JPS5965055A - Tc99m−フエニダ,肝胆汁性疾患の診断用の放射性シンチグラム用試薬 - Google Patents

Tc99m−フエニダ,肝胆汁性疾患の診断用の放射性シンチグラム用試薬

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JPS5965055A
JPS5965055A JP58157293A JP15729383A JPS5965055A JP S5965055 A JPS5965055 A JP S5965055A JP 58157293 A JP58157293 A JP 58157293A JP 15729383 A JP15729383 A JP 15729383A JP S5965055 A JPS5965055 A JP S5965055A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 放射薬学において、テクネチウム99 +nは過テクネ
チウムナトリウムの水溶液として得られる。この場合、
Tcは酸化状態が+■である。この過テクネテートを低
酸化度の状態に還元するために種々の還元剤が採用され
てきた。水溶性の塩の型となったオースズイオン、特に
塩化オースズが最も一般的に使用される薬剤である。
還元型となっている場合、Tcは種々の複合体試薬、例
えばジエチレントリアミンペンタ酢酸、メチレンジホス
ホン酸およびイミノジ酢酸などと複合体をつくる陽イオ
ンを形成する。Te lないしTcV陽イオンは水和し
てオ十ソイオンを形成し、この酸化状態にある場合、そ
のイオンは放射薬学文献においては、′”還元型過テク
ネテート−Tc99m”として一般に言及される。
置換イミノジ酢酸およびテクネチウム99mとスズイオ
ンと複合体を形成した置換イミノジ酢酸の使用は、ロバ
ーグ(Loberg )等によって米国特許第4,01
7,596号で肝胆汁系を映像化するための試薬として
有用であると記載されている。曲の関連した化合物がS
ub−ramanian、 J、Nucl、 Med、
18.624(1977)によって報告されている。こ
れらの化合物は置換ニトリロトリ酢酸モノアミド類であ
る。
他の置換イミノジ酢酸類が、テクネチウム99mとの複
合体として使用すると肝胆汁機能の診断に有用であると
いうことが英国特許1,545.4!17号中で、キレ
ート剤として有用であるということが英国特許第1 、
308.793号中で開示されている。テクネチウム9
9 mとの複合体試薬として有用な他のイミノジ酢酸類
が以下の文献で開示されている。
1、ラジオファーマシュー 3.11          且、   624(19
77)4.11         旦、  624(1
977)5、     +1       18.  
 997 (1977)6.ラジオロジー   128
.  793 (1978)(1もadiology) Zヨーロピアン・ジャーナル・ Nuclear Medicine) 8、ジャーナル・オブ・ファーマロ8.   517 
 (1979)シューティカルeサイエンシス (Jo++rnal of Pbarmaceutic
alSciences) 91169.761(198o) いくつかの上述した置換イミノジ酢酸とテクネチウム9
91nとの複合体は、尿および胆汁管の両方から排泄さ
れるということがこれらの文献から判明する。肝胆針糸
を映像化する場合、これら従来技術の化合物を使用する
欠点の1つは、肝臓病の場合、肝胆針糸の映像化が十分
でないということである。このことは胆・針管の不適当
な機能の故に真実であると信じられている。この場合、
その化合物の排泄は尿を通して行われる。
上で定義した置換イミノジ酢酸は還元型のテクネチウム
99mと分子複合体を形成することが可能である。これ
ら放射標識した生物学的試薬は、高度の生体内における
安定性を有し、肝胆針糸に対し非常に選択的である。
本発明の目的は、肝臓疾患がある場合に肝胆臓機能を診
断するのに有用な、そのような複合体を提供することで
ある本発明のもう一つの目的は、可溶性のスズ塩および
上述した構造の新規イミノジ酢酸の凍結乾燥混合物から
なる肝胆針糸の映像化のための新規診断用キットを提供
することである。本発明の更にもう一つの目的は、ニト
