JPS596437B2 - 変位変換器 - Google Patents

変位変換器

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JPS596437B2
JPS596437B2 JP8367476A JP8367476A JPS596437B2 JP S596437 B2 JPS596437 B2 JP S596437B2 JP 8367476 A JP8367476 A JP 8367476A JP 8367476 A JP8367476 A JP 8367476A JP S596437 B2 JPS596437 B2 JP S596437B2
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JP
Japan
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oscillator
terminal
displacement
circuit
pulse width
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JP8367476A
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JPS539564A (en
Inventor
剛志 津田
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Hokushin Electric Corp
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Publication date
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、静電容量、インダクタンスの変化を利用して
機械的変位量を電気信号に変換する変位変換器に関する
ものである。
従来この種の装置に、静電容量あるいはインダクタンス
に交流信号を与え、静電容量あるいはインダクタンスの
変化に基づく電流または電圧の変化から変位を検出する
ようにしたものがある。
しかしながら、このような従来装置にあつては、与える
交流信号の振幅や周波数の変動、更に周囲温度による影
響がそのまま誤差になる欠点がある。本発明は、これら
の欠点がなく、しかも出力信号をパルス幅信号あるいは
アナログ信号で得ることができるこの種の変位変換器を
実現しようとするものである。第1図は本発明の一実施
例を示すプロツク図である。
図において、0SC1は第1の発振器ΩSC2は第2の
発振器で、いずれも同一回路で形成されている。これら
第1および第2の発振器0SC1,0SC2は、トラン
ジスタで構成した増幅器Al,A2と、コンデンサまた
はインダクタンスを代表するリアクタンスRll〜Rl
3,R2l〜R23で構成される共振回路Fとで成つて
おり、その発振周波数はリアクタンスRll,R2lを
含む共振回路Fの回路定数で決まる。ここで、リアクタ
ンスRllには近接して機械的変位が与えられる物体(
図示せず)が配置され、また、リアクタンスR2lには
近接して前記変位物体と同一材料の固定物体(図示せず
)が配置されており、これらは変位検出部を構成してい
る。第2図〜第6図はこの変位検出部の例を示す構成図
である。
第2図は、固定電極31,32に近接して電極33,3
4を配置させ、一方の電極33が変位物体としての役目
をなしており、機械的変位に応じて矢印a方向に変位す
るようになつている。
各電極相互間31と33間および32と34間はそれぞ
れリアクタンス(静電容量)Rl,R2を構成しており
、電極33がa方向に変位すると電極相互間31,33
の距離が変化し、第1のリアクタンスR1が変化する。
第3図は、第2図のものにおいて、電極33の変位方向
を矢印a方向としたもので、これによつて電極相互間3
1,33の対向面積が変化し、第1のリアクタンスR,
が変化するものである。
第4図は、コイル35,36内に例えばコア棒37,3
8を配置させ、一方のコア棒37に機械的変位が与えら
れ矢印a方向に変位させることによつてコイル35のリ
アクタンス(インダクタンス)R,を変化させるように
したものである。第5図はコ字形に構成したコア37,
38にコイル35,36を巻回するとともに、コア37
,38の磁極片に近接して鉄片33,34を配置させ、
一方の鉄片33に機械的変位を与え、これを矢印a方向
に変位させることによつてコイル35のリアクタンスを
変化させるようにしたものである。第6図はコイル35
,36に近接して導電性平板33,34を配置させ、一
方の平板33に機械的変位を与え、これを矢印a方向に
変位させることによつてコイル35のリアクタンスを変
化させるようにしたものである。
第1図に戻り、S1は第1の発振器0SC1の出力F,
と第2の発振器0SC2の出力F2とを交互に切換えて
取り出すための切換スイツチ、PLSは発振器0SCの
出力端に接続されたパルス化回路、UDCはアツプダウ
ンカウンタである。
S2は切換スイツチで、パルス化回路PLSとアツプダ
ウンカウンタUDCの間に設けられている。DLCはア
ツプダウンカウンタUDCの出力を入力信号とするデイ
ジタル論理回路で、ここには予じめ上限の設定値USと
下限の設定値DSとが設定されており、カウンタUDC
の内容がUSまたはDSに達したとき切換スイツチSl
,S2および後述する切換スイツチS3を駆動する。E
は直流電源、Rl,r2はこの直流電源Eに接続された
抵抗、S3はデイジタル論理回路DLCの出力によつて
