japan
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acrylamide
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insaturated
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image area
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JP17728682A
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JPS6255998B2 (ja
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Sukeyuki Tsuchiya
祐之 土屋
Akiyoshi Mizuno
水野 晶好
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Publication date
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Publication of JPS5967097A publication Critical patent/JPS5967097A/ja
Publication of JPS6255998B2 publication Critical patent/JPS6255998B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C1/00Forme preparation
    • B41C1/10Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme
    • B41C1/1091Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme by physical transfer from a donor sheet having an uniform coating of lithographic material using thermal means as provided by a thermal head or a laser; by mechanical pressure, e.g. from a typewriter by electrical recording ribbon therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N3/00Preparing for use and conserving printing surfaces
    • B41N3/03Chemical or electrical pretreatment
    • B41N3/036Chemical or electrical pretreatment characterised by the presence of a polymeric hydrophilic coating

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高耐刷力を有し、かつ安価な平版印刷版材に関
し、さらに詳しくは、親水性非画像部を構成する親水層
が特殊なアクリルアミド共重合体を主体とする硬化物層
から成る平版印刷版に関するものである。
一般に、平版印刷版は、印刷時において水ローラーより
水は受理するが、インキローラーよシ油性インキを受理
しない親水性非画像部と、インキローラよシ油性インキ
を受理する親油性画像部とから構成されている。このよ
うな親水性非画像部と親油性画像部との組合わせは種々
知られているが、一般的なものとしては、表面を機械的
又は化学的に粗面化したアルミニウムシート上に、親油
性画像部を形成させたものが知られている。この場合、
アルミニウム表面の親水性をさらに向上させるために、
親油性画像部の形成に先立ち、あるいはその形成後に種
々の表面処理が行われる。
その他、親水性非画像部を構成するものとして、例えば
ゼラチン、カゼイン、デンプン、カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、ホリヒニルアル
コール、ポリビニルピロリドンなどの親水性高分子を架
橋不溶化せしめたものが用いられる。この場合、必要に
