JPS5962148A - 包装用多層袋 - Google Patents
包装用多層袋Info
- Publication number
- JPS5962148A JPS5962148A JP17323982A JP17323982A JPS5962148A JP S5962148 A JPS5962148 A JP S5962148A JP 17323982 A JP17323982 A JP 17323982A JP 17323982 A JP17323982 A JP 17323982A JP S5962148 A JPS5962148 A JP S5962148A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- density polyethylene
- static friction
- coefficient
- low
- outermost layer
- Prior art date
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- Bag Frames (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は包装用多層袋に関し、詳しくは開口性が良好で
あって、しかも段積み時の安定性にすぐれた包装用多層
袋に関する。
あって、しかも段積み時の安定性にすぐれた包装用多層
袋に関する。
従来、米袋、皮袋および肥料等の重包装袋に合成樹脂フ
ィルムが広く利用されている。特に、低密度ポリエチレ
ン（ＬＤＰＥ ）は■引裂強度が良好で、耐寒性がよい
。■フィルム矛；柔らかで、しわになりにくい。■ヒー
トシールに際して低温で行なうことができ、しかもヒー
トシール強度が良いことなどの利点を有しているため、
最も広く利用されている。しかし、低密度ポリエチレン
よりなる袋は、開口性を向上させるだめに静摩擦係数を
小さくすると段積みすべり性が大きくなり、段積み時の
安定性が損なわれ、まだ段積みすべり性を小さくするた
めに静摩擦係数を大きいものにすると、開口性に問題が
あった。この点を改善するため、高密度ポリエチレンを
最内層に用い、低密度ポリエチレンを最外層に用いた包
装用多層袋が提案されだが、このものはヒートシール特
性が悪く満足できるものではなかった。
ィルムが広く利用されている。特に、低密度ポリエチレ
ン（ＬＤＰＥ ）は■引裂強度が良好で、耐寒性がよい
。■フィルム矛；柔らかで、しわになりにくい。■ヒー
トシールに際して低温で行なうことができ、しかもヒー
トシール強度が良いことなどの利点を有しているため、
最も広く利用されている。しかし、低密度ポリエチレン
よりなる袋は、開口性を向上させるだめに静摩擦係数を
小さくすると段積みすべり性が大きくなり、段積み時の
安定性が損なわれ、まだ段積みすべり性を小さくするた
めに静摩擦係数を大きいものにすると、開口性に問題が
あった。この点を改善するため、高密度ポリエチレンを
最内層に用い、低密度ポリエチレンを最外層に用いた包
装用多層袋が提案されだが、このものはヒートシール特
性が悪く満足できるものではなかった。
そこで本発明者らは、前述の如き低密度ポリエチレンの
特性を損なうことなく開口性が良好で、かつ段積み時の
安定性にすぐれた包装用袋を開発すべく鋭意研究したと
ころ、最内層が静摩擦係数０．４０以下の低密度ポリエ
チレンからなシ、最外層が静摩擦係数０．４５以上の低
密度ポリエチレンからなシ、かつ最内層と最外層の静摩
擦係数の差が０，１以上である多層フィルムを用いると
、開口性が良好で、しかも段積み時の安定性にすぐれた
包装用袋が得られるという知見を得だ。本発明はかかる
知見に基いて完成されたものである。
特性を損なうことなく開口性が良好で、かつ段積み時の
安定性にすぐれた包装用袋を開発すべく鋭意研究したと
ころ、最内層が静摩擦係数０．４０以下の低密度ポリエ
チレンからなシ、最外層が静摩擦係数０．４５以上の低
密度ポリエチレンからなシ、かつ最内層と最外層の静摩
擦係数の差が０，１以上である多層フィルムを用いると
、開口性が良好で、しかも段積み時の安定性にすぐれた
