JPS596194Y2 - 伸縮式防火ダンパ−付通風器 - Google Patents
伸縮式防火ダンパ−付通風器Info
- Publication number
- JPS596194Y2 JPS596194Y2 JP2746780U JP2746780U JPS596194Y2 JP S596194 Y2 JPS596194 Y2 JP S596194Y2 JP 2746780 U JP2746780 U JP 2746780U JP 2746780 U JP2746780 U JP 2746780U JP S596194 Y2 JPS596194 Y2 JP S596194Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- pieces
- cylinder
- ventilator
- predetermined temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、壁厚に応じて伸縮せしめ得る防火ダンパー
付通風器に関するものである。
付通風器に関するものである。
従来のビル用等の通風器は、壁厚に応じて長さの異なる
円筒を各種製作しなければならない欠点があった。
円筒を各種製作しなければならない欠点があった。
この考案は、従来のものにおける欠点を解消するために
提案するものであって、図示の一実施例について説明す
れば、本体は摺動自在の内外2筒体1,2より威り、そ
の内筒1には、その端面又は内面に突縁3を突設し、別
に二分割状に形威したダンパーの両片4,4を、その分
割部において蝶番状に枢軸5に枢支し、その枢軸5を前
記突縁3に近接して固定し、ダンパーの両片4,4はス
プリング6により突縁3に弾接するようにし、ダンパー
の両片4,4の端部に係止片7,7を相対向せしめて固
定し、平常時においては、上記ダンパーの両片4,4が
開口状態に保持されるようにダンパーの両片4,4の係
止片7,7を重合し、該係止片7,7に、両側をハンダ
で接合し所定温度で溶融,分解する保持具8を係合せし
めて、保持するように構威した上記内筒1の外周に、上
記の外筒2を摺動自在に嵌装したものである。
提案するものであって、図示の一実施例について説明す
れば、本体は摺動自在の内外2筒体1,2より威り、そ
の内筒1には、その端面又は内面に突縁3を突設し、別
に二分割状に形威したダンパーの両片4,4を、その分
割部において蝶番状に枢軸5に枢支し、その枢軸5を前
記突縁3に近接して固定し、ダンパーの両片4,4はス
プリング6により突縁3に弾接するようにし、ダンパー
の両片4,4の端部に係止片7,7を相対向せしめて固
定し、平常時においては、上記ダンパーの両片4,4が
開口状態に保持されるようにダンパーの両片4,4の係
止片7,7を重合し、該係止片7,7に、両側をハンダ
で接合し所定温度で溶融,分解する保持具8を係合せし
めて、保持するように構威した上記内筒1の外周に、上
記の外筒2を摺動自在に嵌装したものである。
しかして、外筒2の外端の一部9は内筒1と略同一径に
絞り、段部10を形威して、内筒1の脱出を防止すると
共に壁面の開口に嵌装したときコーキング材等を充填し
て、外筒2を固定すると共に、内筒1の室内側端部も壁
面の開口に釘着するか、又は、壁面との間にコーキング
材等を充填して、内筒を固定するものである。
絞り、段部10を形威して、内筒1の脱出を防止すると
共に壁面の開口に嵌装したときコーキング材等を充填し
て、外筒2を固定すると共に、内筒1の室内側端部も壁
面の開口に釘着するか、又は、壁面との間にコーキング
材等を充填して、内筒を固定するものである。
又、内外筒1,2の摺動伸縮の幅は第1図に示す如くl
からLまでの範囲であって、実施の場合においては、内
筒1の直径寸法を基準として定められる。
からLまでの範囲であって、実施の場合においては、内
筒1の直径寸法を基準として定められる。
即ち、壁厚が小さいときは、通風筒の内簡の直径は小さ
くなり、壁厚が大きいときは通風筒の内筒の直径は大き
くなることを通例とするからである。
くなり、壁厚が大きいときは通風筒の内筒の直径は大き
くなることを通例とするからである。
一例を上げれば、内簡の直径が100mmの場合は、l
−140mm L = 240 mmとし、内簡の直径
が150mmの場合は、l=150mm L=260m
m位とすれば、各種のコンクリート造建造物の壁厚に、
内外筒1,2の摺動伸縮により調節して適合せしめ、壁
の開口に嵌装することができる。
−140mm L = 240 mmとし、内簡の直径
が150mmの場合は、l=150mm L=260m
m位とすれば、各種のコンクリート造建造物の壁厚に、
内外筒1,2の摺動伸縮により調節して適合せしめ、壁
の開口に嵌装することができる。
この考案に係る通風器は、通常は通風口とじて作用する
ものであるが、火災等により内外の気温が上昇し、所定
