JPS596366B2 - 残存運行可能距離検出方法および装置 - Google Patents

残存運行可能距離検出方法および装置

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JPS596366B2
JPS596366B2 JP9476779A JP9476779A JPS596366B2 JP S596366 B2 JPS596366 B2 JP S596366B2 JP 9476779 A JP9476779 A JP 9476779A JP 9476779 A JP9476779 A JP 9476779A JP S596366 B2 JPS596366 B2 JP S596366B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車両、船舶等の乗物の残存燃料によつて可能な
航続距離即ち残存運行可能距離を検出する残存運行可能
距離検出方法および装置に関する。
本発明の目的とするところは、満たん直前までの最新の
実運行パターン、及び乗物固有の運行燃費特性を考慮し
た基本燃費データを、燃料満たんの都度求めるようにし
、その基本燃費データと燃料タンクの残存燃料量とに基
づいて残存運行可能距離を求めることにより、燃料満た
んの都度に、運転者や使用環境等によつて夫々異なる実
行パターンを考慮した実用上最適な基本燃費ダータを求
めることができ、従つて、運転者の使用条件にマッチし
た実用上信頼性の高い残存運行可能距離を求めることが
できる残存運行可能距離検出方法を提供することにある
。さらに、本発明の他の目的としては、上記残存運行可
能距離検出方法を適切に実施することができる残存運行
可能距離検出装置を提供することにある。
そして、この本発明に係る残存運行可能距離検出装置に
おいては、第8図に示すように、乗物に搭載した燃料タ
ンクの燃料満たん状態を示す満たん信号を発生する満た
ん信号発生手段Aと、この満たん信号発生手段Aから満
たん信号が発生した時に前回の満たん信号発生時点から
の前記燃料タンク内の燃料の消費量を検出する燃料消費
量検出手段Bと、前記満たん信号発生手段Aから満たん
信号が発生した時に前回の満たん信号発生時点からの前
記乗物の走行距離を検出する走行距離検出手段Cと、前
記消費量検出手段Bにて検出した燃料消費量と前記走行
距離検出手段Cにて検出した走行距離とにより実践燃費
データを演算する第1の演算手段Dと、前記第1の演算
手段Dにて演算した実践燃費データと前記乗物に対して
予め定めた前記乗物固有の運行燃費データとの平均的処
理を行つて平均燃費データを演算する第2の演算手段E
と、前記満たん信号発生手段Aから満たん信号が発生し
た時点以後の前記燃料タンク内の残存燃料量と前記第2
の演算手段Eにて演算した平均燃費データにより前記乗
物の残存運行可能距離を演算する第3の演算手段Fどを
備えたことを特徴としている。
次に、本発明を図に示す一実施例を用いて説明する。
この実施例では乗物の残存運行可能距離を求める一例と
して、自動車の残存走行可能距離を求める例を代表例と
して掲げ、その全体構成を第1図のブロック図に示す。
まず1は予め定められた監視プログラムを含む制御プロ
グラムに従つてソフトウェアの演算処理を実行するシン
グルチップのマイクロコンピュータ(以下マイコンと称
力で、電子計算手段を構成しており、水晶振動子2を外
部接続するとともに、車載バッテリ11より電源供給を
受けて第2の安定化電源回路9−2より発生する5Vの
安定化電圧の供給を受けて、精度のよいクロックにより
動作状態になるものである。そして、このマイコン1は
、ステップ単位の演算手順を定めた監視プログラムを含
むf5l脚プログラムを記憶している読出専用メモリ(
ReadOnlyMemory; ROM)と、このR
OMの制御プログラムを順次読出してそれに対応する演
算処理を実行する中央処理部(CentralPrec
essingUnit;CPU)と、このCPUの演算
処理に関連する各種データを一時記憶するとともに、そ
のデータのCPUによる読出しが可能なメモリ(Ran
domAccessMemory; RAM)と、水晶
振動子2を伴つて上記各種演算のための基準クロックパ
ルスを発生する基準クロック発生部と、各種信号の入出
力を調整する入出力(I/0)回路部とを主要部に構成
した1チップタイプの大規模集積回路(LSI)製のも
のである。3はデコーダ・ドライバで、マイコン1のI