応じてクレー、炭酸カルシウム、酸化アルミニウム、シ
リカなどの顔料が加えられることもある。
また、電子写真オフセットマスターのように、酸化亜鉛
と、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、アルキッド樹脂な
どのバインダー樹脂を用いて表面層を形成し、電子写真
方式によりトナーを融着後、1・す−の伺着していない
非画像部をリン酸、リン酸塩、フェロシアン化カリウム
及び界面活性剤なとを含有する不感脂化液(エッチ液)
により不感脂化処理を行って親水化するものもある。
これらの親水性非画像部のうち、表面処理されたアルミ
ニウムは印刷適性、耐刷力の面から優れているものの、
アルミニウムは材料自体高価である上に、その表面処理
に多大な設備を要するため印刷版として高価なものとな
るし、また空気中での酸化々どによって表面が変質し、
親水性が変化するなどの問題がある。さらに、アルミニ
ウム以夕1の前記の親水性非画像部は平版印刷版として
の親水性が十分でないため、非画像部にインキが付着す
るいわゆる地汚れが生じゃすく、官らに耐水性も十分で
ないことによって寸法安匣在が悪く、その上耐刷力に劣
るなどの欠点を有1−でいる。
したがって、これらの問題点を解決するために、これま
でアクリルアミド重合体を親水性非画像部とする方法が
種々提案されている。例えばアクリルアミド重合体とア
ルデヒ!・類とを組み合わせたものを親水性非画像部と
する方法(特開昭48−83902号公報)、アクリル
アミドを含む組成物の硬化物層を親水性非画像部とする
方法(特開昭53〜17406号公報)などが提案され
ている。しかしながら、前者の方法においては、陽極酸
化したアルミニウム表面では良好な特性を示すが、他の
支持体を用いた場合は効果は継続せず、平版印刷版とし
ての耐届11力は十分でないといった欠点を有しており
、丑だ後者の方法においては、その親水性表面(はアク
リルアミドを含有する光重合性組成物を親油性基材表面
上に光硬化させたものであって、面1水性は必ずしも十
分でなく、往々にして硬化後の成分の一部が水に溶解す
るなどの問題がある。
さらに、アクリルアミドの重合体を親水性非画像部とす
る方法(@開昭53−17407号公報、同53−17
408号公報、同54−6602号公報、同54−66
03号公報)も提案されている。しかしながら、これら
の方法においては、アクリルアミド重合体が架橋されて
いないため、耐水性を欠き、実用上問題がある。
本発明者らは、このような従来の平版印刷版材のもの欠
点を克服し、アルミニウムと同等若しくはそれ以上の高
耐刷力を有し、かつ安価な平版印刷版材を提供すべく鋭
意研究を重ねた結果、特殊なアクリルアミド共重合体を
主体とする硬化物層を親水性非画像部とすることにより
、その目的を達成しうろことを見出し、この知見に基づ
いて本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、親水性非画像部を構成する親水層
が、単量体学位としてアクリルアミド、付加重合性不飽
和カルボン酸及びエポキシ基含有付加重合性不飽和化合
物を含む共重合体を主体とする硬化物層から成る平版印
刷版材を提供するものである。
本発明に用いるアクリルアミド共重合体は、アクリルア
ミド単位、付加重合性不飽和カルボン酸単位及びエポキ
シ基含有付加重合性不飽和化合物単位を必須構成単位と
して構成され、アクリルアミド単fヶ30〜99モル係
好ましくは50モル係以上、付加重合性不飽和カルボン
酸単位とエポキシ基含有付加重合性不飽和化合物単位と
をそれぞれ少なくとも05モル係含有するものである。
この場合、付加重合性不飽和カルボン酸単位やエポキシ
基伺加重合性不飽和化合物単位の量が05モル係未満に
なると、硬化が十分に進行せず、目的を達成することが
できない。
また、本発明に用いるアクリルアミド共重合体は前記の
必須単量体単位以外に、必要に応じてその他の付加重合
性不飽和化合物を単量体単位として含むこともできる。
本発明のアクリルアミド共重合体に用いる付加重合性不
飽和カルボン酸としては、例えばアクリル酸、メタクリ
ル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、フ1−ル
酸、ビニル酢酸、α−エチルアクリル酸、あるいはイタ
コン酸、マレイン酸又ハフマールtl−/zトのモノメ
チルエステル、モノエチルエステル、モノ−n−プロピ
ルエステル、モノイソプロピルエステル、モノ−n−ブ
チルエステルなどを掌げることができる。
