JPS596634Y2 - 発熱体支持碍子 - Google Patents
発熱体支持碍子Info
- Publication number
- JPS596634Y2 JPS596634Y2 JP17196377U JP17196377U JPS596634Y2 JP S596634 Y2 JPS596634 Y2 JP S596634Y2 JP 17196377 U JP17196377 U JP 17196377U JP 17196377 U JP17196377 U JP 17196377U JP S596634 Y2 JPS596634 Y2 JP S596634Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- insulator
- furnace wall
- furnace
- support insulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この実用新案は電気炉等に用いる抵抗発熱体支持碍子の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
従来、電気炉にニクロム帯等の抵抗発熱体Aをとりつけ
る場合、第1図に示す如き糸巻形の発熱体支持碍子を釘
あるいは金属棒等の支持金具5をもって炉壁8にとりつ
け、この碍子の胴部1に発熱体Aを懸架支持させる方法
が多くとられている。
る場合、第1図に示す如き糸巻形の発熱体支持碍子を釘
あるいは金属棒等の支持金具5をもって炉壁8にとりつ
け、この碍子の胴部1に発熱体Aを懸架支持させる方法
が多くとられている。
近時、炉壁の内張りに高耐熱繊維で作られたセラミック
ファイバーを使用することが増えているが、この場合、
従来の形状の発熱体支持碍子では炉内の高温ガスが炉壁
面の鍔部2の裏面に容易に回り込む結果、炉壁の中の表
面に近い部分に位置する支持金具は、高温の部分に於で
セラミックファイバーの繊維間を透過した炉内の高温ガ
スに晒されて酸化腐食されることが多かった。
ファイバーを使用することが増えているが、この場合、
従来の形状の発熱体支持碍子では炉内の高温ガスが炉壁
面の鍔部2の裏面に容易に回り込む結果、炉壁の中の表
面に近い部分に位置する支持金具は、高温の部分に於で
セラミックファイバーの繊維間を透過した炉内の高温ガ
スに晒されて酸化腐食されることが多かった。
また、従来の形状の発熱体支持碍子では、支持金具5の
先端5′および碍子を止めるためにねじ込まれたナット
6の部分も炉内の高温ガス雰囲気に直接晒される結果、
この部分も酸化腐食されることが多かった。
先端5′および碍子を止めるためにねじ込まれたナット
6の部分も炉内の高温ガス雰囲気に直接晒される結果、
この部分も酸化腐食されることが多かった。
かくの如く、従米の形状の発熱体支持碍子は支持金具が
酸化腐食され易く寿命が短くなる欠点があった。
酸化腐食され易く寿命が短くなる欠点があった。
本案は、この発熱体支持碍子の支持金具の寿命を延ばす
ために考案されたものである。
ために考案されたものである。
即ち、
(イ)本考案の発熱体支持碍子は、第2図に示す如く抵
抗発熱体Aを懸架支持する中空の胴部1およびこれと一
体になった同様に中空の頭部3の部分と、炉壁表面に接
する鍔部2とが夫々分離独立していて、更に第3図に示
す如く胴部1の一端は、炉壁表面に接する鍔部2の中心
にある貫通孔10を貫通し、かつセラミックファイバー
の炉壁内に侵入するように長く延長させてある。
抗発熱体Aを懸架支持する中空の胴部1およびこれと一
体になった同様に中空の頭部3の部分と、炉壁表面に接
する鍔部2とが夫々分離独立していて、更に第3図に示
す如く胴部1の一端は、炉壁表面に接する鍔部2の中心
にある貫通孔10を貫通し、かつセラミックファイバー
の炉壁内に侵入するように長く延長させてある。
このため、発熱体Aを胴部の延長部9をとおして胴部1
に懸架させるとともに、胴部の延長部9は鍔部2を貫通
させ、さらにこの延長部9をセラミックファイバーの炉
壁に押し込んだり、或は予め準備された窪みの中に載置
すれば、この侵入した延長部9は鞘状となって発熱体支
持碍子内に挿通され、この碍子を支持する支持金具の炉
壁内に挿入されたうち壁面に近い部分を覆うことになる
結果、炉内の高温ガスが、炉壁表面に近い高温部分に位
置する炉壁内の支持金具に容易に到達し難くなるため、
支持金具の酸化腐食は防止されその寿命は大幅に長くな
る。
に懸架させるとともに、胴部の延長部9は鍔部2を貫通
させ、さらにこの延長部9をセラミックファイバーの炉
壁に押し込んだり、或は予め準備された窪みの中に載置
すれば、この侵入した延長部9は鞘状となって発熱体支
持碍子内に挿通され、この碍子を支持する支持金具の炉
壁内に挿入されたうち壁面に近い部分を覆うことになる
結果、炉内の高温ガスが、炉壁表面に近い高温部分に位
置する炉壁内の支持金具に容易に到達し難くなるため、
支持金具の酸化腐食は防止されその寿命は大幅に長くな
る。
(ロ)また、第3図に示す如く本考案の発熱体支持碍子
の炉内に面する頭部3の端面3′に凹み4を設けて、支
持金具5の先端5′および発熱体支持碍子をとりつける
ために締めつけられたナット6等の炉内に面した支持金
具の先端部分は、取りつけられた状態に於てこの凹み4
の中に陥没状態で載置される。
の炉内に面する頭部3の端面3′に凹み4を設けて、支