包装用袋が得られるという知見を得だ。本発明はかかる
知見に基いて完成されたものである。
すなわち本発明は、最内層が静摩擦係数０．４０以下の
低密度ポリエチレンからなり、最外層が静摩擦係数０，
４５以上の低密度ポリエチレンからなり、かつ最内層と
最外層の静摩擦係数の差が０．１以上である多層フィル
ムを用いたことを特徴とする包装用多層袋を捉供するも
のである。
低密度ポリエチレンからなり、最外層が静摩擦係数０，
４５以上の低密度ポリエチレンからなり、かつ最内層と
最外層の静摩擦係数の差が０．１以上である多層フィル
ムを用いたことを特徴とする包装用多層袋を捉供するも
のである。
本発明において用いる低密度ポリエチレンとしては特に
制限はないが、密度０．９０−０．９４ ｇ／ｃｍ３゜
メルトインデックス（Ｍ Ｉ ） ０．５−５．０．１
９／１０分のものが好ましい。このような低密度ポリエ
チレンとしてはエチレンの単独重合体の他、エチレンと
他成分との共重合体のいずれを用いることもできる。寸
だ、」二記共重合体の例としては（＋１直鎖状低密度ポ
リエチレンであるエチレン−α−オレフィン共重合体を
挙げることができる。この共重合体におけるα−オレフ
ィンとして゛は炭素数４−８個のもの、たとえばブテン
−１，ヘキセン−１゜４−メチルペンテン−１，オクテ
ン−１などがある。なお、これらのなかでもα−オレフ
ィン含量が５−３０モル％以下のものが好ましい。さら
に、上記共重合体の他の例としては（２）エチレン−酢
酸ビニル共重合体がある。エチレン−酢酸ビニル共重合
体のなかでも酢酸ビニル含量が３０モル％以下のものが
好捷しい。
制限はないが、密度０．９０−０．９４ ｇ／ｃｍ３゜
メルトインデックス（Ｍ Ｉ ） ０．５−５．０．１
９／１０分のものが好ましい。このような低密度ポリエ
チレンとしてはエチレンの単独重合体の他、エチレンと
他成分との共重合体のいずれを用いることもできる。寸
だ、」二記共重合体の例としては（＋１直鎖状低密度ポ
リエチレンであるエチレン−α−オレフィン共重合体を
挙げることができる。この共重合体におけるα−オレフ
ィンとして゛は炭素数４−８個のもの、たとえばブテン
−１，ヘキセン−１゜４−メチルペンテン−１，オクテ
ン−１などがある。なお、これらのなかでもα−オレフ
ィン含量が５−３０モル％以下のものが好ましい。さら
に、上記共重合体の他の例としては（２）エチレン−酢
酸ビニル共重合体がある。エチレン−酢酸ビニル共重合
体のなかでも酢酸ビニル含量が３０モル％以下のものが
好捷しい。
本発明においては、最内層に静摩擦係数帆４０以下の低
密度ポリエチレンを用い、最外層に静摩擦係数０．４５
以下の低密度ポリエチレンを用いる必要がある。
密度ポリエチレンを用い、最外層に静摩擦係数０．４５
以下の低密度ポリエチレンを用いる必要がある。
最内層に用いる低密度ポリエチレンの静摩擦係数が０．
４を超えると、袋の開口性が悪化するので好ましくない
。まだ、最外層に用いる低密度ポリエチレンの静摩擦係
数が帆４５未満であると段積みすべり性が大きく、段積
み時に荷崩れし易くなり好ましくない。ただし、段積み
性を良好にし、すべりはじめ角度を大きくするため静摩
擦係数をあまり大きぐすると、自動充填作業が困難とな
つく たり、段積みした場合、その引き降し作業に際して大き
な負荷が必要となるため、通常帆４５以」−０，８−０
，９以下、特に好ましくは０．４５以上０．７以下の静
摩擦係数のものを使用する。
４を超えると、袋の開口性が悪化するので好ましくない
。まだ、最外層に用いる低密度ポリエチレンの静摩擦係
数が帆４５未満であると段積みすべり性が大きく、段積
み時に荷崩れし易くなり好ましくない。ただし、段積み
性を良好にし、すべりはじめ角度を大きくするため静摩
擦係数をあまり大きぐすると、自動充填作業が困難とな
つく たり、段積みした場合、その引き降し作業に際して大き
な負荷が必要となるため、通常帆４５以」−０，８−０
，９以下、特に好ましくは０．４５以上０．７以下の静
摩擦係数のものを使用する。
なお、自動充填機を用いて内容物を充填する場合には、
最内層の静摩擦係数は帆４０以下とすることが必要であ
り、これを手積みするときは最外層の静摩擦係数は０．
