JPS596554Y2 - デイスク駆動装置 - Google Patents
デイスク駆動装置Info
- Publication number
- JPS596554Y2 JPS596554Y2 JP11435378U JP11435378U JPS596554Y2 JP S596554 Y2 JPS596554 Y2 JP S596554Y2 JP 11435378 U JP11435378 U JP 11435378U JP 11435378 U JP11435378 U JP 11435378U JP S596554 Y2 JPS596554 Y2 JP S596554Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- disc
- turntable
- inclined shaft
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はビデオ・ディスクを駆動するのに適しているデ
ィスク駆動装置に関するものである。
ィスク駆動装置に関するものである。
近年、ビデオ・ディスク及びこのための記録再生装置が
開発された。
開発された。
此の種の装置には大別して、ディスクの記録溝を針で走
査し、記録溝の変化を機械的変化として検出し、これを
電気的信号に変換するものと、ディスクの記録溝に基づ
く情報を光学的に読み取るものとの2つがある。
査し、記録溝の変化を機械的変化として検出し、これを
電気的信号に変換するものと、ディスクの記録溝に基づ
く情報を光学的に読み取るものとの2つがある。
第1図は後者の再生装置を概略的に示すものであって、
オーディオのレコード盤の様に溝(ピット)によって情
報を記録したディスク1が、モータ2のシャフト3に係
合され、このディスク1が高速回転される様になってい
る。
オーディオのレコード盤の様に溝(ピット)によって情
報を記録したディスク1が、モータ2のシャフト3に係
合され、このディスク1が高速回転される様になってい
る。
ディスク1の下には読み出しのための光学系が配されて
おり、まず光源としてヘリウム・ネオン・レーザ4が設
けられ、こ・から放射されるレーザビームの直進方向に
半透明のプリズム5が配されている。
おり、まず光源としてヘリウム・ネオン・レーザ4が設
けられ、こ・から放射されるレーザビームの直進方向に
半透明のプリズム5が配されている。
このプリズム5はディスク1に向うビームを約90゜屈
折させるが、ディスク1で反射された帰りのビームを屈
折させることなく透過させるものである。
折させるが、ディスク1で反射された帰りのビームを屈
折させることなく透過させるものである。
6は第1のミラーであって、往復のビームを反射させ、
進路を約90゜変えるためのものである。
進路を約90゜変えるためのものである。
7は第2のミラーであって、ディスク1の方向に往きの
ビームを反射させると共に帰りのビームを第1のミラー
6の方向に反射させるためのものである。
ビームを反射させると共に帰りのビームを第1のミラー
6の方向に反射させるためのものである。
尚この第2のミラー7は枢支されており、必要に応じて
電気的に回動制御される様になっている。
電気的に回動制御される様になっている。
8はビームを集束するためのビーム集束装置である。
9はディスク1で反射した帰りのビームを検知するため
の光検出器である。
の光検出器である。
上述のプリズム5、ミラー6、回動ミラー7、ビーム集
束装置8、及び光検出器9は一体となって光学系装置1
0を形威し、この光学系装置10はレール11に載置さ
れ、ディスク1の半径方向に移動可能である。
束装置8、及び光検出器9は一体となって光学系装置1
0を形威し、この光学系装置10はレール11に載置さ
れ、ディスク1の半径方向に移動可能である。
尚、12は保持箱、13は支持台、14は保持円筒、1
5は往きのビーム、16は帰りのビームである。
5は往きのビーム、16は帰りのビームである。
第2図及び第3図はディスク1に対する記録状態及びビ