/0ポートから表示内容に応じて5回程度連続に表示デ
ータを受けてこれをレジスタにラッチし、この表示デー
タをライン21にて接続された発光ダイオード、液晶又
は螢光表示管等のデジタル表示器4に、スタティック点
灯方式又はダイナミックスキャン点灯方式により出力表
示するものである。
またマイコン1との間の転送のためにライン23を介し
てマイコン1より適当な周波数のクロックを受ける。5
はマトリクス状の接点接続構造をもつ通常複数個のキー
からなるキー入力装置で、マイコン1の出力ライン24
及び入力ライン25と接続され、マイコン1のソフトウ
ェアにて、キースキャンさえ、キーが押されたことを検
出するようにしてある。
6は単位燃料消費量に応じた信号を形成する単位燃料消
費量検出器で、本例では公知の車載電気式燃料噴射装置
より燃料噴射用電磁弁を間接的に開弁指示する噴射パル
ス信号を得て、この信号のパルス巾をライン23からの
クロックにより計測、分周して、一定の燃料量消費毎に
パルス信号をマイコン1に出力する構造となつている。
具体的には噴射パルス信号のパルス巾より前記電磁弁の
開閉時の応答遅れによる誤差を補正して実質的な燃料噴
射量を求めるために、単安定回路及びANDゲートを用
いて噴射パルス信号のパルス巾より誤差分を引算してい
る。そして、ANDゲートを用いて実質的な噴射パルス
信号のパルス巾の期間だけ通過させたクロックを分周回
路で分周し、結果分周したパルス信号の1パルスが予め
設定した一定消費燃料量(例えばO、olt)に相当す
るようにしてある。7は車両の走行距離に応じた信号を
形成する分周回路であり、車両のデファレンシャルギア
部より走行速度に比例した回転が得られるスピードメー
タケーブル(図示せず)を利用して、その回転をコンビ
ネーションメータパネル部に設置したスピードメータケ
ーブルの回転ピックアップ(例えば磁石とリードスイッ
チを組合せた公知のもの)より回転数に応じたON、O
FFパルス信号、即ち走行距離に応じた個数のON、O
FFパルス信号(例えば637×4パルス/km)を得
て、この′ゞルス信号を所定分周比に分周し、結果、分
周したパルス信号の1パルスが予め設定した一定走行距
離に相当するようにしてある。
また、8は満たん信号発生器で、車載した燃料タンク内
の燃料が満たん状態にあるときこれを検知して満たん信
号を発生するものである。
この満たん信号発生器8は、具体的には燃料タンク内に
満たん検出用の液量センサを設ける構成でもよいし、ま
た既設のフロート式燃料計中の可変抵抗の値をA−D変
換するか、あるいはこの可変抵抗値が設定値に達したか
否かを判定する判定回路を付属させる構成でもよいし、
さらにはキー入力装置5の一部に入力スイッチを組込ん
で、燃料を満たんにした際、運転手がそのスイッチを手
動操作することにより満たん信号を発生させる構成とし
てもよい。9は電源回路で、キースイッチ10を介さず
常時マイコン1等へ安定化電源を供給する第2電源回路
9−2と、キースイッチ10を介して接続された第1電
源回路9−1とから構成されている。
本例では第1電源回路9−1はデジタル表示器4の駆動
用電源を供給するためのものであり表示器4が螢光表示
管等の場合には昇圧用電源から構成される。また、11
は車載バッテリである。なお、キースイッチ10とは通
常イグニッションスイッチまたはアクセサリ−スイッチ
のことである。また、12はこのキースイッチ10の(
この場合イグニッションスイッチの)投入状態を検出す
るためのIG検出回路である。ここで、電子計算手段で
あるマイコン1が、所定期間の燃料消費量、その所定期
間の走行積算距離及び満たん時より現在までの燃料消費
量等の各情報をパラメータとして、残存走行可能距離を
求めるための基本となる計算式の一例について説明する
まず、先回の満たん時から今回の満たん時までの燃料消
費量及び走行積算距離をそれぞれQ、、5、とすると、
平均燃費X=5、/Q、(bB/を)となり、また、燃
料タンクの容量をQo(を)、今回の満たん時よりある
時点までの燃料消費量をQt(ι)、残存燃料量をQ(
l)とすると、ある時点での残存走行可能距離(または
航続距離)Z(km)は、となる。
たたし、A、Bは定数で特にBを重み付け定数と称して
いる。
これらの定数A、Bの決定にあたつて、この発明装置を
塔載する車両個有の走行データ、例えば車両の平均的な
走行パターンによる実走行燃費率や車両個有の燃費率な
どを予じめ実験等により求め、その走行データに基づく
経験値が与えられる。その際、…式より(A/B)>X