４５以上とすることが必要であり、機緘積みするときは
最外層の静摩擦係数は０．５５以上とすることが望まし
い。また、手詰機械を用いて内容物を充填する場合には
、最内層の静摩擦係数は０．３５以下とすることが望ま
しく、これを手積みするときは最外層の静摩擦係数は０
．４５以上とすることが必要である。所望の静摩擦係数
が得られる低密度ポリエチレンはそのまま成形し、その
他の場合はスリップ剤およびアンチブロッキング剤を添
加して所望の静摩擦係数を有する低密度ポリエチレンフ
ィルムを成形する。ここでスリップ剤としては、通常用
いられるスリップ剤を使用することができ、特虻制限は
ない。具体的にはパラフィン、脂肪酸、脂肪酸アミド、
脂肪酸エステル、脂肪酸ケトン、脂肪酸アルコールおよ
び脂肪酸と多価アルコールの部分エステル等が使用され
る。ここで脂肪酸とは飽和および不飽和脂肪酸を含むも
のである。スリップ剤の好ましい例としては、エルカ酸
アミド、オレイン酸アミド、ステアリン酸アミドなどを
あげることができる。アンチブロッキング剤としては、
通常用いられるアンチブロッキング剤が使用でき、特に
制限されない。具体的には、金属石けん、タルク、ンリ
カ等があげられ、特に好ましいものとしてンリカがあげ
られる。
最内層の静摩擦係数は帆４０以下とすることが必要であ
り、これを手積みするときは最外層の静摩擦係数は０．
４５以上とすることが必要であり、機緘積みするときは
最外層の静摩擦係数は０．５５以上とすることが望まし
い。また、手詰機械を用いて内容物を充填する場合には
、最内層の静摩擦係数は０．３５以下とすることが望ま
しく、これを手積みするときは最外層の静摩擦係数は０
．４５以上とすることが必要である。所望の静摩擦係数
が得られる低密度ポリエチレンはそのまま成形し、その
他の場合はスリップ剤およびアンチブロッキング剤を添
加して所望の静摩擦係数を有する低密度ポリエチレンフ
ィルムを成形する。ここでスリップ剤としては、通常用
いられるスリップ剤を使用することができ、特虻制限は
ない。具体的にはパラフィン、脂肪酸、脂肪酸アミド、
脂肪酸エステル、脂肪酸ケトン、脂肪酸アルコールおよ
び脂肪酸と多価アルコールの部分エステル等が使用され
る。ここで脂肪酸とは飽和および不飽和脂肪酸を含むも
のである。スリップ剤の好ましい例としては、エルカ酸
アミド、オレイン酸アミド、ステアリン酸アミドなどを
あげることができる。アンチブロッキング剤としては、
通常用いられるアンチブロッキング剤が使用でき、特に
制限されない。具体的には、金属石けん、タルク、ンリ
カ等があげられ、特に好ましいものとしてンリカがあげ
られる。
本発明においては、必要に応じて上記スリップ剤の１種
またはそれ以上および／またはアンチブロッキング剤の
１種またはそれ以上を選択して用いる。各々の添加量は
用いるスリップ剤あるいはアンチブロッキング剤の種類
、原料のポリエチレンの種類、目的としている静摩擦係
数、成形条件などにより適宜決定され、一義的に決定す
ることは困難であるが、たとえば密度０．９２−０．９
３ｇ／ｃｍ３程度の低密度ポリエチレンにスリップ剤１
００ ３００ ｐｐｍおよびアンチブロッキング剤５０
０−２５００ｐｐｍを添加し、押出機ダイス温度１５０
−２０００Ｃ，吐出量３５−５０ ｋｇ ７時間の条件
で成形を行なうことにより、静摩擦係数が０．４０以下
の低密度ポリエチレンより在るフィルムを得ることがで
きる。
またはそれ以上および／またはアンチブロッキング剤の
１種またはそれ以上を選択して用いる。各々の添加量は
用いるスリップ剤あるいはアンチブロッキング剤の種類
、原料のポリエチレンの種類、目的としている静摩擦係
数、成形条件などにより適宜決定され、一義的に決定す
ることは困難であるが、たとえば密度０．９２−０．９
３ｇ／ｃｍ３程度の低密度ポリエチレンにスリップ剤１
００ ３００ ｐｐｍおよびアンチブロッキング剤５０
０−２５００ｐｐｍを添加し、押出機ダイス温度１５０
−２０００Ｃ，吐出量３５−５０ ｋｇ ７時間の条件
で成形を行なうことにより、静摩擦係数が０．４０以下
の低密度ポリエチレンより在るフィルムを得ることがで
きる。