ームとの関係を示すものであり、映像信号をFM変調し
た第2図Aに示す様な信号はリミツタを通過することに
よって、第2図Bの様な信号となり、これに対応した溝
即ちピット17が第2図Cに示す如く形威されている。
ームとの関係を示すものであり、映像信号をFM変調し
た第2図Aに示す様な信号はリミツタを通過することに
よって、第2図Bの様な信号となり、これに対応した溝
即ちピット17が第2図Cに示す如く形威されている。
このピット17の幅は約1μ、隣りのピットとの間隔は
約1μ、深さは約+λ(但しλはレー・ザ光の波長)で
あって約0.l5μ、ピットの長さはディスクの内周と
外周とによって差があり、またFM変調波の周波数によ
って異なり、例えば1.5〜6μである。
約1μ、深さは約+λ(但しλはレー・ザ光の波長)で
あって約0.l5μ、ピットの長さはディスクの内周と
外周とによって差があり、またFM変調波の周波数によ
って異なり、例えば1.5〜6μである。
ピット17はディスク面に渦巻き状又は同心円状に形或
されており、■円周でラスク走査形テレビジョン受像機
の第1フイルド(奇数フイルド)を形威し、残りの千円
周で第2フイルド(偶数フイルド)を形或し、1周で1
フレームを構或するようになっている。
されており、■円周でラスク走査形テレビジョン受像機
の第1フイルド(奇数フイルド)を形威し、残りの千円
周で第2フイルド(偶数フイルド)を形或し、1周で1
フレームを構或するようになっている。
尚ピット17の配列されている外周径は約300 mm
φ、内周径は約70〜80 mmφであり、又表面には
金又はアルミのメッキが施されている。
φ、内周径は約70〜80 mmφであり、又表面には
金又はアルミのメッキが施されている。
上述の如く構或された装置において、ディスク1を回転
し、レーザビームでピット17を走査すれば、ピット1
7の配列に基づく情報を読み出すことが出釆る。
し、レーザビームでピット17を走査すれば、ピット1
7の配列に基づく情報を読み出すことが出釆る。
これをもう少し詳しく説明すると、ヘリウム・ネオン・
レーザ4よりレーザビーム15を送出し、これをプリズ
ム5で右に約90゜屈折させ、第1のミラー6でディス
クの中心方向に更に反射させ、しかる後、第2のミラー
7でディスク方向に反射させ、この反射光を集束装置8
で集束させてピット17が配列されているトラック上に
照射する。
レーザ4よりレーザビーム15を送出し、これをプリズ
ム5で右に約90゜屈折させ、第1のミラー6でディス
クの中心方向に更に反射させ、しかる後、第2のミラー
7でディスク方向に反射させ、この反射光を集束装置8
で集束させてピット17が配列されているトラック上に
照射する。
もし、ピットの無いところに照射され・ば、ビームはデ
ィスク面で反射して同じ軌跡を通って帰る。
ィスク面で反射して同じ軌跡を通って帰る。
しかし、プリズム5まで帰ると、プリズム5は帰りのビ
ーム16が透過する様に構威されているので、光検出器
9でこのビームが検知される。
ーム16が透過する様に構威されているので、光検出器
9でこのビームが検知される。
他方、ビームがピット17上に照射され・ば、ビームの
スポットがピット17の幅よりも大きくなっているため
、ピット17の内部で反射した光とピットの外部で反射
した光とが干渉して打ち消し合い、殆んど出力が生じな
くなる。
スポットがピット17の幅よりも大きくなっているため
、ピット17の内部で反射した光とピットの外部で反射
した光とが干渉して打ち消し合い、殆んど出力が生じな
くなる。
即ち反対ビーム16は弱いものとなり、光検出器9にお
いてピット以外にビームが照射された時と区別して検出
することが出来る。
いてピット以外にビームが照射された時と区別して検出
することが出来る。
この様にしてビームでトラックをl周に亘って走査すれ
ば、1フレームの映像情報を得ることが出来る。
ば、1フレームの映像情報を得ることが出来る。
フレームの変更はレール11に沿って光学系装置10を
半径方向に移動することによってなされる。
半径方向に移動することによってなされる。