駆動される切換スイツチで、これらはパルス幅信号発生
回路を構成している。LPFはスイツチS3から得られ
るパルス幅信号を平滑する低域淵波器である。このよう
に構成した装置の動作を次に説明する。
はじめに、切換スイツチS,,S2,S3が接点U側に
接続されているものとする(この状態をフエーズ1と呼
ぶ)。このフエーズ1では、第1の発振器0SC1の出
力周波数信号f1がスイツチS1を介してパルス化回路
PLSに印力匡され、ここでパルス信号となり、これが
スイツチS2を介してアツプダウンカウンタUDCのア
ツプ端子Uに印加され計数(加算)される。この結果、
アツプダウンカウンタUDCの内容は、第7図イに示す
ように第1の発振器の出力周波数f1、すなわち機械的
変位位置に対応した傾斜で増加する。デイジタル論理回
路DLCはアツプダウンカウンタUDCの内容を入力と
しており、これが予じめ設定された上限の設定値USに
達すると、切換スイツチSl,S2およびS3を接点D
側に接続させる(この状態をフエーズ2と呼ぶ)。この
フエーズ2では、第2の発振器0SC2の出力周波数信
号F,がスイツチS1、パルス化回路PLSおよびスイ
ツチS2を介してアツプダウンカウンタUDCのダウン
端子Dに印加され計数(減算)される。この結果、アツ
プダウンカウンタUDCの内容は、第7図口に示すよう
に今度は機械的変位位置とは無関係の一定な傾斜角で下
降する。そして、カウンタUDCの内容が下限設定値D
Sになると、デイジタル論理回路DLCはこれを検出し
、切換スイツチSl,S2およびS3を再び端子U側に
接続させ、フエーズ1の状態にする。以後フエーズ1、
フエーズ2が繰返され、論理回路DLCから第8図に示
すようにフエーズ1とフエーズ2とに対応したパルス幅
Tl,t2を有するパルス幅信号を得ることができる。
ここでパルス幅t1は第1の発振器0SC,の出力周波
数f1、すなわち機械的変位位置に対応し、またパルス
幅T2は第2の発振器0SC2の出力周波数F2に対応
した一定値となる。したがつtて、デユーテイレシオ,
,早,5が機械的変位に対応するパルス幅信号を切換ス
イツチS3を介して得ることができる。
また、このパルス幅信号を低域淵波回路LPFに印加さ
せることにより、この出力端から機械的変位に対応した
直流電圧を得ることができる。第9図は本発明の他の実
施例を示すプロツク図である。
この実施例では第1の発振器0SC1のリアクタンスR
llと第2の発振器0SC2のリアクタンスR2,とを
機械的変位に対応して互いに差動的に変化するように構
成したものである。第10図〜第14図はこの場合の変
位検出部の例を示す構成図である。第10図および第1
1図のものは機械的変位が与えられる変位物体30の両
側に固定電極33,34を配置させたもので、いずれも
変位物体30と固定電極33間および変位物体30と固
定電極34間で形成されるリアクタンス(静電容量)R
1およびR2が互いに機械的変位に対応して差動的に変
化する。第12図〜第14図は変位物体30の両端また
は両側にコイル35,36を配置させたもので、変位物
体30の変位に対応してそのリアクタンス(インダクタ
ンス)が差動的に変位する。このように第1の発振器0
SC,と第2の発振器0SC2の共振回路に接続された
リアクタンスRllとリアクタンスR2lの値を機械的
変位に対応して互いに差動的に変化するように構成する
と、)フエーズ1とフエーズ2との時に第1の発振器0
SC1から得られる発振周波数f1と第2の発振器0S
C2から得られる発振周波数F2とが互いに機械的変位
に対応して差動的に変化することになる。
したがつて、論理回路DLCから得られるパルス幅Tl
,t2が機械的変位に対応して差動的に変化し、変換感
度を向上させることができる。また、この実施例では、
論理回路DLCから得られるパルス幅信号(駆動信号)
と標準周波数発生器GLからの標準周波数とを入力とし
両信号の位相を比較する位相周波数検出器PFDおよび
低域淵波回路LPF2を設け、低域済波回路LPF2の
出力信号によつて第1の発振器0SC1と第2の発振器
0SC2のリアクタンスRl2,Rl3,R22,R2
3の定数あるいは発振器0SC1,0SC2の電源(図
示せず)を調整するようにしたもので、論理回路DLC
から得られるパルス幅信号の周期T,+T2を常に標準
周波数信号の周期に一致した一定値に維持するようにし
ている。このように周期t1+T2を一定値に維持する
ことによつて、パルス幅t1およびまたはT2は正確に
変位に対応したものとなる。第15図〜第17図は本発
明装置に使用可能な発振器0SCの具体的回路図である
各図において第1図あるいは第9図に示した発振器0S
Cの各素子に対応する素子は同一符号を付してある。第
15図のものはコルピツツ形発振回路で、誘導性リアク
タンスRl,,R2lが変位に対応して変化する。第1
6図のものはハートレ形発振回路で、容量性リアクタン
スRl,,R2,が変位に対応して変化する。
第17図のものはクラツプ形発振回路で、第15図回路
と同様に誘導性リアクタンスRll,R2,が変位に対
応して変化する。
これらの発振回路は、変位検出部の構成、その他により
適宜選択して使用される。
以上説明したように、本発明に係る装置は、発振器を2
組用意するとともに、各発振器の共振回路に接続された
リアクタンスのいずれか一方または双方を機械的変位に
対応して変化させ、各発振器から得られる2種の周波数
信号をアツプダウンカウンタおよび論理回路を利用して
変位に対応するパルス幅信号に変換するもので、次に列
挙するような特長を有する。
(1)発振器の周囲温度の変化、発振器の電源電圧変動