でなければならない。この実施例では、定数Aの決定に
あたつて、本装置塔載車両個有の10モード燃費と称せ
られる所定走行パターンによる走行燃費(X、O)を用
いており、10モード燃費X10=10(kwt/ を
)としてA=1/(X3O−α)=1/(10−25)
中0.133としてある。
このうちαは経験的な寄与値であり、あくまで一例に過
ぎない。また重み付け定数Bも経験値であるが、定数A
との関係において決定され、この場合B=1×10−’
としてある。従つて、基本燃費1/Yは1/(O、1
33−10−3・X)で表わされる。この式かられかる
ように基本燃費は平均燃費Xがoの時に最小の値になり
、平均燃費Xが増大するにつれて徐々に増加する値にな
る。なお、この基本燃費を求めるための計算式は基本燃
費を平均燃費Xの値に応じて徐々に増加するようにする
ために定めたものであつて、平均燃費Xが分母にあるこ
とかられかるようにそのデイメンジヨンについては無視
した形になつている。そして、この式によつて得られる
基本燃費が平均燃費Xの値によつて変化しない時の平均
燃費Xを車両固有の燃費とし、X■1/(O、133−
10−3・X)を解いて、車両固有の燃費をBk!n/
をとしている。すなわち、平均燃費XがBに!n/を
の時には車両固有の燃費と一致した時であつてこの時に
は基本燃費は8れ/をになる。そして、平均燃費Xが8
れ/をより大きい時または小さい時には、上記計算式に
より基本燃費を平均燃費Xと8b/ をの間の値にする
。すなわち、上記計算式により基本燃費を平均燃費Xと
87cgt/ をの平均的処理を行つて求めるようにす
る。次に、残存運行可能距離演算の一例について説明す
る。
今、燃料タンクの容量Q0=60を及び今回の満たん時
に求めた平均燃費をX=8km/をとし、これを(1)
式に代入して、となる。
従つて、今回の満たん後より次の満たん時までの期間中
の所望時点での残存走行可能距離zは、上記(2)式す
なわち第6図に示す特性イに基づいて算出されることに
なる。なお、重み付け定数BをB=5X10−3とする
と第6図中口の特性になる。
このように、…式の計算方法を用いることにより、残存
走行可能距離zが残存燃料量の減少と共に常に「O」に
収束する関係を与えることができ、いかなる場合にも残
存走行可能距離zが一定の関係で減少し、その値Zが大
きくなつたり急に小さくなつたりすることはない。次に
、上記構成になる装置の作動を説明する。
自動車に、この装置が取付けられた時イグニッションス
イッチのON、OFFにかかわらず、車載パッチ1月1
から電源が供給されるように接続することにより、安定
化電源回路9−2を通して安定化電圧の供給を受けてマ
イコン1が動作状態となり、この電圧印加時に、マイコ
ン1内のレジスタ、カウンタ、ラッチなどが装置特有の
初期状態に設定され、以後装置がバッテリ電源との接続
がはずされる迄は常時100〜500msec程度の周
期にて全体の入出力演算の処理を行なうことになる。以
下、マイコン1の作動を第2図〜第5図の演算流れ図を
用いて説明する。
まず、この装置が車両に装着され電源が供給されると、
その時点で初めて自動的にスタートして初期設定ルーチ
ン100が行われ、マイコン1内のレジスタ(RAMや
出力レジスタなど)やフラッグF1、F2、判定項N、
その他が初期設定される。
このルーチンは、一旦車両から電源供給を受けた以後は
、車両電源を断たれて再度電源投入されたときでない限
り二度と行われない。次に、ステップ200では各種情
報の入力処理ルーチンを行う。
この入力処理ルーチンは第3図に示す演算流れ図に従つ
て動作する。まずステップ201の各種情報入力ステッ
プではイグニッションスイッチ投入信号、満たん信号、
及びキー入力等の各種情報をRAMに一時記憶する。続
いてステップ202の燃料消費量積算ルーチンでは、燃
料消費量の情報として単位燃料消費量検出器6からのパ
ルス信号をソフトウェアにより計数してRAMに一時記
憶し、続いてステップ203の走行距離積算ルーチンで
は、走行距離の情報として単位走行距離検出器7からの
パルス信号をソフトウェアにより計数してRAMに一時
記憶する。続いて、判定ステップ204では第T図TO
Iに示すような満たん信号TOIが有るか否かを判定し
、満たん信号がないときにはステップ205で再び判定
項N=0に戻す。他方、満たん信号701が有るときに
は判定ステップ206に進み第7図702に示すような
フラッグF1がF1=0でないときにはステップ205