また、エポキシ基含有付加重合性不飽和化合物としては
、例えばグリシジルアクリレート、グリシジルメタクリ
レート、アリルグリシジルエーテル、α−エチルグリシ
ジルアクリレート、クロトニルグリンノルエーテル、グ
リシジルクロトネート、グリシジルイソクロトイ・−ト
、イタコン酸モノアルキルエステルモノグリシジルエス
テル、フマール酸モノアルキルエステルモノグリシシル
エステル、マレイン酸モノアルキルエステルモノグリシ
ジルエステルなどを挙げることができる。
さらに、必要に応じて用いることのできるその他の付加
重合性不飽和化合物としては、例えばメチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、
インプロピルアクリレート、ブチルアクリレート、オク
チルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレ−1・
、ラウリルアクリレート、メチルメタクリレート、エチ
ルメタクリレート、n−プロピルメタクリレート、イソ
プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、オク
チルツタクリレート、2−エチルへキシルメタクリレ−
1・、ラウリルメタクリルレートなどのアクリル酸アル
キルエステル又はメククリル酸アルキルニスデル、アク
リロニトリル、メタクリレートリル、酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル、スチレン、ビニルトルエン、α−メチ
ルスチレン、ビニルクロルベンゼン、ビニルフェノール
、エチルビニルエーテル、フロビルビニルエーテル、メ
チルビニルケトン、ビニルピリジン、ビニルピロリドン
、ビニルカルバゾール、塩化ビニル、ビニリデノクロラ
イド、アリルアルコール、アリルベンゼン、ア1ノルト
ルエン、アリルアセテートなどを−゛々けるここができ
る。
本発明に用いるアクリルアミド共重合体は、前記のアク
リルアミドと付加重合性不飽和カルボン酸とエポキシ基
含有付加重合性不飽和化合物を必須単量体として用い、
さらに必要に応じてその他の付加重合性不飽和化合物単
量体を用い、これらを共重合させて得られたものであり
、その重合方法として塊状、溶液、乳濁あるいは懸濁重
合法などを用いることができる。特に、水性媒体中でレ
ドックス触媒を用い、溶液重合させることによって容易
((該共重合体が得られる。
本発明の親水性非画像部は、前記のアクリルアミド共重
合体を適当な溶剤を用いて溶液又は乳化液や分散液とし
て塗工液を調製し、これを必要によV下塗りした支持体
表面に塗布したのち乾燥し、さらに必要に応じ、力ロ熱
処理して共重合体を硬化させることにより、形成さ八る
。この際、アクリルアミド共重合体はカルボキシル基と
エポキシ基との反応により強じんな被膜層を形成する。
ここで用いられる溶剤としては水及び種々の有機溶剤、
例エバメチルアルコール、エチルアルコール、フロビル
アルコール、イソフロビルアルコール、メチルアルコー
ル、エチレンクリコール、ジエチレングリコール、グリ
セリン、セロソルブ、酢酸セロソルブ、醋酸セロソルブ
、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、カルピトール
、ブチシカルビ1−−/呟酢酸メチル、酢酸エチル、酢
酸プロピル、アセトン、メチルエチルケトン、7オキサ
ン、テトラヒドロフランなどを挙げることができる。
また、この塗工液には、必要に応じて各種の添力ロ物を
加えることができる。特にカルボキシル基とエポキシ基
との付加反応触媒、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウムなどのアルカリ金属の水酸化物、トリエチルアミ
ン、トリエタノールアミン、ジエチルシクロヘキシルア
ミンなどの第三級アミン、トリメチルベンジルアンモニ
ウムヒドロオキシド、トリメチルベンジルアンモニウム
クロリド々どのアンモニウム化合物などを加えることは
有効である。
また、公知の各種無機及び有機フィラー、例えばシリカ
、酸化アルミニウム、クレー、カオリン、炭酸カルシウ
ム、酸化亜鉛、酸化チタン、ガラス粉、テンブン、セル
ロース粉末など、あるいは公知の界面活性剤や可塑剤な
どを加えることもできる。
塗工液は、重合して得られたアクリルアミド共重合体を
水又は前記の有機溶剤に溶解するか、あるいは乳化や分
散させることによって得られる。
また、溶液重合や乳化重合などで得られた共重合体溶液