持金具5の先端5′および発熱体支持碍子をとりつける
ために締めつけられたナット6等の炉内に面した支持金
具の先端部分は、取りつけられた状態に於てこの凹み4
の中に陥没状態で載置される。
そして碍子の頭部3を貫通した支持金具をナット6で締
めつけた後、耐火断熱セメント等の耐火断熱材7をもっ
て、この凹み4の中に載置された支持金具の先端5′お
よびナット6が埋没するように埋め込んでしまうもので
ある。
めつけた後、耐火断熱セメント等の耐火断熱材7をもっ
て、この凹み4の中に載置された支持金具の先端5′お
よびナット6が埋没するように埋め込んでしまうもので
ある。
これにより支持金具の先端5′およびナット6は耐火断
熱材7の中に封入される結果、炉内の高温ガス雰囲気に
直接晒されることがなくなり、その酸化腐食は防止され
寿命は大幅に延びるものである。
熱材7の中に封入される結果、炉内の高温ガス雰囲気に
直接晒されることがなくなり、その酸化腐食は防止され
寿命は大幅に延びるものである。
以上の如く、本考案による発熱体支持碍子は、その取付
金具の各部を炉内の高温ガス雰囲気による酸化腐食から
防止し、取付金具の寿命を延長するのに有効な発熱体支
持碍子である。
金具の各部を炉内の高温ガス雰囲気による酸化腐食から
防止し、取付金具の寿命を延長するのに有効な発熱体支
持碍子である。
また、特に不良となった支持碍子を交換する場合に懸架
された抵抗発熱体は緊張状態にあるので、この発熱体を
碍子より外ずす場今に、碍子の頭部あるいは、部の大径
部をくぐらせることが非常に困難であったが、本願考案
にあっては、碍子の頭部及び胴部が、鍔部とは分離して
外ずれるので、緊張状態にある発熱体を簡単に外ずせる
ので、碍子の交換作業が非常に簡単である。
された抵抗発熱体は緊張状態にあるので、この発熱体を
碍子より外ずす場今に、碍子の頭部あるいは、部の大径
部をくぐらせることが非常に困難であったが、本願考案
にあっては、碍子の頭部及び胴部が、鍔部とは分離して
外ずれるので、緊張状態にある発熱体を簡単に外ずせる
ので、碍子の交換作業が非常に簡単である。
第1図は従来の発熱体支持碍子の側面図、第2図は本考
案の分離側面図、第3図は本考案の一部を切り欠いた側
面図。 Aは抵抗発熱体、1は胴部、2は鍔部、3は頭部、3′
は頭部の端面、4は凹み、5は支持金具、5′は支持金
具の先端、6はナット、7は充填された耐火断熱材、8
は炉壁、9は鞘状の延長部、10は鍔部の貫通孔。
案の分離側面図、第3図は本考案の一部を切り欠いた側
面図。 Aは抵抗発熱体、1は胴部、2は鍔部、3は頭部、3′
は頭部の端面、4は凹み、5は支持金具、5′は支持金
具の先端、6はナット、7は充填された耐火断熱材、8
は炉壁、9は鞘状の延長部、10は鍔部の貫通孔。
Claims (1)
- セラミックファイバーで内張リされた電気炉の炉壁に抵
抗発熱体をとりつける発熱体支持碍子で、抵抗発熱体A
を懸架支持する中空の胴部1およびこれと一体になった
同様に中空の頭部3の部分と、炉壁8に接する鍔部2と
が夫々分離独立しており、更にこの胴部の一端は延長し
、この延長部9が、分離した鍔部2の中央に位置する貫
通孔10を貫通し碍子内に挿通された支持金具5の炉壁
内に位置する部分を覆うように鞘状に長く炉壁内に侵入
するようになっている発熱体支持碍子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17196377U JPS596634Y2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | 発熱体支持碍子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17196377U JPS596634Y2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | 発熱体支持碍子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5497833U JPS5497833U (ja) | 1979-07-10 |
JPS596634Y2 true JPS596634Y2 (ja) | 1984-02-29 |
Family
ID=29176322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17196377U Expired JPS596634Y2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | 発熱体支持碍子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596634Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100500635B1 (ko) * | 2002-07-03 | 2005-07-12 | 조성호 | 전기로의 전열선용 애자 |
-
1977
- 1977-12-22 JP JP17196377U patent/JPS596634Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5497833U (ja) | 1979-07-10 |
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