で再び判定項NをN=0に戻すが、他方、F1=0のと
きにはステップ207で判定項NをN+1とし、判定ス
テップ208に進む。そして判定項Nがこの場合「10
」以上になると、第T図T03に示すようなフラッグF
2を初めてF2=1とする。つまり、この入力処理ルー
チン200では、燃料消費量及び走行距離を積算処理す
ると共に、フラッグF1=0であり、かつ満たん信号7
01が予め定めた一定時間T、(判定項N=0〜10ま
での演算処理時間に相当するもので、例えば3〜5秒)
以上の間接続したときだけ、後続の演算ルーチン300
にて残存走行可能距離zを求めるための基本値設定用の
演算を行わせるように規定するための判定処理を行つて
いる。
この判定処理を行うことにより、満たん時にはその満た
ん信号の入力を1回だけ確実に判断できるようにしてい
る。なお、後述するが、連続して2回以上満たん信号が
入力されても、第7図702に示すように第1同日の満
たん信号発生時より一定時間Tlの後にはフラッグF1
をF1=1にするため、以後所定燃料量を消費するまで
の時間Tlの期間はたとえ満たん信号が入つてきても判
定ステップ206においてNoの判定を行うようにして
いる。次に、ステップ300では演算ルーチンを行う。
この演算ルーチンは第4図に示す演算流れ図に従つて動
作する。まず、判定ステップ301ではフラッグF2が
F2=1か否かを判定する。つまり第3図の演算流れ図
から分かるように、満たん信号がないときにはF2=0
であるため判定ステップ311に進み、この判定ステッ
プ311にて積算した燃料消費量Qtが5を未満である
ことを判定したときには判定ステップ309へ進み、他
方Qtが5を以上のときにはステップ312でフラッグ
F1をF1=0にして判定ステップ309へ進むことに
なる。一方、満たん信号があるときには第3図に示す如
くF2=1となるためステップ302、303へ進み、
フラッグF1、F2をF1=1、F2=0及び判定項N
をN=0に設定する。
続いてステップ304、305、306では、先回の満
たん時から今回の満たん時まで期間における全積算走行
距離5=51及び全積算燃料消費量Qt=Q、をRAM
より読出して、この期間における平均燃費X=5、/
Q、(に?n/ を)を計算しRAMに一時記憶する。
続いてステップ307では、前述した(1)式中の分母
に当たるY=A−B−Xを用いて除数Yを計算しRAM
に一時記憶する。この実施例では定数A、Bは一例とし
てA■:0.133、B二1×工0−3に設定してある
。続いてステップ308では、走行距離Sと燃料消費量
Qtの積算値5、、Q、をクリアする。その後、判定ス
テップ309に進み、残存走行可能距離の表示を要求す
るキー入力がある場合にはステップ310に進み、この
ステップ31口では、前述した(1)式を用いて、今回
の満たん時より以後に消費した燃料消費量Qt、燃料タ
ンクの容量Q0=60(ι)、及びステップ3ロ7で計
算した除数YをRAMより読出して計算し、その値をR
AMに一時記憶する。
なお、満たん直後はQt=0のため残存走行可能距離z
はZ=60/Yとなる。他方、表示要求のキー入力がな
い場合にはステップ310を通らず、残存走行可能距離
の演算を行わない。ここで、判定ステップ206、30
1、311を設けたことにより、満たん時に満たん信号
が連続的または間欠的に2回以上入力された場合でも第
1回目の満たん信号入力のときのみステップ302〜3
08からなる基本値(除数Yのこと)設定用の演算を行
わせることができ、それ以後、燃料消費量Qtが5をに
なるまでの期間は、フラッグF1をF=1に設定してお
くため、フラッグF2はF2=0を接続し、ステップ3
02〜308からなる演算実行を強制的に禁止している
そして燃料消費量Qtが5を以上になると初めてフラッ
グF1を「O」に戻し、再び満たん信号の受付けを可能
にしている。なお、この燃料消費量Qt二5をなる値は
一例に過ぎず、実際には平均燃費Xを決定するのに不都
合がなく、また通常運転者が燃料補給すると考えられる
最低の燃料残量等から経験土決定されるものであり、Q
tは3を〜20を等、特にその値は限定されない。また
、ステップ313では刻時処理等の残存走行可能距離演
算以外の演算処理を行う。
次に、ステップ400では表示ルーチンを行う。
この表示ルーチンは第5図に示す演算流れ図に従つて動
作する。まず、判定ステップ401ではイグニッション
スイッチがONかどうかを判定し、イグニッションスイ
ッチOFFのときにはステップ403に進み、デジタル
