JPS5964750A - 耐海水性低合金鋼 - Google Patents
耐海水性低合金鋼Info
- Publication number
- JPS5964750A JPS5964750A JP17292182A JP17292182A JPS5964750A JP S5964750 A JPS5964750 A JP S5964750A JP 17292182 A JP17292182 A JP 17292182A JP 17292182 A JP17292182 A JP 17292182A JP S5964750 A JPS5964750 A JP S5964750A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seawater
- steel
- low alloy
- alloy steel
- resistant low
- Prior art date
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- Granted
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- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐δU・水性、加工性および溶融犠鉛めつき性
の良好な低合金鋼に関するものである。
の良好な低合金鋼に関するものである。
近年、海洋開発の活発化にともない海部の厳しい腐食環
境ドにおいて1愛れた耐腐食性を有する鋼材が要求され
るようになり、既に種々の耐海水性鋼が開発されている
。
境ドにおいて1愛れた耐腐食性を有する鋼材が要求され
るようになり、既に種々の耐海水性鋼が開発されている
。
ところで、鋼材はその用途により熱間圧延後。
種々の冷1iJ1 /JD工を必要とする場合が多い。
例えば冷間圧延、冷間引抜き、冷間押出し、冷間鍛造な
どである。熱間圧延鋼材を冷間0口±する場合、設備、
工程および刀ロエ後の鋼材の性質等から、熱間開発され
た比較的強度の託い熱間圧延鋼材が多く、上記のよつな
冷間カロエには必らずしも適当でないのが現状である。
どである。熱間圧延鋼材を冷間0口±する場合、設備、
工程および刀ロエ後の鋼材の性質等から、熱間開発され
た比較的強度の託い熱間圧延鋼材が多く、上記のよつな
冷間カロエには必らずしも適当でないのが現状である。
更に従来の耐海水性鋼では溶融亜鉛めっきにおいて著し
いめっきやけ小生じ。
いめっきやけ小生じ。
防食上浴融叱鉛めっきをする場合は不適当な場合が多い
。
。
本発明i、j ld上のような従来の耐海水性鋼の欠点
を改良するために提案され、C:θ/θ%以−ド、Sl
:θ3θ9bB下、Mn:0Jθ〜θ!;09に−P:
θθ−5−003 t)CX、 Cu: 0.Jθ〜θ
4θ9%、Cr:O3θ〜/S0にを含有し、残部が実
質的にFeからなることを特徴とする耐海水性低合金鋼
であり、この低合金鋼によって従来の耐海水性にくらべ
て著しく加工性および溶融亜鉛めっき性が改善せしめら
れると共に、耐海水性が良好である。
を改良するために提案され、C:θ/θ%以−ド、Sl
:θ3θ9bB下、Mn:0Jθ〜θ!;09に−P:
θθ−5−003 t)CX、 Cu: 0.Jθ〜θ
4θ9%、Cr:O3θ〜/S0にを含有し、残部が実
質的にFeからなることを特徴とする耐海水性低合金鋼
であり、この低合金鋼によって従来の耐海水性にくらべ
て著しく加工性および溶融亜鉛めっき性が改善せしめら
れると共に、耐海水性が良好である。
即ち1本発明鋼の特徴は@11記絹成1t1Σ囲のP
、 Cu、Crの複合作用により、海水中および海水フ
((沫や潮風を受ける腐食環境下において優れた耐縞食
性を有すると共に、加工性、溶融亜鉛めっき性を保持し
得ることに成功したものであり、棒線、形鋼、<@板、
鋼管」ル、あらゆる鋼材に使用可能である。
、 Cu、Crの複合作用により、海水中および海水フ
((沫や潮風を受ける腐食環境下において優れた耐縞食
性を有すると共に、加工性、溶融亜鉛めっき性を保持し
得ることに成功したものであり、棒線、形鋼、<@板、
鋼管」ル、あらゆる鋼材に使用可能である。
次に本発明鋼の成分組成範囲の限定理由を述べる。
C: θ / θ 96′以−ド
この発明の低合金鋼におけるCは、強度を確保する7こ
めに有効な元素であるが、加工性、耐腐食性を劣化させ
るので、θノθメg以ドに限定した。
めに有効な元素であるが、加工性、耐腐食性を劣化させ