又、この光走査の場合は、ガイド溝で機械的にトラッキ
ングがなされないため、第2図Cに示す如く、中央の読
み出しビーム18の他にこれと同時に同一の光学系装置
10から?ラッキング用ビーム19, 20をビーム1
8の前後に照射する様になっており、第2図Cにおいて
はビーム19がピット17の下側に位置し、ビーム20
がピット17の上側に位置し、この2つのビーム19,
20のディスクに於ける反射光が読み出しビーム18
のディスクに於ける反射光と同じ様に光検出器9で読み
出される様になっている。
ングがなされないため、第2図Cに示す如く、中央の読
み出しビーム18の他にこれと同時に同一の光学系装置
10から?ラッキング用ビーム19, 20をビーム1
8の前後に照射する様になっており、第2図Cにおいて
はビーム19がピット17の下側に位置し、ビーム20
がピット17の上側に位置し、この2つのビーム19,
20のディスクに於ける反射光が読み出しビーム18
のディスクに於ける反射光と同じ様に光検出器9で読み
出される様になっている。
光検出器9においては、第4図に示す如く、ビーム19
による出力T0とビーム20による出力T2、とが別々
に検出され、これがアンプ21, 22で夫々増幅され
た後に差動増幅回路23で両者の差が求められ、この差
が零になる様に第2のミラー7の回動装置24が制御さ
れる。
による出力T0とビーム20による出力T2、とが別々
に検出され、これがアンプ21, 22で夫々増幅され
た後に差動増幅回路23で両者の差が求められ、この差
が零になる様に第2のミラー7の回動装置24が制御さ
れる。
回動装置24に制御信号が付与され・ば、ビーム1gと
20とが所定の位置となる様に、即ち中央の読み出しビ
ーム18の中心とピット17の中心線とが一致する様に
第2のミラー7が回動する。
20とが所定の位置となる様に、即ち中央の読み出しビ
ーム18の中心とピット17の中心線とが一致する様に
第2のミラー7が回動する。
ビーム19と20との出力T, , T2に基づく信号
は、上述の如く第2のミラー7の制御に使われると共に
、読み出しビーム18を渦巻状に走査させるための制御
にも使われる。
は、上述の如く第2のミラー7の制御に使われると共に
、読み出しビーム18を渦巻状に走査させるための制御
にも使われる。
第4図において下に分岐している回路が渦巻状走査のた
めのものであって、出力T,T2に基づく信号がローパ
スフィルタ25を通過することによって大きな周期の変
位が検出され、これがアンプ26を介してモータ27に
印加される。
めのものであって、出力T,T2に基づく信号がローパ
スフィルタ25を通過することによって大きな周期の変
位が検出され、これがアンプ26を介してモータ27に
印加される。
この結果、光学系装置10はディスク1の回転に伴なっ
て、順次半径方向に移動する。
て、順次半径方向に移動する。
これにより、ピットが配列されている渦巻状のトラック
上を読み出しビーム18が正確に走査し、1周の走査で
1フレームの情報を読み出す。
上を読み出しビーム18が正確に走査し、1周の走査で
1フレームの情報を読み出す。
以上述べたディスク装置及びこれに類似した装置は、情
報密度が高い、記録媒体が安価である、再生装置が簡単
である、希望する個所を自由に再生することが出来る等
の特長を有する。
報密度が高い、記録媒体が安価である、再生装置が簡単
である、希望する個所を自由に再生することが出来る等
の特長を有する。
しかし、高密度記録されたディスクを高速回転して再生
するので、わずかな位置ずれが生じても画像に歪みが生
じるという問題があった。
するので、わずかな位置ずれが生じても画像に歪みが生
じるという問題があった。
例えば、ディスクの中心とモータ2のシャフト3の中心
とが少しでもずれていれば、ディスクの中心を中心とし
た円周上の周速度が場所によって異なったものとなる。
とが少しでもずれていれば、ディスクの中心を中心とし
た円周上の周速度が場所によって異なったものとなる。
そのため同心円状のトラックの場合は場所によって周速