表示器4をブランク(無表示)にさせるためブランク表
示指示信号を出力させる。他方、イグニッションスイッ
チONのときには判定ステップ402へ進み、残存走行
可能距離の表示を要求する運転者操作によるキー入力が
有る場合にはステップ405へ進む。そこで、このステ
ップ405では、演算ルーチン200において求めた残
存走行可能距離の演算値ZをRAMより読出し、この値
zを表示用信号に変換して出力ポートに与え、デコーダ
・ドライバ3を介してデジタル表示器4に表示させるこ
とになる。他方、キー入力がない場合には判定ステップ
402よりステップ404(またはステップ403)に
進み、残存走行可能距離以外の表示(またはブランク表
示)を行わせることになる。このステップ404では、
詳述してないが例えばステップ313で求めた「時分」
等の演算値を表示させたり、あるいはステップ202、
203で求めた満たん時からの燃料消費量Sや走行距離
Qtを表示させるようにしている。なお、上記の説明で
はキー操作期間だけ残存走行可能距離を表示させるよう
にしているが、キー操作時より一定時間の間残存走行可
能距離を表示させるようにしてもよい。
なお、本発明は実施例に示した車両に限らず、乗物とし
て船舶、飛行機等の種々のものに適用可能である。
以上述べたように本発明方法によれば、運転者や乗物の
使用環境等によつて夫々異なる実運行パターン及び乗物
個有の運行燃費特性を考慮した実用上最適な基本燃費デ
ータを、燃料を満たんにするたびに求めることができ、
そのデータを演算に用いるため、運転者の使用条件に充
分マッチした信頼性の高い残存運行可能距離を求めるこ
とができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するための装置のブロック図
、第2図はマイクロコンピュータの全体作動の説明に供
する演算流れ図、第3図は第2図中入力処理ルーチンの
作動説明に供する演算流れ図、第4図は第2図中演算ル
ーチンの作動説明に供する演算流れ図、第5図は第2図
中表示ルーチンの作動説明に供する演算流れ図、第6図
及び第T図は本発明方法の作動説明に供する特性図、及
び信号波形図、第8図は本発明に係る残存運行可能距離
検出装置の構成を示す構成図である。 1 ・・・・・・マイクロコンピュータ、4 ・・・・
・・デジタル表示器、5 ・・・・・・キー入力装置、
6 ・・・ ・・・単位燃料消費量検出器、7 ・・・
・・・単位走行距離検出器、8・・・ ・・・満たん信
号発生器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乗物に搭載した燃料タンクの燃料満たん状態を示す
    満たん信号に応じて、この燃料満たん直前までの運行実
    績に基づく実践燃費データを求め、この実践燃費データ
    と前記乗物に対して予め定めた前記乗物固有の運行燃費
    データとの平均的処理を行つて基本燃費データを求め、
    続いて前記満たん時点以後の前記燃料タンク内の残存燃
    料量と前記基本燃費データに基づいて前記乗物の残存運
    行可能距離を求めるようにしたことを特徴とする残存運
    行可能距離検出方法。 2 乗物に搭載した燃料タンクの燃料満たん状態を示す
    満たん信号を発生する満たん信号発生手段と、この満た
    ん信号発生手段から満たん信号が発生した時に前回の満
    たん信号発生時点からの前記燃料タンク内の燃料の消費
    量を検出する燃料消費量検出手段と、前記満たん信号発
    生手段から満たん信号が発生した時に前回の満たん信号
    発生時点からの前記乗物の走行距離を検出する走行距離
    検出手段と、前記消費量検出手段にて検出した燃料消費
    量と前記走行距離検出手段にて検出した走行距離とによ
    り実践燃費データを演算する第1の演算手段と、前記第
    1の演算手段にて演算した実践燃費データと前記乗物に
    対して予め定めた前記乗物固有の運行燃費データとの平
    均的処理を行つて平均燃費データを演算する第2の演算
    手段と、前記満たん信号発生手段から満たん信号が発生
    した時点以後の前記燃料タンク内の残存燃料量と前記第
    2の演算手段にて演算した平均燃費データにより前記乗
    物の残存運行可能距離を演算する第3の演算手段とを備
    えた残存運行可能距離検出装置。
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