や乳化液をその!!を塗工液として使用してもよい。こ
の場合、必要に応じて、さらに水又は有機溶剤で希釈し
てもよいし、また前記の触媒、フィラー、界面活性剤、
可塑剤などを加えてもよい。
この塗工液中のアクリルアミド共重合体の含有量は、塗
布すべき支持体や塗布方法によって種々異なるが、一般
に0.5〜80重量%の範囲が適当である。
このようにして調製した塗工液を必要に応じて下塗り層
が施された支持体に塗布し、乾燥加熱することによって
アクリルアミド共重合体又はこの共重合体を主体とする
組成物の硬化物層を形成させることかできる。ここで形
成された硬化物層は支持体に強固に接着するとともに、
水不溶性かつ親水性の表面を有する。これは本発明(C
用いるアクリルアミド共重合体は親水性であるアミド基
を数多く含有し、かつ含有するカルボキ/ル基トエポギ
シ基とが相互に反応して自己架橋し、三次元構造となり
水不溶性の強靭な硬化物層となるからである。
このように、不発明に用いるアクリルアミド共重合体は
、それ自体がカルボキシル基とエポキシ基を有するため
、従来のアクリルアミド重合物とは異なり、親水性かつ
水不溶性で強靭な而(水性を有する被膜を形成し、平版
印刷版の親水性非画像部として優れた特性を有する。
このような親水性非画像部として優れた特性を有する硬
化物層は、従来知られているようなアクリルアミド共重
合体をアルデヒド化合物で架橋させることや、丑だN−
メチロールアクリルアミドを共重合させた架橋性アクリ
ルアミド共重合体では実現されず、本発明のような単量
体単位とじてアクリルアミド、付加重合性不飽和カルボ
ン酸及びエボキソ基含有付加重合性不飽和化合物を含む
共重合体を用いることによって実現されたものである。
この硬化物層は、前記のように本発明のアクリルアミド
共重合体を含む塗工液を支持体に塗布乾燥1−たのち、
硬化させることによって得られる。
このアクリルアミド共重合体の硬化は、室温でも行うこ
とができるが、硬化反応の促進と硬化を完全にするため
に、通常乾燥時又は乾燥後に加熱することが望捷しく、
この時の加熱温度は60〜200℃の範囲が適当である
。また硬化物層の厚さは特に限定されないが、一般に乾
燥硬化後の硬化物として0.01〜100 f /m’
の範囲が適用される。
本発明に用いられる支持体は、印刷版としての形状、耐
久性、取扱い性及びその価格などを考慮して選択すれば
よく、各種のシートやフィルム状のものが使用される。
例えば紙、ポリエチレンコート紙などの樹脂コート紙、
ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリカーボ子−ト、ポリ塩化ビニノペポリスチ
レン、セルロースアセテートなどのプラスチンクス/−
ト、樹脂を含浸させた紙、不織布、織布など、銅板のよ
うな金属ノート、あるいはこれらを相互に組合わせた複
合材などを使用することができる。
本発明(り二相いるアクリルアミド共重合体は、各種支
持体に対して比較的良好な接着性を有しているが、より
強固な接着を得るために、前記の支持体に各種の表面処
理や下塗り層を施すことが有効である。(二の表面処理
としては、例えばホーニング加工、ブラシ研摩、ボール
研摩、エツチングなどの機械的又は化学的手段による表
面粗面化、薬品処理による酸化、カロ水分解、表面溶解
などの表面変質、コロナ放電やグロー放電加工などの放
電加工、葉外線、放射線照射など電磁波照射、あるいは
プラズマジェット処理や真空蒸着などを挙げることがで
きる。
また、下塗9層は、各種の塗料や接着剤用材料として公
知の樹脂組成物、例えばフェノール樹脂、尿累樹脂、メ
ラミン樹脂、アルキッド樹脂、ウレタン樹脂、エボギシ
樹脂、アクリル樹脂、セルロース樹脂などの樹脂組成物
を前記の支持体に塗布し、乾燥することによって形成さ
れる。
本発明の平版印刷版材における親油性画像部を形成する
ために用いられる感光層としては公知の各種感光材料、
例えば重クロム酸系、ジアゾニウム塩系、0−キノンジ
アジド系、ケイ皮酸エステル系、ゴム−アジド系、光重
合系などの各種感光性樹脂が適用される。
本発明の平版印刷版材は、親油性画像部と親水性非画像
部とから構成された平版印刷版及びその前駆体を含むも
のであって、次にそれらの態様の具体例を添付図面によ
って説明する。
第1図は、適当な支持体lの表面1c下塗9N2を設け
、その上にアクリルアミド共重合体を主体とする硬化物
層3を形成し、さらにその上に感光層4を設けた平版印
刷版前駆体の断面図である。
この印刷版前駆体は、像形成露光及び現像にょム第2図