度が異なり、又渦巻き状のトラックの場合は周速度の変
化が不規則となり、いずれの場合も、1フイルド中のそ
れぞれの1水平走査期間が異なった状態で読み出され、
又、奇数フイルドと偶数フイルドとの1水平走査期間に
も差が生じた状態で読み出され、例えば直線を表示すべ
きところが楕円状の2本の線の様な画像となることがあ
った。
度が異なり、又渦巻き状のトラックの場合は周速度の変
化が不規則となり、いずれの場合も、1フイルド中のそ
れぞれの1水平走査期間が異なった状態で読み出され、
又、奇数フイルドと偶数フイルドとの1水平走査期間に
も差が生じた状態で読み出され、例えば直線を表示すべ
きところが楕円状の2本の線の様な画像となることがあ
った。
又、ディスクを安定した状態で高速回転することは中々
困難なことで゛あった。
困難なことで゛あった。
そこで、本考案の目的は、ディスクの保持を容易且つ安
定的に行うことが可能であると共に、ディスクの中心と
回転軸の中心とのずれを少なくすることが可能なディス
ク駆動装置を提供することにある。
定的に行うことが可能であると共に、ディスクの中心と
回転軸の中心とのずれを少なくすることが可能なディス
ク駆動装置を提供することにある。
上記目的を達或するための本考案は、ディスクの中央孔
に係合させるために前記中央孔より小さな径の部分と大
きな径の部分とから戊る円錐状傾斜軸部を備えている回
転軸と、前記円錐状傾斜軸部を囲む凹所を有して前記デ
ィスクと前記円錐状傾斜軸部との保合部分を吸引するよ
うに形或されている吸引室を備え且つ前記凹所を囲むよ
うに設けられたディスク支持部を備え且つ前記回転軸と
共に回転するように形或されているターンテーブルと、
前記ディスク支持部上に配設され且つ前記ディスクを弾
性を有して支持するように形威されたディスク支持弾性
部材とを具備していることを特徴とするディスク駆動装
置に係わるものである。
に係合させるために前記中央孔より小さな径の部分と大
きな径の部分とから戊る円錐状傾斜軸部を備えている回
転軸と、前記円錐状傾斜軸部を囲む凹所を有して前記デ
ィスクと前記円錐状傾斜軸部との保合部分を吸引するよ
うに形或されている吸引室を備え且つ前記凹所を囲むよ
うに設けられたディスク支持部を備え且つ前記回転軸と
共に回転するように形或されているターンテーブルと、
前記ディスク支持部上に配設され且つ前記ディスクを弾
性を有して支持するように形威されたディスク支持弾性
部材とを具備していることを特徴とするディスク駆動装
置に係わるものである。
上記考案によれば次の作用効果を得ることが出来る。
(イ)ディスクの中央孔を円錐状傾斜軸部に係合させ、
この傾合部分を吸引する構或であるので、ディスクの中
央孔の中心と回転軸の中心とを良好且つ容易に一致させ
ることが可能になる。
この傾合部分を吸引する構或であるので、ディスクの中
央孔の中心と回転軸の中心とを良好且つ容易に一致させ
ることが可能になる。
もし、ディスクの中央孔と回転軸との保合部を吸引せず
に、保合部から離れた位置に吸引部を設ければ、回転軸
の中心とディスクの中心とが不一致の状態にディスクが
吸着される恐れがある。
に、保合部から離れた位置に吸引部を設ければ、回転軸
の中心とディスクの中心とが不一致の状態にディスクが
吸着される恐れがある。
これに対して、本考案では保合部を吸引するので上記欠
点を解決することが出来る。
点を解決することが出来る。
(ロ)ディスクの中央孔と円錐状傾斜軸部との保合が良
好に達或されるので、吸引効果も確実に得られ、ディス
クが良好に保持される。
好に達或されるので、吸引効果も確実に得られ、ディス
クが良好に保持される。
(ハ)ディスクを弾性部材で支持するので、吸引室の密
閉性を高めることが出来る。
閉性を高めることが出来る。
(ニ)弾性部材でディスクを支持するので、デイスクの
軸方向位置が弾性部材の変形で調整される。
軸方向位置が弾性部材の変形で調整される。
このため、ディスクを円錐状傾斜軸部に係合させる際の
ディスクの変形を少なくすること又は実質的に零にする