リロトリ酢酸無水物と式妃NH2(几1は上述した通シ
である)のアミンとの反応による当該化合物の製造方法
を提供することである。
上述の目的は、既に上述した置換イミノジ酢酸の高度の
標的臓器特異性と、肝臓疾患のある場合でも、通常の胆
汁管が部分的に遮断された系(例えば実験動物の管の結
紮)においてさえ、肝胆針糸に蓄積する能力とを併せ持
った放射標識診断用試薬を提供することによって達成さ
れる。
本発明は、上述した置換イミノジ酢酸と還元状態形のテ
クネチウム99mが肝胆針糸に高度の特異性を有し、か
つ肝疾患が存在する場合においてさえ優れた映像化性を
有する複合体を形成するものであるという発見に基づい
ている。
本発明に従って、構造式 の置換イミノジ酢酸が提供される。式中、几1は以下の
ものからなる群から選択される。
) 上記式中、Xはハロ(クロロ、ブロモまたはヨード)で
あシ、R2は1−5の炭素原子からなる低級アルキル、
好ましくはメチルである。本発明のもう一つの観点は、
当該イミノジ酢酸の製造のだめの方法を提供することで
ある。当該置換イミノジ酢酸を製造するだめの方法によ
れば、ニトリロトリ酢酸無水物を以下の構造的反応式に
従って溶液中置換アミンと反応させる: CII  CUOIl 1′ 式中、几1 は上で定めた通シである。この反応工程は
、これら2種の反応試薬を、好ましくは溶媒中で反応さ
せることによって実行する。選択する溶媒は、反応条件
下で相対的に不活性なものであるべきであって、芳香族
炭化水素、特にトルエンが好ましい。反応混合物を40
−100℃で60分から約6時間好ましくは90−10
0℃で約1時間加熱する。反応後、溶媒を留去し、所望
する生成物を含有する残漬を稀アルカリ水でスラリー化
し、i1過し、生成物を含治するf液をクロロホルム、
エーテル等の溶媒で洗い、活性炭処理により鞘製し、酸
処理によって沈澱させる。
生成物は更に溶媒からの1J結晶化によって梢製する。
本発明は、静脈注射用に採用する成分、テクネチウム9
9 in、オースズイオン、および上述した式のイミノ
ジ酢酸の複合体からなる肝胆汁映像化用の新規診断キッ
トにも関する。本発明は、ニトリロトリ酢酸無水物と式
几’ NHy、のアミンとの反応による当該化合物の製
造方法にも関する。
本発明は、テクネチウム99 +n、オーススイオンお
よび上述した置換イミノジ西′1酸の分子複合体を静脈
中に投与し、カンマカメラのような映像化装置を使用し
て肝胆針糸を映像化し、放射活性分子複合体の蓄積する
場所を診断目的のだめに記録することからなる患者(人
間または家畜)の肝胆針糸を映像化する方法にも関して
いる。
本発明の化合物とテクネチウム99 mおよび塩化オー
スズの複合体は、過テクネテートの型をしたテクネチウ
ム99mの溶液と、特定のイミノジ酢酸と塩化オースズ
の凍結乾燥混合物との反応によって容易に調製される。
本発明に従って、肝胆針糸のシンチグラフ研究に使用す
るのに適した診断用キットが提供される。このキットに
は、通常1回の投与量以上の十分な材料が含まれる。こ
のキットは、ナトリウム過テクネテートの溶液を用いて
再構成するのに適した成分の凍結乾燥混合物からなって
いる。本キットは注射用の肝胆汁映像化剤の調製に使用
するだめの還元剤および置換イミノジ酢酸を各々含有す
る個々のビンを採用している。そのようなキットの1つ
は、水溶性のスズ塩および好ましい化合物N −CN’
−(2−ベンゾイル−4−クロロフェニル)カルバモイ
ルメチル〕イミノジ酢酸(フエニダ)の凍結乾燥混合物
を含んでいる。
本診断用キットの調製方法において、個々のビンは滅菌
的手法により、また稀釈剤として標準的な食塩水溶液を
用いて調製することが必須である。こうすることにょシ
、還元型のテクネチウム99mによって再構成したとき
に、成分が体液と適合し、混合した後に余分の処理をす
ることなくして静脈注射することが可能となる。本発明
のもう1つの重要な特色は、置換イミノジ酢酸と還元剤
として採用されるオースズ塩の量比である。通常、置換
イミノジ酢酸の還元剤に対する割合は、還元剤1重量部
に対して置換イミノジ酢酸1゜−100重量部である。
本発明にとってフ工二ダのオースズ塩に対する重量比が
約60:1であることが重要である。本発明のキットの