に示されるような断面を有する平版印刷版と成る。前記
の印刷版前駆体における感光層4がィ・ガーポジタイプ
すなわち光不溶化タイプであれば、像形成露光及び現像
によって、第2図に示されるように感光不溶化部内が硬
化物層3の上に残って親油性画像部6を構成し、−力感
光層の非感光可溶部が除去されて露出した硬化物層3が
親水性非画像部7を構成する。捷た、逆に前記の感光層
4がポジーポジタイプすなわち先回溶化タイプであれば
、第2図の5は非感光不溶部を表わし、−万感光部分は
可溶化して現像により除去されるため、硬化物層3が露
出して親水性非画像部7を構成する。第3図は支持体l
の表面に下塗9層2を設け、その上にアクリルアミド共
重合体を主体とする硬化物層3のみを設けた平版印刷版
前駆体の断面図であって、この印刷版前、躯体の硬化物
層30表面に、直接インキや塗料を用いて描画、印刷、
転写、あるいはタイプすることにより親油作画房部を形
成し、第2図と同様の形態を有する平版印刷版を作成し
つる。この場合、第2図の感光不溶化部5に相当するも
のがインキや塗料によって形成される。また、電子写真
法によジトナー画像全硬化物層30表面に形成させれば
、そのトナー画像が親油性画像部を構成する。
さらに、第3図の印刷版前駆体における硬化物層3を部
分的((除去して画像を形成することもできる。すなわ
ち、第3図における下塗り層2を親油性物質で作成し、
アクリルアミド共重合体を主体とする硬化物層3を機械
的に削り取った9、放電破壊によジ除去したり、あるい
はレーザー光などによp熱的に除去したシして、下塗り
層2を露出させ、親油性画像部を形成することにより、
第4図に示されるような断面を有する平版印刷版を作成
しうる。第4図において6は露出した下塗り層2から成
る親油性画像部であり、7は硬化物層3から成る親水性
非画像部である。
第5図は、きらに別の態様の平版印刷版前1駆体の断面
図であって、この印刷版前駆体は支持体1の表面に下塗
り層2を設け、その上に感光層4を形成し、さら(Cそ
の上にアクリルアミド共重合体を主体とする硬化物層3
を設けたものである。この場合の硬化物層3は感光層4
を感光させるための活性光線に対して実質的に透明であ
ることが必要である。
第6図は前記の第5図で示される印刷版前、躯体を用い
て作成した平版印刷版の断面図であって、像形成露光に
より感光不溶化した感光層5に対応する部分の硬化物層
3は、像形成露光に続く現像においても除去きれずその
まま残り、親水性非画像部7を構成し、一方弁感光部分
の感光層はその対応する部分の硬化物層とともに除去さ
れて、親油性画像部6を構成する。
以上の態様はいずれもアクリルアミド共重合体を主体と
する硬化物層より形成された均一な親水層上に親油性画
像部を設けるか、あるいは親水層の一部を除去して親油
性画像部を形成することによって、親油性画像部と親水
性非画像部とを構成せしめた平版印刷版又はその前1駆
体であるが、その他の態様として、支持体上に親油性画
像部を予め設け、次いでこの画像部以外の部分すなわち
非画像部にアクリルアミド共重合体を主体とする硬化物
層を形成させて親水性非画像部とすることもできる。第
7図はこの態様の平版印刷版の断面図であって、6が予
め設けられた親油性画像部、7があとで形成された親水
性非画像部である。具体的な方法としては従来の平版印
刷版において行われているガム引きと類似な工程で行う
ことができる。
以上各種の態様を説明したが、第1図及び第2図の例が
代表的である。また本発明の主旨は親水性非画像部が特
殊なアクリルアミド共重合体を主体とする硬化物層から
成ることにあり、この主旨をはずれない限り、本発明の
平版印刷版材は前記の態様に限定されるものではない。
本発明の平版印刷版材は、親水性非画像部を構成する親
水層が特殊なアクリルアミド共重合体を主体とする硬化
物層から成っていて、アルミニウムと同等若しくはそれ
以上の耐刷力を有し、かつ安価であり、商品価値の極め
て高いものである。
次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらの実施例によってなんら限定されるもの
ではない。
実施例 (a)  アクリルアミド共重合体の製造温度計、滴下
漏斗、還流冷却器及びかき捷ぜ機全有する四つロフラス
コに純水639.2重量部を仕込んだのち、50℃に保
持しながらアクリルアミド164.2重量部(92,5
モル係)を仕込み、完全溶解後、次に示す組成の他のモ
ノマー、レドックス重合開始剤を順次添加した。なお、
他のモノマー組成物にポリマーの分子量を調節するため