また、たとえば密度０．９２−０．９３ ｇ／鍜３程度
の低密度ポリエチレンにスリン２剤１００−２００ｐｐ
Ｈ１・およびアンチブロッキング剤５００−１０００１
）ｐＩＴＩを添加し、押出機ダイス温度１５０−２００
°Ｃ２吐出量３５−５０ｋｇ／時間の条件で成形を行な
うことにより、静摩擦係数がｏ、４５以」−の低密度ポ
リエチレンよりなるフィルムを得ることができる。
の低密度ポリエチレンにスリン２剤１００−２００ｐｐ
Ｈ１・およびアンチブロッキング剤５００−１０００１
）ｐＩＴＩを添加し、押出機ダイス温度１５０−２００
°Ｃ２吐出量３５−５０ｋｇ／時間の条件で成形を行な
うことにより、静摩擦係数がｏ、４５以」−の低密度ポ
リエチレンよりなるフィルムを得ることができる。
なふ・、最外層と最内層の静摩擦係数の絶対値は作業環
境や充填機４戒等によって最適要求数値が変わる。たと
えばオートパレタイサ゛−を使用する時は段積みすべり
性は小さいことが要求され、手積みの時は段積みすべり
性はそれ高ど小さくなくともよい。しかしながら、いず
れの場合であっても開１−１性は安水されており、種々
実験の結果１両者の静摩擦係数の差が０．１以上なけれ
ば、充分に本発明の目的を達成できないことが確認され
た。
境や充填機４戒等によって最適要求数値が変わる。たと
えばオートパレタイサ゛−を使用する時は段積みすべり
性は小さいことが要求され、手積みの時は段積みすべり
性はそれ高ど小さくなくともよい。しかしながら、いず
れの場合であっても開１−１性は安水されており、種々
実験の結果１両者の静摩擦係数の差が０．１以上なけれ
ば、充分に本発明の目的を達成できないことが確認され
た。
また、１−記最内層と最外層をイ〕する包装用多層袋の
成形において、必要に応じて中間層を設けることができ
る。中間層として用いる樹脂には特に制限はないが、た
とえば高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体、
塩化ビニリデン樹脂、ナイロン等のガスバリヤ−樹脂、
ポリスチレン、スチレン−フタ’／エンーアクリロニト
リル。
成形において、必要に応じて中間層を設けることができ
る。中間層として用いる樹脂には特に制限はないが、た
とえば高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体、
塩化ビニリデン樹脂、ナイロン等のガスバリヤ−樹脂、
ポリスチレン、スチレン−フタ’／エンーアクリロニト
リル。
ヌチレンーアクリロニトリル等のスチレン系樹脂、塩化
ビニル樹脂等が挙げられ、これらの１種またはそれ以」
二を一層あるいはそれ以上の層として用いることができ
る。
ビニル樹脂等が挙げられ、これらの１種またはそれ以」
二を一層あるいはそれ以上の層として用いることができ
る。
本発明に係る包装用多層袋に用いる上記の如き最外層、
最内層および必要に応じて中間層を有する多層フィルム
の成形方法は特に制限はなく、たとえば多層インフレー
ジョン成形機による多層インフレーション成形、Ｔダイ
を用いる多層共押出。
最内層および必要に応じて中間層を有する多層フィルム
の成形方法は特に制限はなく、たとえば多層インフレー
ジョン成形機による多層インフレーション成形、Ｔダイ
を用いる多層共押出。
各単層フィルムを接着剤により接着させる方法等があげ
られるが、とりわけ多層インフレーション成形によるこ
とが好ましい。このようにして得られた多層フィルムを
一般的方法によりヒートシールして本発明に係る包装用
多層袋が形成される。
られるが、とりわけ多層インフレーション成形によるこ
とが好ましい。このようにして得られた多層フィルムを
一般的方法によりヒートシールして本発明に係る包装用
多層袋が形成される。
なお、フィルムの厚さはその用途や大きさなどにより異
なり一義的に定めることは困難であるが、通常５０−２
５０μである。但し、肉厚が厚いほどすべり易くなるの
で、すベシにくさが最も要求されている米袋では８０−
１００μの厚さのものが好ましく、米袋はどはすべりに
くさを要求されていない重装にあっては１５０−２００
μの厚さとすることが好ましい。
なり一義的に定めることは困難であるが、通常５０−２
