JPS596318A - 鉄・クロム・コバルト系磁石合金の製造方法 - Google Patents
鉄・クロム・コバルト系磁石合金の製造方法Info
- Publication number
- JPS596318A JPS596318A JP11368182A JP11368182A JPS596318A JP S596318 A JPS596318 A JP S596318A JP 11368182 A JP11368182 A JP 11368182A JP 11368182 A JP11368182 A JP 11368182A JP S596318 A JPS596318 A JP S596318A
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- JP
- Japan
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- treatment
- alloy
- chromium
- iron
- solution heat
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D6/00—Heat treatment of ferrous alloys
- C21D6/002—Heat treatment of ferrous alloys containing Cr
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、 Ｆｅ−Ｃｒ −Ｃｏ系スビノ〒ダル分解型
永久磁石合金の製造方法に関するものである。
永久磁石合金の製造方法に関するものである。
従来、 Ｆｅ −Ｃｒ −Ｃｏ系合金を磁石化するには
。
。
通常いわゆる溶体化処理２等温磁場処理２時効処理の熱
処理を施すことが必要であった。
処理を施すことが必要であった。
とのＦｅ −Ｃｒ −Ｃｏ系合金の溶体化処理は、１１
００℃以上の高温にし、その温度から水中急冷すること
によってα相と混在している異相（γ相）を消してα単
相（ｂｅｅ結晶構造）にする目的で行なわれる。この溶
体化処理において、１１００℃より低い温度で熱処理し
た場合には２粒界に沿って。
００℃以上の高温にし、その温度から水中急冷すること
によってα相と混在している異相（γ相）を消してα単
相（ｂｅｅ結晶構造）にする目的で行なわれる。この溶
体化処理において、１１００℃より低い温度で熱処理し
た場合には２粒界に沿って。
結晶構造がｆ 、ｅ ｃのいわゆるγ相が形成され、と
のγ相は残留磁束密度Ｂｒを減少させるばかシではなく
合金の保磁力の発生に必要なα相の体積を減少させる傾
向がある。
のγ相は残留磁束密度Ｂｒを減少させるばかシではなく
合金の保磁力の発生に必要なα相の体積を減少させる傾
向がある。
また、１１００℃のような高温から水急冷することは、
炉の設計、炉材の耐用期間、消費エネルギー、表面酸化
、焼入れによるむら等溶体化処理は工業的にかなシ煩雑
さをきわめる欠点があった。
炉の設計、炉材の耐用期間、消費エネルギー、表面酸化
、焼入れによるむら等溶体化処理は工業的にかなシ煩雑
さをきわめる欠点があった。
本発明はこれらの欠点を除去するために種々検討を加え
ていたところ、状態図的見地から、第１図および第２図
に見られるように、 ＣＯ含有量が１０ ｗｔ％付近以
下では、α単相の領域が１１００℃以下の低温域におい
ても存在することがわかった。この認識にもとすき１本
発明は、 Ｃｏ含有量を１０ ｗｔ％以下とし、溶体化
処理を施すことなく等温磁場処理および時効処理を行な
うことによって溶体化処理に伴なう種々の不都合を一挙
に解決したものである。即ち２本発明はＦｅ −Ｃｒ
−Ｃｏの三元固状でＡ点（Ｆｅ ５４．５ ｗｔ％ 、
Ｃｒ ２６．０’ｗｔ％。
ていたところ、状態図的見地から、第１図および第２図
に見られるように、 ＣＯ含有量が１０ ｗｔ％付近以
下では、α単相の領域が１１００℃以下の低温域におい
ても存在することがわかった。この認識にもとすき１本
発明は、 Ｃｏ含有量を１０ ｗｔ％以下とし、溶体化
処理を施すことなく等温磁場処理および時効処理を行な
うことによって溶体化処理に伴なう種々の不都合を一挙
に解決したものである。即ち２本発明はＦｅ −Ｃｒ
−Ｃｏの三元固状でＡ点（Ｆｅ ５４．５ ｗｔ％ 、
Ｃｒ ２６．０’ｗｔ％。
Ｃｏ １９．５ ｗｔ％） 、Ｂ点（Ｆｅ ８７．１
ｗｔ％ｔｃｒ １２．９ｗｔ％ ｐ Ｃｏ Ｏｗｔ％）
および０点（Ｆｅ ６１．７ ｗｔ％。
ｗｔ％ｔｃｒ １２．９ｗｔ％ ｐ Ｃｏ Ｏｗｔ％）
および０点（Ｆｅ ６１．７ ｗｔ％。
Ｃｒ ３８．３ ｗｔ％ 、 Ｃｏ ０ｗｔ％ ）の三
点を結ぶ三角形の領域内の組成を主成分とし、これにＶ
４ ｗｔ４以下。
点を結ぶ三角形の領域内の組成を主成分とし、これにＶ
４ ｗｔ４以下。
Ｔｉ５ｗｔ％以下を含有したＦｅ −Ｃｒ−Ｃｏ合金を
鋳造後。
鋳造後。
溶体化処理を行うことなしに９等温磁場処理および時効
処理を行なうことを特徴とする鉄・クロム・コバルト系
磁石合金の製造方法である。
処理を行なうことを特徴とする鉄・クロム・コバルト系
磁石合金の製造方法である。
本発明によれば、溶体化処理を行なわないので。
溶体化処理に伴なう前述した種々の欠点を解決できる。
また、溶体化処理を行なわなくても１合金形成段階で既
にα単相となっているので、異相の存在はない。
にα単相となっているので、異相の存在はない。
磁気特性の点では、 Ｃｏを１５ｗｔ％以上多く含み。