に、n−ドテシルメルカプタンを添加した。
他の七ツマー組成 レドックス重合開始剤 前記の他のモノマー及びレドックス重合開始剤を添力0
したのち、かきまぜながら50℃に保持し、30分間反
応を行った。
このようにして得られたポリマー溶液だメタノールを加
えてポリマーのみを析出させ、乾燥後重置を測定し、理
論固形分から重合転化率を求めたところ、97.5係で
あった。
(b)  版材の作成 (a)で得られた共重合体5重量部を純水100重量部
で希釈し、それにトリメチルベンジルアンモニウムヒド
ロオキシド(40重量係メタノール溶液)0.3重量部
を加えて塗工液を作成し、この塗工液を厚さ0.1調の
スチール箔にワイヤバーを用いて乾燥後の塗布量が52
/m”となるように塗布したのち、150℃で20分間
硬化を行って親水性表面を有する平版印刷用版材を作成
した。この版材表面の水に対する接触角をゴニオメータ
−を用いて、液滴法によシ測定(−たところ、2シ0で
あった。
(c)印刷版の作成及び印刷 特公昭49−34041号公報実施例1に記載されてい
る方法で作成した、側鎖に不飽和基を有するアクリル樹
脂をモノマー、光増感剤とよりなる感光性樹脂を、(B
)で得られた平版印刷用版材(Cワイヤーバーを用いて
乾燥後の塗布量が4f/m’となるように塗布して感光
層を設けた。
次いで、この感光層面に坏ガフィルムを当て、真空焼枠
にセットし、水冷式2 kW超高圧水銀灯にて距離1m
で90秒間露光したのち、リン酸ナトリウム1重量部、
メタノール10重量部、水100重量部から成る現像液
で現像し、未露光部の感光層を除去して、親水性表面上
に親油性画像を設けた。
このようにして作成した印刷版を、オフセット印刷機(
ハマダスター700CD )に取り付け、湿し水又は水
道水をそのまま用いて印刷を行ったところ、地汚れはな
く、1万枚の印刷物を得ることができ、ざらに印刷可能
な状態であった。
また、この印刷版はガム引などの操作を加えることなく
、−夜装置したのち、再印刷を行ったが、非画像部の地
汚れはみられなかった。
実施例2 (a)アクリルアミド共重合体の製造 純水655重量部に次の組成のモノマーを用いて実施例
1と同様にしてアクリルアミド共重合体を製造した。
アクリルアミド       150.9重量部グリ/
ジルメタクリレート    17.75重量部アクリル
酸         18.Oii量量水ポリマー液一
部をサンプリングして重合転化率を測定したところ、9
9.5 %であった。このポリマー溶液はその11版材
の作成に供した。
(b)  版材の作成 100μの厚さを有するポリエチレンテレフタレートシ
ートを82℃で5分間、20重量係カセイソーダ水溶液
に浸せきし、水洗したのち、さらに塩化第一スズの希薄
水溶液(IOS’/4)に5秒間浸漬したのち、再び水
洗乾燥した。さらにこの処理表面にアクリルラテックス
(ポリトロンF −2000、無化成工業■製)を乾燥
後の重量が227 mWとなるように塗布した。次いで
(a)で得られたアクリルアミド共重合体を含む溶液2
0重量部に、純水60重量部を加え、さらにトリメチル
ベンジルアンモニウムハイドロオキサイド(40重量%
メタノール溶液)0.2重量部を加えて塗工液を作成し
、この塗工液を乾燥後の塗布量が5グ/m”となるよう
に塗布したのち、150℃で20分間硬化を行って親水
性表面を有する平版印刷用版材を作成した。
この版材表面の水に対する接触角(ハ24°であった。
(C)  印刷版の作成及び印刷 g光性樹脂としてクイック・ワイプオン・ポジ感光液(
上野化学工業■製)を使用し、(b)で得られた平版印
刷用版材に乾燥後塗布量4り/ m”で塗布して感光層
を設けた。
次いでこの感光層面にポジフィルムを轟で、真空焼枠に
セットし、水冷式2 kW超高圧水銀灯にて距離1mで
2分間露光したのち、クイック・ワイプオン・ポジ現像
液で現像し、露光部の感光層を除去し太親水性表面上に
親油性画像を設けた。
このようにして作成した印刷版を、実施例1と同様にし
てオフセント印刷機に取付けて印刷を行い、良好な印刷
物2万部を得ることができた。
実施例3 (a)アクリルアミド共重合体の製造 純水738重量部に、次の組成のモノマーを用いて実施
例1と同様にしてアクリルアミド共重合体を製造した。
アクリルアミド     162.7重量部(82,5
モル%)グリシジルメタクリレート   9.7重量部
(2,5モル%)アクリル酸        10.0
重量部(5,0モル%)メタクリル酸メチル     
27.8重量部(10,0モル%)重合転化率は97.