５０μである。但し、肉厚が厚いほどすべり易くなるの
で、すベシにくさが最も要求されている米袋では８０−
１００μの厚さのものが好ましく、米袋はどはすべりに
くさを要求されていない重装にあっては１５０−２００
μの厚さとすることが好ましい。
以」二のようにして得られた包装用多層袋は、従来の重
包装用袋に較べて開口性が向上し、段積み性が優れてい
る。しかも、内層および外層に低密度ポリエチレンを用
いているため、ヒートシール性にもすぐれたものである
。本発明に係る包装用多層袋は前記した如く、開口性示
すぐれているため、作業能率が良好であり、まだ保管、
移送に際し段積みした場合には、段積み性が優れている
だめ、落下して破袋するおそれが非常に少ない。このよ
うに、本発明は多種の包装用袋に有効に利用されるもの
である。
包装用袋に較べて開口性が向上し、段積み性が優れてい
る。しかも、内層および外層に低密度ポリエチレンを用
いているため、ヒートシール性にもすぐれたものである
。本発明に係る包装用多層袋は前記した如く、開口性示
すぐれているため、作業能率が良好であり、まだ保管、
移送に際し段積みした場合には、段積み性が優れている
だめ、落下して破袋するおそれが非常に少ない。このよ
うに、本発明は多種の包装用袋に有効に利用されるもの
である。
次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
実施例１−５
最内層樹脂および最外層樹脂として所定の低密度ポリエ
チレンを使用し、スリツゾ剤、アンチブロッキング剤を
所定量添加した後、５Ｑｍｍのスクリュー２台を使用し
てそれぞれ溶融混練した。次イテ、タイス径１５０ ｍ
ｍの二層インフレーション成形機を用いてプｂ−比１．
４の条件でインフレーション成形して肉厚８０μ１幅３
４０ｍｍであって、最内層が静摩擦係数０．４０以下の
低密度ポリエチレンからなり、最外層が静摩擦係数帆４
５以上の低密度ポリエチレンからなシ、かつ最内層と最
外層の静摩擦係数の差が帆１以上である筒状の二層フィ
ルムを得た。この筒状二層フィルムをそのまま扁平に折
９たたみ長さ５６０ｍｍ毎に熱溶着し、熱溶着部の一方
を切断して包装用多層袋を得た。
チレンを使用し、スリツゾ剤、アンチブロッキング剤を
所定量添加した後、５Ｑｍｍのスクリュー２台を使用し
てそれぞれ溶融混練した。次イテ、タイス径１５０ ｍ
ｍの二層インフレーション成形機を用いてプｂ−比１．
４の条件でインフレーション成形して肉厚８０μ１幅３
４０ｍｍであって、最内層が静摩擦係数０．４０以下の
低密度ポリエチレンからなり、最外層が静摩擦係数帆４
５以上の低密度ポリエチレンからなシ、かつ最内層と最
外層の静摩擦係数の差が帆１以上である筒状の二層フィ
ルムを得た。この筒状二層フィルムをそのまま扁平に折
９たたみ長さ５６０ｍｍ毎に熱溶着し、熱溶着部の一方
を切断して包装用多層袋を得た。
この包装用多層袋に米１０ｋｇを充填し、その開口性２
段積み性および運搬用パレットに二段積みおよび五段積
みした場合の袋の縦方向のすべりはじめ角度を測定した
。その結果を第１表に示す。
段積み性および運搬用パレットに二段積みおよび五段積
みした場合の袋の縦方向のすべりはじめ角度を測定した
。その結果を第１表に示す。
実施例６−８
最内層樹脂および最外層樹脂と１２で所定の低密度ポリ
エチレンを使用し、さらに中間層として所定の樹脂を使
用し、スリップ剤、アンチブロッキング剤を所定量添加
した後、５Ｑｍｍのスクリュー３台を使用して、それぞ
れ溶融混練した。次いで、ダイス径１５０闘の三層イン
フレーション成形機を用いてブロー比１．４の条件でイ
ンフレーション成形して、肉厚５０μ１幅３４（Ｈｅ１
ｍであって、最内層が静摩擦係数０．４０以下の低密度
パリエチレンからなり、最外層が静摩擦係数帆４５以上
の低密度ポリエチレンからなり、かつ最内層と最外層の
静摩擦係数の差が０．１以上である筒状の三層フィルム
を得だ。以下、実施例１と゛同様にして包装用多層袋を
得、その物性を測定した。結果を第１表に示す。
エチレンを使用し、さらに中間層として所定の樹脂を使
用し、スリップ剤、アンチブロッキング剤を所定量添加