ことも可能になり、良好な保合状態を容易に得ることが
出来る。
ディスクの変形を少なくすること又は実質的に零にする
ことも可能になり、良好な保合状態を容易に得ることが
出来る。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第8図は本考案の実施例を示すものであって、ディスク
再生装置の一部のみを示すものである。
再生装置の一部のみを示すものである。
この装置においては、ビテ゛オ・ディスク31の中央{
L32に挿通するための回転軸33の先端が円柱状とな
っておらず、円錐状となっている。
L32に挿通するための回転軸33の先端が円柱状とな
っておらず、円錐状となっている。
即ち、第1図に於けるシャフト3に相当する回転軸33
の先端には円錐状傾斜軸部34が設けられ、この円錐状
傾斜軸部34のどこかでディスク31が接触する様に形
或されている。
の先端には円錐状傾斜軸部34が設けられ、この円錐状
傾斜軸部34のどこかでディスク31が接触する様に形
或されている。
又、回転軸33にはディスクを保持するために断面形状
略U字形、平面形状円形の皿状のターンテーブル35が
圧入されている。
略U字形、平面形状円形の皿状のターンテーブル35が
圧入されている。
このターンテーブル35の上面36はリング状になって
おり、こ・に弾性部材64を介してビデオ・ディスク3
1の未記録部分が載置される。
おり、こ・に弾性部材64を介してビデオ・ディスク3
1の未記録部分が載置される。
37は排気口であって、ディスク31とターンテーブル
35とで囲まれて形或されている吸収室38に通じてい
る。
35とで囲まれて形或されている吸収室38に通じてい
る。
従って、傾斜軸部34を囲む凹所によって吸引室38が
形或されている。
形或されている。
41はクランパであって、その下面に配された弾性部材
65を介してディスク31の上面を押圧するように構或
されている。
65を介してディスク31の上面を押圧するように構或
されている。
尚、クランパ41をターンテーブル35と一体に一回転
させるために、クランパ41の中央に係止突起43が設
けられ、これが回転軸33の先端の係止孔44に挿入さ
れている。
させるために、クランパ41の中央に係止突起43が設
けられ、これが回転軸33の先端の係止孔44に挿入さ
れている。
ターンテーブル35のディスク支持部即ち環状隆起部の
上面36に設けられた複数本の円錐状突起61は、ディ
スク位置決め及びクランパ41との係合を補助するもの
であり、ディスク31に設けられた貫通孔62を通って
クランパ41の係合孔63に挿入されている。
上面36に設けられた複数本の円錐状突起61は、ディ
スク位置決め及びクランパ41との係合を補助するもの
であり、ディスク31に設けられた貫通孔62を通って
クランパ41の係合孔63に挿入されている。
51は排気用のファンであり、排気口37の下に配設さ
れている。
れている。
弾性部材64は摩擦係数の比較的大きなものであり、そ
の上面でディスク31を支持する。
の上面でディスク31を支持する。
弾性部材64は勿論弾性変形可能であるので、ディスク
31を支持する面に凹凸があっても、これを吸収し、吸
引室38の密閉性を高めることが出来る。
31を支持する面に凹凸があっても、これを吸収し、吸
引室38の密閉性を高めることが出来る。
また、ディスク31の円錐状傾斜軸部34に対する保合
位置の変化に応じて弾性部材64の変形量を変えること
が出来るので、ディスク31の軸部34に対する係合が
良好になる。
位置の変化に応じて弾性部材64の変形量を変えること
が出来るので、ディスク31の軸部34に対する係合が
良好になる。
上述の如く構或されたディスク駆動装置に於けるディス
ク31の装着は、ディスク31の中央孔32に回転軸3
3の傾斜軸部34を挿通することによってディスクの中
心と回転軸の中心とが正確に一致する様になす。
ク31の装着は、ディスク31の中央孔32に回転軸3
3の傾斜軸部34を挿通することによってディスクの中
心と回転軸の中心とが正確に一致する様になす。