等による影響は、第1の発振器と第2の発振器とを同一
電源に接続するとともに同一温度にさせることによつて
、フエーズ1とフエーズ2とで同じように誤差をもたら
すこととなるが、アツプダウンカウンタで計数すること
によりこれらが相殺されるので、出力信号にはこれらの
誤差が表われない。
したがつて、周囲温度や電源電圧の変動等による変換誤
差を除去することができる。(4)機械的変位に対応し
た信号をパルス幅信号として得ることができる。
また、必要あらば低域済波回路を介して直流信号として
も得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すプロツク図、第2図〜
第6図は第1図装置に使用される変位検出部の構成図、
第7図および第8図は第1図装置の動作を説明するため
の波形図、第9図は本発明の他の実施例を示すプロツク
図、第10図〜第14図は第9図装置に使用される変位
検出部の構成図、第15図〜第17図は本発明装置に使
用可能な発振器の具体的回路図である。 0SC1・・・・・・第1の発振器、0SC2・・・・
・・第2の発振器、Al,A2・・・・・・増幅器、F
l,F2・・・・・・共振回路)Rll倉Rl29Rl
3?R2lFR229R23゜゜゜゜O゜リアクタンス
、PLS・・・・・・パルス化回路、UDC・・・アツ
プダウンカウンタ、DLC・・・・・・論理回路、S1
〜S3・・・・・・切換スイツチ、LPF,LPFl,
LPF2・・・・・・低域済波回路、CL・・・・・・
標準周波数発生器、PFD・・・・・・位相周波数検出
器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 共振回路を有し同一環境に配置されかつ同一電源に
    接続された第1および第2の発振器、前記第1の発振器
    の出力端子を第1端子に断、接し、対応して前記第2の
    発振器の出力端子を第2端子に接断する切換スイッチ、
    この切換スイッチの第1端子に加算入力端子が接続され
    第2端子に減算入力端子が接続されたアツプダウンカウ
    ンタ、このアップダウンカウンタの出力端子に接続され
    その計数値が予じめ設定した上限の一定値に達したとき
    前記第1の発振器側を断に第2の発振器側を接にし、下
    限の一定値に達したとき前記第1の発振器側を接に第2
    の発振器側を断にするように前記切換スイッチを切換え
    る論理回路を具備し、前記第1の発振器の共振回路を構
    成するリアクタンスと前記第2の発振器の共振回路を構
    成するリアクタンスはそのいずれか一方のみが機械的変
    位に対応して変化するか、または双方が機械的変位に対
    応して差動的に変化するものであり、前記論理回路出力
    端子から前記機械的変位に対応したパルス幅信号を得る
    ようにした変位変換器。 2 第1の発振器および第2の発振器として、コルピツ
    ツ形発振器、ハートレ形発振器、クラツプ形発振器のい
    ずれかを用いた特許請求の範囲第1項記載の変位変換器
    。 3 機械的変位に対応して差動的に変化する第1、第2
    のリアクタンス、この第1のリアクタンスを共振素子と
    する共振回路を有する第1の発振器、前記第2のリアク
    タンスを共振素子とする共振回路を有し前記第1の発振
    器と同一環境に配置されかつ同一電源に接続された第2
    の発振器、前記第1の発振器の出力端子を第1端子に断
    、接し、対応して前記第2の発振器の出力端子を第2端
    子に接、断する切換スイッチ、この切換スイッチの第1
    端子に加算入力端子が接続され第2端子に減算入力端子
    が接続されたアップダウンカウンタ、このアップダウン
    カウンタの出力端子に接続されその計数値があらかじめ
    設定した上限の一定値に達したとき前記第1の発振器側
    を断に第2の発振器側を接にし、下限の一定値に達した
    とき前記第1の発振器側を接に第2の発振器側を断にす
    るように前記切換スイッチを切換える論理回路、この論
    理回路からのパルス幅信号と標準周波数信号とを入力と
    しパルス幅信号の周期が標準周波数信号の周期と一致す
    るように前記第1および第2の発振器の共振回路を構成
    する他の共振素子の値を制御する制御手段を具備し、前
    記論理回路の出力端子から周期が一定でかつ前記機械的
    変位に対応したパルス幅比のパルス幅信号を得るように
    した変位変換器。
JP8367476A 1976-07-14 1976-07-14 変位変換器 Expired JPS596437B2 (ja)

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JPS539564A JPS539564A (en) 1978-01-28
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0353632Y2 (ja) * 1985-06-19 1991-11-25
JPH0455467Y2 (ja) * 1987-04-30 1992-12-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0353632Y2 (ja) * 1985-06-19 1991-11-25
JPH0455467Y2 (ja) * 1987-04-30 1992-12-25

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