温度に達すれば、ダンパーの両片を保持している保持具
の両片を接合しているハンダが溶融して保持具8は分解
し、ダンパーの両片は、スプリング6により内筒1の突
縁3に弾接して通気口は閉塞され、防火ダンパーとして
の作用をするものである。
ものであるが、火災等により内外の気温が上昇し、所定
温度に達すれば、ダンパーの両片を保持している保持具
の両片を接合しているハンダが溶融して保持具8は分解
し、ダンパーの両片は、スプリング6により内筒1の突
縁3に弾接して通気口は閉塞され、防火ダンパーとして
の作用をするものである。
この考案は、叙述せる如く各種の壁厚に対して内外筒体
1,2を摺動して壁厚に一致せしめ、壁に設けた開口に
嵌装して使用することができるので、従来の如く壁厚に
合せてー々筒体を製作する等煩雑な手数を要せず、又、
火災等により、内外の気温が所定温度以上に上昇したと
きは、直ちにダンパーが閉塞して火焔及び煙の侵入を遮
断することができるものであって、実用上極めて顕著な
効果を発揮するものである。
1,2を摺動して壁厚に一致せしめ、壁に設けた開口に
嵌装して使用することができるので、従来の如く壁厚に
合せてー々筒体を製作する等煩雑な手数を要せず、又、
火災等により、内外の気温が所定温度以上に上昇したと
きは、直ちにダンパーが閉塞して火焔及び煙の侵入を遮
断することができるものであって、実用上極めて顕著な
効果を発揮するものである。
図面は、この考案の一実施例を示すものであって、第1
図は縦断面図、第2図は内面図である。 符号説明 1・・・・・・内筒、2・・・・・・外筒、
3・・・・・・内筒の突縁、4・・・・・・ダンパーの
両片、5・・・・・・枢軸、6・・・・・・スプリング
、7・・・・・・係止片、8・・・・・・保持具、9・
・・・・・外筒の一部、10・・・・・・段部。
図は縦断面図、第2図は内面図である。 符号説明 1・・・・・・内筒、2・・・・・・外筒、
3・・・・・・内筒の突縁、4・・・・・・ダンパーの
両片、5・・・・・・枢軸、6・・・・・・スプリング
、7・・・・・・係止片、8・・・・・・保持具、9・
・・・・・外筒の一部、10・・・・・・段部。
Claims (1)
- 筒体内部に該筒体を閉塞する方向に附勢されたダンパー
を設け、平常時には該ダンパーが開口状態を保持するよ
うに、所定温度で溶融する保持具で係止して戊る防火ダ
ンパー付通風器において、上記の筒体を内外2筒1,2
で摺動自在に形威し、該内筒1の内側に枢支した二分割
状のダンパーの両片4,4に、係止片7,7を相対向せ
しめて固設し、平常時においては、上記ダンパーの両片
4,4が開口状態に保持されるようにダンパーの両片4
,4の係止片7,7を重合し、該係止片7,7に所定温
度で分解する保持具8を係合せしめてダンパーの両片4
,4を保持するようにした内筒1の外周に、摺動自在に
外筒2を嵌装したことを特徴とする伸縮式防火ダンパー
付通風器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2746780U JPS596194Y2 (ja) | 1980-03-03 | 1980-03-03 | 伸縮式防火ダンパ−付通風器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2746780U JPS596194Y2 (ja) | 1980-03-03 | 1980-03-03 | 伸縮式防火ダンパ−付通風器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56130641U JPS56130641U (ja) | 1981-10-03 |
JPS596194Y2 true JPS596194Y2 (ja) | 1984-02-25 |
Family
ID=29623434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2746780U Expired JPS596194Y2 (ja) | 1980-03-03 | 1980-03-03 | 伸縮式防火ダンパ−付通風器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596194Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58188054U (ja) * | 1982-06-07 | 1983-12-14 | 鹿島建設株式会社 | カセツト式防火ダンパ装置 |
-
1980
- 1980-03-03 JP JP2746780U patent/JPS596194Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56130641U (ja) | 1981-10-03 |
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