この実施例のディスク31は可撓性を有しているので、
テ゛イスク31が傾斜軸部34に密着した状態となる。
テ゛イスク31が傾斜軸部34に密着した状態となる。
第8図に示すディスク31を装着した状態で回転軸33
をモータで回転させれば、回転軸33と一体にターンテ
ーブル35及びテ゛イスク31が回転する。
をモータで回転させれば、回転軸33と一体にターンテ
ーブル35及びテ゛イスク31が回転する。
この際、吸引室38の中の空気が回転が進むに従って排
気口37から排出され、吸引室3B内が外気圧よりも低
い圧力となり、ディスク31が吸引室38の開口によっ
て吸引され、ターンテーブル35と傾斜軸部34とに吸
着された状態となる。
気口37から排出され、吸引室3B内が外気圧よりも低
い圧力となり、ディスク31が吸引室38の開口によっ
て吸引され、ターンテーブル35と傾斜軸部34とに吸
着された状態となる。
従って、ディスク31はこれ等に安定的に保持された状
態で回転する。
態で回転する。
またディスク31をターンテーブル35に載せた状態で
傾斜軸部34にディスク31が密着していなくとも、吸
引効果が生じると、ディスク31は下方に引かれて、傾
斜軸部34に良好に嵌合し、ディスク31の中心と回転
軸33の中心とは比較的良好に一致する。
傾斜軸部34にディスク31が密着していなくとも、吸
引効果が生じると、ディスク31は下方に引かれて、傾
斜軸部34に良好に嵌合し、ディスク31の中心と回転
軸33の中心とは比較的良好に一致する。
もし、ディスク31を円柱状軸に嵌合させるとすれば、
ディスク中央孔と軸との間の間隙によって吸引効果を確
実に得ることが難しい。
ディスク中央孔と軸との間の間隙によって吸引効果を確
実に得ることが難しい。
また回転軸を囲まない部分にのみ吸引室を設けると、回
転軸の中心とディスクの中心とが不一致の状態で吸着さ
れる恐れがある。
転軸の中心とディスクの中心とが不一致の状態で吸着さ
れる恐れがある。
これに対して、この実施例では駆動軸を円錐状傾斜軸部
34とし、これを囲んで吸引室38を設けたので、凹所
が良好に閉塞されて上記のような問題は殆んど生じない
。
34とし、これを囲んで吸引室38を設けたので、凹所
が良好に閉塞されて上記のような問題は殆んど生じない
。
またターンテーブル35に吸引室を設けたので、ディス
ク31の保持を比較的容易且つ安定的に行うことが出来
る。
ク31の保持を比較的容易且つ安定的に行うことが出来
る。
次に、変形例を示す第5図、第6図、第7図及び第9図
について述べる。
について述べる。
但し、第8図と共通する部分には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
の説明を省略する。
尚これ等の図面には本考案に係わる弾性部材64が示さ
れていないが、本考案を適用するに当っては、勿論、第
8図と同様に弾性部材64を配す。
れていないが、本考案を適用するに当っては、勿論、第
8図と同様に弾性部材64を配す。
第5図に示す如く排気口37を吸引室3Bの側面に設け
てもよい。
てもよい。
第6図に示す如く、クランパ41の下面42でディスク
31を直接に押圧してもよい。
31を直接に押圧してもよい。
第7図に示す如くクランパを設けない構或としてもよい
。
。
第9図に示す如く、互いに連続する蜂の巣状の孔71を
設け、この孔71をパイプ72に接続し、このパイプ7
2をバルブ73を介して真空吸引装置と加圧装置とに選
択的に接続するようにしてもよい。
設け、この孔71をパイプ72に接続し、このパイプ7
2をバルブ73を介して真空吸引装置と加圧装置とに選
択的に接続するようにしてもよい。
この場合でも、傾斜軸部34を吸引室38で囲むように
構或する。
構或する。
以上本考案を実施例に基づいて説明したが、本考案は上
述の実施例に限定されるものではなく、更に変形可能な
ものである。
述の実施例に限定されるものではなく、更に変形可能な
ものである。
例えば、第1図に示す如き装置以外の装置例えばディス