溶体化処理した従来の通常のＦｅ −Ｃｒ −Ｃｏ系磁
石よりは多少劣るが、これはＣｏの含有量が少ないこと
にもとづくだけのことであり、また得られる磁気特性で
も、計測器用のマグネットとして好適である。
石よりは多少劣るが、これはＣｏの含有量が少ないこと
にもとづくだけのことであり、また得られる磁気特性で
も、計測器用のマグネットとして好適である。
なお、 Ｃｏは量は、磁気特性の点から、３ｗｔ％以上
、殊に５ ｗｔ％以上とすると好ましい。
、殊に５ ｗｔ％以上とすると好ましい。
０〜゛５％Ｔｉ残Ｆｅなる組成のＦｅ −Ｃｒ −Ｃｏ
系スピノーダル分解型永久磁石合金のなかからＣｒ：２
６．１０％ｃｏ ： ７．９３％Ｖ：０．３１％Ｔｔ
： １．３２％残Ｆｅなる組成の磁石合金を従来の製造
方法（溶体化処理布）と本発明による製造方法（溶体化
処理熱）で製造した試料を得た。試料は両者とも組織観
察によシα単相であることが確認された。
系スピノーダル分解型永久磁石合金のなかからＣｒ：２
６．１０％ｃｏ ： ７．９３％Ｖ：０．３１％Ｔｔ
： １．３２％残Ｆｅなる組成の磁石合金を従来の製造
方法（溶体化処理布）と本発明による製造方法（溶体化
処理熱）で製造した試料を得た。試料は両者とも組織観
察によシα単相であることが確認された。
その時の磁気特性の値を、溶体化処理の有無の各場合に
ついて第１表に示す。第１表から明らかなように２両者
とも同等の磁気特性を有している。
ついて第１表に示す。第１表から明らかなように２両者
とも同等の磁気特性を有している。
以下余日
第１表
以上述べたごとく２本発明によれば従来の方法に比べて
工業的にはるかに有利な方法で従来と同等の磁気特性を
もつ永久磁石の提供が可能となった。
工業的にはるかに有利な方法で従来と同等の磁気特性を
もつ永久磁石の提供が可能となった。
第１図は１１００℃でのＦｅ −Ｃｒ −Ｃｏ ａ元系
状態図の一部、第２図は９００℃でのＦｅ −Ｃｒ −
Ｃ。 ３元系状態図の一部である。 第１図 第２図
状態図の一部、第２図は９００℃でのＦｅ −Ｃｒ −
Ｃ。 ３元系状態図の一部である。 第１図 第２図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 ＦｅｔＣｒ、Ｃｏの三元図上で、Ａ点（Ｆｅ
５４．５ｗｔ％、Ｃｒ２６．Ｏｗｔ％ ｐ Ｃｏｌ ９
．５ ｗｔ％） 、 Ｂ点（Ｆｅ８７．１ ｗｔ％、Ｃ
ｒｌ ２．９ｗｔ％、Ｃｏ０ｗｔ％）および０点（Ｆｅ
６１．７ｗｔ％ｐｃｒ３８．３ ｗｔ％、Ｃｏ０ｗｔ％
）の三点を結ぶ三角形領域内の組成を主成分とし、これ
にＶ４ｗｔ％以下、Ｔｉ５ｗｔ％以下を含有したＦｅ
−Ｃｒ−Ｃｏ合金を鋳造後、溶体化処理を行うことなし
に。 等温磁場処理および時効処理を行うことを特徴とする鉄
・クロム・コバルト系磁石合金の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11368182A JPS596318A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 鉄・クロム・コバルト系磁石合金の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11368182A JPS596318A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 鉄・クロム・コバルト系磁石合金の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS596318A true JPS596318A (ja) | 1984-01-13 |
Family
ID=14618471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11368182A Pending JPS596318A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 鉄・クロム・コバルト系磁石合金の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS596318A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5716150A (en) * | 1980-07-02 | 1982-01-27 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | Fe-cr-co containing permanent magnet alloy and preparation thereof |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP11368182A patent/JPS596318A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5716150A (en) * | 1980-07-02 | 1982-01-27 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | Fe-cr-co containing permanent magnet alloy and preparation thereof |
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