るので、θノθメg以ドに限定した。
Sl:θ3θ9c以下
Si)よ強度を上げる効果の他、脱酸剤として有効であ
るが耐腐食性につ−ては有効とは言えない。
るが耐腐食性につ−ては有効とは言えない。
Siの含有率があまり高(八と溶融亜鉛めっきにおいて
、 W)つきやけを生じるので、938%以下に限定し
た。
、 W)つきやけを生じるので、938%以下に限定し
た。
Mn :θ!θ〜θSO%
Mnはこの発明の耐海水性低合午鋼の強度を上げる効果
の他、脱酸剤として有効であり、少なくとも626%以
上は必要であるが、あまり高いと耐腐食性を劣化させる
ので、上限値をθSθに以下、P:(2025−0,t
)Sθ% Pは耐關咲性に有効であり、少なくともθ0!j%以上
は必要であるが、あ甘り高いと・“1・g性を劣化させ
るのでθθSoイ以下に限定した。
の他、脱酸剤として有効であり、少なくとも626%以
上は必要であるが、あまり高いと耐腐食性を劣化させる
ので、上限値をθSθに以下、P:(2025−0,t
)Sθ% Pは耐關咲性に有効であり、少なくともθ0!j%以上
は必要であるが、あ甘り高いと・“1・g性を劣化させ
るのでθθSoイ以下に限定した。
Cu:θ!θ〜θりθに
Cuは耐腐食性を向上させ、Pと共存してさらにその効
果を増すので少なくともθコθイ以上は必要であるハ(
、あ1り高いと熱間脆性の原因となるので、ド限値をθ
−θ%、上限値をθ170 y、に限定した。
果を増すので少なくともθコθイ以上は必要であるハ(
、あ1り高いと熱間脆性の原因となるので、ド限値をθ
−θ%、上限値をθ170 y、に限定した。
Cr: 0.30〜l S 09に
Crは耐腐食性を向上させ、Cuと共存してさらに効果
を増すので少なくともθS0に以上は必要であるが、あ
まを)高いと局部腐食の原因となるので、その上限値を
150%以下、下限値をθS0にとした。
を増すので少なくともθS0に以上は必要であるが、あ
まを)高いと局部腐食の原因となるので、その上限値を
150%以下、下限値をθS0にとした。
実施例
本発明鋼を線材に適用した場合の実施例を以下に述べる
。
。
第1表に示す如き成分組成を有する低合金鋼及び比較鋼
を溶製した。K’の比較鋼は従来から用いられている軟
ル14であり、K−2およびに3は本発明鋼で、夫々比
較のために供試したものである。
を溶製した。K’の比較鋼は従来から用いられている軟
ル14であり、K−2およびに3は本発明鋼で、夫々比
較のために供試したものである。
第1表に供試材の化学成分および引張り強さ試験結果を
示す。
示す。
第1表
第1表に示す成分−組成を有する本発明の低合金鋼およ
び軟鋼(比較鋼)を溶製後、直(% !;、 3 pu
rcの線材に熱間圧延し、さらに直径& 2 +ILK
に伸線した各々の引張試験値は第1表に示す通りである
。
び軟鋼(比較鋼)を溶製後、直(% !;、 3 pu
rcの線材に熱間圧延し、さらに直径& 2 +ILK
に伸線した各々の引張試験値は第1表に示す通りである
。
さらに、直f蚤3..2題の伸線材を裸線のま筐、およ
び亜鉛付In量lググラム/−の溶融亜鉛めっきを施し
て、実海水中に浸漬し腐食減量を測定した。
び亜鉛付In量lググラム/−の溶融亜鉛めっきを施し
て、実海水中に浸漬し腐食減量を測定した。
採録の実海水中における腐食試験結果を第7図に。
また溶融亜鉛めっき線の実海水中における腐食試験結果
を第2図に示す。
を第2図に示す。
この第1図に示すように、裸線では従来から用いられて
いる軟鋼の比較鋼に/が/δ“ケ月経過後破l析してい
るのに対して1本発明(]I K、−2およびに3ば、
247ケ月以上耐用している。また、第2図に示すよう
に溶融亜鉛d)つき線でも本発明鋼に!およびに3は比
較鋼Fa’よりも腐食減量が少なく、耐腐食性が優れて
いる。
いる軟鋼の比較鋼に/が/δ“ケ月経過後破l析してい
るのに対して1本発明(]I K、−2およびに3ば、
247ケ月以上耐用している。また、第2図に示すよう
に溶融亜鉛d)つき線でも本発明鋼に!およびに3は比
較鋼Fa’よりも腐食減量が少なく、耐腐食性が優れて
いる。
以上のように、本発明鋼に、2およびに3は保線および
溶融亜鉛めっき線のいずれでも比較鋼にノよりも海水に
対して優れた耐腐食性を示しており、養殖用生簀、蛇籠
、ふとん籠など海水中および海水飛沫や潮風を受ける腐
食環境下において使用される鋼線材として好適である。
溶融亜鉛めっき線のいずれでも比較鋼にノよりも海水に
対して優れた耐腐食性を示しており、養殖用生簀、蛇籠