9係であった。得られたポリマー溶液はそのまま版材の
作成に供した。
(b)  版材の作成 厚さ25μのトリアセチルセルロースフィルムを50℃
で1時間、0,5重量係カセイソーダ溶液(20重量%
メタノール溶液)に浸漬したのち、水洗乾燥した。この
フィルムを次の操作により188μの厚さの2軸延伸ポ
リエチレンテレフタレートシートに貼り合わせた。
すなわち100メソンユのグラビアシリンダーを用いて
、ポリウレタン系接着剤(東洋モートン製アドコー) 
33.5 A ) 100重量部、硬化剤(東洋モート
ン製CATIO)6重量部、酢酸エチル100重量部か
ら成る接着剤組成物をポリエチレンテレフタレーI・シ
ートに塗布し、乾燥(80℃)シタのちドライラミネー
ターを用いて、前記の表面処理したトリアセチルセルロ
ースフィルムを貼す合わせた。
表面処理したトリアセチルセルロースフィルム側の表面
(・−(a)で作成したポリマー溶液20重量部に純水
60重量部を加え、さらにトリメチルベンジルアンモニ
ウムハイドロオキサイド(40重量%メタノール溶液)
0,2重量部を加えた塗工液を、乾燥後の塗布量が5f
i’/m’となるように塗布したのち、150℃で20
分間硬化を行って、親水性表面を有する平版印刷用版材
を作成した。
この版材表面の水に対する接触角は27°であった。
(C)  印刷版の作成及び印刷 (b)で作成した板材に実施例1で用いた感光剤を塗布
したのち、実施例1の印刷版作成と同様な操作により印
刷版を作成した。この印刷版もオフセット印刷機(・で
よって良好な印刷物1万部を作成した。
実施例4 純水640重量部に次の組成のモノマーを用い、実施例
1と同様にしてアクリルアミド共重合体を製造した。
アクリルアミド     164.2重量部(92−,
5モル%)クリシジルメタクリレート  8.87重量
部(2,5モル%)メタクリル酸      10.7
5重量部(5,0モル%)重合転化率は98.1係であ
った。
このようにして得られたポリマー溶液を用いて、実施例
2と同じ方法で親水性表面を有する平版印刷用版材を作
成した。この版材表面の水に対する接触角は23°であ
った。
この版材表面に実施例1で用いた感光剤を塗布したのち
、実施例1の印刷版作成と同様な操作によって印刷版を
作成した。この印刷版もオフセット印刷機Vこよって良
好な印刷物1万部を作成した。
比較例 純水639.2重量部に次の組成のモノマーを用い、実
施例1と同様にしてアクリルアミド共重合体を製造した
アクリルアミド  164.2重量部(900モル%ア
クリル酸     18.5重量部(100モル%重合
転化率は98.5 %であった。
このようにして得られたポリマー溶液20重量部に純水
60重量部を加え、さらにグリオキザール(40重量受
水溶液)1重量部を加えて塗工液を作成し、この塗工液
を用いて実施例2と同じ方法で親水性表面を有する平版
印刷用版材を作成した。このjIV材表面の水に対する
接触角は32°であった。
−この版材表面に実施例1で用いた感光剤を塗布したの
ち、実施例1の印刷版作成と同様な操作によって印刷版
を作成した。この印刷版をオフセット印刷機に取り付け
て印刷を行ったところ、数百枚の印刷で非画像部に地汚
れが発生し、平版印刷版として耐刷力は十分でなかった
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は本発明の平版印刷版材の態様を示す断面図
であり、第1.第3及び第5図は印刷版前1駆体、第2
、第4、第6及び第7図は印刷版である。 図中右号1は支持体、3はアクリルアミド共重合体を主
体とする硬化物層、”6は親油性面r象部、7は親水性
非画像部である。 特許出願人 旭化成工業株式会社 代理人 阿 形  明 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ■ 親水性非画像部を構成する親水層が、単量体単位と
    してアクリルアミド、付加重合性不飽和カルボン酸及び
    エポキシ基含有付加重合性不飽和化合物を含む共重合体
    を主体とする硬化物層から成る平版印刷版材。
JP17728682A 1982-10-08 1982-10-08 平版印刷版材 Granted JPS5967097A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007177199A (ja) * 2005-12-02 2007-07-12 Mitsubishi Rayon Co Ltd 粒状ビニル系重合体、その製造方法、及び熱硬化性樹脂組成物

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JPS5738194A (en) * 1980-08-20 1982-03-02 Oji Paper Co Ltd Master plate for lithography
JPS57125095A (en) * 1981-01-27 1982-08-04 Ricoh Co Ltd Original plate for lithography printing

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