成分を調製する場合、最初の成分は、60重量部のフエ
ニダまたは等量の可溶性塩および1重量部の塩化オース
ズ2水和物を水に溶かし、塩酸で微酸性にし、pH4−
8に調節することによって調製される。この溶液をフ工
二ダが約30IIg/Inlの濃度となるように水でう
すめ、この溶液を個々の投薬単位量に分割し、無菌的に
凍結乾燥して601n9のフエニダおよび1 mgの塩
化オースズ・2水和物からなるp H4−8の易溶性の
混合物を与える。
フエニダおよび塩化オースズの凍結乾燥混合物からなる
キットは、以下のようにして肝胆計系の映像化のだめの
診断用器具として容易に採用される。フエニダおよび塩
化オースズの凍結乾燥混合物に、約10−200ミリキ
ユーリーのナトリウム過テクネテートTc99mを含有
する溶液2−8dを加える。こうして生成しだTc99
mで標識したフエニダースズ複合体の注射用溶液は、こ
れ以上の処理をすることなく、そのまま使用することが
可能である。
本キットを肝胆針糸の映像化に利用する場合、2−8m
1の要求される量のナトリウム過テクネテートTc99
mC本テクネチウム99mとして、または米国特許オ6
,669,121号中に記載されている型の滅菌した生
成元から入手し得る)の水溶液を、フエニダおよび塩化
オースズの凍結乾燥混合物と混合し、フエニダ化合物と
結合した還元型の過テクネテートイオンの溶液を形成さ
せる。この溶液Gま、結合度を最高にするために15分
間放置した後に、注射用として使用することが可能であ
る。約10ミリキユーリーのTc99mフエニダーオー
スズ複合体を静脈注射した後、肝胆針糸および消化管の
一連の映像化を60分後から開始する。本発明の改良型
キ゛ノドは、その単純さの故に、そして肝臓疾患、例え
ば高レベルの血清中のビリルビンによって示される肝臓
疾患、になやんでいる患者における肝胆針糸を映像化す
るために容易に採用し得るという利点の故に非常に満足
すべきものである。
実施例 1゜ 調製 丸底フラスコに、ジメチルホルムアミド72g、無水酢
酸25g、ピリジン2Iおよびニトリロトリ酢酸58.
2.!7を入れ、この懸濁液を窒素により数分間、脱気
する。このフラスコに栓をし、混合物を室温で6日間攪
拌する。
少量の未反応のN T AをP去する。大部分の溶媒7
9tnl!を真空中、浴温60−70℃で除去する。生
成した粘調の溶液に40 mlのジメチルホルムアミド
を加えてロータリーエバポレータで留去する。この操作
を2回行う。
N ’l” A無水物の粘調な溶液に、600 mlの
トルエンを加える。この混合物を均一になるまで室温で
攪拌する。次いで、600 mlのトルエンに溶解した
4 6.5 jiの2−アミノ−5−クロロベンゾフェ
ノンをNTA無水物の攪拌した溶液に加え、90−10
0℃に1時間加熱する。冷却後、反応混合物を蒸発乾固
するO残渣を400 mlのIN水酸化ナトリウムに溶
かし、濾過する。Δコ液をクロロホルム。
エーテルで抽出し、活性炭処理する。活性炭をf去する
。注意深< 6 N uctlを加えることにより、P
o、から生成物を沈澱させる。沈澱物を濾過により除き
、熱メタノール/水から再結する。
融点IBo−186℃(分解) NMR(DMSO−d、−中、TMS)δ”−5,25
1重線 NC!H2C−Nδ=7.922重線 芳香族プロトン δ−7,52多重線 δ−10,3可変性の幅広い1重線 −N−実施例 2
゜ 100 mlの0.2N水酸化ナトリウムに胡叩IIg
のフエニダを溶解し、これに10m1の酸性水に溶解し
た100mgの塩化オースズ・2水和物を添加すること
によシ溶液を調製する。
この溶液のpHを、稀塩酸および/または種水酸化ナト
リウム溶液を用いることによって5.5に調節する。滅
菌蒸溜水を用いて溶液の液量を最終的に2501nlに
調節し、滅菌膜を用いて無菌的にr遇する。
この溶液を2m7!づつに分け、10m1のビンに入れ
る。次いで、とあ分注し゛た溶液を無菌的に凍結乾燥し
、各ビン中に60*yのフェニダと1 yngの塩化オ
ースズ・2水和物の易溶性の凍結乾燥1−だ混合物を含
有するものを調製し、窒素雰囲気下に貯蔵する。この実
施例の方法を生成物A 、 B 、 C、Dの各々につ
いて繰り返17て、塩化オースズと生成物A、B。
C,Dの各々からなる凍結乾燥物を調製する。