クを針で走査する装置、針と光学系とを併用する様な装
置にも適用可能である。
クを針で走査する装置、針と光学系とを併用する様な装
置にも適用可能である。
又記録装置にも適用可能である。また可撓性の少ないデ
ィスクにも適用可能である。
ィスクにも適用可能である。
第1図はビデオ・テ゛イスク再生装置を説明するための
概略斜視図、第2図はディスクに対する記録を説明する
ための説明図、第3図はテ゛イスクのピット部の断面図
J第4図は第1図に示す装置に於けるトラッキングのた
めの回路図、第5図、第6図及び第7図は本考案の変形
例に係わるディスク駆動装置を示す断面図、第8図は本
考案の実施例に係わるディスク駆動装置を示す断面図、
第9図は本考案の変形例のディスク駆動装置を示す断面
図で゛ある。 31・・・ディスク、32・・・中央孔、33・・・回
転軸、34・・・傾斜軸部、35・・・ターンテーブル
、38・・・吸引室、64・・・弾性部材。
概略斜視図、第2図はディスクに対する記録を説明する
ための説明図、第3図はテ゛イスクのピット部の断面図
J第4図は第1図に示す装置に於けるトラッキングのた
めの回路図、第5図、第6図及び第7図は本考案の変形
例に係わるディスク駆動装置を示す断面図、第8図は本
考案の実施例に係わるディスク駆動装置を示す断面図、
第9図は本考案の変形例のディスク駆動装置を示す断面
図で゛ある。 31・・・ディスク、32・・・中央孔、33・・・回
転軸、34・・・傾斜軸部、35・・・ターンテーブル
、38・・・吸引室、64・・・弾性部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ディスクの中央孔に係合させるために前記中央孔より小
さな径の部分と大きな径の部分とから或る円錐状傾斜軸
部を備えている回転軸と、前記円錐状傾斜軸部を囲む凹
所を有して前記ディスクと前記円錐状傾斜軸部との保合
部分を吸引するように形威されている吸引室を備え且つ
前記凹所を囲むように設けられたディスク支持部を備え
且つ前記回転軸と共に回転するように形或されているタ
ーンテーブルと、 前記ディスク支持部上に配設され且つ前記ディスクを弾
性を有して支持するように形或されたディスク支持弾性
部材と を具備していることを特徴とするディスク駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11435378U JPS596554Y2 (ja) | 1978-08-21 | 1978-08-21 | デイスク駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11435378U JPS596554Y2 (ja) | 1978-08-21 | 1978-08-21 | デイスク駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5490110U JPS5490110U (ja) | 1979-06-26 |
JPS596554Y2 true JPS596554Y2 (ja) | 1984-02-29 |
Family
ID=29065005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11435378U Expired JPS596554Y2 (ja) | 1978-08-21 | 1978-08-21 | デイスク駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596554Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-08-21 JP JP11435378U patent/JPS596554Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5490110U (ja) | 1979-06-26 |
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