JPS596593Y2 - 圧力スイッチ用防水キャップ - Google Patents

圧力スイッチ用防水キャップ

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Publication number
JPS596593Y2
JPS596593Y2 JP7656479U JP7656479U JPS596593Y2 JP S596593 Y2 JPS596593 Y2 JP S596593Y2 JP 7656479 U JP7656479 U JP 7656479U JP 7656479 U JP7656479 U JP 7656479U JP S596593 Y2 JPS596593 Y2 JP S596593Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waterproof cap
pressure switch
switch
pressure
water
Prior art date
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Expired
Application number
JP7656479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55177244U (ja
Inventor
広樹 三浦
Original Assignee
株式会社ユ−シン
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ユ−シン filed Critical 株式会社ユ−シン
Priority to JP7656479U priority Critical patent/JPS596593Y2/ja
Publication of JPS55177244U publication Critical patent/JPS55177244U/ja
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Publication of JPS596593Y2 publication Critical patent/JPS596593Y2/ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は防水用のキャップの改良に関し、特には圧力ス
イッチに被せる防水用キャップに関する。
従来より水の当る外部へ露出するスイッチには、接点部
への水の侵入を防ぐために外部への導電端子であるター
ミナルを植設されたターミナルベース部に防水用のゴム
キャップを被せていた。
し力化ながらゴムキャップにより密封するとキャップ内
の圧力と外気の圧力との差が生じるため、雨天や湿温の
高い田こは、その圧力差により外部の湿気を吸込み温度
変化により結露し水滴となる。
そして圧力スイッチにおいてはさらにスイッチ動作を安
定させるために設けられた呼吸孔による呼吸作用により
水を吸い込んでしまう。
いずれもキャップがしてあるため外部へ排出されること
なく溜り、結局スイッチ内部へ前記呼吸孔などから侵入
し接点を劣化させ、自動車等の安全性を害する要因とな
っていた。
本考案は、前記防水キャップにキャップ内部の圧力と外
気の圧力とを等圧にするための導通路または排水用の溝
を設けることにより水が排水される構造とし、結果とし
てスイッチの耐久性を高めることのできる防水用のキャ
ップを提供する。
以下本考案を実施例について説明する。
第1図は本考案を垂直に取付ける圧力スイッチ(以下縦
型の圧力スイッチと称す)に応用した場合の実施例であ
り、圧力スイッチ1に被せられた防水キャップ2には、
第2図の様にその内壁3に3本の軸方向への縦の溝4が
ある。
ターミナルベース5上のターミナル6にはリード線7の
一端が接続され防水スリーブ8が被せられ、他端は防水
キャップ2の空間部2aを通り、さらにリード線の動き
に余裕を持たせるための柔軟部2bの小穴部2Cへ挿通
された後ギ−ボシ9を装着されている。
前記小穴部2Cには接着剤が塗布され、防水効果を持た
せている。
柔軟部2bは通常図示のごとく蛇腹状にすることにより
、一層の余裕がリード線に生し断線を防止する。
ターミナルベース部5に被せられた前記防水キャップ2
は内周にリング状に形或された肉厚の嵌合部2dが、タ
ーミナルベースの周囲に設けられている嵌合溝1aと嵌
合し、前記縦溝4の部分以炸はぴったりとはまり抜け止
めとなっている。
さらにその下部のスカート部2eが縦型の圧力スイッチ
の取付け用ネジ部を有するボデー10に傘をさしかける
様に広がっている。
通常圧力スイッチには、スイッチ部を完全密閉すると気
温の変化等によりダイアフラム12の動き、すなわちス
イッチの作動圧を不安定なものとすることを防止するた
めの呼吸孔を設けてある。
図ではダイアフラム12による作動を安定させるためス
イッチ内部と空間部2aとを連通ずる呼吸{L11があ
って、この孔により接点を作動させるダイアフラム12
が圧力が加わったときと加わらないときにスイッチ部内
の空気を吐出および吸引し、すなわち呼吸(圧力調整)
する。
この呼吸の際に防水キャップのターミナルベース等の密
着部に水が付着していたりすると、毛細管現象に加えて
、空間部内に水を吸込んでしまう。
したがってこの繰返しにより、水は次第に溜まり、前記
ターミナルベース上に設けられた呼吸孔11のエントツ
部11 aを越えたとき、スイッチ内部へ侵入し接点等
を劣化させ、スイッチの寿命を短縮していた。
また従来空間部2aは外気と遮断された状態にあったの
で、外気の温度あるいは湿度の変化により空間部と外気
とに圧力差を生じ雨期等の高温多湿な時期あるいは同様
な条件のときには、多量の湿気を吸い込んでしまう。
一例として自動車のエンジン付近など温度差が生じ易い
部分にスイッチが取付けられると、前記空間部はエンジ
ンの熱で膨張し、エンジンが冷えると収縮する。
この際に雨が降るなど外気の湿度が高いと、この湿気を
吸い込みエンジンが冷えるにつれて結露し水滴となりタ
ーミナルベース上に溜まり、結局は上記同様に浸水によ
り接点等は劣化する。
本考案ではこれらいずれの場合においても、水が溜まる
ための要因を前記構戒の様に溝4により外気への通路を
つくる弁とにより無くしている。
この通路又は排水路により湿気を導いても外と同じ環境
下にあるので水となり溜り難く、水が直接かかつて入り
込んでも即排出される。
また直接かかるものについてはスカート部2eにより縦
型の圧力スイッチ故ある程度軽減される様になっている
さらに溝の形状を直接入り込まないような構造とするこ
とにより一層の効果が得られる。
以上詳述したように、本考案により、圧力スイッチの主
な故障要因であった内部への水の侵入は全く解消され、
スイッチの接点等は浸水により劣化されることなく、ス
イッチ寿命を延ばすことができるので哨動車等の安全性
を向上させられ、さらに前記呼吸作用も効果的に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図は本考案の防
水キャップの一部断面の斜視図である。 1・・・・・・圧力スイッチ、2・・・・・・防水キャ
ップ、4・・・・・・溝、5・・・・・・ターミナルベ
ース、10・・・・・・ボデー、11・・・・・・呼吸
孔、12・・・・・・ダイアフラム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダイアフラムに圧力が作用することにより接点を開閉す
    る圧力スイッチにおいて、該圧力スイッチのターミナル
    ベースに装着される防水キャップの内壁に1以上の溝を
    1端は外気に通じ、他端は外気を導くように前記ターミ
    ナルベースのターミナルが植設された空間部に連続的に
    設けたことを特徴とする圧力スイッチ用防水キャップ。
JP7656479U 1979-06-07 1979-06-07 圧力スイッチ用防水キャップ Expired JPS596593Y2 (ja)

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JP7656479U JPS596593Y2 (ja) 1979-06-07 1979-06-07 圧力スイッチ用防水キャップ

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JP7656479U JPS596593Y2 (ja) 1979-06-07 1979-06-07 圧力スイッチ用防水キャップ

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Publication Number Publication Date
JPS55177244U JPS55177244U (ja) 1980-12-19
JPS596593Y2 true JPS596593Y2 (ja) 1984-02-29

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ID=29310065

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JP7656479U Expired JPS596593Y2 (ja) 1979-06-07 1979-06-07 圧力スイッチ用防水キャップ

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JPS55177244U (ja) 1980-12-19

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