実施例 3゜ 診断用の肝臓および胆針管映像化溶液を調製するだめの
キットの使用 20−200ミリキユーリーのナトリウム過テクネテー
トTc99mを含む滅菌食塩水約2−8 mlを、前の
実施例で記載したビンの内容物に無菌的に加える。所望
するならば、滅菌食塩水によシ液量を10m1K調節す
る。
次いで、こうして作った混合物を振盪(7て、人間また
は動物の肝胆針糸の映像化の試薬として適したTc99
m−フエニダースズ複合体用の最終的な投薬物を供給す
る。この最終の形態は、通常静脈注射1回分以上の、普
通3−5回分の投薬量を含有し、1投薬量当り約10ミ
リキユーリー含有する。
実施例2に従って調製した生成物A、B。
CまたはDと塩化オースズの凍結乾燥混合物を用いて上
述の操作方法を繰り返す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (式中、11.’  は以下のものからなる群より選ば
    れる。 これらの式中、Xは八日であり、■モ2  は1〜5の
    炭素原子からなる低級アル牛ルである)を有するイミノ
    ージ酢酸化合物。 2、構造式 %式% (式中、又はハロゲンである)を有する特許請求の範囲
    第1項に記載の化合物。 6、 構造式 を有する特許請求の範囲第2項に記載の化合物。 4 テクネチウム99m1特許請求の範囲第1項に記載
    の化合物および水溶性のスズ塩の混合物からなる分子複
    合体。 5、特許請求の範囲第1項に記載の化合物および水溶性
    のスズ塩の凍結乾燥混合物からなることを特徴とするテ
    クネチウム99mを−取り入れた注射用溶液を調製する
    ための診断用キット。 6、特許請求の範囲第1項に記載の化合物および塩化ス
    ズの凍結乾燥混合物からなる特許請求の範囲第5項に記
    載の診断用キット。 Z 成分の重量比が、10〜100重量部のN−(N’
    −(2−ベンゾイル−4−クロロフェニル)カルバモイ
    ルメチル〕イミノジ酢酸および1重量部のスズ(塩化ス
    ズ・2水和物)である特許請求の範囲第2項に記載の診
    断用キット。 8、特許請求の範囲第4項に記載の分子複合体の滅菌溶
    液を静脈中に投与することからなる肝胆汁系を映像化す
    る方法。 9 構造式 %式% のニトリロトリ酢酸を構造式几’−NH2のアミンと反
    応させることを特徴とする構造式の化合物を製造する方
    法(式中、几1 は特許請求の範囲第1項で定義した通
    シである。)。 10、該アミン化合物が2−アミノ−5−クロ1コベン
    ゾフエノンである特許請求の範囲オ9項に記載の方法。
JP58157293A 1982-08-30 1983-08-30 Tc99m−フエニダ,肝胆汁性疾患の診断用の放射性シンチグラム用試薬 Granted JPS5965055A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US412747 1982-08-30
US06/412,747 US4454107A (en) 1982-08-30 1982-08-30 Tc99m-Phenida, radioscintigraphic agent for diagnosis of hepatoniliary disease

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Publication Number Publication Date
JPS5965055A true JPS5965055A (ja) 1984-04-13
JPH0374211B2 JPH0374211B2 (ja) 1991-11-26

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EP (1) EP0107292B1 (ja)
JP (1) JPS5965055A (ja)
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DE (1) DE3365295D1 (ja)

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