、ふとん籠など海水中および海水飛沫や潮風を受ける腐
食環境下において使用される鋼線材として好適である。
@/図は本発明鋼および比較鋼(軟鋼)を素材とした保
線の実海水中における腐食試験結果を示す図、第一図は
本発明鋼および比較鋼を素材とした溶融亜鉛めっき線の
実海水中における腐食試験結果を示す図。 第1図 実5苺未浸漬其月 間 (月)− 第2図 実5菩水漫積期間(月)−
線の実海水中における腐食試験結果を示す図、第一図は
本発明鋼および比較鋼を素材とした溶融亜鉛めっき線の
実海水中における腐食試験結果を示す図。 第1図 実5苺未浸漬其月 間 (月)− 第2図 実5菩水漫積期間(月)−
Claims (1)
- /、 C:θlθリイ以下、Si:θ3θに以下、IV
1nHθ−θ〜θS0イ、P:θθ2S〜θθ5θイ、
Cu:a−θ、−0.’lOU、1;、Cr:θSθ〜
73θ9(全含有し、残部が実質的にli”6からなる
ことを特徴とする耐海水性低合金銅。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17292182A JPS5964750A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 耐海水性低合金鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17292182A JPS5964750A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 耐海水性低合金鋼 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5964750A true JPS5964750A (ja) | 1984-04-12 |
JPH0225977B2 JPH0225977B2 (ja) | 1990-06-06 |
Family
ID=15950819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17292182A Granted JPS5964750A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 耐海水性低合金鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5964750A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61284594A (ja) * | 1985-06-10 | 1986-12-15 | Nippon Steel Corp | めつき層密着性のすぐれたZn系めつき鋼板 |
EP0633326A1 (en) * | 1993-07-09 | 1995-01-11 | Kawasaki Steel Corporation | Sea water corrosion resistant steel suitable for hot and wet environments and method of manufacturing the same |
-
1982
- 1982-09-30 JP JP17292182A patent/JPS5964750A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61284594A (ja) * | 1985-06-10 | 1986-12-15 | Nippon Steel Corp | めつき層密着性のすぐれたZn系めつき鋼板 |
JPH0243834B2 (ja) * | 1985-06-10 | 1990-10-01 | Nippon Steel Corp | |
EP0633326A1 (en) * | 1993-07-09 | 1995-01-11 | Kawasaki Steel Corporation | Sea water corrosion resistant steel suitable for hot and wet environments and method of manufacturing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0225977B2 (ja) | 1990-06-06 |
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