した後、５Ｑｍｍのスクリュー３台を使用して、それぞ
れ溶融混練した。次いで、ダイス径１５０闘の三層イン
フレーション成形機を用いてブロー比１．４の条件でイ
ンフレーション成形して、肉厚５０μ１幅３４（Ｈｅ１
ｍであって、最内層が静摩擦係数０．４０以下の低密度
パリエチレンからなり、最外層が静摩擦係数帆４５以上
の低密度ポリエチレンからなり、かつ最内層と最外層の
静摩擦係数の差が０．１以上である筒状の三層フィルム
を得だ。以下、実施例１と゛同様にして包装用多層袋を
得、その物性を測定した。結果を第１表に示す。
実施例］−５において、最内層および最外層樹脂の種類
とその添加量を変え、スリップ剤、アンチブロッキング
剤の種類とその添加量を変えて、最内層樹脂あるいは最
外層樹脂の静摩擦係数を変えたこと以外は実施例１−５
と同様にして包装用多層袋を得、その物性を評価した。
とその添加量を変え、スリップ剤、アンチブロッキング
剤の種類とその添加量を変えて、最内層樹脂あるいは最
外層樹脂の静摩擦係数を変えたこと以外は実施例１−５
と同様にして包装用多層袋を得、その物性を評価した。
結果を第１表に示す。
＊１ 低密度ポリエチレン（商品名： ＵＢＥ ２２２
。
。
宇部興産■製、密度０．９２２ ！Ｊ／ｃｎＬ３．メル
トインデックス（Ｍｌ） ２．０ ｇ／ｌ ０分）＊２
低密度ポリエチレン（商品名： ＵＢＥ ０２２ 。
トインデックス（Ｍｌ） ２．０ ｇ／ｌ ０分）＊２
低密度ポリエチレン（商品名： ＵＢＥ ０２２ 。
宇部興産■製、密度帆９２２ ！／α３１Ｍｌ０．８
ｇ７１０分） ＊３ 低密度ポリエチレン（商品名：ペトロセン２０５
、東洋曹達■製、密度０．９２４ ｇ／ｃｍ３゜Ｍ Ｉ
３．０ 、！ｉ’／１０分） ＊４ 線状低密度ポリエチレン（商品名：ウルトゼツク
ス２０２ＯＬ 、三井石油化学■製、密度０．９２０
ｇ／ｃｍ３． Ｍ １２．５ ｇ７１０分）＊５ 線状
低密度ポリエチレン（商品名：ウルトゼノクス３０２１
Ｆ 、三井石油化学■製、密度０．９３０ ｇ／ｃｍ３
． Ｍ Ｉ ２．５ ｊ；ｌ／ ｌ ０分）＊６ 高密
度ポリエチレン（商品名：出光ポリエチレン６４０ Ｕ
Ｆ 、出光石油化学■製、密度０．９５４ ｇ／函３
、ＭＩ Ｏ，０５，！？／１０分）＊７ 商品名：ニュ
ートロン８８日本精化■製＊８ 商品名：ニュートロン
９日本精化■製＊９ 商品名：デノン５Ｌ−１．丸菱油
化■製＊１０ 商品名：ザイロイド２４４．富士デエ
ビソン化学■製
ｇ７１０分） ＊３ 低密度ポリエチレン（商品名：ペトロセン２０５
、東洋曹達■製、密度０．９２４ ｇ／ｃｍ３゜Ｍ Ｉ
３．０ 、！ｉ’／１０分） ＊４ 線状低密度ポリエチレン（商品名：ウルトゼツク
ス２０２ＯＬ 、三井石油化学■製、密度０．９２０
ｇ／ｃｍ３． Ｍ １２．５ ｇ７１０分）＊５ 線状
低密度ポリエチレン（商品名：ウルトゼノクス３０２１
Ｆ 、三井石油化学■製、密度０．９３０ ｇ／ｃｍ３
． Ｍ Ｉ ２．５ ｊ；ｌ／ ｌ ０分）＊６ 高密
度ポリエチレン（商品名：出光ポリエチレン６４０ Ｕ
Ｆ 、出光石油化学■製、密度０．９５４ ｇ／函３
、ＭＩ Ｏ，０５，！？／１０分）＊７ 商品名：ニュ
ートロン８８日本精化■製＊８ 商品名：ニュートロン
９日本精化■製＊９ 商品名：デノン５Ｌ−１．丸菱油
化■製＊１０ 商品名：ザイロイド２４４．富士デエ
ビソン化学■製
Claims (1)
- 最内層が静摩擦係数０．４０以下の低密度ポリエチレン
からなり、最外層が静摩擦係数０．４５以上の低密度ポ
リエチレンからなシ、かつ最内層と最外層の静摩擦係数
の差が０．１以上である多層フィルムを用いたことを特
徴とする包装用多層袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17323982A JPS5962148A (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 包装用多層袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17323982A JPS5962148A (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 包装用多層袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5962148A true JPS5962148A (ja) | 1984-04-09 |
| JPH0212186B2 JPH0212186B2 (ja) | 1990-03-19 |
Family
ID=15956730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17323982A Granted JPS5962148A (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 包装用多層袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5962148A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04163041A (ja) * | 1990-10-24 | 1992-06-08 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 多層フィルム |
| JPH07256838A (ja) * | 1994-03-22 | 1995-10-09 | Sekisui Chem Co Ltd | 柔軟性フィルム |
| JP2007001228A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 多層フィルムおよび袋 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0442090U (ja) * | 1990-08-07 | 1992-04-09 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53134879A (en) * | 1977-04-28 | 1978-11-24 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Production of polyolefin film |
-
1982
- 1982-10-04 JP JP17323982A patent/JPS5962148A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53134879A (en) * | 1977-04-28 | 1978-11-24 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Production of polyolefin film |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04163041A (ja) * | 1990-10-24 | 1992-06-08 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 多層フィルム |
| JPH07121571B2 (ja) * | 1990-10-24 | 1995-12-25 | 出光石油化学株式会社 | 多層フィルム |
| JPH07256838A (ja) * | 1994-03-22 | 1995-10-09 | Sekisui Chem Co Ltd | 柔軟性フィルム |
| JP2007001228A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 多層フィルムおよび袋 |
| JP4729998B2 (ja) * | 2005-06-27 | 2011-07-20 | 住友化学株式会社 | 多層フィルムおよび袋 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0212186B2 (ja) | 1990-03-19 |
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